- エマの不在に子供たちが動揺する
- マイク・ラートリーが登場し保護を提案
- 人間の世界が壊滅的な状況に変化した
ついにあのお方との約束が履行され、エマたちは鬼の世界から人間の世界へと移動しました。
フィルが気がつくと、眼前に広がっているのは見たこともない世界…。
打ち付ける海の先に見えるのは人間の世界でした。
人々の姿が見え、平和に暮らしているように見えます。
「やったなエマ」「よかったねエマ」
みんなは労いの言葉をエマにかけようとしましたが…。
目次
『約束のネバーランド』179話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』179話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
エマがいない
昨日はエマ誕生日でした!もう一枚! pic.twitter.com/SsFYllUlgP
— 出水ぽすか(ポ~ン)🦉🎃🦈 (@DemizuPosuka) August 23, 2023
「え」
フィルが1番早く気づき、続けてノーマンとレイが気づきました…。
“エマがいない”
その瞬間、心臓が大きくドクンと音を立てました…。
ノーマンはガクンと膝をついてしまいます。
子供たちはエマを探して呼び掛けますが、やはりエマの姿はありません。
それぞれの想い
レイは後悔に駆られていました。
おかしいとは思っていたはずなのに…。
(やはり代償はあったんだ 「何もない」なんて嘘だった)
(あいつの言葉をまんまと信じた 大馬鹿野郎!!)
エマはいつでも前向きで言葉に偽りがありません。
だからレイも騙されてしまったのでしょう…。
ノーマンは呆然としていました。
子供の頃の思い出が蘇ります。
“好きだからエマには笑っていてほしいんだ”
それなのに…今の状況が受け入れられません。
エマはノーマンに「背負うな」と言っていました。
(なんで…ひどいよ!こんな消え方するなんて…)
エマ自身は黙って何もかもを背負っていたのでしょうか?
マイク・ラートリー
エマがいないことをまだ受け入れられない中、子供たちの前にある男が現れました。
「私はマイク・ラートリー」
その男はピーター・ラートリーの叔父で現当主代理を務めている、と名乗りました。
「コード”solid” 話は聞いている」
「一族はもう食用児に危害は加えない」
マイクはそう告げ、身元を引き受けることを申し出ました。
「乗れ 面倒な騒ぎになる前に」
子供たちが周りを見回すと、多くの人々の視線が注がれていました。
突然現れた子供たちはニュースに!
人間の世界では各地でノーマン達のような食用児が見つかっていました。
約束が果たされた結果なわけですが、迎え入れる人間の世界ではこれがニュースになっていました。
突然現れた多くの子供たちに疑問を抱くのは当たり前と言えるでしょう…。
マイクはそんな子供たちを順次保護していました。
ノーマンたちはマイクにより、ラートリー家北米支部に保護されることになりました。
新しい世界
ノーマンたちが見つかったのは旧アメリカ合衆国、今はエリア01と呼ばれるエリアです。
2047年の人間の世界は想像していたものとは違っていました。
ノーマンたちが知っている人間の世界は、ハウスで読んだ本や地図から知った2015年までのことです。
それから約30年…人間の世界は怒涛の時代を迎えていました。
度重なる異常気象、天災、疫病、経済危機、食糧難を経て、10年にも及ぶ世界大戦…。
多くを失いとことん壊れた世界は大きく形を変えていました。
自分達さえ良ければいいという時代は終わり、みんなで協力していかなければいけない…。
その結果、国境は撤廃され、世界は一つの大きな国となっていました。
「まだまだ課題だらけだが、ようやく人類は歩き始めた 復興の最中だ」
マイクは最後にそう語りました…。
重い空気の中で
「幸いだった」
ノーマンは自分たちの置かれた状況を聞き、表情を変えずに呟きました。
今は戦争も終わっていて、大きな汚染もなく、国境すらなくなっている為、自分たちも受け入れてもらいやすいと判断してのことでした。
「…全然幸いじゃないだろ」
子供たちはそう言い返しますが、ノーマンの表情を見れば、誰もがノーマンの苦しみがわかるはずです。
レイは手で顔を覆い、表情すら窺えません。
子供たちはエマがいないことに戸惑いを隠せず、空気は重く澱んでいました。
エマがいなかったら
「エマ、死んじゃったのかな?それともやっぱり鬼の世界にエマだけ残されちゃったのかな?」
フィルがその空気を破りました。
エマはあのお方と「食用児全員で人間の世界へ」と約束していました。
文言通り約束を結んでいたら、あのお方はエマの命をとることはできないはずです。
もちろん、鬼の世界に残すこともできません。
「文言通り結んでいなかったら…」
子供たちは可能性に気付いてしまいます。
「あの子が誰より頑張ってきたのに 今この仲間との未来を望んできたのに…!」
その言葉を聞いて、子供たちは次々と声を上げ始めました。
「エマがいなかったら今ここにいない…」
「きっと諦めて死んでいたな」
ノーマンは寂しそうな笑顔を見せて言いました。
「エマがいたからここまで来れた」
ノーマンにとってエマはどう考えても特別な存在です。
そんなノーマンの言葉は短いですが、重みがありますよね。
エマを探して
「エマはさ “どうしたいか”で動くんだよな」
「それがどれだけ無茶であり得なくても」
オリバーはノーマンとレイに向かって続けました。
「「なぜいないか」は重要か?「どこにいるのか」なんて関係あるのか?」
その言葉を聞いたノーマンとレイは驚いた顔をしました。
「関係ない」
ノーマンは即答します。
“エマに会いたい”
その気持ちが真実なのだから…。
子供たちも声を上げました。
「私も!」「俺も!」
「エマを捜すぞ」
レイが号令をかけました。
その顔は、さっきまでの落ち込んでいた表情ではありませんでした。
かくれんぼ
ノーマン誕生日おめでとう~! #約束のネバーランド pic.twitter.com/dSeJFtBcm4
— 出水ぽすか(ポ~ン)🦉🎃🦈 (@DemizuPosuka) March 21, 2021
「鬼ごっこの次はかくれんぼか!上等だ!」
「俺たち”家族”でエマを迎えに行くぞ!!」
子供たちは立ち上がりました。
ノーマンとレイにとって、エマはやっぱり特別な存在です。
子供の頃、3人で過ごした時間が頭に浮かびます。
(待っててエマ 今行くから)
(君を一人になんてしない)
(絶対見つけてやるからな)
2人の顔にもう迷いはありませんでした。
…果たしてエマはどこにいるのでしょうか?!
『約束のネバーランド』ネタバレ179-180話のまとめ
今回のお話では、ついについに本当に人間の世界へと突入しました。
しかし、そこにエマの姿はありませんでした…。
恐れていたことが現実になってしまいましたね。
エマがいないことに落ち込む子供たちでしたが、子供は強い!
エマに会いたい!!その単純な願いが力となり、エマを捜す旅が始まります。
ノーマンとレイ、2人の想いにも注目ですね。
エマはどこにいるのでしょうか?
無事に再会できるのでしょうか?!
この先の展開がとても気になりますね!
- エマがいないことに気づく
- ノーマンとレイの後悔
- マイク・ラートリーが登場
- 新しい人間の世界の状況
- ノーマンと子供たちの決意
- エマを探す旅が始まる
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