門(ゲート)を通じて侵略する近界民(ネイバー)。
その脅威から人々を守るのが境界防衛機関「ボーダー」です。
近界最大の軍事国家アフトクラトルの大規模侵攻を退けたボーダーですが、多くのC級隊員が攫われてしまいました。
隊員奪還のため近界への遠征計画が発表される中、玉狛支部に所属する三雲修は、空閑遊真、雨取千佳とチームを結成。
ここに三雲隊こと「玉狛第2」が誕生するのでした。
目次
【ワールドトリガー】玉狛第2所属隊員のまとめ
まずは隊長の三雲修です。
ポジションはシューター。
他人を助けるために自己犠牲を厭わない信念の持ち主です。
その正義感に“メガネクン”と親しみを込める人もいれば、甘い理想に“メガネ”と見下されることも。
一般人より低いトリオン量ながらも、創意工夫で並み居る上位ランカーたちと戦います。
隊のエースは、修の相棒である空閑遊真。
異世界から来た近界民(ネイバー)の正体は、自身が父の形見による“黒(ブラック)トリガー”です。
しかも、本来の遊真の肉体は指輪の中に封印され、日々死に近づいています。
父:有吾と近界で戦い続けた経験を生かして、トリッキーな動きで相手を翻弄。
接近戦ではA級隊員にも勝る白い悪魔です。
「人の嘘を見抜く」サイドトリガーを保有しています。
スナイパーは、修の幼馴染である雨鳥千佳。
常人の数倍以上のトリオン量を有する、別名「トリオンモンスター」。
初練習ではアイビスで基地の壁に大穴を空け、いざ戦闘となれば地形を変えるほどのド派手な破壊力で戦局を一転させてしまいます。
人が撃てないという致命的な弱点を抱えますが、選抜隊員となり兄や友人の捜索を目標に頑張ります。
オペレーターは、宇佐美栞。
玉狛第1と第2の両方を兼務します。
同じメガネ同士もあってか修への面倒見がよく、千佳には姉のように優しく接します。
たまに何やら好からぬことを妄想しますが、トリガーに関する知識は一級品。
勿論、オペレーターとしても非常に優秀です。
【ワールドトリガー】そもそもランク戦って何?
ランク戦とはボーダー隊員同士の模擬戦。
その勝敗でポイントをゲットしたり、負ければ失ったりします。
C級からB級昇格への条件は4,000ポイント以上が必要です。
次のB級ランク戦は、ボーダーの主力であるB級隊員100名によるチームバトル。
1チームは1~4名(オペレーター除く)。
1試合は三つ巴、または四つ巴のチーム戦で行われます。
対戦相手の隊員を倒せば1点。
最後まで生き残るとボーナスとして2点。
戦いのマップは、対戦カードで一番ランクの低い隊が自由に環境を設定できます。
B級の上位2チームが、A級のランク戦に出場出来ます。
三雲隊の参戦により、全21チームが集うB級ランク戦がいよいよ始まります。
【ワールドトリガー】デビュー戦は大量ポイント!B級の風雲児チーム出陣!
B級ランク戦ROUND1
大事な三雲隊の初戦。
大規模侵攻時のケガが回復しないため隊長の修が欠場。
遊真と千佳の2人で戦うという異例なデビュー戦となりました。
相手は間宮隊と吉里隊のB級下位チームです。
それでも遊真は吉里隊を瞬殺。
間宮隊も千佳の砲撃に吹き飛ばされると、最後は遊真に倒されてしまいます。
圧倒的な差で他のチームを退け、いきなりの8ポイントの獲得です。
B級ランク戦ROUND2
相手は全員がスナイパーの荒船隊と中距離戦が得意な諏訪隊です。
修は一見するとスナイパー有利のマップを選択しますが、連日遅くまで練った作戦と嫌な位置取りにより、諏訪と荒船は徐々に不利な展開に追い込まれて行きます。
荒船は遊真に両脚を切断されてトリオン膨大漏出。
修は遊真を囮にして諏訪をアステロイドで撃ち抜くのでした。
6ポイントの獲得です。
B級ランク戦ROUND3
今度は女子のみで編成される那須隊、№4アタッカー村上の所属する鈴鳴第一です。
河川敷の暴風雨という悪天候ステージで各隊のエースが奮戦。
村上と熊谷のバトルについて語る太刀川は、自身の名セリフに数えられます。
強化睡眠記憶というサイドエフェクトで脅威の学習能力を誇る村上でしたが、最後は初の水中戦で遊真が勝利。
4ポイントの獲得です。
【ワールドトリガー】B級上位の壁!ランク戦で初の敗北!!
