【鬼滅の刃】感動シーンが盛りだくさん!泣ける名場面ランキングで驚きの結果が! | 漫画コミック考察ブログ

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【鬼滅の刃】感動シーンが盛りだくさん!泣ける名場面ランキングで驚きの結果が!

鬼滅の刃 黒死牟 泣ける名場面
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この記事を読むとわかること
  • 黒死牟は弟縁壱に嫉妬した
  • 玄弥の最後の言葉が感動的
  • 実弥の絶望的な叫びが衝撃的

鬼滅の刃には、思わず涙を流したり、何度も読み返したくなるような名シーンがたくさんあります

一見、凶悪に見える鬼でも、納得せざるを得ない過去があったり、目を覆いたくなるような辛い思い出があったりと、キャラクターの一人ひとりの背景がとても細かに描写されています。

その人間ドラマを垣間見るのも、鬼滅の刃の魅力の一つです。

今回の記事では、その名シーンの10選を紹介したいと思います。

 

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No1:【鬼滅の刃】縁壱になりたかった黒死牟

上弦の壱、黒死牟。

戦国時代から無惨に仕え、十二鬼月の中でも最強を誇る黒死牟でしたが、その心の中にはいつも劣等感を抱えていました。

黒死牟の本名は、継国巌勝と言います。

巌勝には双子の弟がいました。

弟の名は、継国縁壱

縁壱は、生まれた時から痣を持っていました。

双子は不吉とされていたため、弟の縁壱は、三畳の小さな部屋に隔離され、巌勝とはその待遇に大きく差をつけて育てられました。

縁壱を気の毒に思った巌勝は、父の目を避けては会いに行ったり、手作りの笛を渡したりと、いつも縁壱を気遣っていました。

そんな中、突然二人の人生に転機が訪れます。

巌勝が剣術の師範に稽古をつけてもらっていた時、戯れで刀を持たせてもらった縁壱が、初めて放った一太刀で師範を失神させてしまったのです。

縁壱には、生まれたころから他人の体が透き通って見え、筋肉の動きから行動を予測できるという特殊な能力がありました。

巌勝は、憐れんでいた縁壱が、自分よりはるかに優れた人間であったことに気づきます。

その日から巌勝は、いつも弟と自分を比べ、強い嫉妬心に苛まれ、恵まれた縁壱の力に憎しみを抱きながら生きていくことになります

その強さに追いつくため、妻や子供を捨て、縁壱と同じ鬼狩りの道を猛進した巌勝は、ついに縁壱と同じ、痣を出現させました

しかし同時期、痣を出した剣士たちが、25歳を迎えるとともに、どんどん謎の死を遂げていきました。

痣とは寿命の前借りであり、強い力の代償は死をもって払わなければならないのだと、鬼殺隊員達は初めて気が付きます。

縁壱の力に追いつく前に、自分の寿命が尽きてしまう事実に気が付いた巌勝は、永遠の命を求め、あろうことか自ら鬼になる選択をしたのでした。

無限城での戦いで、黒死牟は恐ろしいほどの力を見せつけました。

しかし、鬼殺隊の命を懸けた猛攻に、黒死牟は追い詰められます。

生命の危機を感じた黒死牟は、過去の記憶を思い出しました。

400年前、鬼となった黒死牟は、年老いた双子の弟、縁壱と邂逅していました。

お労しや、兄上。

縁壱は涙を流すと、全盛期と同じ勢いをもって、黒死牟に斬りかかります。

二撃目には、頸を落とされてしまうだろうと確信を持つ黒死牟でしたが、その時は永遠に訪れませんでした。

縁壱は、直立したまま、寿命が尽きて死んでいたのです。

黒死牟が縁壱を切り捨てると、幼い頃渡した笛が零れ落ちました。

縁壱は、黒死牟があげた笛を、生涯肌身離さず持ち歩いていたのです。

時透無一郎と不死川玄弥の命と引き換えに、ようやく黒死牟は死の直前まで追い詰められます。

頸を落とされてなお、化け物に姿を変え、頸を再生させようと試みる黒死牟は、相手の刃に映った自分の姿を見て絶望します

生き恥。こんなことの為に私は何百年も生きてきたのか?

