今回は三大魔獣の一角大兎について細かく紹介していきます!
三大魔獣の一角と聞くと恐ろしい姿や、存在が大きいものを想像しがちですがなんと大兎はただの兎です・・・・普通の兎なんです。
ただの兎が三大魔獣の一角になるはずがない、そんな風に思うかたもいると思います。
しかし大兎は知れば知るほど魔獣なんだなと思うことができます。
そんな可愛らしい容姿を持った魔獣を今回紹介いたします。
目次
【リゼロ】大兎のプロフィール
リゼロの二期のOPにも登場する可愛らしい兎です。
しかし実はかなり凶暴な三大魔獣の一角なのです。
兎の名前は大兎です。
名前に反して手のひらサイズの小さく可愛らしい普通の兎に見えますが実際は暴食の魔女・ダフネによって生み出された魔獣なのです。
白鯨、黒蛇と並ぶ三大魔獣の一角として存在する大兎ですが、単純に戦闘力だけを見るとさほど強くありません。
その理由は、魔法を使ったり、あり得ない速さで動き回るといったことはなく動きは普通の兎同様に飛び跳ねながら進み、かじりついて獲物を食べるといったことしかしないからです。
しかし大兎は三大魔獣の一角に何故いるのでしょうか?
それは大兎の圧倒的な能力に理由があります。
それは一体の大兎が無限に増殖するという能力です。
どれだけ倒そうとも一体でも残ればまた増殖してきます。
暴食の魔女が生み出しただけあり食欲に飢えている大兎、それが途方もない数で襲い掛かってくるのです普通の人であれば抵抗する間もなくかじりつくされてしまいます。
これが三大魔獣の一角大兎の力なのです。
【リゼロ】大兎は魔女ダフネが生み出したもの
大兎は暴食の魔女・ダフネが白鯨、黒蛇とともに生み出した三大魔獣です。
暴食の魔女は人々が飢餓で苦しまないよう大兎を作ったとい言っています。
「多兎の存在は食糧難への救済処置。たくさん増える生物がいれば食料に困ることはなくなる」
このように言っていました。
ただ、大兎を倒しきれない人々にとってはただの恐ろしい災厄に違いはありません。
ただ暴食の魔女ダフネは優しさから魔獣を生み出したのか、ただの好奇心なのかは謎のままです。
【リゼロ】大兎は無限に生まれ続けるため討伐が不可能?
三大魔獣の一角・大兎の能力は増殖です。
その増殖能力は大兎が一匹いればその場に霧と同じ分だけ増えていきます。
その数は一万体以上になります。
そんな増殖能力を持っている魔獣の討伐は不可能かと思われていますが、討伐する方法はあります。
その方法とは「すべてを同時に殲滅すること」です。
個別に倒しても倒している間に他の大兎が分裂、増殖しています。
分裂する暇も与えず広範囲の高威力の大魔法の一撃で一度に仕留める必要があります。
多兎はマナの大きな場所に集まる習性があるため、一点に集めるという意味でも大魔法が有効的です。
このように討伐する方法は存在するため大兎の討伐は不可能ではありません。
しかし、大兎の大群を一度に殲滅できるほどの大魔法を行使できる存在はほとんどいないため、大魔法を使うことのできない存在からしたら討伐は不可能と言えます。
【リゼロ】大兎は雪の降る地域にしか生息しない?
