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1196話でサンジの弱点は何だったのか
結論から言うと、イワンコフが見抜いていたサンジの弱点は「自分を愛せないこと」でした。そのせいで、避けられる攻撃まで体で受けてしまう戦い方をしていたのです。
1196話の題は「死にたがりの愛に価値なんてない」です。2026年10月19日(月)発売の週刊少年ジャンプ47号に載り、少年ジャンプ+とゼブラックでも同じ日の0時に配信されました。ここから先は1196話のネタバレを含みます。
この記事でわかること
- 1196話で起きたことの要点
- サンジの悪夢がジェルマではなくイワンコフだったわけ
- 題の「死にたがりの愛」が指しているもの
- 1195話までのつながりと、1197話がいつ載るか
1196話の要点を表で見る
1196話は、エルバフでのキリンガム聖との戦いと、カマバッカ王国の修行の日々を行き来しながら進みます。起きた順に並べます。
| 場面 | 何が起きたか |
|---|---|
| キリンガム聖の挑発 | サンジの蹴りは当たっても治され、覇王色が無いなら船長に助けを求めろとあおられる。サンジはルフィの期待を叫び、父ジャッジの言葉がよみがえる |
| 悪夢の正体 | キリンガム聖がサンジの心の奥にある悪夢を呼び出す。出てきたのはイワンコフで、キリンガム聖はその悪夢と合体する |
| カマバッカ王国の回想 | 勝っても毎回傷だらけのサンジを、イワンコフが止める |
| 明かされた弱点 | 自分を愛せないので、守りを捨てて避けられる攻撃まで受けてしまう |
| 悪夢が消える | 自分の価値をくれたのはジェルマではなく仲間だと思い直し、弱さを認めた瞬間にイワンコフの悪夢が消える |
| 反撃へ | タバコに火をつけ、もうお前の攻撃は受けないと言い切る |
1195話の最後でイワンコフが言った「深刻な弱点」の中身が、まるごと1話かけて明かされた回です。
僕はこう読む
サンジの戦い方は、昔から「自分が傷ついても構わない」でした。
仲間を守るときほど、迷わず体を前に出してきました。
読者がサンジのかっこよさだと思っていたところを、そのまま弱点として突きつけたのが1196話だと思っています。
悪夢がジェルマではなくイワンコフだったわけ
キリンガム聖が呼び出すのは、相手がいちばん怖がっているものです。サンジ自身も、出てきた姿を見て「なんで”イワ”が…!! ジェルマのクズ共でもなく…!?」と叫びました。
サンジを幼いころから「失敗作」と扱ってきたのは、父ジャッジと兄弟たちです。それでも悪夢になったのはイワンコフでした。サンジがいちばん怖かったのは、殴られることではなく、自分の弱さを見抜かれることだったと読めます。
カマバッカ王国での日々をサンジが思い出さないようにしてきたのも、そのためです。そこには、イワンコフに弱点を言い当てられた記憶がしまわれていました。
カマバッカ王国でイワンコフが言ったこと
修行のころのサンジは、試合には勝ち続けていました。それでも勝つたびに相手より深い傷を負い、イワンコフに2週間休めと言われても「かすり傷だ」と言い返します。
イワンコフが求めたのは、避けられる攻撃は避けることでした。まわりのオカマたちが口をそろえて持っていると言い、サンジにだけ無かったのが「自己愛」です。サンジは世界中の女性を愛しているから自分などどうでもいいと返しますが、イワンコフは自分を愛せない者の愛には価値が無いと言い切ります。誰かのために命を張るのは構わない。けれど死んでしまえば何にもならない、と。
題の「死にたがりの愛」は、ここを指しています。誰かのためなら死んでもいいという愛は、守る側が先に倒れてしまえば何も守れない、という話です。
僕はこう読む
愛を何より大事にしてきたイワンコフだからこそ、言えたことです。
サンジの女性への愛を笑わずに、その愛の向きが自分にだけ向いていないことを見抜いた。
オカマの国での2年間は、蹴り技より先に、この一言を渡すための時間だったと思っています。
ジャッジの言葉とルフィの言葉
