7年前、凪が告白した相手・あいは、その返事をするためにやってきました。
「凪ちゃんと結婚するために戻ってきました!!」
凪も思い出します。
幼い日のあいは『お返事は次に会った時にするから!』と言っていたことを…。
でも、さすがに告白→結婚になっていることは飛躍のしすぎでしょう。汗
あいの告白に凪はどう答えるのでしょうか?!
それでは第67話『送り届けてくれますか?』の考察を始めていきます。
目次
『カッコウの許嫁』67話!のネタバレ
それでは『カッコウの許嫁』67話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
誠意には誠意で返すべし!
伝えたいことを伝え切ったあいは、凪の返事を聞くことなく、礼儀正しくお辞儀をして家を出て行きました。
あいの独特な空気感にエリカは困惑気味ですw
しかし、あいに恋をしていた凪にはわかるようです。
「変わってないな あいちゃんらしいと言うか…」
エリカには理解できませんが、凪には今すべきことがわかっていました。
誠意を持って7年考えてきた答えをぶつけてくれたあいに、凪がすべきことはたった一つです。
「海野家家訓 誠意には誠意で返すべし!!」
凪はあいにプロポーズの返事をするために家を出て行きました。
2人の世界
あいの冗談みたいな7年越しの返事(というかプロポーズ)に、本気で向き合うべく家を出て行った凪。
残されたエリカと幸…。
幸は思い出していました。
凪とあいは昔からそんな感じの2人だったのです。
「理解できない思考のやりとりってやつ!!」
凪があいに惹かれたのは、多分エリカや幸にはないちょっと変わった思考回路を持っていたからでしょう。
幸が言うように凪自身も幸には理解できない理屈っぽいところがあり、あいに似ているところがありますからね!
エリカにも幸にも入れない”2人の世界”が凪とあいにはあるのかもしれません。
凪の返事
あいを追いかけて追いついた凪は、プロポーズの返事をしました。
7年間も覚えていてくれたことは嬉しい…。
「でも…ごめん 俺には今好きな人がいる」
「と言うか許嫁もいて 血の繋がらない妹もいる」
誠意には誠意で返すべし!
凪は隠すことなく、今の自分のことを伝え切りました。
凪はあいの反応を心配していましたがあいはケロッとしていました。
「了解しました」
あまりにあっさりしているので逆に凪があたふたする始末w
7年も想い続けてくれたのに、振られたわけですからもっと怒ってくれていいと凪は思っていたのです。
「悪いのは俺だ!煮るなり焼くなりしてくれ!!」
しかし、あいは少し考えたあとに「想定外ですが問題ありません」と涼しい顔で言いました。
凪は一瞬拍子抜けしましたが「伝わってよかった…」と一安心するのですが…。
“切り替える”とは?!
あいは凪の返事を素直に受け入れましたが、実は全く諦めてなどいませんでした。
「そんな訳で これからは切り替えることにします」
あいは凪の返事を文字通り、素直に”事実”として受け止めましたが、気持ちは全く違っていたのです。
「まず手始めに…あいをおうちまで送り届けてくれますか?」
凪も考え、思いつきました。
“切り替える”=幼なじみとして付き合って行くことだと勝手に納得した凪は、お安い御用とばかりにあいについて行くのですが…。
あいは一緒に帰っている意味がないほどめちゃくちゃ早歩き!!w
凪がそんなに急がなくても、と声をかけると…。
「なぜならあいは 凪ちゃんと一緒に帰るのが恥ずかしいからです」
それならなぜ家まで送り届けるように頼んだのでしょう??
(わからん!!!)
