エリカとひろは2人で仲良く買い物へ、幸は夏期講習で学校へ行きました。
そして凪は久々に家で1人になりました。
凪が1人になってすることと言えば…!
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
全裸生活イン夏ですw
全裸で夏を満喫する凪に「何してんの?」と声がかかりました。
そこにいたのはいないはずだった幸だったのです。
幸が玄関ではなく庭から入って来た理由とは?!
それでは第61話『アタシは結婚しないもん!!!』の考察を始めていきます。
『カッコウの許嫁』61話!のネタバレ
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
それでは『カッコウの許嫁』61話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
久しぶりの兄妹2人きり!
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
幸は夏期講習を終えて帰って来たようです。
(サボっていたわけではなさそうですねw)
2人は気まずそうに黙っていましたが、幸が当たり前の質問をしました。
「全裸でプール…何してんの?!」
凪はエリカとひろに言わないで欲しいと懇願しました。
幸は「言うでしょ」と冷たい返事をしましたが、それならと凪も反撃します。
「…で?お前はなんで庭にいるんだ?」
幸は突然しどろもどろになりました。
普通であれば玄関から入ってくるべきところを、幸はなぜか庭から入ってきたのです。
「た…たまには ホラ 庭から帰るのも… いいカナー…って」
幸が凪と目を合わせずに話している時、猫が幸の側に現れました。
凪の反撃
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5吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
猫は幸の足に頭を擦り付け「ニャオー」と甘えまくりです。
幸は「あれ〜野良猫かなぁ〜?」とわざとらしく言いましたが、これで凪が騙されるわけがありません。
「知ってるぞ お前こっそり餌付けしてるだろ」
幸はあくまで居候の立場なので、勝手に猫に餌付けはさすがにまずいでしょう。
「追い出されるかもなぁ〜?」
さっき幸に全裸生活を暴露されそうになった凪は仕返しとばかりに幸を追い込みました。
結果…いつものように幸に力でやりかえされたのでしたw
もちろん、幸の望み通り猫のことは2人の秘密です。
陰キャの意見
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
幸は猫に”陰キャ”と言う名前をつけて可愛がっていました。
凪は猫の名前に憐れみを感じずにはいられません。
ただ幸にも理由がありました。
陰キャはいつもひとり。
この辺りの猫のコミュニティからも外されているようです。
「だから陰キャには私しかいないんだよね〜」
しかし凪には覚えがあります。
「陰キャは陰キャなりに1人が楽なんだよ」
確かに…凪は今でこそエリカやひろや幸と暮らしていますが、男友達って登場しませんよね〜。
遊馬くらいでしょうか。
(遊馬もエリカ狙いなだけで別に凪と個人的に友達とまでは言えないですよね…)
凪は今のところ本当に1人が楽なんでしょうね!
それに対して幸は辛辣ですw
「黙れリアル陰キャ」
凪にもダメージを与えました。
凪は昔から猫には嫌われる?
その可愛さから凪は陰キャに手を伸ばしました。
ところが…陰キャは凪の手を引っ掻きました。
「そういえばさ 昔もこんなことあったよね」
幸は懐かしそうに微笑みました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
まだ2人が小さい頃、あの時も幸が猫を拾って来たのです。
凪は幸が拾って来た猫のために家から牛乳などの餌を調達していました。
コッソリお世話をしていた2人。
「いい加減もらい手を探さないとな」
ところが幸は猛反対!
「だめ!!このねこちゃんは幸が飼うの!!」
「ならちゃんと母さんに言わないと…」
凪は困ったように言いながら猫に手を伸ばしました。
その瞬間、猫に引っ掻かれてしまいます。
現在と全く同じですねw
凪は猫には嫌われてしまうようです。
猫との思い出
幸は親に猫の話をするつもりはありませんでした。
言ってもダメと言われることが目に見えていたからです。
凪は「雨の日は?エサは?病気は?猫が死んでもいいのか?」と幸にたたみかけます。
「しらない しらない やだぁ!」
正論を突っ込まれると泣いて暴れる幸。
幼い頃の幸と今の幸…根本は変わっていませんねw
でもこの時の幸にはどうしても猫を飼いたい理由がありました。
海野家は海野亭という定食屋を経営しているので、夜ご飯の時間にはいないのが当たり前。
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
幸は他の家と同じように両親と一緒にご飯を食べたかったのです。
「だからお兄と2人で育てるんだもん いっしょにご飯食べるんだもん」
幸は一緒にご飯を食べる”家族”を増やしたかったのですね!
結局、猫のことは親にバレることとなり、定食屋を経営する海野家で飼うことは許されませんでした。
猫は隣の家で飼ってくれることになり、お別れとなったのです。
「あの子元気にしてるかなー?」
それにしても…隣の家って、あのフリフリの服を着た子の家でしょうか?
