タケミチはマイキーをトリガーとして突如2008年6月にタイムリープ。
この時代のタケミチが溝中五人衆、柴八戒、松野千冬と同じ高校だと判明しました。
タケミチはさっそく千冬に会い、マイキーと握手してタイムリープしてきたことを告白。
マイキーの助けを求める声に応える意志を強めました。
一方で「関東卍會」となっていたマイキーは、意味深に「来たか…タケミっち」と呟きます。
その他マイキーを中心に、現代で梵天となっていたメンバーが描かれるなど、梵天に向けて不穏な空気が渦巻き始めていました。
第208話は『Turbulent period』ということで、まずこの時代がどうなっているのかあの人が詳しく教えてくれます!
目次
『東京リベンジャーズ』208話!のネタバレ
それでは『東京リベンジャーズ』208話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
未来には戻れない?
千冬と再会したことで改めてこれまでの12年前ではなく、その2年後の10年前にタイムリープしてきたことを実感するタケミチ。
そしてこれまでとは決定的に違うことを千冬が指摘します。
「マイキー君がトリガーって事は、もう未来にはそう簡単に戻れないな…」
千冬の言い方は、マイキーがそう簡単に握手できる人物ではないことを示唆していますよね。
タケミチもそれに気づき「マイキー君は今どうしてるの?」と聞きました。
千冬は沈黙します。
その代わりに呼び出されたのがこの男!
不良界隈のことなら何でも知ってる“不良辞典”山岸一司です!
珍しくタケミチの方から不良界隈の事情を聞きに来たことが嬉しそうな山岸によって、さっそく解説が始まりました。
東卍解散後の勢力図とは!?
「東卍の解散から2年!東京の勢力図は大きく変わった!」
力説するのは、関東を制圧した東卍が解散したことによって東京の不良界はカオスになったということ。
「我こそは」というチームができては潰されの群雄割拠、“東京戦國時代”に突入したそうです。
「しかしその時代は、3人のカリスマの出現によって終止符を打たれた!!」
そのカリスマとは以下の3人。
- 港区を拠点とする“最大”の勢力『六波羅単代(ろくはらたんだい)』
総代は寺野サウス!
前回謎だった刺青の男ですね。
- 新宿区を拠点とし“最強”を謳うナゾの愚連隊『梵(ブラフマン)』
首領は瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)!
前回後ろ姿が描かれたフードの人物ですね。
- 渋谷区を拠点とし“無敵”を謳う『関東卍會』
総長は佐野万次郎!
言わずもがなですね。
現在、この3チームによる三つ巴の均衡状態“三天時代”になっているのだといいます。
千冬の指摘
均衡状態ということはマイキーと同レベルがあと2人もいるということですから、タケミチは驚きを隠せません。
瓦城に至っては全てが謎に包まれているそうで、山岸をもってしても情報は得られていないようです。
しかしタケミチはそれどころではありません。
マイキーが現代で見た『梵天』ではなく『関東卍會』だというからです。
(そんなチームすぐに作るんだったら、なんの為に東卍解散したんだよ…?)
そう疑問に思ったタケミチに、ビデオレターでのマイキーの言葉が過りました。
寂しそうに「巻き込みたくない」「周りを不幸にしてるに違いない」と語っていたマイキー。
(だから…新しいチームなのか…)
タケミチがひとり考え詰めていると千冬がやってきました。
「オマエはすぐ視野が狭くなる」と指摘する千冬は、やはり2年経っても変わっていなくて安心します。
そして千冬はこんなアドバイスをしました。
「マイキー君に思う事いっぱいあるかもしんないけどさ、まずケジメつけなきゃいけない相手がいるんじゃない?」
ヒナの変わらぬ想い
ケジメをつけなきゃいけない相手とはヒナです。
タケミチは会って早々土下座をしました。
「ヒナごめん!!!」
少し髪が伸びた高校生verヒナも可愛いことが判明!
戸惑うヒナに、タケミチは大粒の涙を流しながら土下座の理由を告白しました。
「オレ…結婚すっとばして死んじゃったっ…」
他の生徒もいる中で大泣きしながら意味不明なことを口走るタケミチにヒナは当然困惑しますが、少し冷静になって気づきました。
「もしかして戻ってきたの!?」
再会した2人は場所を変えて落ち着いて話をします。
きっと先ほどの言葉の意味や戻ってきた経緯を教えたのだと思いますが、その上でタケミチはヒナに正直な気持ちを伝えました。
「オレ…わかったんだ。“アイツ”助けねぇと終わんねぇって」
ヒナは少しの沈黙の後「うん…」と答えます。
そして“タケミチの選択が間違っていてその結果最悪の未来になってしまった”ということを例に挙げてこう伝えました。
「それでもヒナは君を応援するよ」
ヒナも変わらずヒナでした!!
本当に良い彼女ですし心強い支えですね。
タケミチは心の中でヒナに感謝し、誓うように伝えました。
「オレ、佐野万次郎をぶっ飛ばす!!」
決意新たにタケミチの最終章が始まります!!
『東京リベンジャーズ』ネタバレ208-209話のまとめ
『関東卍會』となったマイキーの他に、『六波羅単代(ろくはらたんだい)』寺野サウスと『梵(ブラフマン)』瓦城千咒という新たなキャラクターが登場してきました。
新章という感じですね!
前回謎だった人物は、刺青男が寺野、フードを被った後ろ姿が描かれたのが瓦城だったということです。
刺青が恐竜っぽいとは思いましたがまさか“テラノ”だとは思いませんでしたよ。
で前回の予想が正しければ、鶴蝶、モッチー、班目が現在、寺野の『六波羅単代』にいそうな感じです。
「最大」「最強」「無敵」の三つ巴…ここからどう『梵天』の時代になっていくのでしょうか。
梵天メンバーが何故イザナのピアスを刺青することになるのかも興味深いところですが、やはり“梵”とついているからにはナゾの愚連隊『梵(ブラフマン)』の謎多き首領・瓦城千咒が最大のキーマンになりそうです。
『梵天』に瓦城がいなそうだったのも気になりますし、どんな過程で梵天になっていったのか、そこにどうタケミチが絡んでいくのか楽しみです。
そしてマイキーをぶっ飛ばすからにはやはりドラケンや東卍メンバーの拳も必要かなと思うので、彼らの登場にも期待したいところ。
それと制服を見るとタケミチとヒナは違う高校みたいですね。
このヒナはウエディングドレスを着た幸せな未来を味わっていないので、何とかまたその幸せをあげられるようにタケミチには頑張って欲しいです。
しかしヒナの「たとえばタケミチ君のその選択が間違っていて、最悪の未来になっちゃったとしよう」という言葉がフラグじゃなければいいんですがね…。
そんな不安を抱いてしまったのは、ラストの煽り文が「“タケミチの”最終章が始まる」と書いてあったから。
タケミチ失敗エンド→タイムリーパー交代なんて展開もあるのでしょうか…?
とは言っても物語自体も最終章のようなので、全力でハッピーエンドを応援します!
さっそく次回、マイキーをぶっ飛ばす覚悟を決めたタケミチがどう動くか注目です!

⇒『東京リベンジャーズ』210話!寺野サウスが投げピーで襲来・・
⇒『東京リベンジャーズ』209話!三ツ谷&パーちん&ペーやん・・
⇒『東京リベンジャーズ』207話!2008年高校生編スタート!・・
⇒『東京リベンジャーズ』206話!ムーチョはすでに死んでいた・・