「皆癒しにするわよ!」
独特のセリフや魔法少女の様な外見が特徴的なミネルヴァ。
魔女たちの茶会で登場しスバルの傷をたちまち癒してくれた魔女でもあります。
ただ彼女が誰かを治すと地形が変わってしまうデメリットが!?
そんなミネルヴァに付いて今回はご紹介させて頂きます。
目次
【リゼロ】ミネルヴァのプロフィール
『憤怒』の魔女・ミネルヴァ。 #rezero pic.twitter.com/hz6Q0fqYgK
— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) December 10, 2016
金髪ポニーテールに青い瞳、袖口はハートの形になっている白い服に短めのスカート、と他の魔女と比べても魔女というよりは魔法少女の様な外見をしています。
憤怒の魔女の名の通り感情的で怒りっぽいですが、見た目や口調からはぷりぷりと怒っている印象を受けますね。
生前は「世界から痛みと争いと傷をなくす」ために世界を駆け回った点からも、優しい性格であったと言えるでしょう。
劇中では精神世界である魔女の茶会で初登場しており、現実世界では既に故人となっています。
生前は高い身体能力を活かし単騎で戦争地帯に乱入し争いを止める事を行っており、その極地として他人を癒す権能を身に着けました。
実際スバルとエキドナが契約を結ぼうとした際も、スバルが契約のデメリットを認識していないので不公平だと怒りスバルを心配して契約を止めようとする場面もあります。
口調こそ怒っていましたが、内容的には不利な契約を結んでしまいそうになっているスバルを心配していましたね。
【リゼロ】ミネルヴァは憤怒の魔女
ミネルヴァは7大魔女の一人、「憤怒(ふんど)の魔女」です。
憤怒の名の通り怒りっぽい魔女ですが、先に述べた様に理不尽に常に怒っているワケではなく、むしろ世界の理不尽な出来事に対して怒っています。
劇中では相手が優柔不断な場合、納得出来ない場合にも良く怒っていました。
ただ先にも述べたように口調は怒っているけど、話している内容は相手を心配している状況が多いです。
【リゼロ】ミネルヴァは傷ついている人を癒す権能を持ち合わせる
ミネルヴァには「相手を癒す」権能を持っています。
具体的には「ミネルヴァが生物に与えた行為はどんな行いだろうと治療行為に代わる」というものです。
これは、彼女が頭を殴れば頭痛が治り、腰を殴れば腰痛が治り、連打をぶつければ全身の傷が治る事になります。
スバルを治した時も殴って治していましたね。
【リゼロ】ミネルヴァが一般人に危害を加えたことはほとんどない??
ミネルヴァの権能自体が癒す力なので危害を加えるのがそもそも難しいです。
殴る以外にもナイフやハンマーを使って相手を攻撃しても相手の傷が治る効果が発生するのでむしろ攻撃が出来ません。
またミネルヴァの目的自体も他人の傷を癒す、争いを止めるという事なので一般人を意図的に傷つけた可能性は非常に低いでしょう。
可能性があったとすれば権能を身に着ける前の戦場で傷つけた可能性がありますが、ミネルヴァの性格から命を奪う事はせず戦闘不能な位だったと思われます。
ただこの様に直接的には危害を加えてはいないのですが、間接的には非常に大きな危害を加えてしまっています。
この間接的な災害こそミネルヴァが「魔女」と呼ばれる理由となります。
【リゼロ】ミネルヴァが怒ると地形が歪な形になってしまう
ミネルヴァの相手を癒す権能には発動の代償として大量の「マナ」が必要となります。
そのマナを大地の中枢であるオド・ラグナから引き出してしまいます。
マナは異世界の構成要素である為、枯渇した地域ではもはや天変地異というレベルの災害が発生してしまいます。
その為直接治した人数と間接的に殺してしまった人数が同等という話もあります。
このデメリットをミネルヴァはしばらく知らず、知らないうちに大変な災害を起こしてしまった様です。
悪気は無い様に感じますが、ミネルヴァの考えが
「目に見えないものってどうでもいいと思うのよね。あたしは傷を癒す。世界の寿命が縮もうがなんだろうが、知ったこっちゃないわ」
という考えです。
つまりデメリットを知った後も他人を治し続けていたので、人によっては世界に災害を起こし続ける魔女となってしまいます。
【リゼロ】ミネルヴァの前で死ぬという言葉は禁句
「今あんた、私の前で死ぬとか言った?」と劇中でも激怒する場面があった様に、ミネルヴァは死ぬという事には非常に敏感です。
彼女の目的が他人の傷や痛みを癒す事ですが、さすがに死んでしまっては彼女の権能でも治せない様です。
また戦争や自身の体験から生きたくても生きられない人の存在などから命を軽んじる事に我慢が出来ないのではないでしょうか。
この時ばかりは本当に怒っていた印象でしたね。
【リゼロ】ミネルヴァの最後は罠にはめられた??
『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season
追加キャラクター①
ミネルヴァ CV:小松未可子
「憤怒」の魔女。
争いに満ちた世界を嘆きながら、あらゆる人々を殴り、癒したと言われている。#rezero #リゼロ pic.twitter.com/EWoikrGspr— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) September 2, 2020
そんなミネルヴァの最後は国家の罠にはめられての最後となります。
個人の傷を治す為に世界・国家レベルで災いをもたらすミネルヴァは、国家単位でモノを考える人物達からは危険極まりない存在として敵対視されていました。
権力者達はミネルヴァを殺そうとするのですが、ミネルヴァは移動速度自体も早く捉える事すら出来ません。
そこで彼女をおびき寄せるための罠を仕掛けます。
ミネルヴァは孤立したエルフの決死隊を救うために駆けつけましたが、これ自体が罠であり彼女はそれによって「狂死」によって死亡しています。
まとめ
今回はミネルヴァ本人の紹介を主に書きましたがいかがでしたでしょうか?
アニメ第二期のラストではミネルヴァはエミリアの母親と仲が良かった事が判明し、精神世界ではエミリアを抱きしめながらのやり取りがありました。
その為スバルとの関わりはもちろん、エミリアとの関連も含めて今後の登場の可能性は非常に高いです。
外見からも人気が高いのでアニメの続編が出た時には、登場場面が多めに描かれる事にも期待ですね。