B級ランク戦ROUND4
勝利を重ねていく玉狛第2でしたが、その活躍は遊真のずば抜けた戦闘センスがあってこそ。
点を取れるシューターを目指すべく、修は嵐山隊に師事し、太刀川隊の唯我を相手に100勝を目標に訓練を繰り返します。
しかしながら、B級上位は強かった。
B級トップ二宮隊。2位の景浦隊、元A級の東隊との初の四つ巴戦。
隊としての総合力不足が露呈する形となりました。
修は東の壁打ちスナイプにより為すすべなくベイルアウト。
1ポイントの獲得に留まり、三雲隊は初の敗北を喫するのでした。
【ワールドトリガー】新たな戦術スタイルで躍進する!
B級ランク戦ROUND5
風間から隊長の務めを果たせと厳しい激励を受ける修。
香取隊と柿崎隊との戦いでは、木虎直伝によるワイヤー状のトリガー“スパイダー”が場を支配します。
千佳によるレッドバレット初見殺しと遊真との連携。
三雲隊の新戦術が上手く機能して、大量の7ポイントを獲得しました。
修自身も2点を取る活躍をします。
B級ランク戦ROUND6
4位に躍進した玉狛第2の大勝負は、大雑把な作戦ながらも3位をキープする生駒隊と、走れる部隊でオッサムこと修に的を絞る5位の王子隊。
どちらもB級上位の常連です。
ワイヤー戦法の封じ込めにかかる両チームに苦戦する玉狛第2。
それでも修は頑張ってワイヤー陣を完成させますが、王子に捕捉されて撃墜。
エリア外では千佳と隠岐。
空地での戦いは、水上を横取り返した王子が参戦して、生駒、遊真との乱戦が開始。
遊真は王子と隠岐を倒しますが、弧月により生駒に落とされてしまいます。
千佳が自らベイルアウトして、結果は玉狛第2が辛うじて勝利。
運の良さもあり貴重な4点を獲得しましたが、実力的に遊真がいない箇所が穴になるため、前衛を張れるもう一人が必要であることを痛感します。
ここまでの三雲隊は、第6戦を終了した時点で累計30ポイントを獲得。
第4戦で一度は8位まで順位を落としたものの、暫定4位に急上昇して順位を何とか維持。
トップ2の背中に手がかかるところまで到達したのです。
【ワールドトリガー】ヒュースの加入で玉狛第2はさらに進化する!
玉狛第2を強くするため、迅を追加メンバーにスカウトする修。
しかしながら、迅はより相応しい人物がいると修にアドバイスをします。
その適任者とは、異世界アフトクラトルの元幹部:ヒュースのことでした。
こちらの世界に置き去りにされた不遇の戦士でありながらも、母国に恨みはないヒュース。
ヒュースの入隊条件として、アフトクラトルに帰国するまでガイド役を提示する修。
これに対して、城戸指令は莫大なトリオン量を持つ千佳を「機関員」として同行することで入隊を許可します。
早速ボーダーに入隊したヒュースは、その桁違いの実力で即座にB級へと昇級。
玉狛第2の新メンバーとして合流を果たすのでした。
まとめ
B級2位までもう少し。
しかし、残りのランク戦はあと2戦しかありません。
ヒュースの加入により、遊真とのダブルエースとなった三雲隊。
上位チームにはどの隊にもA級レベルが所属しているため、激闘は必至の様相です。
未見の方はアニメ第3期を楽しみに。
結末を早く知りたい人は、原作165話からのストーリーにトリガー起動(オン)!