家を捨て、妻子を捨て、人間であることを捨て、子孫を切り捨て、侍であることも捨てた黒死牟。

自分の人生は何だったのか。黒死牟は自問します。

私はただ、お前になりたかったのだ。

そう独白し、崩れていく黒死牟の体から、あの時の笛が零れ落ちるのでした。

 

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No2:【鬼滅の刃】黒死牟との戦いで玄弥を失った実弥の反応

上弦の壱、黒死牟との戦いは壮絶なものでした。

不死川玄弥は、その戦いで脳天を真っ二つに割られてしまいます。

鬼化の力により、たいていの傷は回復できる玄弥でしたが、頸は再生できないという弱点がありました

玄弥の命が付きかけていることを知った玄弥の師、悲鳴嶼行冥は、兄である実弥に声を掛けます。

攻撃の手を緩めるな!!畳みかけろ!!時透と玄弥の命を決して無駄にするな!!

玄弥の死が迫っていることを再確認し、涙を流しながら猛攻を続ける実弥。

黒死牟を倒した後も、実弥の攻撃が止むことはありませんでした。

実弥は意識を失いながらも、戦い続けていたのです。

実弥が意識を取り戻したとき、目の前にいたのは、体が崩れかけた玄弥でした。

悲鳴を上げる実弥。

大丈夫だ何とかしてやる!!兄ちゃんがどうにかしてやる!!

消えゆく意識の中、玄弥は迷惑ばかりかけてごめん、と実弥に謝ります。

迷惑なんてひとつもかけてねえ!!死ぬな!!俺より先に死ぬんじゃねえ!!

守ってくれてありがとう、兄ちゃんがしてくれたように、自分も兄ちゃんを守りたかったと伝える玄弥。

つらい思いをたくさんした兄ちゃんは、幸せになってほしい。死なないでほしい。俺の兄ちゃんは、この世で一番優しい人だから…。

息も絶え絶えにつぶやく玄弥。

ああああ頼む神様、どうかどうか、弟を連れて行かないでくれ、お願いだ!!!

泣いて玄弥にすがる実弥に、玄弥は最期のありがとうを告げ、崩れ消えていきます

言葉にならない声をあげ、泣き続ける実弥

その姿は、「俺に弟はいねえ」と言い続けた過去の姿からは想像もつかないものでした。

玄弥に鬼殺隊をやめさせるため、一時は玄弥の目をつぶそうとまでした実弥。

実弥の中には常に、不器用ながらも深い愛情があったのでした。

 

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No3:【鬼滅の刃】最期に兄と和解して抱き合った無一郎

黒死牟戦で痛々しく散った無一郎。

もう何も映していない瞳を、悲鳴嶼がそっと閉じました。

銀杏の舞う場所で、無一郎は、過去に死んでいった双子の兄、有一郎と再会します

こっちに来るな!!戻れ!!

涙を流し、有一郎が無一郎に叫びます。

無一郎は、兄の言葉に息をのみ、涙を流します。

僕は頑張ったのに、褒めてくれないの?と尋ねる無一郎。

こんなところで死んでどうするんだ?無駄死にだ。こんなんじゃ何のためにお前が生まれたのかわからないじゃないか。

僕が何のために生まれてきたかなんて、そんなの自分でちゃんとわかってるよ。僕は、幸せになるために生まれてきたんだ。

鬼殺隊は、無一郎にとって大切な場所でした。

有一郎という最後の親類を目の前で亡くし、絶望の淵にいた無一郎が、笑顔を取り戻すことができたのは、鬼殺隊の仲間たちがいたからです。

仲間のために命を張ったことを、後悔なんてしていない、と有一郎に告げる無一郎。

無駄死になんて言わないで。他の誰かになら何て言われてもいい。でも、兄さんだけはそんな風に言わないでよ…。

涙をぬぐう無一郎の肩に、有一郎が手をかけます。

ごめん…わかってるよ、だけど俺は、無一郎に死なないで欲しかったんだ。無一郎だけは…。

銀杏舞う中、涙を流しながら、有一郎は無一郎を強く抱きしめました。

 

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No4:【鬼滅の刃】約束した炭吉に「ありがとう」と微笑んだ縁壱

無惨を取り逃がし、双子の兄が鬼となった縁壱は、その責任を問われ、鬼殺隊を追放されてしまいました

自分は何も成し遂げられなかった、生きる価値がないと絶望し、彷徨う縁壱の脳裏に、二年前、命を助けた炭吉という男の顔が浮かびます。

ずいぶん悩んだのち、炭吉の家を訪れることにした縁壱。

炭吉は、妻のすやこと、娘のすみれと共に、平凡ながらも幸せに暮らしていました。

縁壱は、自らの生い立ちについて炭吉に語り始めます。

その壮絶な過去を聞き、かける言葉が見つからない炭吉。

その時、すみれが縁壱に、抱っこを求めます。

すみれを高く抱え上げると、すみれは無邪気に笑い声をあげました。

涙が止まらなくなる縁壱。

ちょうど、栗拾いから帰ってきたすやこが、縁壱を見て驚き声をかけます。

そんなに泣いてどうしたの!きっと大丈夫よぉ

おなか一杯ご飯食べさせてあげますから、ねっ、元気出して!

