【薬屋のひとりごと】キャラの魅力が立っていることも作中の見どころの1つ!メインキャラクターまとめ!! | 漫画コミック考察ブログ

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【薬屋のひとりごと】キャラの魅力が立っていることも作中の見どころの1つ!メインキャラクターまとめ!!

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この記事を読むとわかること
  • 猫猫は無能を装っているが、実は学のある養父に育てられた
  • 壬氏は猫猫に恋心を抱いており、猫猫にアピールするも相手にされない
  • 皇帝は後宮に堂々と入れる唯一の男性であり、豊かな肢体を持つ女性が好み

「薬屋のひとりごと」には多くの魅力的なキャラクターが登場します。

 

個性的なキャラクターが繰り広げる事件の数々は見どころ満載です。

作中を彩るメインキャラクターについてまとめてみました!

 

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【薬屋のひとりごと】あえて無能を装っていた猫猫

猫猫は「薬屋のひとりごと」の主人公です。

薬と毒が大好きな17歳です。

 

もともと花街で薬屋として暮らしていましたが、運悪く薬草採取で外出したときに人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされてしまいます。

猫猫を攫った男たちは、猫猫を”娘”として売っていました。

 

そして猫猫の給金の一部は”実家”への仕送りという形で人攫いをした男たちの懐に入っていたのです。

猫猫はとにかくこれが気に入りません。

 

人攫いで売られた挙句、稼いだお金の一部を奪われてるなんて!

だから猫猫はせめてもの抵抗で、人攫いたちに入るお金を減らしたいと考えていました。

それが無能を装うことです。

 

猫猫は学のある養父・羅門に育てられた為、字の読み書きができることはもちろん、大好きな薬や毒の知識も相当あります。

もちろん後宮ではそれらをあえて見せていません。

 

無能を装い、大人しく決められた期間をやり過ごすこと。

これが猫猫にできる精一杯の抵抗だったのです。

でも結局、好奇心と正義感からお世継ぎ連続死事件の原因を突き止めてしまうことに…。

 

結果、壬氏に目をつけられ字が書けることも薬や毒の知識が豊富なこともバレてしまいます。

そのまま玉葉の侍女として出世を果たすことになります。

 

猫猫の抵抗もここまで?!と思われましたが、猫猫の気持ちを汲んだ侍女頭の紅娘が粋な計らいをしてくれたのです。

紅娘は水差しをわざと落として壊し、水差しの弁償費用は”猫猫の仕送り分から引いておく”ことにしてくれたのです。

猫猫は無能という仮の姿を捨て、玉葉の侍女として毒見役をしながら様々な事件を解決していくことになります。

 

薬と毒オタクっぷりにドライすぎる性格、さらに超絶イケメンが側に居るのに恋にまるで目覚めていない猫猫。

他の主人公にはない魅力がたくさん詰まっているのです。

 

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【薬屋のひとりごと】全く振り向く気配のない猫猫をどうにか落とそうとしている壬氏

壬氏はもう1人の主人公とも言えるキャラクターです。

後宮を管理する24歳の麗しい宦官、ということになっています。

(実際は宦官のフリをしている19歳で、壬氏というのも仮の名前です。)

 

非常に美しい見た目と蜂蜜のように甘い声を持つ美青年です。

壬氏はその美しさゆえ、今まで女官や妃はもちろん、武官(男)にさえ迫られた経験を持っています。

 

誰もが自分の虜になる中、蛞蝓を見るような視線を向けてくる猫猫に壬氏は衝撃を受けました。

悦に浸りながら従者の高順に報告するほど。

 

壬氏はマゾ体質のようですw

最初は興味本位で猫猫に近づいた壬氏でしたが、それは恋に変わっていきます。

 

しかし…!

