- レウウィスが農園廃止を宣言した
- ムジカが新王に指名された瞬間
- エマがフィルと感動の再会を果たす
エマたちのもとに王都からの伝令の知らせがやってきました。
伝令、それはレウウィスから語られた言葉から始まりました。
レウウィスは鬼の民を前に大切な話をし始めます。
それは、これからの鬼の世界と人間の世界、そして食用児たちの世界を大きく変えることになるのです。
目次
『約束のネバーランド』175話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』175話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
変わる世界
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.6 ムジカ/ソンジュ】
鬼社会から離れて旅をする、人間を食べない鬼達。偶然出会ったGFハウスの脱獄者らを助け、彼らに世界の知識や狩りを教えた。この時間は、のちの鬼社会を一変させる契機に。王都襲撃の際にはエマたちに協力し、女王レグラヴァリマと対峙する。 pic.twitter.com/vx6IxS8YLW— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) July 27, 2020
レウウィスはムジカとソンジュを後ろに従え、大切な話をし始めます。
現政権は解体すること。
現政権の幹部、五摂家家臣団および四大農園責任者はただちに逮捕すること。
すべての民に邪血を分配し、誰も飢えや退化に苦しまないようにすること。
そして、1番大切なこと…。
「農園を廃止しよう」
鬼の民衆の中にどよめきが起きます。
農園を廃止にすること、それはつまり人肉がもう食べられなくなることを示していました。
1000年前の約束
長らく人肉の味に親しみ、味を覚えてしまった鬼にとって、レウウィス言う農園廃止はハードルが少し高いものでした。
動揺する民衆に、レウウィスは冷静に語りかけました。
「1000年前の約束で決まっていたことであろう」
「世界を棲み分け、狩り狩らぬ」
約束ではお互いを狩らないと約束していたのに、農園という特殊なルールを作り、人を喰らい続けていたことこそが歪みなのだとレウウィスは諭しました。
民衆はレウウィスに諭され、返す言葉がありません。
レウウィスは続けて再度言い直します。
「農園などない方がいい」
人肉が供給されるかどうかで民衆の生存や退化を一部に握られる…。
現政権の支配統制は農園の上に成り立っていました。
この農園システムがあったからこそ、この支配が続いてしまったのですから…。
自分たちで決めること
民衆は頭では理解し始めました。
でも、気持ちの面では迷いがあります。
もう人肉は食べられないという、事実が目の前に迫っていました。
「邪血を貰えるならもう人間食わなくても…」
「人間食わなきゃ退化しちまうって怖かったけど…」
「でも人肉だぜ?他の肉ならともかく…」
「あぁ人肉は食いたい 人肉は特別だ」
「けどだからこそ農園を残したら人間は食えてもまた誰か農園を利用して俺たちを縛ることができてしまう」
鬼の民衆は自分たちで考え、答えを出しました。
「農園、無くしちまおう!」
民衆から出た言葉にムジカは驚きを隠せませんでした。
新しい王
民衆は自分たちで答えを出し、新しい時代の新しい王の誕生を喜びました。
「農園廃止だ!新時代万歳!」
「新王レウウィス様万歳!!」
ところが、レウウィスから出てきた言葉は意外なものでした。
「いや私は王にはならぬよ」
どよめく民衆、驚くムジカとソンジュを前に、レウウィスは自分は王に相応しくないと辞退してしまいます。
レウウィスは女王たち旧時代側の存在であること、女王の施政を見て見ぬフリをしていた罪もあります。
「私は王に相応しくない」
「新しい世界には新しい王だ」
そして、レウウィスは新しい王として、ムジカを指名したのです。
新王ムジカ
面食らうムジカを後押しするように、大僧正様も現れ、ムジカが王に相応しいと言いました。
誰より民を思い幾度となく民を救ってきたムジカ。
大僧正様の言葉は重く受け止められ、最初は驚いていた民衆たちもムジカをすぐに認めます。
ムジカ新王の誕生に湧く民衆たちに、大僧正様は続けて語りかけます。
「支配を許したのは民達ぞ」
「王だけでなく、民も考え動かねば」
「新しい世界は皆で守り作り上げるのだ」
王だけにおんぶに抱っこされるのではなく、皆で正しい道を探していく、それが新しい鬼の世界です。
ムジカ達は民主化を見事に成し遂げましたね!
大僧正様から冠を頂き、ここに、ムジカ新王が誕生しました。
自由がこの手に
エマたちは王都の伝令からずっと見つめていました。
ムジカの無事も嬉しいニュースですが、王様にまでなっていることに驚きを隠せません。
でも1番のニュースは…農園廃止。
それは食用児であるエマたちにとっては自由を意味しています。
全食用児自由だ!!
子供たちは喜びを爆発させました。
フィルのもとへ
【🎂HAPPY BIRTHDAY🎂】
本日7月31日は、No.34394 フィルの誕生日です!🎉幼いながら高い知能を持つ明るい男の子❗️
エマのことが大好きなフィルの誕生日を皆でお祝いしよう!!😄お誕生日おめでとう‼️#約ネバ #34394フィル誕生日おめでとう pic.twitter.com/KhMGiAYag0
— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) July 31, 2022
自由を噛みしめるエマ。
みんな、もう食用児じゃない!
もう誰にも追われない!
自由になったあと、エマはすぐに行きたい場所がありました。
それは、エマをずっと理解し、応援し続けてくれた幼いフィルのもとでした。
「ただいま!フィル!!」
エマを見つけたフィルの目には涙が溢れてきました。
エマとフィル、ついに再会です。
『約束のネバーランド』ネタバレ175-176話のまとめ
王都からの伝令は、新王誕生を伝えるものでした。
しかも、新しい王はムジカ。
鬼の世界は大きく変わっていくことでしょう。
レウウィスとムジカ、そして鬼の民衆の力で、農園の廃止は決定されました。
自由を手に入れると同時にエマが向かった先は、フィルのもとでした。
フィルとの再会はエマにどんな影響を与えていくのでしょうか?
そして、エマたち食用児は自由を手に入れ、ついに人間の世界に向かっていくのでしょうか?!
次回も気になる展開で目が離せませんね!
- レウウィスが農園廃止を宣言
- 新王ムジカの誕生が決定
- 食用児全員が自由を獲得
- 鬼の民が自ら選択する時代
- エマがフィルと再会するシーン
- 新しい世界の構築が始まる
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