- 三玖が大事な紙袋を落とす
- 二乃が一花に詰め寄る
- 風太郎が三玖の好意に気づく
修学旅行中の車内でもポーカーという形で繰り広げられたシスターズウォー。
メラメラと盛り上がる中、舞台は京都へ。
一日目の自由昼食で風太郎に自作のパンを食べてもらいたい三玖は早起きして用意をして来た為に眠そうです。
そんな三玖を精一杯元気づける四葉。
風太郎班を追いかけ山道を行く五つ子姉妹は二手に分かれた頂上までのルートに合わせて二組に分かれます。
三玖を応援する四葉が車内で勝ち得た権力を使い、風太郎に先に会えそうなルートを押さえますが何かを画策する二乃が一花に詰め寄る していました!
四葉が三玖を背負って登って来た為、予想だにしていない場所で変装状態を見られてしまい一花は慌てます。
一花の目的が
「三玖の風太郎への告白を邪魔しようとしている」
という事を四葉が看破しますが、運悪くそこに風太郎が…!!
重大な”言葉”は聞かれてしまったのでしょうか!?
目次
『五等分の花嫁』81話!のネタバレ
それでは『五等分の花嫁』81話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
譲れないモノ、大切なモノ!
【最終第⑭巻は4月17日(金)発売!】
カウントダウン/四葉
発売まで、あと…#五等分の花嫁 pic.twitter.com/JKvqI5O7uN— 戦隊大失格&五等分の花嫁【公式】 (@5Hanayome) April 13, 2020
「もしかして今の聞こえて…」
風太郎に問い掛ける四葉。
顔を真っ赤に染め、溢れんばかりに涙を目に溜めたまま三玖は大事な紙袋を落とし、答えを聞かないままにその場を走り去ってしまいました。
入れ違いに超常に辿り着いた二乃と五月。
横を駆け抜ける三玖の様子がおかしい事に慌てる二人ですが、一花が後ろ手に隠しているヘッドフォンが二乃の目に留まりました。
二乃は一花に掴みかかり詰め寄ります。
「あの子を泣かせて、これで満足?」
今にも殴りかかりそうな二乃に四葉が慌てて間に入ろうとしますが、一花は手でそれを制します。
「結果はどうであれ私がしようとしてたのはこういうことだから…」
その答えを聞いて、あんたどこまで…と二乃が怒りを露わにします。
しかし一花は、二乃にだけは言われたくない、と断言します。
温泉での姉妹間の会話で、他人を蹴落としてでも叶えたい、と二乃が宣言していたからです。
掴みかかられたまま、乱れた髪を直そうともしない一花は悲しい笑顔を浮かべながら二乃に尋ねます。
「私と二乃の何が違うの?教えてよ」
問われた二乃は即座に答えます。
「確かにそう言ったわ、他の誰にも譲るつもりもない……、でも」
襟首を掴んでいた手を離し、ギュッと強く握り締めながら
「私たち五人の絆だって、同じくらい大切だわ」
言い切る二乃の瞳には大粒の涙が浮かび、今にも零れ落ちそうです。
すぐ近くにいるにも関わらずその顔を見られないように、顔を伏せながら二乃は最後まで言葉を紡ぎます。
「たとえあんたが選ばれる日が来たとしても私は…、祝福したかった…!」
三玖はどこへ?響く怪音…
二乃の真っすぐな想いが伝えられ、一花、二乃、そして四葉の姉妹たちは次の言葉を発する事が出来ませんでした。
それは近くでその光景を目の当たりにしていた風太郎も同じでしたが、風太郎班の二人が追いついて来た事で動きが出ます。
止まっていた思考を無理矢理動かしながら、一旦落ち着け、と風太郎が姉妹の間に入ろうとします。
が、
「うるさい!すぐに三玖を追いかけなさい!」
目に涙を浮かべたままの二乃に指示されてしまいます。
再び考えている間にも、早く!ダッシュ!と煽られた風太郎は、しぶしぶ引き受けました。
班のメンバーである武田達に声を掛け、三玖を追う風太郎。
責任を感じている四葉が風太郎に続きます。
”喧嘩”が騒ぎとなり周りがざわざわとし始めるのを感じて、二乃と一花も共にその場をあとにしようとします。
カシャン、またも二乃の耳にその音が響きました。
「くそっもう三玖はいないか…」
下山しながら一生懸命探す風太郎。
一緒について来た四葉が五月に電話を繋ぐことに成功し、二人は今バスに乗っているという情報を掴みます。
「そうか、俺たちも乗るぞ」
気付いていた想い…
空いているバスの後方の席に二人並んで座る風太郎と四葉。
「さっき頂上で私の言ったこと…聞こえてましたよね…?」
遠慮がちに確認する四葉に対して、風太郎は全力で目を逸らし汗を浮かべながら答えます。
「聞こえてねーよ」
そのあまりにもあからさまな態度に、自分で聞いておきながら驚きを隠せない四葉。
それでも聞こえていない、と言い張る風太郎の言葉を聞いて四葉は自分のしてしまった事を振り返り落ち込みます。
自分を責める四葉の言い分を聞いた風太郎は、…そうだなと言います。
「あんなこと…、もっと周りを見てから言え」
やっぱ聞こえてるんじゃないですか…、とどちらにしても沈んでいく四葉に対して風太郎は続けます。
「まぁ知ってたがな」
風太郎から発せられた予想外の答えに思わず、何を?と聞き返す四葉。
頬を染め、手で顔を覆い隠しながら口籠る風太郎。
「三玖が俺に…、好意を抱いてくれていたことだ」
鈍感上杉さんが…、と驚きを隠せない四葉を前にしたまま自分の考えをまとめる風太郎はぽつりと呟きます。
「あの三玖はあいつじゃねー、間違ってなかったんだな」
選択する勇気!
