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鳴姫とは何者なのか
結論から言うと、鳴姫(なるひめ)は人類の滅亡を目指す八雷神の1柱で、雷をまとって戦う八雷神いちばんの武闘派です。185話で壌竜と並んで倒れ、いまは優希の中にいます。
金と黒の髪をツインテールにした少女の姿で、一人称は「余(よ)」。声がとにかく大きく、考えるより先に拳が出る性格です。力で押せば人間などすぐ滅ぼせると本気で信じていて、そのたびに壌竜にいさめられてきました。
見た目のかわいさから、本格的な戦いの前から人気の高い八雷神でした。その鳴姫が、物語の終盤では組長たちを全滅寸前まで追い込んでいます。どんな神で、どう戦い、倒れたあとどうなったのかを、話数と一緒に追っていきます。
この記事でわかること
- 鳴姫のプロフィールと読み方、名前の由来
- 86話の初登場と、武闘派なのに後ろにいた理由
- 159話で優希の料理を気に入り、加護を与えた場面
- 172話からの京香たちとの戦いと、183話の壌竜との合体
- 185話で倒れたその後と、声優の沼倉愛美さん
鳴姫のプロフィール
名前で調べた人が知りたいことを、先に表にまとめます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 立場 | 八雷神の1柱。雷を操る、いちばんの武闘派 |
| 読み方 | なるひめ |
| 見た目 | 金と黒の髪のツインテールの少女。金色の上着を羽織る |
| 一人称 | 余(よ) |
| 戦い方 | 雷をまとった拳と、雷から呼び出す大剣。剣は形を変えて使い分ける |
| 初登場 | 11巻86話「神議」 |
| 188話時点 | 185話で倒され、186話から優希の精神世界にいる |
| 声優 | 沼倉愛美 |
| 人気投票 | 第3回19位(542票) |
八雷神は、互いを兄弟姉妹のように呼び合う8柱の神です。鳴姫は筆頭の大極と参謀の紫黒を「姉」と呼んでいます。母と呼ぶイザナミのもとで、人を滅ぼすことを目指していました。
名前の元は、古事記で黄泉の国のイザナミの体に生じた8柱の雷神のうち、左足に生じた鳴雷(なるいかづち)です。鳴雷は雷鳴の音を表す神で、声の大きさまで名前どおりの神になっています。
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鳴姫の大声は、笑いどころとして描かれることが多い設定です。
ただ、元になった鳴雷が「雷の音」の神だと分かると、見え方が変わります。
鳴姫にとって大声は性格ではなく、生まれそのものなんですよね。
雷は光ってから音が遅れて届きますが、鳴姫は先に音が来る。考えるより先に叫び、叫ぶより先に殴る。名前の字ひとつで、あの騒がしさに筋が通っていると読んでいます。
86話の初登場|武闘派なのに後ろにいた神
鳴姫が初めて姿を見せたのは、11巻86話「神議」です。空折が魔防隊に倒されたあと、残る八雷神が集まって今後を話し合う場面でした。
鳴姫は着くなり、雷をまとった拳で壌竜に殴りかかります。空折を失って沈んでいた壌竜を、自分なりのやり方で奮い立たせようとしたのです。拳を受け止めた壌竜に、鳴姫は「それでこそ」と言わんばかりの言葉をかけています。話し合いでは、慎重な紫黒に対して、神が1柱討たれたのだから報復すべきだと強く主張しています。
不思議なのは、それほど好戦的なのに、長いあいだ前線に出てこなかったことです。97話では、母が動けるようになる「清めの日」を早めるために、身を清めて儀式に向かう姿が描かれました。武闘派でありながら、母のそばで果たす役目も負っていたわけです。
159話|優希の料理を気に入り、加護を与える
156話で紫黒に連れ去られた優希は、八雷神の本拠地で神々の世話をすることになります。159話で、鳴姫は優希の作った食事を勢いよく平らげ、あっという間に優希を気に入りました。
褒美として、鳴姫は優希に自分の加護を与えました。大食らいで寝相が悪く、気に入った相手にはすぐ心を開く。いちばん気難しそうに見えた鳴姫が、実はいちばん単純な神でした。
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敵の本拠地で、主人公が料理で神を手なずける。笑える回ですが、ここで鳴姫と優希のあいだに本物の情ができたことが、あとの戦いを重くしていると思っています。
鳴姫は嘘のつけない神です。気に入った相手を、本気で殺しに行かなければならなくなった。
159話の食卓は、172話から始まる戦いの、いちばん痛い前ふりになっていると読んでいます。
172〜185話|京香たちとの戦い
魔防隊が八雷神の本拠地へ踏み込むと、鳴姫は壌竜と並んで、社で待ち構えていました。172話で現れたのは、羽前京香・和倉優希・上運天美羅・月夜野ベル・東風舞希の5人です。鳴姫は、気に入っていた優希にも、もう容赦はしないと言い切りました。
| 話数 | できごと |
|---|---|
| 172話 | 社で壌竜とともに、京香・優希・美羅・ベル・風舞希を迎え撃つ |
| 176話〜 | 鳴姫は京香・優希・美羅の3人を1柱で相手取り、壌竜は風舞希と戦う |
| 180話 | 優希をかばった京香が瀕死になり、優希が内にいる八雷神の力で鳴姫と渡り合う |
| 183話 | 巨大な竜になった壌竜に、雷になった鳴姫が巻き付いて合体。ベルの狙いを気配で見抜き、致命傷を負わせる |
| 185話 | 東風舞希の槍が壌竜の心臓を貫き、壌竜とともに倒れる |