話の前半、キリンガム聖は覇王色を持たないサンジに、船長に泣きつけとあおります。サンジは「期待されてんだよ!!!」と叫び、ホールケーキアイランドでルフィにかけられた期待を背に蹴り返しました。
ところがキリンガム聖は、期待に応えられない人間など世の中にいくらでもいると返します。その一言で浮かんだのが、サンジを弱い失敗作と呼んだ父ジャッジの言葉でした。自分を愛せない根っこは、ここにあります。
それでも最後にサンジが選んだのは、自分の価値をくれたのはジェルマではなく麦わらの一味だ、という答えでした。イワンコフの言った壁にぶつかっていると認め、自分を愛せば強くなれるならやってみる。そう決めた瞬間、悪夢のイワンコフは消えます。屋根の上に座ったサンジはタバコに火をつけ、もうお前の攻撃は1発も受けないと言い切りました。
1195話までのつながり
1196話は、1193話から続いてきた神の騎士団との戦いの流れの中にあります。前の話で何が分かっていたかを並べます。
| 話 | 分かったこと |
|---|---|
| 1187話 | サンジに覇王色の素質があると分かる |
| 1193話 | 神の騎士団は覇王色が乗らないと再生してしまう |
| 1194話 | ゾロが覇王色を刀にまとわせ、ソマーズ聖の再生を止める |
| 1195話 | サンジは覇王色が乗らず槍に貫かれ、イワンコフに言われた「深刻な弱点」を思い出す |
| 1196話 | 弱点は自分を愛せないことだと分かり、サンジがそれを認めて反撃に出る |
並べると、ゾロが1194話で壁を越え、サンジは2話かけて同じ壁に向き合ったことが分かります。
僕はこう読む
ゾロに足りなかったのは力の使い方で、サンジに足りなかったのは自分の扱い方でした。
同じ覇王色の壁でも、越えるために要るものがまるで違います。
サンジの覇王色は「自分を守っていい」と思えたところから出てくると読んでいます。
1197話はいつ載るのか
47号で、次の48号(10月26日発売)は休載と告げられました。1197話は2026年11月2日(月)発売の49号に載る予定です。
まとめ|1196話でサンジの弱点は何なのか
1196話で明かされたサンジの弱点は、自分を愛せず、避けられる攻撃まで受けてしまう戦い方でした。キリンガム聖が呼び出した悪夢のイワンコフは、サンジがその弱さを認めたところで消え、サンジは反撃に移っています。
僕はこう読む
1195話で「自分を大事にできないところが壁になる」と読みましたが、1196話はそこに理由まで描きました。
ジャッジに失敗作と呼ばれた子どもが、仲間に価値をもらって、ようやく自分を守る側に回る。
反撃の1話目ではなく、立ち直りの1話として置かれた回だと思っています。
まだ分かっていないのは、弱点を越えたサンジの蹴りに覇王色が乗るのかどうかです。キリンガム聖との決着は、休載明けの1197話で描かれるはずです。
——あなたは、サンジの悪夢がジェルマではなくイワンコフだったことに納得できましたか。それとも、ジャッジのほうが怖いはずだと思いましたか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
1196話について、よく聞かれることです。
Q. 1196話はいつ載りましたか
A. 2026年10月19日(月)発売の週刊少年ジャンプ47号です。少年ジャンプ+とゼブラックでも同じ日の0時に配信されました。
Q. 1196話の題は何ですか
A. 「死にたがりの愛に価値なんてない」です。自分の命を軽く扱うサンジの愛し方を、イワンコフが否定した言葉から来ています。
Q. サンジの弱点は何でしたか
A. 自分を愛せないことです。そのせいで守りを捨て、避けられる攻撃まで受けてしまう戦い方をしていました。
Q. 1197話はいつ読めますか
A. 48号は休載で、2026年11月2日(月)発売の49号に載る予定です。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月19日

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