- 反逆者連合が勝利を宣言した
- えりながソーマを第一席に指名
- 司が料理を楽しんでいた意外性
激戦決着!!!
長く長かったセントラル十傑と反逆者連合との連隊食戟。
最後はまさかのおさずけ合戦。
料理の味云々より多く服を脱がせて方が勝利という、非常にこのマンガらしい、しかしながら視覚的にはわかりやすい表現で一つの戦いを描ききりました。
さて、今回は食戟のソーマ263話について、幸平創真とえりなの今後に思いを馳せながら紹介していきます。
食戟のソーマ263話のネタバレ
それでは食戟のソーマ263話の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
勝者の人々
フォロワーさんが80,000人突破しておりました‼️‼️
多くの方に『食戟のソーマ』の応援をして頂いて、本当にありがとうございます😊
豪ノ皿放送までいよいよ1週間を切りました👍もう少しだけ、楽しみにお待ちくださいね😃#shokugeki_anime pic.twitter.com/eO1mHRqy7S— 『食戟のソーマ』TVアニメ公式 (@shokugeki_anime) April 4, 2020
「連隊食戟」・「勝者は」のコール瞬間「勝ったんだよな?」とお互いを見合わせ、「反逆者連合!!!」で沸き立つ檻の中。
よく見ると、みんな下着姿です。
恐るべき、おさずけ。
このコマだけではとても料理マンガとは思えません(苦笑)。
ちなみに2VS2の対決でしたが、掲示板のスコアは戦う人数に関係なく0-3のようです。
何故?
さて調理台も歓喜の様子と思いきやそうではなく、ソーマの両頬を力一杯つねるえりなの姿が。
どうやら、土壇場でしかも予告なく料理の予定変更にご立腹のようです。
でも「薙切ならやれるだろ」と切り返すソーマ。
後のセリフでもきますが、ソーマ自身がえりなの料理の腕を(今は)自分より上と認めているからこそのムチャぶりでしょうが、結局この二人はいつも(ほとんどはソーマからけしかけているのですが)ギャアギャア言いながら関係が続くのだろうなあと。
またそれにツンデレ対応で答えるえりなもセリフだけですが微笑ましい。
敗者の人々
一方、敗れた第一席司は「・・・どうしてあんな料理が出せたのかな」とそちらに興味があるようで、勝敗にあまりこだわらない(ように感じる)性格がでています。
一色先輩は直接の回答でないですが、“料理“を楽しんでいたように見える、と話します。
その答えに司の横顔は何か羨ましそうな表情にも見えます。
それを間近で見るりんどーの顔は何となく乙女モードに入っているような気がします。
瞳は相変わらずの爬虫類ですが。
恐らくは、第二席という常に司の近くにいたため、いつの間にか司が楽しく料理をする姿を失っていくのを感じていたからなのか、ここにきて恋愛フラグではないと思いますがどうでしょう。
4th BOUTでタクミがりんどーに感じた「恐れ」については今回言及されず、これは次号以降の回収となりそうです。
そして、去りゆく薊。
ここで親子の会話が期待していたのですが、そのまま一人でフェードアウト。
えりなも「今までお世話になりました」と思いはするが口にすることなく、背中を見つめるだけで終わってしまいます。
「なりました」で完結させているあたり、親子の邂逅はないまま物語が進むのか気になりますが、薊の再登場にここは期待するしかないのでしょう。
また、残されたセントラル十傑は今回セリフなし。
まさか中退ということはないでしょうが、次回以降の処遇に注目です。
新政権発足!!
久我照紀(CV:#梶裕貴 )
遠月十傑第三席。以前は第八席。
中華料理研究会主将で、中華・四川料理の達人🌶️
旨・辛の絶妙なバランスを熟知している‼️創真と月響祭🌙では対決したものの、その後、連隊食戟で共に戦う仲間となった。
身長が低いのがコンプレックスで、低身長は🆖ワード😅#shokugeki_anime pic.twitter.com/VObt8gvgge— 『食戟のソーマ』TVアニメ公式 (@shokugeki_anime) March 23, 2020
約束通り十傑の総取りとなった反逆者連合。
久我先輩、恵(訛りがでています)、弟に歓喜(?)のボディアタックをくらうタクミ兄、など次期十傑候補がクローズアップされる中、大方の読者も予想していた第一席候補のえりなから、まさかの発言が。
「幸平くん 君が第一席よ」
さすがに目を白黒させるソーマ。
ただし、理由が「連隊食戟の最大の功労者」と、本来の第一席の定義から外れています。
ブスッとするソーマ。
心情察するに1対1での司と決着のないままに不満なのでしょうか。
何よりも与えられた第一席が面白くないのかなあ、個人的は思いました。
この人選にやや違和感や消化不良を覚えた感じの読者の方もいるではないでしょうか?