鳴姫の武器は、雷から呼び出す大剣です。剣は「荒天」「雷霆」のように名前と形を変え、広く薙ぎ払う一撃と、一点を貫く一撃を使い分けます。上から叩き斬る「雷鳴壊刃」のような技もあり、組長3人を1柱で押し返すほどの火力でした。強い相手と正面から打ち合うことを好む神です。
180話では、優希を狙った一撃を京香がかばい、瀕死の傷を負います。ここで優希が、体の中にいる八雷神の力を借りて、ひとりで鳴姫と渡り合いました。気に入っていた相手を、鳴姫は本気で倒しに来ていたことが分かる場面です。
183話で壌竜と合体してからは、いるだけで雷と地割れが降り注ぐ、天災のような姿になりました。鳴姫は周りの気配を読む役を担います。どこから攻めても鳴姫に見抜かれるので、魔防隊は不意打ちもかく乱も封じられました。最後は185話「拝」で、東海桐花が力を注ぎ込み、東八千穂が心臓の位置を割り出し、風舞希の槍が壌竜の心臓を撃ち抜いています。
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いちばんの武闘派が、合体したあとは「見張り役」に回っていたのが、この戦いの面白いところだと思っています。
殴るのは壌竜に任せ、鳴姫は気配を読んで敵の手を先に潰す。ずっと突っ込むだけだった神が、姉の背中を守る側に回ったんですよね。
2柱がそろって倒れたのは、どちらか片方だけでは崩せなかったからです。鳴姫の強さは、ひとりの腕っぷしより、壌竜と組んだときに完成するものだったと読んでいます。
鳴姫は死亡したのか|倒れたあと優希の中へ
鳴姫は185話で倒され、肉体は失いました。ただし、それで終わりではありません。
186話で、鳴姫は壌竜・若雲とともに、和倉優希の精神世界に加わりました。先に倒された空折や伏摩、雷煉も、同じように優希の中で暮らしています。188話の時点で、優希の中には6柱の八雷神がいます。
八雷神で残るのは、筆頭の大極と参謀の紫黒の2柱です。原作は少年ジャンプ+で連載中で、189話は11月14日に再開する予定です。
声優は沼倉愛美さん
アニメで鳴姫を演じるのは沼倉愛美さんです。第2期『魔都精兵のスレイブ2』の最終回、第12話「神議」(2026年3月26日放送)で八雷神がそろい、鳴姫も登場しました。原作の86話「神議」にあたる場面です。
第2期は2026年1月8日から全12話が放送され、2026年8月2日には第3期の制作も発表されています。鳴姫が本格的に戦うのは原作の170話台からなので、アニメで見られるのはまだ先になります。
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倒された八雷神が優希の中に集まっていく流れで、鳴姫はいちばん馴染むのが早い神だと思っています。
159話で、もう優希の料理に胃袋をつかまれていました。
殺し合った相手の中にすぐ居場所を作れる単純さは、敵だったときの欠点が、味方の側に来た瞬間に長所へひっくり返ったものです。
大極との最後の戦いで、優希の中から一番大きな声を出すのは鳴姫なのかもしれません。
まとめ|鳴姫とは何者か
鳴姫は、雷をまとって戦う八雷神いちばんの武闘派です。
- 読み方は「なるひめ」。金と黒のツインテールの少女で、一人称は「余」
- 名前の元は古事記で左足に生じた鳴雷
- 初登場は11巻86話「神議」。空折を討たれて報復を主張した
- 159話で優希の料理を気に入り、加護を与えた
- 172話から京香たちと戦い、183話で壌竜と合体、185話で倒れた
- 186話から優希の精神世界にいる。声優は沼倉愛美さん
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鳴姫は、八雷神の中でいちばん人間に近い心を持っていた神だと思っています。
怒れば叫び、うまい飯には喜び、強い相手は素直に認める。
裏表がないから、敵として最後まで正面に立ち続けた。それが倒れたあとの居場所にもつながりました。
鳴姫の魅力は、京香たちを追い詰めた雷の強さにあるのか、それとも料理ひとつで優希を気に入る単純さにあるのか。そこで好みが分かれる神です。
——あなたは、鳴姫の魅力は京香たちを追い詰めた雷の強さだと思いますか。それとも、料理ひとつで優希を気に入る単純さのほうだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
鳴姫は、86話の初登場から185話で倒れるまでの流れと、声優がよく聞かれる八雷神です。
Q. 鳴姫の読み方は何ですか。
A. 「なるひめ」です。古事記の鳴雷(なるいかづち)が名前の元になっています。
Q. 鳴姫の声優は誰ですか。
A. 沼倉愛美さんです。アニメ第2期の最終回、第12話「神議」で登場しました。
Q. 鳴姫の初登場は何話ですか。
A. 11巻86話「神議」です。空折が倒されたあと、八雷神が集まる場面で初めて姿を見せました。
Q. 鳴姫は誰に倒されましたか。
A. 185話で、壌竜と合体していたところを、東風舞希の槍が壌竜の心臓を貫いて倒されました。京香・美羅・ベル・優希、東家の総がかりでした。
Q. 鳴姫は死亡しましたか。
A. 185話で肉体は失いましたが、186話で優希の精神世界に加わっています。188話の時点で、優希の中にいます。
Q. 鳴姫が優希に与えた加護とは何ですか。
A. 159話で、八雷神の本拠地で世話をした優希の料理を気に入り、褒美として与えた鳴姫自身の加護です。
鳴姫の次は、八雷神の8柱、合体した壌竜、宿した和倉優希へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日


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