前回はドラゴンの過去が明らかに。
ドラゴンは歩んだ後は灰燼のみというほどすべてを蹂躙し、人々から天災と同等に絶望を与える存在として恐れられていました。
ある日、あまりに強すぎるが故に希望がなく強く絶望して更なる災害を呼んでいたドラゴンの前に、災害隊のフェアリーが現れ「あんたの絶望が必要だ」と言います。
ドラゴンにとって絶望的な世界であることは変わりませんが、「この星諸共滅ぼそう」という目的が出来たので、ドラゴンは伝道者一派となったのでした。
そんなドラゴンが今、ついに真っ向から戦えるアーサーという敵を前に生まれて初めて希望を見出しています。
喜び高ぶるドラゴンと彼に挑むアーサーの戦いは陸海空を裂く激闘へ!
第265話『竜騎衝天』はさらに大規模になっていきます!
目次
『炎炎ノ消防隊』265話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』265話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
さらに激しくなる戦い
大海をも割りながらアーサーの実力に喜びを見せるドラゴン。
「まだまだこんなものではないだろう!!?」とますます気持ちを高ぶらせていきます。
対するアーサーは割れて滝のようになった海を壁走りで駆けていき、それを追うドラゴンとの激しい攻防が繰り広げられます。
2人の戦いは水飛沫によってようやく確認出来るほどの激しいもので、その衝突は雷雲が立ち込める空へと舞い上がっていきました。
地形をも変えてゆく
空中で激しくぶつかり合う2人。
しかしアーサーが一瞬の隙を捉え、ドラゴンを海へと叩き落しました。
ドラゴンに再び襲い来る騎士の雷。
衝撃で海が膨れ上がります。
同時に海から飛び出た2人は間髪入れず互いに間合いを詰めました。
一瞬のにらみ合いの後、口から光線を吐き出すドラゴン。
アーサーは素早く回避しましたが、光線の衝撃で海が吹き飛びました。
そのうえ火山のようにドラゴンの周囲の地面が突起。
もはや海が吹き飛んだとしか表現できないほど2人の戦いはどんどん地形をも変えているのです。
アーサーが捉える!
高台となった場所からアーサーを見下ろすドラゴン。
アーサーはすぐさま崖を駆け上がり、ドラゴンを斬り上げます。
しかしドラゴンはアーサーの攻撃を意に介さず、アーサーを掴んで地面に叩きつけました。
アーサーはかなりのダメージを受けた様子で転がり落ちていきます。
が、すぐに体勢を整え、気づけばドラゴンに向かって突きの構えで剣を向けていました。
そしてその剣撃はドラゴンの脇腹を捉え、ドラゴンを遥か上空、雲の中まで突き上げたのでした。
紫電八連!?アーサーの猛攻
雲の中でまさに雷のようにドラゴンを斬りつけていくアーサー。
1撃2撃…そして7回斬りつけたところでドラゴンが動きを見切りカウンターを喰らわせました。
それでもアーサーは止まりません。
振り返って最後の1撃。
『紫電八連!!』
アーサーの紫電八連は凄まじく、雲にポッカリ大きな穴を開けました。
穴の縁に降り立ったアーサー。
大きい穴の真ん中にはドラゴンが佇んでいますが結果は果たして…
なんと、あのドラゴンの腹に深い傷をつけていました!
腹や肩から血を流し吐血も見られるドラゴン。
ついに決着か!?
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ265-266のまとめ
今回はセリフが殆どありませんでした。
その分緊張感やスピード感、激闘のダイナミックさが伝わってくるというか、とにかく凄まじい戦いでした。
記事としては伝わりにくいものになってしまいましたが、だからこそ是非是非本誌で読んで頂きたい迫力の1話です。
何よりかつてないほど真剣な表情のアーサーから、この戦いが如何にギリギリであり、そして如何に本気であるかが伝わってきます。
しかしアーサーが一気にドラゴンの体に傷をつけ追い込んだものの、さすがにこれで終わるとも思えませんよね。
なのでまだまだ天地を書き変えるほどの激闘は続きそうですが、次回は『制限不可の戦い』ということでさらに人智を超えた戦いとなりそうです。
以前自身を焔ビト化させていたドラゴンですから、再びアドラの力をもってドラゴンたる力を見せつけてくる可能性も。
ただし今はアーサーもかなり捗っているはずですから、このアドラの影響が強くなっている状況で更なる進化も考えられます。
そんな2人の戦いの第2ステージこそが『制限不可の戦い』ということなのかもしれませんね。
一体どんな展開になるのか、手に汗握ったまま次回も楽しみに待ちましょう!

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