もしかしたら本当に猫にも再登場の機会があるかもしれませんね!
凪の結婚について
陰キャが突然走り出しました。
その先に現れたのは別の猫です。
2匹は連れ立ってどこかへ去って行きました。
「陰キャのくせに…彼女いたんだ?!」
幸は去っていった陰キャと凪を重ねたのでしょうか。
少し考えてから話し出しました。
「お兄はさ 結婚どうするの?」
凪は突然の話に「なんだよ?」と返しました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
「いつまでもひろさん追いかけてないで いい加減あきらめなよ。エリカお姉がいるんだし…!」
幸に真面目に言われた凪は思わず言い返しました。
「お前に関係ないだろ!」
でも凪の結婚は幸に無関係とは言えません。
誰が自分の姉になるか、幸としても気になるところでしょう。
何より…凪が「いつもデレデレしててキモい」ので早くひろをあきらめて欲しいようですねw
困った凪は話をすり替えました。
「人のことばかり お前はどうなんだよ」
幸の結婚について
凪の記憶にあるのは幸が幼い頃のことです。
「白馬に乗った王子様が来ないかなー?」
女の子の夢ですよね〜。
からかわれた幸はムキになります。
「来るかもしれないじゃん!!わかんないでしょ!?」
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
「それにッ アタシだって来年16歳になったら結婚するかもしれないし?」
幸の突然の結婚話に凪が反応します。
「する気なのか?!」
幸に具体的な話は当然ありません。
“先のことはわからない”と言いたかったのです。
結婚しちゃダメ!?
凪はそれは自分自身も同じだと答えました。
エリカを選ぶのか、ひろを選ぶのか…。
幸に言われることではありません。
「俺の人生は俺が決める。誰と結婚しようが俺の勝手だ」
しかし…幸には我慢できませんでした。
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
「アタシは結婚しないもん!!だからお兄も結婚しちゃダメ!!」
流石の凪もこれには「はぁ?!」と驚きます。
幸はそれ以上説明することもないまま立ち去ろうとしました。
「お兄なんて 勉強だけしてればいいんだよ…!」
それが幸の本音なのかもしれませんね。
凪が誰とも結婚しなければ、ずっと一緒にいられるかもしれませんから…。
緊急事態発生!!
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
「ただいまー!!」
大きな声がして、エリカが帰ってきました。
「ずいぶん早いな」
まださっき買い物に出かけたばかりのはずです。
「大変 大変 大変 大変」
エリカは大騒ぎしながら庭に走って来ました。
「2人ともッ 落ち着いて?!」
凪と幸は遠い目で「うん 自分がな?」とツッコミます。
大騒ぎのエリカの口から出たのは…確かに大騒ぎの予感しかしない言葉でした。
「ひろちゃんが誘拐されました…!!!」
ひろを誘拐した目的とは?!
そして犯人とは?!
『カッコウの許嫁』ネタバレ61-62話のまとめ
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
今回は幸の本音が見え隠れする切ない展開&ひろの誘拐という緊急事態が発生するお話でした。
エリカとひろが買い物に出かけた後、凪が全裸生活を送っていると…何故か庭から帰ってきた幸。
幸は陰キャと名付けた猫にコッソリ餌付けしていたのです。
昔も同じようなことがありました。
猫の思い出を懐かしむ2人。
幸は意を決したように凪に結婚について話しました。
“エリカがいるのだからひろを諦めるべき”
ところが凪はこれに反発します。
自分の人生は自分で決めるし、もちろん結婚だって勝手にする…。
凪は幸に言い返したのです。
幸は凪の言葉についに本音をぶちまけてしまいます。
「結婚しちゃダメ!!」
幸は凪の選択肢に自分が入ってないことも知っています。
周りのみんながそう思っているはずです。
幸は凪の”妹”なのですから…。
だから幸が望むのは誰とも結婚しないことだったのでしょう。
しかし、この後さらに大騒ぎが待っていました。
買い物に行ったはずのエリカが1人で帰ってきたのです。
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吉河美希「カッコウの許嫁」61話より引用
「ひろちゃんが誘拐されました…!!」
これは緊急事態発生!!
ひろを誘拐したのは誰なのでしょうか?
考えられるのは親か…ひろの許嫁か…。
次週もますます目が離せません♪

⇒『カッコウの許嫁』63話!凪とひろのファーストコンタクト?!・・
⇒『カッコウの許嫁』62話!ひろの誘拐犯は?!凪は運命を変える・・
⇒『カッコウの許嫁』60話!エリカが風邪?!新たな登場人物も・・
⇒『カッコウの許嫁』59話!ついに家事の分担?!凪の涙の理由・・