相手は薬と毒にしか興味がない猫猫です。

壬氏は園遊会で簪をあげたり、色目を使ったりとあの手この手で猫猫にアピールしますが…。

 

猫猫は李白の簪を使うし、色目に対しては蛞蝓のような目をむけるだけです。

壬氏自身も笑顔一つで相手を自分の虜にしてきた過去を持つ為、恋する相手へのアピールはド下手。

 

猫猫の性格もあって2人の関係はほぼ変化なしですw

むしろ、表向き宦官という立場である壬氏に猫猫は気を遣っている様子…。

 

猫猫に男として意識してもらうためには、本来の姿を教えることが第一歩になりそうです。

 

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【薬屋のひとりごと】後宮に堂々と入れる唯一の男性の皇帝

皇帝は立派な髭を生やし、豊かな肢体を持つ女性が好みの好色家です。

先帝の幼児趣味を嫌っているため、まだ幼い里樹に対しては手を出していません。

 

玉葉が妊娠しても通う頻度は変えず会話を楽しんだり、梨花がおしろいの毒で体調を崩せば猫猫を派遣させたり、情にも厚い性格をしています。

現在34歳ですが、東宮時代10年以上を阿多だけを妃としており、一途な一面を持っています。

 

皇帝に即位してからは子を成すことも役目の一つであり、後宮に足を運ぶようになりました。

後宮は”帝の子を成すための女の園”です。

 

その目的通り、後宮では間違いは許されません。

よって男は一切立ち入り禁止。

 

後宮に入れる男性は皇帝本人とその血縁者のみと決められています。

あとは男としての機能を失った元男性の宦官のみです。

 

皇帝には歳の離れた弟がいますが、病弱で滅多に姿を表すことはありません。

つまり皇帝は後宮に堂々と入れる唯一の男性と言えるのです。

 

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【薬屋のひとりごと】伝説の侍女として扱われている壬氏の母的存在の水蓮

水蓮は壬氏の数少ない侍女の1人。

50代にして広い壬氏のいる棟を一人で切り盛りしています。

 

壬氏の本来の立場を知る数少ない人物でもあります。

水蓮はもともと現在の皇帝を幼くして身籠った皇太后の侍女でした。

 

当時の宮中は先帝の母である女帝が大きな力を持っていました。

先帝の幼女趣味をよく思っていない女帝からしたら、妊娠までした幼い皇太后は邪魔な存在だったのかもしれません。

 

立場も弱く年若い当時の皇太后を、水蓮は必死で守り抜きました。

このことから水蓮は伝説の侍女とも呼ばれているのです。

 

現帝のことはもちろん、壬氏のことも生まれた時から見守ってきた水蓮は壬氏の母親代わりと言ってもいい存在なのです。

ただし食事の世話から朝の支度まで水蓮だけでこなしてきたのには、他にも理由があるようです。

 

実は過去にも人を増やそうとしたことがありました。

ところが…壬氏の美しさにのぼせてしまい仕事にならなかったり、下着が無くなったり、逆に増えたり(しかも人毛で縫ってある)…。

 

猫猫はようやくやってきた長続きしそうな侍女として、水蓮にも期待されているのです。

 

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【薬屋のひとりごと】見かけも人格も美しい帝の妃である五人

皇帝には見かけも人格も美しい上級四妃がいます。

 

1人目は玉葉妃。

翡翠宮に住み”貴妃”の位を授けられています。

19歳にして1児(鈴麗)の母でもあります。

非常に賢く、柔軟な考えの持ち主で、おしろいによるお世継ぎ連続死事件では猫猫の忠告を素直に聞き入れ、鈴麗の命も救っています。

皇帝の寵愛を1番受けており、後に東宮となる息子も出産し、皇后位に就くことになります。

 

2人目は梨花妃。

水晶宮に住み”賢妃”の位を授けられています。

皇帝の妃としての気品にあふれ、特にメロンと形容される美胸を持った23歳です。

皇帝との間に東宮となる息子がましたが、おしろいによる毒で亡くしています。

(この時は侍女が猫猫の手紙を捨てていました)

 

自身もおしろいによる毒で衰弱しましたが、皇帝の命を受けた猫猫の献身によって回復します。

この件で自信を失いかけていましたが、猫猫の花街仕込みの秘策を伝授された結果、皇帝の寵愛も無事取り戻し、再び東宮となる息子を出産します。

 

3人目は里樹妃。

金剛宮に住み”徳妃”の位を授けられています。

元は先帝の妃として9歳のときに後宮にやってきましたが、阿多に守られ、先帝のお手つきになることはありませんでした。

 

先帝が崩御した後、出家し改めて現帝の妃として後宮に入るという異例な経歴の持ち主でもあります。

つまり阿多とは元嫁姑関係ではありますが、2人の仲はとても良好です。

熟れた果実にしか興味を抱かない皇帝はまだ14歳と幼い里樹へのお手つきはなく、妃としての務めをまだ果たしていません。

 

