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ベストエピソード集『進撃の巨人』126話!考察!世界を救うため調査兵団集結!アニもライアーもマーレ組も合流し対エレンへ動き出す!

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ついに完結を迎えた『進撃の巨人』が、「別冊少年マガジン」2021年3月号より12週連続のフルカラー掲載を開始!

第4弾はベストエピソード第2位の第126話『矜持』がフルカラーで蘇りましたので、ネタバレを紹介していきます。

場面はエレンが地鳴らしを発動したところ。

アニの硬質化が解ける中、街では兵団が指揮系統を失い、フロックが「エレンの代弁者だ」と台頭しイェレナら義勇兵を拘束。

ガビがファルコを助けるためにアルミンたちに接触し、アルミンがガビと一緒に、母を人間に戻すためにファルコを連れ去ったコニーの後を追っていきます。

そして、地鳴らしの巨人たちがマーレの方へ向かう様子を眺めるマガトとピークの前に、人畜無害の死に損ない(リヴァイ)を連れたハンジが声を掛けてきました。

エレンの行動に混乱を極め、焦りや絶望の中で仲間たちがバラバラになってしまったように見えるところ、この第126話は今後の展開に向けて大事な回になっています!

 

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『進撃の巨人』126話!のエピソード

それでは『進撃の巨人』126話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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逃走中のリヴァイとハンジ

倒れている仲間に近づいてきた兵士を、涙ながらに狙撃するハンジ。

ハンジはやむなく追っ手の兵士たちを始末していました。

最後のひとりを撃ち殺しようやく落ち着いたハンジは、みんな巨人にされたけどリヴァイだけが生き残ったこと、そしてこの怪我でまだ生きていることを「君がアッカーマンだからだ」と推測し語り掛けながら、リヴァイの傷を縫合していきます。

ハンジはリヴァイを見つめ「これは…どうしたもんだろう」と頭を抱えました。

自分たちではジークを止められない…。

もしエレンがジークを裏切っていたとしても、イェーガー派が脊髄液で島を支配するなら一生お尋ね者…。

どうにも出来ない状況にハンジは、以前サネスに言われた言葉を思い出し納得します。

「…たぶん順番が来たんだ」

苦悩の末、「いっそ2人でここで暮らそうか。ねぇ…リヴァイ」と呟きました。

 

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やはりじっとはしてられない

そしてハンジは、荷車の修理をしていた時にエレンの地鳴らし宣言を聞きます。

焦ってリヴァイの方を振り向くと、リヴァイが目覚めていました。

リヴァイは後悔の念に駆られていました。

「ヘマをした…奴に死を選ぶ覚悟を見抜けずに…また逃がした」

リヴァイは右手の人差し指と中指を失った手を見つめ、無念そうに言いました。

見るからに戦える状態でありません。

しかしハンジの呟きを聞いていたようで、「このまま逃げ隠れて…何が残る…」とも言います。

そしてハンジが荷車を修理していたことを指摘し、「蚊帳の外でお前が大人しくできるハズがねぇ」とリヴァイ。

ハンジは「ああ…そうなんだよ。できない」と言いました。

 

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マガトとピークに会った理由

というわけで動き出した2人は現在、マガトとピークに接触したのでした。

「俺の目的は…ジークを殺すことだ…」

利害が一致するだろうということです。

リヴァイの強さは伝わっていたためマガトは警戒しますが、リヴァイの真剣な姿勢を受け、まず話を聞くことにします。

ハンジは彼らの質問に素直に答えていきました。

ジークは恐らく王家の血を利用するためエレン(始祖の巨人)に取り込まれているということ。

始祖の巨人はとてつもなくデカくてどうにもならなそうなこと。

だからこそ敵であったはずの彼らに声をかけたのです。

「我々はやるしかないんだよ…みんなで力を合わせようってヤツを」

 