大兎の登場には必ず雪が降っており、大兎は雪の降る地域にしか生息していないと思われるかもしれませんが、実際はそんなことはなく、大兎の生息地はいたるところにあります。
では、なぜ聖域内で雪が降って積もった際に大兎が大量に集まっていたのか。
それは、聖域内に雪が降り積もった原因にあります。
その原因とは、一回目の雪が積もっていたときは、エミリアが関係いています。
墓所の試練に何回も失敗し、精神的に崩壊していたエミリアの魔力が暴走してしまいます。
その暴走により、エリオール大森林の時と同じようにあたり一面を雪の世界へと変えてしまったのです。
二度目の雪が積もっていた原因はロズワールの暴走によるものです。
ロズワールはスバルが何らかの理由により世界をやり直していることに気が付きます。
そして、ロズワールの持つ福音書が何者かによって燃やされてしまいます。
それにより、現在の世界がどうでもよくなったロズワールは自暴自棄になり、大量のマナを使い、聖域に雪を降らせたのです。
この二つの雪を降らせた原因に共通することは、大量のマナを使用していることです。
大兎が聖域に現れた原因は、この聖域内に大量のマナが発生したためです。
大兎は魔獣です、魔獣の主食は……そうですマナです。
つまり、大兎は大量に発生したマナの匂いに惹かれて聖域に現れたんです。
このことから、大兎は初めから聖域にいたわけでも、雪の降る地域だけに生息しているわけでもなく、マナがあるところに現れる魔獣ということがわかりました。
【リゼロ】大兎がスバルとロズワールを丸ごと食べる
一度目の雪が聖域に降り積もったとき、試練の祠から出たスバルが見た景色はあたり一面の雪でした。
そして、スバルのまえに現れた一匹の兎、それこそが大兎だったのです。
大兎を知らないスバルは兎に対して手を差し伸べてしまい、それにより手を食いちぎられパニックになります。
そこからあたりに大兎の群れが現れ、スバルの身体を群れで食いちぎっていったのです。
二度目の雪の積もった時それはロズワールが大量のマナを使い雪を降らせ、大兎を呼び寄せました。
エミリアを孤立させ、精神を崩壊させることを目的に雪を降らせていました。
しかし、この雪を降らせるためには大量のマナを使用していてそれにより大兎を呼び寄せてしまいました。
大兎が大量に集まっていることを認識したロズワールは「なるほど、なるほど、そうゆう終わり方か」と言い、この世界での終わりを一人で納得しています。
福音書によって行動を変えているロズワールでも死ぬところまではわからないためこのように言っていたのかと思います。
そしてスバルを外に投げ出し、この世界の自分は終わるが次の自分ではない自分が目的を達成したらいいと言い放ちながら大兎の群れの中へと歩みを進めます。
そして、多兎に体を食いちぎられながら息絶え、倒れたところに大兎の群れが集まり体をすべてむさぼりつくしていきます。
その後、アニメでは映像としては出ていませんが、スバルも同様に大兎によって殺されていると思われます。
【リゼロ】大兎はマナの多いものから食べようとする?
大兎は暴食の魔女が生み出した魔獣のため「食」に関しては相当な執着を持っています。
魔獣の主食はマナのため、マナの集まるところに大兎は集まってきます。
そしてそのマナは大きければ大きいほど大兎は集まってきます。
それにより、大兎はマナの多いものから食べていくともいえます。
逆にマナが少なくほかに食べれるものがなければ、自分たちを共食いするほど食に飢えている魔獣なんです。
【リゼロ】大兎をスバルとベアトリスがぶっ倒す
聖域攻略のためにロズワール邸を救いに行ったスバル。
そこでベアトリスの過去を払拭し、契約を果たしたスバルは聖域で大兎にベアトリスと二人で挑みます。
始めは、ベアトリスの陰魔法の「エル・ミーニャ」によってある程度の数は減らすことができましたが、大兎の増殖能力にはかないません。
そこで大兎の群れを一か所に集め、大魔法によって一気に殲滅することにしました。
大魔法の準備の間無防備になるベアトリスを持ちながらスバルはエル・ミーニャの魔法で大兎を囲っていきます。
囲いが完成すると次はエミリアの魔法により囲った部分を土地ごと持ち上げそこにベアトリスの究極の陰魔法「アル・シャマク」を解き放ち大兎を殲滅することができました。
アル・シャマクはスバルの使うシャマクとは全くの別物の魔法でした。
広範囲を黒い球体で包み込み、次第にその大きさを縮めていき最終的には小さな球体となりその後プツリと消えてしまいました。
このアル・シャマクとは転移魔法の一種で現実とは隔絶された異空間へと大兎すべてを隔離させたのです。
ベアトリスが禁書庫で使っていた扉渡りの応用版ですね。
この魔法により大兎を殺すことはできませんでしたが異空間に送られ出てくることができないため、実質的に勝利と言えるでしょう。
まとめ
大兎は暴食の魔女ダフネが人類が飢餓に襲われないようにと作り出した増殖能力を持った魔獣でしたがなかなかの曲者でしたね。
増殖能力だけで他はただの兎と変わらない存在にしてくれていればよかったのに・・・・
しかし、魔女の作り出すものなんて最初から期待はしていけないのかもしれません(笑)
今回の大兎の登場は聖域解放の中で、大兎が登場したおかげでベアトリスとスバルの共闘が見れたのは最高でしたね。
今後も多種の魔獣が出てくるとは思いますが大兎ほどかわいい容姿をした魔獣は少ないかもしれませんね。
絶大な増殖能力を持った魔獣、異空間に飛ばされはしましたがもしかしたら世界のどこかに一匹でも残っていたらまたあの群れが・・・・と考えたくはありませんが可能性はありますね。
今後もリゼロの多様な魔獣の登場を楽しみにしつつ、またどこかで大兎のかわいい容姿が見れることを期待して楽しんでいきましょう!
