【鬼滅の刃】ネタバレ最新!特別読切!炎柱・煉獄杏寿郎の初任務!? | 漫画コミック考察ブログ

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【鬼滅の刃】ネタバレ最新!特別読切!炎柱・煉獄杏寿郎の初任務!?

鬼滅の刃特別読切ネタバレ最新考察感想
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この記事を読むとわかること
  • 煉獄は父の言葉に傷つく
  • 千寿郎の夢を支える煉獄
  • 煉獄が鼓膜を破り勝利!

『鬼滅の刃』劇場版公開記念で掲載された特別読切です。

週刊少年ジャンプ2020年44号に掲載されました。

劇場版は無限列車編!

無限列車編で大活躍する煉獄杏寿郎にスポットをあてた読切です。

これは煉獄がまだ炎柱になる前の物語。

初任務に挑む煉獄の前に立ちはだかるものとは?!

 

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『鬼滅の刃』特別読切!のネタバレ

それでは『鬼滅の刃』特別読切!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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父の言葉

「お前も千寿郎も大した才能はない。くだらん夢を見るな。炎柱は俺の代で終わりだ」

「お前は炎柱になれない」

父はまだ少し幼さの残る煉獄に無情な言葉をぶつけました。

煉獄は言い返すこともなく、去っていく父を見つめていました。

ふと庭を見ると、一生懸命に剣を振るう千寿郎の姿が見えます。

煉獄はその様子を見て思いました。

誰もが才能を認める人でなければ夢を見ることも許されないのだろうか?

強烈な才能を持たない者の夢を叶える努力や、誰かの力になりたいと思うその心映えには、なんの価値もないのだろうか?

答えはわかっているはずです。

“そんなことはない”

それでも、煉獄は尊敬していた父の変わり果てた姿と言葉に、傷ついていたのではないでしょうか…。

 

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「頑張ろう」が素直に言えなくて

煉獄は訓練に打ち込む千寿郎を激励します。

千寿郎の嬉しそうな顔がとてもかわいいですね!

「俺はこれから初任務に向かう。その間 千寿郎は家を守っていてくれ!!」

煉獄らしく、突っ走っていく後ろ姿に千寿郎は大声で呼びかけました。

「俺きっと兄上みたいになります」

その言葉に煉獄は振り返りました。

その言葉は…煉獄にとって聞き覚えのある言葉だったのです。

「俺、貴方みたいになりたいです」

かつてそう言ったのは、最終戦別に共に臨んだ同い年の男です。

鬼におられた刀を震える手で握り締めていました。

「一緒に頑…」

その時、いつもならスルリと言えるはずの”頑張ろう”が一瞬詰まって出てこなかったのです。

それは、どうしてか彼が死んでしまいそうだったから。

血を流す彼の姿が頭に浮かんでしまったから。

煉獄にはすでに力のある者、ない者がハッキリ見えるようになっていたのです。

 

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父の気持ち

最終戦別で共に戦ったその男のことを思い出した時、煉獄は父の言葉の意味も考えました。

もしかしたら父の冷たい言葉は”死なせたくない”という親心だったのでは?

父の気持ちは父にしかわからないけれど…。

煉獄の父は炎柱(この頃はまだ現役と思われる)、煉獄同様、人の力量を推し量ることは容易でしょう。

煉獄の父は始まりの剣士・縁壱の才能に打ちのめされていました。

縁壱と比べれば自分はもちろん息子だって到底敵わない…。

だから縁壱ですら倒せなかった無惨を自分たちが倒すことは難しい、と諦めていたのかもしれません。

愛する妻を失い、息子たちまで失うのは耐えられないと考えていたのかもしれません。

 