あいの独特な世界観に流石の凪も困ってしまいますw
最後のミッション
あいは次に目を合わせるように凪にお願いします。
しかし言われた通り目と目が合うと…。
「見ないで下さい ドキドキしてしまいます」
結局自分から目を逸らしてしまいますw
凪はあいの言っていることが何かおかしいことによ〜うやく気がつきます。
そんな時、あいは最後のミッションを凪に言い渡しました。
「あいと一緒に懐かしの駄菓子屋さんに行きましょう」
凪とあいが一緒に過ごした7年前、近所には駄菓子屋さんがありました。
「凪ちゃんと2人きりで行くのはデートのようで緊張しちゃいます」
自分から色々なお願いをしておきながら、あいは恥ずかしがってばかり。
あいの気持ちが見え隠れしていますね〜!
(凪はこの時点で全く気づいていないので鈍感すぎです汗)
我が愛しの…
懐かしの駄菓子屋は、コンビニになっていました。
確実に時が流れたことを表しているようで、寂しい気がしますね…。
あいはコンビニを目の前にして、あの当時の思い出を凪には話し出しました。
「凪ちゃんは覚えていますか?”我が愛しきスーパーボール”」
凪は思い出しました。
あの頃、駄菓子屋さんにはスーパーボールくじが置いてありました。
くじを引き、出た番号のスーパーボールを手に入れることができるという、アレです。
あいは、くじの1等である宇宙のような柄のスーパーボールを”我が愛しきスーパーボール”と呼んでいたのです。
ちなみに当時の凪は”我が愛しき”を”輪が糸式”と勘違いしていますw
どう言う意味かあいに聞いて「とても愛してる」という意味だと教えてもらっているのに…ですw
「あいは命をかけてあのスーパーボールを手に入れて見せます」
あいは言葉通り1等のスーパーボールを手に入れるため、駄菓子屋さんに通い詰めました。
5等…3等…近づいてはいるものの、なかなか1等は出ません。
ついに今月のお小遣いが切れてしまったあいは、来週もチャレンジすることを誓いました。
ロックオンされたのは凪!!
ところが…お小遣いをもらって駄菓子屋さんに行ってみると、1等のスーパーボールは誰かに当てられていました。
「仕方ないよ くじは”運”だから」
「きっと今ごろ 当たった子が大事にしてくれてるって」
凪はあいを励ましました。
ところがあいは…大粒の涙を流していました。
命をかけて手に入れてみせると誓っていたあいにとって、言葉では言い尽くせない悔しさがあったのかもしれませんね…。
凪は単なる思い出話だと懐かしんでいましたが、あいはある目的を持ってこの話をしていました。
「ところで あいの言いたいことは分かりましたか?」
あの時のスーパーボールはせいぜい1ヶ月くらい。
でも今回は7年です。
あの時は運が大きな要素となるくじでしたが、今回は違います。
何より…あい自身が成長し、あの頃とは違うのです。
「今度は必ず手に入れて見せます」
あいは手をカメラのように構えて、凪をロックオン!
「”我が愛しき凪ちゃん”を…!!」
切り替えたって…そういうこと?!
気付くのが遅すぎる凪w
今度こそ諦められないあいの参入で四角関係には大きな変化が起きそうな予感です…!
『カッコウの許嫁』ネタバレ67-68話のまとめ
今回は、四角関係にあいが本格参戦するお話でした。
みんなの前で告白の返事としてプロポーズをしたあい。
誠意には誠意で返すべし!という海野家家訓に従い、凪は誠意を込めて、今の自分の本当のことをあいに伝えました。
好きな人がいること、許嫁がいること、血の繋がらない妹がいること。
あいは怒ることもなく、一旦全てを受け入れました。
その代わり、あいは切り替えることを宣言!
凪は幼なじみとして付き合うことに”切り替えた”と勘違いしますが…。
あいは子供の頃、どうしても手に入れたかったスーパーボールを他人に取られた思い出話を凪にしました。
あの時は運が絡むくじだったこと。
自分はまだ幼い子供だったこと。
でも今は違います。
また誰かに”我が愛しき凪ちゃん”を取られるのは嫌なのです。
「今度は必ず手に入れて見せます」
あいも凪を巡る四角関係に本格参戦決定ー!
まだまだ波乱は続きそうな予感です。
次週もますます目が離せませんね♪

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