「お前は人に気を遣いすぎだ、ハッキリ言って度が過ぎている」
前から気付いていたから、お前のせいじゃない、と風太郎なりに元気づけますが四葉は”落第”した時の件で大きな責任を感じていました。
「姉妹の皆が私より幸せになるのは当然です」
窓に映る自分の顔を、”誰か”に想定しているかのように四葉は思いを口にします。
「皆が幸せになる方法ってないんでしょうか」
悩み続けている事を静かに尋ねる四葉の問いに風太郎は、あるぞ、と答えます。
それは、”人と比較せず個人ごとに幸せと感じられる”事でした。
風太郎の答えを聞いた四葉が表情を明るくし、息を吹き返したようにまくしたてます。
ですが、風太郎は残酷な現実を突きつけます。
「誰かの幸せによって誰かが不幸になるなんて珍しくもない話だ、競い合い奪い合い、…そうやって勝ち取る幸せってのもあるだろう」
気勢を削がれた四葉に風太郎は、限度があるんだと伝えます。
全てを得ようとするのはおこがましいことなのでは?という風太郎は
「何かを選ぶ時は何かを選ばない時、いつかは決めなくちゃいけない日がくる、…いつかはな」
と、自分の考えを四葉に伝えました。
盗撮犯!?五人の絆は…
「皆聞いて、盗撮犯に追われているわ」
宿泊所に戻り食事を前にした二乃が対面した席に座る四葉と五月に、真剣な顔で言います。
京都駅から妙な気配を感じていたし、ニュースでも見た、と具体例を挙げる二乃に五月は食べる手を止め
「だとしてもなぜ二乃なのですか?」
真顔で尋ねてくる五月に二乃が噛みつきますが、その横でカシャンと例の音が…!
やっぱり!と勢いよく振り向く二乃が目にしたのは近くの女子がインスタ用に撮影している光景でした。
思わず遠い目をする二乃は放っておいて、四葉と五月の話題は三玖と一花の事になります。
食事を取りにきていない二人は、疲れてしまって自室で休んでいると五月は聞いているようです。
話の途中で四葉は急に立ち上がると、私見てくるよ!と宣言しますが二乃が制します。
「もうすぐ食べ終わる、…一緒に行くわよ」
姉妹たちの様子を窺っている風太郎は気が気ではありません。
隣で話し掛けて来る武田の話も上の空です。
四葉達の行動にあわせて風太郎も移動することにしました。
悲鳴!?戦いは二日目に!
㊌小さな拒否 三玖114 pic.twitter.com/gHBXoN0mYs
— 戦隊大失格&五等分の花嫁【公式】 (@5Hanayome) January 15, 2020
部屋に閉じこもった三玖は暗い部屋で膝を抱えています。
外から二乃が鍵を開けるように言いますが反応はありません。
電話を掛けても反応は無いままです。
「三玖!ごめん!私のせいで!でもまだ修学旅行は二日あるんだよ、これから私に取り返させてほしいんだ」
扉超しに四葉が想いを必死に伝えます。
膝を抱えたままの三玖は自分の腕を強く握り
(……四葉は何も悪くない…)
と考えをどうにか改めようとします。
それでも反応の無い三玖に扉の前で困り果てる三人。
そこへまた、カシャンと聞こえます。
今度は二乃だけではなく、四葉、五月にも聞こえたようです。
「二乃が変なこというから私まで幻聴が聞こえてきました…」
現実を打ち消すように力無く笑いながら言う五月の言に乗り、二乃も幻聴と認めようとしますが振り向いた三人の目線の先に、廊下の曲がり角から怪しく突き出された”カメラ”が…!
それを見た三人は抱き合いながら悲鳴をあげました。
「なんだ今の悲鳴!」
悲鳴を聞きつけ風太郎と一花が駆け付けます。
三人は全力で逃げた後なので既にその場にはいませんでした。
「フータロー君、明日は時間ある?」
逃げ出した二乃の電話に着信音が響きます。
「二乃、今の声って…」
三人の悲鳴を聞いて心配した三玖からでした。
「やっと出たわね、三玖あんた明日はどうするつもり?」
場所は違いますが一花と二乃、二人がそれぞれの質問のあとに続けた言葉は同じでした。
「話したいことがあるんだけど」
『五等分の花嫁』ネタバレ81-82話のまとめ
思いもよらない状況で気持ちをバラされてしまい走り去った三玖。
お互いの気持ちを分かり合う五つ子姉妹だからこそのすれ違いが悲しかったですね…。
自分の気持ちと同じ位”五人の気持ち”が大切だと言った二乃の気持ちがしっかり伝わると良いですね。
四葉が自分以外、ことに他の四姉妹を優先する気持ちがしっかりと明らかになりました。
「皆が幸せになる方法ってないんでしょうか」
という、彼女の想いは本音であり誰にも聞きたくても聞けなかった事なのかな、と思います。
”卒業”させる事を目指す風太郎の気持ちこそが、そんな四葉に前を向かせる事が出来るんじゃないかと思います。
自分の気持ちがグチャグチャになってしまい向き合えない状態の三玖の事も含めて、五人姉妹のお姉さん組が動き出しました!
修学旅行はまだ始まったばかりです!
空回り気味なシスターズウォーの行方もですが、怪しい盗撮犯も気になりますね…、それをきっかけにでも良いので正面からぶつかり合う勝負になると良いですね!
- 三玖が涙ながらに逃走した
- 二乃が姉妹の絆を重視した
- 盗撮犯の存在が浮上した
- 四葉が幸せの選択肢を模索
- 風太郎が四葉を励ました
- 姉妹間のすれ違いが深刻化した
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