前回285話では、ノエルたち到着の数刻前、最上位悪魔とナハトが戦っています。
ナハトは漆黒の三極性を倒し、冥府の門を閉じることを最優先だと考え、そのためにダンテと最上位悪魔を引き離そうとします。
ナハトはワルグナに任務を果たしてきたかを聞き、ワルグナは頷きます。
悪魔同化モード・ガルスになり、特性「鳴き声」を発動します。
最上位悪魔の真下の床から手が出て来て、一瞬動きを止め、場所を移動させます。
最上位悪魔は動きを止められて移動させられたにもかかわらず、それすらも楽しんでいます。
ナハトは暗闇の中を動き回り攪乱し、モード・エクウスになって攻撃を食らわせます。
しかし、ダメージは与えられません。
魔力が底なしで防御も不可という相手と知り、自分にできるのは死ぬまでひたすら躱し続けることだと覚悟を決めます。
ナハトの過去。
貴族の名家ファウスト家には双子の兄弟がいました。
弟は絵にかいたような善人で多くの人間に慕われ、兄は素行の悪い不良で多くの人間にまゆをひそめられていました。
「兄さんは魔法騎士団に入らないのか」と聞くと、そんなことをして何が楽しいんだと答えます。
弟は「モルゲン」とヤミに呼ばれていました。
『ブラッククローバー』286話!のネタバレ
それでは『ブラッククローバー』286話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ヤミとナハトの出会い
㊗本日4月30日はナハトの誕生日🐃
ヤミの悪友(ダチ)であり
アスタのもう1人の師・ナハト‼️
ギモデロ達4人の悪魔も喜ぶ
「黒の暴牛」副団長の記念アイコンです🎁#ブラッククローバー #ブラクロ #BlackClover pic.twitter.com/aC2WUEevko— ブラッククローバー【公式】 (@blackclover_off) April 29, 2022
ナハトは弟とは違い、悪さばかりをしていました。
弟は他人のために自分を犠牲にできる魔法属性と同じ光のような存在でした。
ナハトはそんな弟を同じ種類の生き物だとは思えません。
魔導書を手に入れた頃、不気味な魔法を使う異人の噂を聞いて会いに行きます。
それがヤミで、魔法の毛色が似ていたためか不思議と気が合います。
一緒に魔法騎士団に捕まらない程度の悪さをしていました。
半年後弟とヤミが魔法騎士団「灰色の幻鹿(げんろく)」に入ります。
ナハトはヤミがうまくやれるわけはないと思っていたが、弟のお陰でヤミも団に馴染んでいきます。
ナハトは弟がヤミと自分が似ていると言っていたのが、気に食わなかった。
同族嫌悪と嫉妬があったのかもしれないですね。
その都度魔法騎士団入団を勧められるが、鬱陶しがって断っていました。
悪魔を使いこなす才能
18歳になった頃に両親に呼び出されます。
ナハトは説教だと思っていましたが、ファウスト家を継ぐのは自分だと聞かされます。
驚いていると、両親が説明します。
ファウスト家は代々悪魔学に身を捧げてきた一族であり、その魔法と魂はナハトに受け継がれていると。
ナハトは驚きながらも未知の誘惑に体が震え心もざわめき異常なほどに興奮します。
ナハトは自分の家では自分がちゃんとしていてモルゲンが異質だったんだと思い、自分の中の悪意が歓喜します。
モルゲンとヤミが魔法騎士団で光と闇のコンビとして活躍していく中、ナハトは悪魔学にのめり込みます。
4体の悪魔と契約し力を使いこなすナハトに両親は天才だと褒め、この悪魔とも契約できるかもしれないと言ってナハトに腕輪のようなものを渡します。
だからナハトは何体もの悪魔と契約していたんですね。
過ちと儀式と戒め
㊗本日5月1日はモルゲンの誕生日💐
『灰色の幻鹿』時代はヤミの相棒だった
正しい心を持つナハトの双子の弟‼
2人の可能性を誰よりも信じた
モルゲンの記念アイコンをプレゼント🎁#ブラッククローバー #ブラクロ #BlackClover pic.twitter.com/ua5oa9glbl— ブラッククローバー【公式】 (@blackclover_off) April 30, 2022
その悪魔は冥府の支配者重力、時間、空間の悪魔その3体を支える柱の一つ最上位悪魔ルキフグスと呼ばれています。
ナハトが面白そうと承諾しようとしたとき、モルゲンが止めます。
モルゲンは禁術が罪だと危険だと両親とナハトに訴えます。
しかし、最上位悪魔と聞いて興奮が止まらないナハトは降魔をしてしまいます。
ルキフグスは儀式下で力が抑えられているはずなのに、魔力を抑えられずナハト以外に攻撃をします。
そしてナハトは恐怖で動けなくなり、手を出してはいけない存在だと感じます。
モルゲンは悪魔との因縁がある遺物を破壊して儀式をキャンセルしようとします。
儀式をキャンセルすることに成功しますが、代償としてモルゲンは命の危機にさらされます。
モルゲンは自分の家族が禁術に手を出していることを魔法騎士団に知らせていませんでした。
その報いだと言うモルゲンにナハトは「なんで」と問います。
モルゲンは「僕の夢は兄さんと並んで…影と光の魔法騎士で…国の平和を…護ることだったから…」と答えます。
ナハトはまっすぐ見られないほど光っている輝きがあるモルゲンのことが大好きでした。
彼は「弟を助けてくれ」と叫びますが、「都合の良いこと言ってんじゃねーぞ。さんざん好き勝手やっておいて、自分が困ったら神様に頼んのか?」と自分の心が言います。
そしてナハトは自分を死ぬまで許さないと誓います。
そしてナハトは「限界を超えてやる…!」と言って、最上位悪魔に何かを仕掛けようとします。
こうしてナハトのような格好と話し方になったのでしょう。
戒めみたいな感じですね。
『ブラッククローバー』ネタバレ286-287話のまとめ
今回は、ナハトとヤミとの出会い、4体の悪魔と契約をするナハト、最上位悪魔ルキフグスを召喚するナハト、モルゲンが儀式をキャンセルした代償として死に至るなどが描かれました。
次回は、アスタがナハト救出すると予想されます。
その前にナハトの最後の力を振り絞った攻撃が見られそうです。
次回もお楽しみに!

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