転スラの世界で重要なポジションにいる勇者。
その中でも伝説の勇者クロノアはヴェルドラを封印したりシズをレオンから救い出したりとさまざまな場面で名前が出てきています。
その正体は実はリムルの教え子のクロエでした。
そんなクロノアについて解説していきたいと思います。
目次
【転生したらスライムだった件(転スラ)】クロノアのプロフィール!!
転スラの世界での伝説の勇者と呼ばれています。
本名は「クロエ・オベール」(ややこしいので後述もクロノアとします)
見た目はクロエとほぼ同じです。
黒髪長髪の女性で白い肌、やや小柄でほっそりとした体形で強力なスキルを複数所有し、剣術もかなりの腕前です。
精神体(精霊)の時は少し大人びた雰囲気の見た目をしています。
シズに仮面を渡したのもクロノアです。
何度もタイムリープしているため、転スラの世界の要所で登場しています。
正直、タイムリープが原因で時間軸ごとに整理ができないため、非常に説明しづらいキャラクターとなっています。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】クロノアは世界を救うための勇者だった!!
転スラの世界はもともと、ユウキカグラザカの策略により滅ぼされる運命なのですが、クロノアはそれを阻止するために何度もタイムリープしてユウキを倒すきっかけを作ろうとしています。
失敗した世界線ではリムルが死亡したり、魔王間での同士討ちが発生したり、ギィとクロノアがユウキに殺されたりしています。
クロノアはタイムリープと運命による因果律を駆使して「勇者育成プログラム」を実行して真の勇者になるほどの実力を身につけます。
スキルは「絶対切断」「無限牢獄」「時空之神」「希望之王」です。
しかし、クロノアが強くなったとしてもなかなか未来の改変ができずに失敗し続けましたが、ほんの些細なことでリムルが生存し成功ループになります。
そのループの話が本作の転スラです。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】クロノアはリムルの最初の友達ヴェルドラを封印した!!
暴風竜ヴェルドラはノリでヴァンパイアの街を吹き飛ばしてしまいましたが、そこにクロノアは現れます。
その際はヴェルドラを撃退するに留まったのですが、東の帝国の都市を壊滅させてしまったせいでクロノアに討伐依頼が発行され、「無限牢獄」というスキルで虚無空間へヴェルドラを封印してしまいます。
実はクロノアはヴェルドラと戦うのはユウキの手の届かない時代で勇者として修業するのも目的の一環だったと推測されます。
悪いことをしたとはいえ、修行の一環で300年も封印されてしまうヴェルドラがかわいそうな気もしますね。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】クロノアの活躍で魔王レオンからシズさんを取り戻した!
クロノアは魔王レオンを倒すために居住に攻め入ったことがあります。
攻め入ったときにはすでにレオンは逃げており、殿(しんがり)としてシズを一人残していきました。
クロノアはシズが自分と同じ異世界人であることに気づき、震える手で刀を握るシズをやさしく抱きしめ、自分の元で英雄として育てます。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】クロノアの正体はクロエ・オベールだった??
先ほどからちらちらと触れてきましたがクロノアの正体はクロエ・オベールです。
クロエは幼少期に魔王レオンと一緒に転スラの世界へやってきますが、ユウキカグラザカによって未来へとタイムリープさせられ、リムルと出会うことになります。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】クロノアの究極能力は時を司る!!
クロノアが所持しているスキルの中に「時間旅行(トキノタビビト)」というものがあり、このスキルは「過去へ自分の分霊(時の精霊クロエ)を飛ばすことができる能力」です。
スキルのトリガーは「ヒナタサカグチの死」であり、世界が崩壊しヒナタが死ぬというバッドエンドを迎えるとヒナタの魂を取り込んで過去へ飛びます。
そして、過去のクロエへと憑依しそのクロエへ「時間旅行」のスキルを授けるという仕組みになっています。
死に戻りするという能力は他の作品にもありますが、他人の死をトリガーにするのは少し珍しいかもしれませんね。
他には「時空之神(ヨグ・ソトホート)」というスキルも所有しています。
時空之神は相手の攻撃を見た後に過去へ戻り、致命傷を避けたりカウンターで敵にダメージを与えることが可能です。
クロノアに勝つにはクロノアの攻撃が効かないほどの防御力を身につけるか、時間を停止させてそもそも巻き戻すことができないようにするしかありません。
時間に作用するスキルはどの作品でも強力ですが、クロノアのスキルも相当に強力ですね。
【転生したらスライムだった件(転スラ)】クロノアとヒナタは全くの別人!!
タイムリープする際にヒナタの魂を取り込んで過去へ飛びますが、クロノアとヒナタは全くの別人です。
クロノアが真の勇者となり未来を変えるための力を手に入れるためにタイムリープに同行している協力者がヒナタであり同一人物ではありません。
もちろん、ヒナタも勇者ですが真の勇者でもありません。
物語の途中で魂をクロノアから分離させて自身の力をクロノアに授けるシーンもあり、立ち位置的にはクロノアの相棒といったところでしょうか。
そういう意味では一心同体だと思うので間違う人がいてもおかしくはないです。
まとめ
今回はクロノアを紹介しましたが、理解できましたでしょうか。
クロエ・オベール=クロノアでありますが、わかりやすい分け方は成長した伝説の勇者をクロノアだと考えるとわかりやすいかもしれません。
ユウキの野望を止めるためにタイムリープを繰り返しており、少しでも成功ルートへと近づけるために「勇者育成プログラム」などを駆使して成長しています。
なので、人間の中でも5本の指に入るほどの実力者でありスキルも強力な時間に関するものです。
物語のある意味中心といえる人物ですので転スラをみるときに彼女の行動に注目してみるのも読者に許された特権なので面白いと思います。
多少混乱するような存在ですが理解するとその伏線や行動の意味がわかり一層、話に深みが増すので是非何度も読んでみましょう。

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