前回に引き続き別荘にて。
“幸おまえ…俺のこと好きなの?”
前回、凪から問いかけられた爆弾に幸は大慌て!
そのきっかけを与えたのはひろだったのです。
幸はひろを問い詰めていました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
「アタシがお兄を好きだなんて なんでお兄にそんなこと言ったんですか?!」
怖い顔で問い詰める幸ですが、ひろは落ち着いていました。
さすが年上…と言ったところでしょうか。
幸VSひろの行方はどうなるのでしょうか?!
目次
『カッコウの許嫁』50話!のネタバレ
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
それでは『カッコウの許嫁』50話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
変わらない関係なんてない
ひろは幸の剣幕に困ったなーという苦笑いを浮かべました。
ひろは正直にちょっとした話の流れであったことを話しました。
幸はそれでも勝手に決めつけられたことが納得がいきません。
「違った?」
「…違います!」
(実際好きなんですけどねw)
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
「だいたい約束と違いますよね?」
幸はひろがかつて言っていたことを思い出していました。
『私にもね、許嫁がいるんだよー』
『だから海野君のことは…”ライバル”としか見ていないよ』
その言葉を信じて幸はひろを信用していました。
「でも今は 違いますよね?」
幸の問いかけにひろは答えます。
「ずっと変わらない関係なんてないんだよ」
「幸ちゃんだって そう思うでしょ?」
ひろの言葉は幸にも痛すぎるほどわかるものでした。
いつまでもただの兄妹ではいられない…。
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
天野家父の言葉が脳裏に蘇ります。
『凪君と結婚する覚悟があったりするのかな…?』
今の幸とひろは全く同じなのです。
ひろには許嫁が、幸には兄妹の壁があり、凪を好きになることは”できない”はずだったのに…。
変わらない関係なんてない。
ひろの言葉は自分だけではなく、幸の背中を押す言葉でもあるのかもしれませんね。
裸族降臨
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
外のジャグジーで凪は服を全て脱ぎ捨て、全裸になっていました。
(凪は1人になると割と裸族です)
目の前にはプライベートビーチから覗く大自然が広がり、気分は解放的になっていきました。
裸族となった凪がジャグジーを満喫していると、体にタオルを巻いたエリカがやってきました。
「いや ちょ…なになに?!なんで入ってきてんの?!」
さすがに裸族は恥ずかしいのか、凪は大慌てです。
しかしエリカは動じる様子などありません。
「別にいいわよ そのくらい」
パサ…!
凪が背を向ける中、タオルが落ちる音が聞こえました。
一緒にジャグジーへ
焦る凪を尻目に、エリカはさっさとジャグジーに入ってきました。
(入ってきてるぅぅぅぅ!!!)
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
「別に今さら 一緒に入るくらいいいじゃん 許嫁なんだし」
1人でテンパる凪にエリカは余裕の様子です。
(こいつ…イカれてやがる)
エリカは外に見える灯台を指差し、声をかけてきました。
「凪くんもこっち来なよ」
「はぁ?!何言って…」
凪は顔を赤くして振り返りました。
そこに見えたのは優しく微笑むエリカでした。
凪はその笑顔を見て、こう勘違いしたのですw
(もしかして天野さん 俺を誘ってる…?!)
エリカの想い
凪は混乱していました。
エリカはひろとの恋を応援してくれていたはず。
実際、その一環でこの小旅行も実現しています。
凪は”裸族同士”であることで意識してしまったのですが、エリカとの関係を思い出し冷静さを取り戻しました。
(でもまぁ…側に行くくらいなら…?)
しかしこの瞬間、気づいてしまいます。
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
このシチュエーションがひろにバレたら…!!
間違いなく終わりますw
凪の葛藤をよそに、エリカは凪に話しかけてきました。
「こういうのっていいよね 憧れだったんだ」
凪が思わずエリカを見つめます。
「私…ずっと1人だったし 友達もいなかったから」
「こんな日が来るなんて思わなかった…」
エリカは手をジャグジーの床につけ、寝そべるように体を傾けました。
エリカと凪の体の距離がグッと縮まります。
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
「ずっとこんな毎日が続けばいいのにね」
エリカはまだ今は…恋より楽しい毎日が大切なんですね!
まさかの…!?
一方の凪はここまでエリカが話しているのに相変わらず勘違い中。
エリカが自分とお風呂に入りたがっていたと思い込んでいます。
(でも…俺には…)
未だにひろのことを考えていました。
そして凪の体にも異変が起きていました。
「ダメだ限界!!のぼせた!!」
凪はジャグジーから上がろうと立ち上がったのです。
「キャーッ!!」
その瞬間、エリカは叫び声を上げました。
凪が裸族であることにようやく気がついたのです。
凪は今更そんなことに騒ぐなんて…と恥ずかしそうにエリカを見つめ直しました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
すると…まさかの水着着用!!
実は裸族だったのは凪だけだったのです。
外にジャグジー(お風呂)がついているような別荘なんて生まれて初めての凪は、外のジャグジーは水着着用という常識など知る由もありませんでしたw
一夜を共にするのは?!
夜、ある問題が発覚しました。
「ベットが2-2?!」
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
この別荘は定員4名、寝室は2つあるものの2人以上で寝れるようにできていません。
つまり、寝る時は2人っきりで寝ることになるのです。
ここで問題となるのはもちろん男性である凪が誰と2人っきりで寝るのか…!です。
幸は「お兄はリビングね」と提案します。
凪は「断る」と即答しましたw
凪が断った理由は巨大蜘蛛の存在でした。
リビングで見かけてしまった蜘蛛の存在が怖すぎて、凪はリビングで寝るのを拒否。
女子3人からブーイングが起きると、凪は別の提案をします。
「本日はリビングで寝ずに過ごす!!」
幸の横に陣取り、凪は真面目な顔で言いました。
これなら誰もベットを使う必要もなくなり、揉める必要もありませんが…w
幸は凪のことをよく知っています。
「これ本気で言ってっからね…」
でも、さすがにそういう訳にもいきません。
そこでひろが閃きました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
「いいこと思いついたよー!くじ引きで決めない?」
大切な一夜、凪と過ごすことになるのは誰なのでしょうか?!
『カッコウの許嫁』ネタバレ50-51話のまとめ
今回のお話は小旅行の続きです。
幸はひろの爆弾発言で凪に好意がバレかけてしまいます。
そのことで幸とひろはぶつかることに!
幸は許嫁のいるひろは恋のライバルにならないと思い込み、甘く見ていたようですね。
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
ひろから「変わらない関係なんてない」と宣戦布告されたことで幸も表情が変わりました。
これで凪を巡る恋はさらに複雑になりそうです。
一方、ひろに想いを寄せる凪は、幸にどストレートに確認、幸から好きであることを否定されたことで、また素直に無かったことにしている可能性があります…。
鈍感にも程がありますが。
凪にとっては幸はまだ妹なのでしょう。
エリカも凪を意識していないことはないでしょうが、今はまだ恋より楽しい毎日を優先しています。
ホテル王の娘として育ち、友達もいなかったエリカにとって、誰かが泣くことなるこの恋に真っ正面から向き合う覚悟はまだまだ先になりそうです。
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吉河美希「カッコウの許嫁」50話より引用
次回は運命の一夜!
誰が凪と過ごすことになるのか気になりますね〜。
次週もますます目が離せません♪

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