大災害が始まり、すでに星の半分が炎に呑まれてしまいました。
皇国各地にも炎は燃え広がり、人々に絶望が蔓延しつつあります。
混乱を極める中、ドッペルゲンガーが人々を襲い始めるという事態も起こり始めました。
加速していく絶望。
もう大災害を止めることはできないのでしょうか。
しかし第254話は『希望の在処』という前向きな予感がするタイトル!
久々のあの人の登場から、第8が再び動き出します!
目次
『炎炎ノ消防隊』254話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』254話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ジョーカーは気づく
炎に包まれ変わり果てた世界を見つめているジョーカー。
「これは絶望か?」
ジョーカーにはこの世界と同時に、バーンズの目を通してアドラの様子も見えているようなので、そこに何かの気づきがあったようです。
「世界のルールは把握した。みんなを突き動かせるのはあの男しかいない」
あの男というのはやはり主人公のあの男でしょうか。
かたや火華の第5特殊消防隊にもドッペルゲンガーの被害が出始めた様子。
絶望を口にする5thエンジェルスのひとりもドッペルゲンガーに襲われてしまいました。
大災害の本質
場面は第8。
いくつもの火災旋風が巻き起こっている事態に焦ってはいるものの、リヒトですらまだ解決策が打ち出せません。
そこへ「絶望だよ」とジョーカーがやってきました。
ジョーカーは、今世界を燃やしているのは“負の感情”だと言います。
「“狂気”“受動”“無関心”“激怒”“破滅”“恐怖”“嫌悪”。一括りに人の“絶望”だ」
前回シンラたち柱のイメージのように描かれていたものですね。
「伝導者が古代から人類に植えつけてきた“太陽の炎に還る宗教観”(聖陽教によるものですね)と“人類が進化の果てに望む死”。大災害の炎は人類の絶望のイメージをエネルギーにしている」
ジョーカーの言葉をリヒトはこうまとめました。
「人の絶望が星を炎上させている」
そこで思い出されるのが、白装束がシンラの“英雄化”を恐れていたということ。
それは大災害を起こすのに“英雄”の存在は邪魔だったと考えられます。
大災害の治め方
リヒトは気づきショックを受けました。
「つまり大災害は絶望のイメージが大事」
それはジョーカーの言った通り、「この炎の燃料は人の絶望」だということ。
ただし「希望を捨てるな」と言っていたショウの言葉を考慮すると、こんな考え方もできます。
「“希望”が消火剤になるということ!!」
いつものような科学的な根拠はありません。
しかしリヒトは「前時代の人から見れば我々の世界は元からまるで作り話のファンタジーに見えているでしょう」と言いました。
人類の光が動き出す
たとえ科学的な根拠がなくとも、桜備の答えはすでに出ています。
「第8はリヒトを信じるぞ!!」
桜備は各隊にこのことを伝えることにします。
そして改めてショウの言葉を口にし笑いました。
「希望を捨てるな!!」
その姿に「俺が言うまでもなかったな」と笑うジョーカー。
火縄も桜備を“人類の光”だとして「どこまでもご一緒します!!」と改めて宣言します。
そして桜備を中心に再び第8は動き出しました。
「俺たち第8に絶望は似合わない!!」
「「もちろんです!!」」
桜備はさっそく全部隊に通信準備。
そんな桜備にジョーカーが「あんたの呼びかけは各隊の力になる」と伝えました。
桜備は「少しでも力になれば…」と返しますが、ジョーカーに「絶大な力だ」と言われ、「任せろ!!」と力強く応え直しました。
アーサー覚醒の予感!
「ヴァルカン、いやマーリンよ!!すまない!!」
アーサーがもはやヴァルカンをマーリン呼びです(笑)
すでに捗っている証拠でしょうか。
アーサーは真エクスカリバーを打ってもらったのに、自分の力が至らずドラゴンをガッカリさせてしまったことを気にしていました。
「こんな悔しい気持ちは初めてだ」
そこでアーサーはヴァルカンに「知恵を授けてくれ!!」とお願いします。
アーサーの強い想いに「お前のためならなんだってやる!!」と真剣に答えるヴァルカン。
そしてアーサーはヴァルカンにこんなお願いをしました。
「連れてってくれ!!約束の地、第8に!!」
アーサーが捗っているということは強気な証拠。
アーサーもまた、絶望していないということです。
マーリンの力を借りもう一段階強くなりそうで楽しみですね。
ドラゴンも希望を捨てない
カロンのエネルギーとともに流れ星のように消えたドラゴンですが、なんと宇宙まで飛んでいました。
(何もかもくだらん)と不気味な月の横を無気力に漂っています。
しかしふと頭を過ったのが、アーサーの目つき。
ドラゴンは、自分を前に絶望をしていなかったアーサーの様子を思い出しました。
そこでドラゴンは再び地球に戻ることにします。
ドラゴンもまた、アーサーとの再戦に希望を見出したということ。
ドラゴンも第8も、敵も味方もまだまだ捨てていない希望…大災害の消火へと繋げられるでしょうか!?
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ254-255話のまとめ
久々に前向きな回で嬉しくなりましたね!
やはり予想通り“希望”が鍵となってきました。
シンラがキーマンなのだろうとは思っていましたが、その前に人類には桜備がいましたね。
火縄も言っていますが本当に桜備は光です。
以前ジョーカーが「桜備はこの国に必要な人間だ」と言っていましたが、きっとこういうところなんでしょうね。
桜備を中心に消防隊が人類がどうまとまっていくか注目です。
そしてジョーカーは桜備に対する評価に加え「シンラも同じ」だと言っていましたので、やはり“英雄”シンラが希望の最後の鍵となるでしょう。
が、どうやって“英雄”のイメージを強めるかですよね。
そこが桜備や第8の絆や腕の見せ所なのでしょうか。
そしてアーサーにも注目。
「真の騎士になるためにやり残したことがある…」と言っていましたが、長らく期待されている『星の指輪』の出番はそろそろ来るでしょうか。
しかし次回は『七柱目の女』とのことなのでまた嫌な予感ですね。
七柱目はシスタースミレで、前回描かれていた言葉は“嫌悪”ですが、一体何が描かれるのか次回も楽しみに待ちましょう!

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