- エマはラートリーに対話を提案した
- 子供達はエマの決断に賛同した
- ラートリーはエマの手を取るのか?
負けを理解したラートリーは、自分が地獄に転落することを知っていました。
でも、ただで転ぶつもりはありませんでした。
約束を交わしたのはエマ。
そのエマを殺せば、約束は永劫不履行、食用児たちも道連れにできると考えたのです。
(パパと一緒に死のう 食用児共よ…)
もはや、敗北を前にしてまともな顔ではなくなりつつあるラートリー。
エマに危険が迫ろうとしていました…。
目次
『約束のネバーランド』172話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』172話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
想定外
連敗中の我が家のエマを描きました
第五人格×約ネバコラボ第二弾開催中です pic.twitter.com/5FjtLfaY6z— 出水ぽすか(ポ~ン)🦉🎃🦈 (@DemizuPosuka) September 30, 2021
エマたちは銃を構えつつラートリーに近づいていきます。
ラートリーは隠したナイフでエマを殺し、地獄への道連れにするつもりで待ち構えていました。
口では「僕が悪かった」と言いながら、あと三歩…一歩…と数えています。
「あなたを殺すつもりはない。私達はあなたと話をしに来たの」
構えていた銃を下ろしたエマは、ラートリーを見て真っ直ぐ伝えました。
ラートリーは想定外の提案に困惑しました。
「不可侵不干渉」
エマは続けます。
「私達はラートリー家に如何なる報復もしない。だから食用児の自由を認めて欲しい」
エマの提案を聞いたラートリーは、エマに対して(こいつ…バカだ!)とほくそ笑みます。
許せない
「僕を許してくれるのか…?」
ラートリーは表向きはしおらしく答えます。
「許せない!」
答えたのは回想の中の子供達です。
エマがこの提案をラートリーにすることに対し、子供達は反対していました。
どうしてあんなやつを許せるの?
尋ねられたエマは「…許せないよ…」と答えました。
ユウゴとルーカスに会いたいし、メアリー達やノーマン達にしたことも、農場システムを作ったことも、エマだって本当は全部許せないのです。
「でも”殺して解決”で終わらせたくない」
それがエマの出した答えでした。
自由になるために
エマは戦いの中で憎んだり、恨んだり、恐れたりしてきました。
でもそれは本来望んだ日常なんかじゃありません。
本当はまだまだ子供で、毎日楽しく笑って過ごしていたいはずです。
「私達はもう何からも囚われたくない」
エマの、子供達の本心がここに詰まっていました。
自由になりたいからこそ、許さなければいけない…。
エマの真意を知った子供達は、エマを応援することに決めてくれました。
話し合うことを放棄しない、それは甘ったれの綺麗事でしかないのかもしれません。
それでも子供達は自分たちの未来のため、悔いのない選択をすることを選びました。
子供達の方が何倍も大人でしなやかで強い!そう感じさせられますね。
死んでない?
子供達にとって、目的は絞られていました。
“対話と勝利”
だから敵を殺す必要はありません。
倒されていた鬼達は目覚めたとき、自分が死んでいないことが信じられませんでした。
今までの戦いなら”敵は殺す”がセオリーだったのですから、当然のことと言えます。
殺されなかったことで、この鬼達が感じることもあるでしょう。
エマの考え方によって世界は今、大きく動こうとしていました。
立場
鬼達は生きるために人間を食べていただけ。
ママ達も生きるために子供達を鬼に差し出すしかなかっただけ。
初代ユリウス・ラートリーもこれ以上戦争で死ぬ人を見たくなかっただけ。
みんな、仕方なかっただけ。
エマは考えてみました。
もし、鬼が人間を食べる生き物じゃなかったら?
もし、自分がラートリー家に生まれていたら?
もし、ピーター・ラートリーがGFに生まれていたら?
…友達になれた?
立場が違うからどうしても利権が生まれてしまいます。
だから争うことになって、今の自分たちがいるわけで…その立場を差し引けば、本当は憎み合わなくてもすむ道があるのかもしれません。
エマは、争いや憎しみ合わずにすむ方法を考えて、探していました。
その答えが”対話”だったのでしょう。
一緒に生きよう!
🎉㊗️本日8月22日はエマのバースデー!🎉
お誕生日おめでとう!🎂どんな困難でも諦めないエマの名場面を
振り返りつつ誕生日を一緒にお祝いしましょう‼️💫#HAPPYBIRTHDAYエマ #約ネバ #63194エマ誕生日おめでとう pic.twitter.com/BHfPoPi8Q9— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) August 22, 2023
エマはラートリーの立場も慮りました。
「あなただってあなたの正義で二世界を守ってきたんでしょ?」
エマ自身は食用児として生まれたので、ラートリーのしてきたことは当然許しがたいことです。
でも、ラートリーにはラートリーの立場があり、生まれたときから定められた立場を生きてきました。
ラートリーにも、その苦しみがあったはずだとエマは考えました。
「でも世界は変わる もう変えられる」
「1000年の苦しみを今終わらせよう」
「一緒に生きよう」
みんなが自由になるために、憎しみの連鎖を断ち切るために、ピーター・ラートリーに手を差し出したエマ。
ラートリーはエマの差し出した手を受け取ることができるのでしょうか?!
『約束のネバーランド』ネタバレ172-173話のまとめ
ついにラートリーを追い詰めたエマ達。
ラートリーはここまで圧倒的に悪で、容赦なく倒されるべき要素が満載でしたが、エマはブレませんでしたね〜。
誰にでも立場があり、それぞれに苦しみがあるはずだとエマは理解しました。
それはラートリーにも当てはまること…。
それを頭でわかっても、実際に自分達にされた仕打ちを考えると対話することすら困難に感じてしまいます。
間違いなくエマだから出来ることの一つでしょう。ノーマンやレイに任せたら粛清が起きそうですw
さて、ラートリーはエマの優しい手を受け取ってくれるのでしょうか?
手に隠し持つナイフだけは使って欲しくないですね…。
次回も楽しみで目が離せません!
- エマはラートリーに対話を提案した
- 子供達はエマの選択を応援した
- エマは許しと自由を求めた
- ラートリーはエマに困惑した
- 立場を理解することで対話を探る
- エマは憎しみの連鎖を断ち切りたい
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