また、その異例な経歴から侍女からは蔑まされ、いじめにあったりと不幸な体質の少女なのです。 

 

4人目は阿多妃。

柘榴宮に住み”淑妃”の位を授けられていました。

皇帝の1歳年上の35歳で、皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に唯一の妃となりました。

 

皇帝が東宮妃時代に最初の子である息子を出産しましたが、タイミングが悪く皇太后の出産と重なってしまいます。

この時、皇太后の出産が優先された為、医師の手が足りず、子宮を失い、子どもの生めない身体となってしまいます。

その上、息子まで乳児期に亡くすことに…。

 

皇帝の計らいで、子供が産めない体になっても淑妃として後宮に止まり続けていましたが、35歳という年齢を前についに別の妃に淑妃の位を譲ることになりました。

凛とした中性的な雰囲気を持ち、美しい顔は壬氏によく似ています。

 

…実は壬氏の母であるという可能性が非常に高い阿多。

その為か、皇帝の愛情か、淑妃を譲り後宮を出た後も離宮で暮らし皇帝の相談役を勤める異例の措置を取られてきます。

 

5人目は楼蘭妃。

阿多に代わり柘榴宮に入った新”淑妃”です。

猫猫と同い年の17歳。

会うたびに別人のようにかんじるほどの派手な化粧と衣装で着飾ることで素顔も雰囲気も分かりにくく、皇帝も楼蘭に会うたびに困惑しています…。

 

でもそれが楼蘭の狙いでした。

自分が誰かわからなくし、侍女を影武者に見立て、別人として後宮内で活動していたのです。

楼蘭の父・子昌は宰相まで務める地方の豪族で、母・神美は先帝の上級妃でしたが家臣である子昌に下賜されています。

 

猫猫は(後宮の調和を崩せる人物には見えないが)と感想を持っていました。

それもそのはず、楼蘭は妃としての役割を果たすためではなく、子一族として、大きな使命を持って後宮に送り込まれたのですから…。

 

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【薬屋のひとりごと】その真の正体は猫猫の父親?漢羅漢

漢 羅漢は”変人軍師”の異名を持つ男で、軍での位は将軍です。

ボサボサの髪に狐目に片眼鏡実を付けた出立ち。

碁と将棋がめっぽう強いという特徴を持っています。

 

ところが、生まれつき人の顔を認識できない障害を持っており、両親からは冷遇されてきました。

叔父である羅門だけが羅漢の隠された力を見抜いていました。

 

それはその人間の持つ特性や役割が将棋の駒として認識される、という能力です。

この力のおかげで、将軍としての仕事にハズレはなく、正確な人員配置を行うことができました。

 

緑青館の妓女である鳳仙だけは人として顔の認識ができ、2人の間には猫猫が生まれています。

つまり…羅漢は猫猫の実父なのです。

が、運悪くそのタイミングで羅門が失脚し、仲の良かった羅漢も遊説を命じられてしまいます。

 

しかもすぐに戻れるはずが3年も経ってしまったのです。

その間に羅漢に捨てられたと思った鳳仙は狂い、病に冒されてしまいます。

 

猫猫は羅門の養女となっていました。

猫猫の存在を知った羅漢は、猫猫に度々会いにくるようになりますが…猫猫は毎度やり手ババァに殴られ血だらけになって近づいてくる羅漢を幼心に恐怖の対象として見ておらず、17歳になった今でも苦手意識が強く残っています。

 

羅漢は鳳仙のことも娘である猫猫のことも愛しているのですが、愛情表現に難があるため、未だに受け入れてもらえない悲しい父なのです。

(同じ父として、高順だけは少し同情してくれている模様)

鳳仙ことを17年越しに取り戻した羅漢。

 

猫猫に受け入れてもらえる日は来るのでしょうか?

 

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まとめ

薬と毒にしか興味のない猫猫、イケメン宦官のフリをしている壬氏。

主人公たちの設定だけでも他の作品ではなかなか見ない魅力的なキャラクターですよね。

 

周りを固める皇帝や上級妃たちもそれぞれがしっかりとした魅力を持っています。

一人一人にドラマがあり、猫猫と壬氏が次々と巻き起こる事件に向き合い、解決させていきます。

 

「薬屋のひとりごと」は魅力あふれるキャラクターが大活躍する作品なのです。

今後も新キャラが出てくる度に面白さも加速していきそうですね!

 

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