その後、縁壱は、すやこにせがまれ、十二の型を見せました

その精霊のような縁壱の型を、つぶさに目に焼き付ける炭吉。

去り際に縁壱は、炭吉に耳飾りを渡します

縁壱がもうここに来ないことに気が付いた炭吉は、縁壱の背中に声をかけます

縁壱さん、後に繋ぎます!!あなたに守られた命で…俺たちが。

あなたは価値のない人間なんかじゃない!!

振り返った縁壱は晴れやかな笑顔で、ありがとう、と告げるのでした。

 

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No5:【鬼滅の刃】死に間際にお互い告白し合った甘露寺と伊黒

無惨との最終戦で、重傷を負い、伊黒によって退避させられた甘露寺。

柱たちも次々と瀕死の傷を負い、気を失う中、意識を取り戻した伊黒は炭治郎と共闘します。

あと一歩で無惨を葬り去れるという時、甘露寺が復活し、素手で無惨の左腕を引きちぎります

その代償に、甘露寺は致命傷を負ってしまいました

意識を取り戻したとき、甘露寺は伊黒の腕の中にいました。

体の痛みを全く感じられず、死が間近であることを認識する甘露寺

俺ももうすぐ死ぬ、君は一人じゃない、と伊黒は穏やかに語り掛けます。

戦いの中で、自分は役に立たなかったと涙を流す甘露寺に、伊黒は、甘露寺と初めて出会った時の話をします。

甘露寺と伊黒の出会いは、お館様の屋敷でした。

あの日会った君があまりにも普通の女の子だったから、俺は救われたんだ。

君と話しているととても楽しい。まるで自分も普通の青年になったようで幸せだった。ほかの皆もきっと同じだったよ。

思いを吐露する伊黒に、甘露寺は涙を流しながら気持ちを伝えます。

伊黒さんのことが好き、伊黒さんと食べるご飯が一番おいしい、と。

また人間に生まれ変われたら、私のことお嫁さんにしてくれる?

泣きじゃくる甘露寺を、伊黒は一層強く抱きしめると、「勿論だ。」「絶対に君を幸せにする。今度こそ死なせない。必ず守る。」と答えるのでした。

 

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No6:【鬼滅の刃】迎えに来た子供達に涙を流す悲鳴嶼

無惨との戦闘で、片足を失った悲鳴嶼は、戦いを終えた鬼殺隊が歓声をあげる中、死の間際にいました。

隠が、悲鳴嶼に薬を使おうとしますが、悲鳴嶼は、他の若者に使えと言って、治療を拒否します

意識がもうろうとする中、誰かが悲鳴嶼の手に手を重ねました。

ああ…お前たちか…。

そこにいたのは、悲鳴嶼が鬼殺隊に入隊する前、寺で育てていた孤児たちでした。

孤児たちは、寺が鬼に襲われたとき、悲鳴嶼の言うことを聞かずに散らばり、悲鳴嶼を傷つけた事を謝ります。

悲鳴嶼は、当時、目の見えない自分を置いて、子供たちは逃げたのだと思っていましたが、事実は違っていました

子供たちはむしろ、悲鳴嶼を守ろうと、それぞれ武器を取りに行ったり、助けを呼びに行こうとしていたのです。

私の方こそお前たちを守ってやれず…すまなかった…。

子供たちとわかり合えた悲鳴嶼は、優しい笑みを浮かべます。

ありがどう…。じゃあ行こう…みんなで…行こう。

隠に手を握られながら、悲鳴嶼行冥は、その人生に幕を下ろしました

 