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コニーがラガコ村に到着

ファルコを連れ出したコニーは野宿しながら葛藤していました。

どうやってファルコを食わせればいいのか…

しかしファルコは自分を信じている…

アルミンたちの顔も過ります。

「サシャ…お前なら…わかってくれるか…」

果たして答えは出せたのか、翌日コニーたちはラガコ村に到着しました。

ファルコもここがラガコ村だと気づきます。

ファルコは昨晩コニーの独り言を聞いており、ファルコの事を知らないフリをしてここまで連れてきたコニーの目的が、サシャの復讐なのではないかと考えました。

コニーは「あれは戦闘行為だったと…弁えてる…」と言いながら、家を覆っていた布を開きます。

中にいたのはコニーの母巨人。

「これをオレに見せて…どうするつもりですか?」

恐る恐る聞くファルコに、コニーは無理やり笑顔を作ってこう答えました。

「巨人の歯磨き手伝って欲しいな」

戸惑うファルコとの間に微妙な空気が流れます。

 

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アルミンの示し方

そうこうしているうちにアルミンとガビが追い付いてきました。

「そいつから離れて!!あんたを巨人に食わせようとしてる!!あんたは“顎の巨人”を継承してるから…!!」

自分が巨人の力を継承したことを知らないファルコにとって寝耳に水!

するとコニーがファルコの首に刃をあて、「来るな!!お前らが離れろ!!」と2人を牽制しました。

アルミンの言葉も聞き入れません。

「正しいお前なんかに!!馬鹿のことなんてわかんねぇよ!!」

コニーは状況が呑み込めていないファルコを連れ、梯子を登っていきます。

するとアルミンはエルヴィンを思い出しながらガビに「コニーを許してくれ」と告げ、立体起動装置でコニーより先回りして小屋の梁に着地。

「オイ!!来るなっつったろうが!!」とコニーに怒鳴られますが、アルミンの目的はコニーを止めることではありませんでした。

大きく口を開けたコニー母巨人の上で青ざめるアルミン。

そしてアルミンは「喋るな」と言われた代わりに「行動で示す」として、覚悟の表情でなんと自ら巨人の口に飛び降りていきました。

 

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コニーの意志

アルミンはギリギリでコニーによって助けられました。

アルミンの行動によってコニーは現実に気づくことが出来たようです。

巨人の力を継承させて復活させても母を苦しめることになるのだと。

母には「立派な兵士になれ」と送り出されたのに、子どもと友達を殺すかもしれなかった…そんな兵士になってしまったのだと。

「…僕もだよ。団長の代わりになれなかった…」とアルミン。

するとコニーは「母ちゃんに誇れる兵士になりたい」と言いました。

「だから…困ってる人を助けに行こう」

 

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マフラーが再びミカサの元に

その頃ミカサが、負傷者病棟のようなところに収容されていたルイーゼを訪れていました。

彼女がマフラーを持っていると思っていたからです。

持っていたどころかしっかりと首に巻いていたルイーゼ。

ルイーゼは雷槍の破片が腹にあり、もう先は長くないそうです。

「エレン・イェーガーの創る自由な…世界を見ることができなくて…残念です」

ルイーゼが言うには、以前エレンと話した際「このマフラーは捨ててほしい」と言っていたそう。

捨てるくらいなら私が…ということでそのまま持っていたようですが、ミカサは「返して」とマフラーを回収しました。

立ち去ろうとするミカサにルイーゼは、ミカサに憧れて兵士になったことに悔いはないと伝えます。

「あなたの背中を追いかけて…私は…心臓を捧げて生きてきたのですから」

 

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アニとの再会

地鳴らしの巨人が最後尾まで通り過ぎ、街は少し落ち着きを取り戻してきました。

そんな中、フロックの演説がイェーガー派を盛り上げていました。

「我々はもう自由だ!!解放者エレンと我らイェーガー派によって世界に勝利した!!」

フロックの後ろにはジャンの姿も。

「イェーガー派万歳!!心臓を捧げよ!!」と盛り上がる民衆。

そうして賑わう街で、アルミンたち4人がライナーの元へ行く前に腹ごしらえをしています。

アニが復活したかもしれないという話をするアルミンとコニー。

すると隣で「ブフォ」と吹き出す女性が。

なんとそれはアニ本人!