この違和感に対しては「幸平創真が第一席たる理由」について、実は連隊食戟を通して作者は描いていたように思います。
ここで、これまでの連隊食戟の結果を振り返ってみましょう。
(左が反逆者連合、右側がセントラル)
○ ソーマ VS 寧々 ×
○ 一色 VS ジュリオ ×
○ 女木島 VS 鏑木 ×
× 久我 VS 司瑛士 ○
× 女木島 VS りんどー ○
× 美作昴 VS 斎藤 ○
○ タクミ兄 VS 叡山 ×
× 恵 VS もも ○
○ ソーマ VS 斎藤 ×
○ えりな VS もも ×
× 一色 VS 司瑛 ○
× タクミ兄 VS りんどー ○
○ ソーマ・えりな VS 司・りんどー ×
実はFINAL BOUTまでは一定の「負け法則」がありました。
お気付きの方もいるかと思いますが「連戦するとその人は負ける」です。
女木島、斎藤、もも、タクミ兄がこの法則に当たります。
FINAL BOUTの司、りんどーもこの例にもれません。
どんな実力者でも連戦は厳しいということと、物語の進行上、負けるにしても読者を納得させるための理由付けにもしていたのではないかと考察します。
連隊食戟は心身ともに大きな疲労を残します。
勝利者であっても、司やりんどーは食戟の翌日は終日休養し、ソーマも斎藤戦の後に合間合間で疲労回復に努めるべくお茶を啜るシーンがありました。
要は食戟に勝利し続けるのはそれほどまでに大変だということを表現していますが、FINAL BOUTでその法則をソーマ・えりなが破ります。
(3rdは4th BOUTと同日開催なので実質連戦です)。
次に主なキャラクターの戦歴は以下のとおりです。
3勝・・・ソーマ
2勝・・・えりな、司、りんどー
3勝しているのはソーマただ一人だけです。
こうしてまとめてみると、最多勝で負け法則のフラグを折ったのは、実はソーマだけなのがわかるかと思います。
以上、ソーマが第一席に相応しい理由となり得ると考えてみましたがいかがでしょうか。
ともかくも第一席は(個人的な思いは別にして)はこれで決まりそうです。
ここでえりな爺が登場。
新総裁を誰に推挙するかの問いにソーマはこう答えます。
「こいつ(えりな)しかいないでしょ!」
今度はえりなが目を白黒させます。
先ほどとの対比が良いですね。
よく考えてみれば、代々薙切家が総帥を務めているので、爺さんが引退宣言した時点で「えりな=総帥」は仕方がないこと。
結局、総帥を引き受けることを第一席の交換条件を出されたことと、爺さんから当月の未来を託されて総帥を受諾します。
そして、ソーマからえりなにもう一つの宣言が!
「お前を倒さねーかぎり・・・てっぺん獲ったなんて 俺は思っちゃいねーからな!」
そうです!
さきほどソーマが不機嫌だったのは、司ではなくえりなとの決着がついていなかったからのようです。
最後は新総帥と新第一席が「ドン」「ドン」と一コマずつ紹介でエンド。
新総裁はここでもツンデレっぷり炸裂です。
食戟のソーマ263話のネタバレ
連隊食戟編もついに決着しました。
単行本になると第23巻まで遡りますが、今一度遡って読むとまた新たな発見があるかもしれません。
思えば反逆者連合の最大の勝因は、セントラルとの対戦相手の妙に尽きるかと思います。
負けるにしても如何にその次に繋げるのか、まるで棋士のように先を読むえりなの戦略面の高さを垣間見た気がします。
そういう意味では、反逆者連合は全敗したものの、ソーマを温存し、司、りんどーを一時的に戦線離脱させることができた2nd BOUTがターニングポイントだったと個人的には思いました。
もし、2nd BOUTでソーマと司が戦ってしまうと、ソーマの離脱は想像に難くなく、えりなの早期参戦の可能性が高まったはずなので、その後反逆者連合が有利に進めていくことは難しかったでしょう。
一方、セントラルのトップである司の過去のエピソードを読むと、デスクワークは好きではなさそうな様子から、参謀役に叡山か寧々がサポートとして付いていれば、また違う展開もあったのかなあと思ってもみたりします。
最後のト書きは“いざ、新たな遠月学園へ!!”
次回からの新シリーズに期待したいのですが、「えりな総裁、ソーマ第一席」は考えうる最上の展開なので、物語をここからさらに進めるには
- 新たな敵の登場
- 薊がパワーアップして復活
- 数年後とか時間移動によるリセット
などが考えられますが、③は最終回ルートになりそうなので、できれば回避したほしいかと思います。
- 反逆者連合が勝利を果たす
- ソーマが第一席に選ばれる
- 新総裁はえりなに決定
- 司の料理への興味が示される
- ソーマとえりな関係の進展
- 次の展開への期待が高まる
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