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No7:【鬼滅の刃】しのぶの薬を握りしめ決意したカナヲ

無惨に力のすべてを注がれた炭治郎は、鬼化し、理性を失って暴れだします

その騒ぎを静かに見守る目がありました。

栗花落カナヲです。

息も絶え絶えに、足を引きずりながら、カナヲは炭治郎に近づきます。

その懐には、師であり、姉である胡蝶しのぶの作った、人間化薬がありました

禰豆子の人間化薬が足りなかった時のために、しのぶは、カナヲに薬を持たせていたのです。

私の目を片方残してくれたのは、このためだったんだね、姉さん。

涙を流すカナヲ。

カナヲの視力は、先の童磨戦で「彼岸朱眼」を使ったことにより、片方失われていました。

今もう一度、彼岸朱眼を使えば、炭治郎の動きをかいくぐり、薬を投与することができます。

しかし、それはカナヲが失明することを意味します

カナヲに迷いはありませんでした。

最後の彼岸朱眼を使ったカナヲは、見事炭治郎に人間化薬を投与しました

 

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No8:【鬼滅の刃】藤の花に導かれて鬼から人に戻れた炭治郎

あの世とこの世の狭間で無惨にからめとられていた炭治郎は、人間化薬の影響で、意識を浮上させます。

お兄ちゃん帰ろう、うちに帰ろう。

禰豆子の声を聴いた炭治郎は、空に手を伸ばしますが、無惨がそれを阻止します

家族が埋まっているだけの家に帰ってどうなる、みんなお前を恨んでいる。一人だけ生き残るつもりか?

ありったけの言葉で炭治郎を押さえつける無惨。

炭治郎は、仲間たちを置いて自分だけ生き残ることに罪悪感を抱き、涙を流します。

すると、何者かの手が炭治郎の背中に触れました。

それは、今まで死んでいった者たちの手でした

煉獄杏寿郎、悲鳴嶼行冥、不死川玄弥、胡蝶しのぶ、伊黒小芭内、甘露寺蜜璃、時透無一郎…。

炭治郎は仲間たちの手により、地上に向かって浮かび上がります。

咲き誇る藤の花の中から、禰豆子の両手が差し伸べられました。

お兄ちゃん、帰ろう。

生きている者たちの手が、炭治郎をつかみ、引きあげます。

炭治郎!!炭治郎行くな!!私を置いていくなアアアア!!

無惨の声が、虚しくこだましました。

 

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No9:【鬼滅の刃】珠世の形見を握り勝利を報告する愈史郎

鬼殺隊の歓喜の声が上がる中、愈史郎は陽光を避けて室内からその様子をうかがっていました。

炭治郎が生還したことを知った愈史郎は、深いため息をつきます。

ふん、お前は死なないと思っていた。

悪態をつく愈史郎でしたが、その目には涙が浮かんでいます

愈史郎は懐から簪を取り出します。

その簪は、珠世の形見でした

珠世様、終わりましたよ…。

簪を握りしめ、愈史郎は一人涙を流しました。

 

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No10:【鬼滅の刃】最終回でリビングに飾られていた鬼殺隊集合写真

時代は現代に移り、鬼殺隊の子孫や転生した者たちは、幸せに暮らしていることがわかりました

炭治郎とカナヲの子孫、カナタと炭彦の自宅のリビングには、未だ炭治郎の刀と、鬼殺隊の集合写真が飾られていました

沢山の仲間を失い、沢山のつらい思いをしてきた鬼殺隊。

限られた時間を、残された者たちはどのように過ごしたのでしょうか。

写真の中の者たちは、ほとんどが明るい笑顔を浮かべていました

その笑顔の通り、炭治郎達は余生を楽しく過ごしたのだと希望を感じられるシーンでした。

 

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、物語の後半部分に語られる、印象的なシーン10選を紹介しました。

鬼滅の刃には、他にも紹介しきれないほどの感動的な場面がたくさんあります

何度読み直しても、新たな発見がある鬼滅の刃。

ぜび、みなさんもお気に入りのシーンをみつけてくださいね。

この記事のまとめ
  • 黒死牟の劣等感と嫉妬心
  • 玄弥の最期に実弥が涙
  • 無一郎と兄の再会と和解
  • 縁壱が炭吉に感謝を告げる
  • 甘露寺と伊黒の愛の告白
  • 悲鳴嶼の孤児たちとの和解
あいり
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1件のコメント

もうもぉ、泣きますよ…………甘露寺さんと伊黒さん、無一郎と有一郎、そして何より炭治郎の背中を押し上げた、亡くなった人達……もうもぉ、感動ですね。感動しない人は逆にすごい。

でも、良かったですよね。リビングに置いてある、写真。皆んな笑った顔ですから………!!!!

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