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初任務の先で待つもの

煉獄が向かった先には鬼がいました。

鬼の足元には仲間たちの遺体が転がっています…。

その数9つ。

この鬼に襲われた子供たちを救うため、犠牲になった仲間たちでした。

その中には、最終戦別で共に戦った彼もいました…。

1人だけ生き残っている子供がいました。

もう死んでいると思われる隊員が守るように抱きしめています。

父がよく言っていた言葉が頭をよぎります。

『つい先日 笑い合った仲間が死ぬのはよくある話』

『鬼の言動には反吐が出る』

その言葉の意味が、煉獄にはよく分かりました。

煉獄は目を見開き怒りました。

 

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鬼との戦い

鬼は笛を扱い、獰猛な犬を出現させました。

さらに鬼の笛の音には神経を狂わせる能力があります。

煉獄は耳を塞いでいるため、剣を振ることができずにいました。

鬼はそれを見逃すわけもなく、煉獄に向けて犬を放ちます。

手が使えない煉獄は、犬が向かってくる僅かな間に考えていました。

今、この時、自分が何をするべきか?

その刹那で選び取ったものがその人を形作っていくのです。

だからこそ、目の前に転がる隊員の1人1人が選び取ったものを尊いと感じていました。

“誰かの命を守るため精一杯戦おうとする人は、ただただ愛おしい”

“清らかでひたむきな想いに才能の有無は関係ない”

ここに眠る隊員たちは皆、目の前にいる幼い子供を守るため、勝てないとわかったとしてもどうしてもそうせずにいられなかっただけなのです。

煉獄にかつて「貴方みたいになりたい」といった彼も、犬に噛まれながらも守り抜こうとしました。

それが、その瞬間に選んだ”魂の叫びだっただけ”

そうだろう みんな?

煉獄は心の中で語りかけました。

 

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煉獄の勝利!

煉獄のはなった技は炎の獣を型取り、鬼の犬と鬼本体を一気に両断しました。

鬼は一瞬理解できないといった顔をしました。

耳から手を離せば体は自由を失うはずだからです。

実は煉獄、耳を手で押さえたときに自分で鼓膜を破っていたのです。

煉獄が到着したとき、まだ息のあった隊員が指文字で鬼の能力を示してくれていました。

煉獄はその断片的な情報から戦法を考え、見事に勝利しました。

「糞っ!儂はこれから十二鬼月に…!」

鬼は醜くわめきながら消えていきました。

 

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心に火が灯る

煉獄は助かった子供を抱きしめ、安心させます。

それから…亡くなった隊員の元へと向かいました。

“みんなのお陰で命を守れた。ありがとう 最後まで戦ってくれて”

“自分ではない誰かの為に 助けてくれてありがとう”

“君たちのような立派な人に いつかきっと俺もなりたい”

この時、煉獄の心に火が灯りました。

煉獄はその後、炎柱にまで昇りつめることになります。

この時、灯った心の火は消えることなく、最後まで誰かの為に戦う剣士であり続けました。

そして、その火は炭治郎たちに引き継がれていくことになります。

「心を燃やせ」

煉獄が遺した言葉は力となり、最後には無惨にも届くことになるのです。

 

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『鬼滅の刃』特別読切のまとめ

煉獄杏寿郎がまだ一隊員だった頃の初任務を描いた特別読切でした。

炭治郎たちが出会った煉獄はこの初任務があっての煉獄だったんですね。

例え才能がなくとも努力する人を認める優しい煉獄は昔からみんなの憧れだったようですね!

名前も出てこなかった最終戦別での同期は、煉獄の心に火を灯した1人です。

彼の存在がなければ、もしかして無惨にも勝てていなかったかも?

そう考えると、どんな人にもものすごい力があるんだと思わされます。

今回読み切りで主役となった煉獄が大活躍する『鬼滅の刃』劇場版・無限列車編も楽しみすぎますね!

この記事のまとめ
  • 煉獄の父の無情な言葉
  • 千寿郎の夢を支える煉獄
  • 初任務での仲間の遺体
  • 煉獄の勝利の瞬間
  • 努力と心の火を灯す煉獄
  • 煉獄の成長と影響力
あいり
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