1期からの大活躍、そして個性的なキャラクター、「ペテルギウス・ロマネコンティ」。
リゼロを知っている方なら知らない人はいないほど有名ですよね?
ただ、ペテルギウスには壮絶な悲しい過去、そしてエミリアとの関係があるのです。
ペテルギウスといえば、「脳が震える」や「怠惰」など有名なセリフ、そして独特な見た目をしていますが、過去を知ればそれすらも悲しいことのようにも思えてきます。
そこで今回はペテルギウスの過去やアニメ2期で少し出てくる内容と、エミリアに本当はこだわっていたのではないか、この2点を中心にご紹介いたします。
ぜひ、今まで嫌なキャラクターだなと思っていた方にも、この記事を読んでペテルギウスのことを好きになってくれたらうれしいです。
きっと本当はかっこいいとも思えてくるはずです(笑)。
目次
【リゼロ】ペテルギウスはアニメ1期で執拗にエミリアを狙っていた
ペテルギウスは大罪司教の悲願であるサテラの復活のために、サテラと同じ身体的特徴を持つエミリアを「サテラがこの世に顕現できる器となりうる存在」としてとらえ、執拗にエミリアを狙っていました。
エミリアが適合する器であったなら良し、そうでなければサテラと同じ姿をとった不敬として殺害することも厭わないと考えていました。
【リゼロ】ペテルギウスは見えざる手という権能を持つ
ペテルギウスは魔女因子を取り込んだことにより、権能「見えざる手」を使用できるようになりました。
「見えざる手」は、その名の通り不可視の魔手を操り攻撃をするといったものになります。
この魔手の威力はすさまじく、森であろうと岩であろうとことごとく破壊し、人体に触れただけで容易く体をえぐるほどの威力を持ちます。
さらに出せる本数も射程距離もなかなかのものであり、そこにあるとわかっていても簡単に回避出来るものではありません。
また、魔手に自らを掴ませることにより高速で移動したり、欠損した部分を補わせたりと攻撃以外にも応用が利く権能です。
【リゼロ】ペテルギウスの権能はサテラから授かったもの?
結論から言うと、権能はサテラから授かったものではありません。
というのも、権能は魔女因子を体内に取り込むことにより、その魔女の権能を受け継ぐことができるといったものだからです。
そしてペテルギウスもまた他の大罪司教と同じように、昔魔女因子を体内へと取り込んでいるのです。
その時のペテルギウスには魔女因子に適合していなかったため、精神が崩壊し、人格が変わってしまいました。
ただ、嫉妬の魔女サテラが400年前に他の魔女を滅ぼしたことにより現在の大罪司教たちが魔女因子を手に入れることができたと考えると、あながち権能はサテラから授かったといっても過言ではありません。
【リゼロ】ペテルギウスが執着していたのはサテラではなくエミリア??
1期ではサテラの復活の器のためにエミリアを狙っていましたが、大罪司教の行動原理は福音書から来ています。
大罪司教よりも上の存在のパンドラがエリオール大森林の封印を解くカギはエミリアだと言っているので、それが真の目的だとしたらサテラの復活というよりもエミリア自身のことを執拗に狙っていたのではないかと思います。
しかし、ペテルギウスには「サテラ」に関したセリフが多いため、どちらが最重要として見ていたのかは明らかになっていません。
【リゼロ】ペテルギウスは昔幼いエミリアと会っていた?
約100年前エミリアがまだ幼かった頃、エルフの住む森でエミリアは叔母二人で暮らしいました。
エミリアはこの村では大事に守られていました。
この頃にも魔女教は存在していて、ペテルギウスも大罪司教として存在しています。
ただ他の魔女教徒に比べて、ペテルギウスはこの頃穏健派として他の魔女教徒とは違っていました。
そして幼かった頃のエミリアとペテルギウスが森で出会うシーンがあります。
そこが初めて二人が出会った瞬間なのです。
現在のストーリーではペテルギウスはエミリアを狙っていましたが、100年前にはエミリアを見つけると涙を流して、攻撃をする素振りもありませんでした。
ペテルギウスはエミリアの叔母フォルトナとの間で何かしらの交渉を交わしていて、エミリアを命がけで守るようになっていました。
【リゼロ】ペテルギウスとジュースは同一人物?
ペテルギウスの正体は、人ではなく精霊でした!
ペテルギウスは、昔は魔女教の穏健派の筆頭でジュースという名前でした。
ロマネコンティ一族とともに生きてきた精霊であり、エリオール大森林で「虚飾のパンドラ」に対抗するため、自らに適性のない魔女因子を取り込んだことで現在の「怠惰の大罪司教ペテルギウス」の人格になってしまいました。
このことからペテルギウス・ロマネコンティとジュースは同一人物なのです!
【リゼロ】ペテルギウスとジュースの名前に隠された秘密とは??
ペテルギウスは二つの名を持っていました。
1つは「ジュース」という表向きの名前、2つ目は魔女教として使用する「ペテルギウス・ロマネコンティ」という名前です。
そのため、エリオール大森林では「ジュース」、魔女教徒からは「ペテルギウス様」や「ロマネコンティ様」と呼ばれていました。
そしてその「ジュース」と「ペテルギウス」という名前にある隠された共通点があります。
それは、どちらとも憑依という力を行使することです。
「ジュース」はロマネコンティ族の身体に乗り移る形で移動しているから、見た目に変化がないと作者が解説しています!
「ペテルギウス」は指先を利用して、魂が適合する身体と勝手に契約を結び憑依し続けて生き延びています。
憑依の力は「邪精霊である己の力を利用したもの」と作者も述べており、ジュースは現在のペテルギウスになってしまう前から邪精霊なのです。
これが「ペテルギウス」と「ジュース」という名に共通する秘密なのです。
まとめ
今回の「ペテルギウス・ロマネコンティ」のまとめです。
・1期ではサテラ復活の器として、エミリアを執拗に狙っていた
・魔女因子を取り込んだことにより、「見えざる手」という権能を使用できる
・実はペテルギウスはサテラではなくエミリア自身を狙っていた
・昔ジュース(現ペテルギウス)はエミリアと出会っている
・昔のジュースは、魔女教穏健派としてエミリアたちと平和に暮らしていた。
・「ジュース」と「ペテルギウス」は同一人物である
ここまで読んで頂きありがとうございます。
ペテルギウスの壮絶な過去、そしてエミリアとの関係、1期では考えられない内容ですね!
今回この記事で、少しでも「ペテルギウス・ロマネコンティ」というキャラクターのことを好きになっていただけたらとてもうれしいです。
そして、1期でペテルギウスはスバルに倒されてしまいましたが、権能はスバルが引き継いでいるため、きっとペテルギウスそしてジュースはスバルの中で生きているはずですので、今後とも忘れず注目しながら新しい展開を楽しみに待ちましょう!