アニは「4年間話しかけてくれてありがとう。さようなら」とヒッチに置手紙を残し、アルミンたちと行動を共にするためヒッチの元を去りました。

 

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義勇兵の処刑に車力が襲来

場面はイェーガー派によるイェレナとオニャンコポンの公開処刑へ。

跪くイェレナとオニャンコポンの後ろで、銃を持つのはフロックとジャン。

フロックが高らかに声をあげます。

これはエルディア帝国に仇なす義勇兵の処刑であると同時に、イェーガー派が世界を治めんとするエレンの意思を継ぎこのパラディ島の統治を宣言するものであると。

「まだ撃たないの?」と静かに受け止めているイェレナ。

一方でオニャンコポンは、力を貸した挙句にこのような事態になってしまったことを罵りながら嘆きました。

「突然無差別に殺されることがどれほど理不尽なことか知ってるはずだろ!?どうしてあんた達がわからないんだ!!」

「黙ってないで何とか言えよ!!」とジャンに言葉を求めると、ジャンは無情にもオニャンコポンに銃を向けました。

そして、ドンドンドンドン!と発砲。

弾は外れ地面に撃たれたのでオニャンコポンは無事でしたが、ジャンの行動はフロックにも予想外のようでした。

「お前…何のつもりだ?」

するとその時、突如車力の巨人が襲来!

ジャンはフロックを庇う様に突き飛ばします。

代わりにジャンとイェレナとオニャンコポンがそのまま車力に食われてしまったのでした。

現場が騒然となる中、フロックは気づきます。

「ミカサは…どこだ?」

 

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共に動き出した仲間たち

実はジャンが撃った4発は、ミカサたちへの作戦実行の合図でした。

4発の銃声を聞いたミカサ、アルミン、コニー、アニ、ガビ、ファルコは荷馬車に乗って移動を開始。

アニが砦の窓から誰かが見ていることに気づきましたが、とにかく今は進むしかありません。

一方ジャンはもちろん食べられたわけではなく、イェレナたちと一緒に車力の口から吐き出され、ハンジたちと合流しました。

彼らが昨晩手を組んだと聞いたオニャンコポンは、ジャンに「いいのか?イェーガー派にいれば地位は安泰のはずなのに…」と問います。

するとジャンは「もう…あのまま耳を塞いで部屋に籠っていたかった…でも…それじゃあ…骨の燃えカスがオレを許してくれねぇんだよ…」と答えました。

かたやイェレナは「何で私まで…」と戸惑っていますが、イェレナを生きたまま確保することが、マガトが示した車力の力を借す条件だったそうです。

 

世界を救いに動き出す!

そしてアルミンたちはライナーの元へ到着。

ライナーはアニの顔面蹴りによって起こされました。

アニの姿に驚き飛び起きたライナーは、アルミンたちの姿にも気づき絶望の表情。

ガビとファルコが「安心してください。みんな味方です」とライナーを落ち着かせました。

「時間がねぇ。早く行くぞ」とコニー。

ライナーが恐る恐る「…どこに」と聞くと、コニーはハッキリと伝えました。

「世界を救いに」

 

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『進撃の巨人』ベストエピソード集126話のまとめ

ということで世界を救うため、エレンを止めるため、再び終結した仲間たちの様子が描かれた今回。

リヴァイとハンジが2人で静かに暮らしたり、コニーが迷わず母にファルコを食わせたり、アニがヒッチと歩んで行ったり、ジャンがイェーガー派として安泰な地位を得たり…。

新たな世界を受け入れて選ぼうと思えば選べる道がそれぞれあったにも関わらず、彼らはこれからの行く末に抵抗するため、最後まで足掻くために動き出しました。

そこに彼らの『矜持』があるからですね。

調査兵団であることや、リヴァイの獣を倒すという執念、マーレ組もそう。

それぞれが自分はこうしたい、こうするべきだという意志にプライドを持ち、その意志が重なって対エレングループとしてひとつに動き出した1話でした。

この彼らの矜持が、世界が滅ぶか否かの分岐点、最終話へ繋がる未来への大事な鍵だったのではないでしょうか。

この矜持がどのように積み上げられてきたかという点に今までの物語が詰まっていると思いますし、これまでとこれからを繋ぐ話だったと思います。

アニとライナーも含め世界を救うために集結しベストエピソードに選ばれた第126話、是非じっくり読んでくださいね!

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