- 土方が第七師団を撃破した
- 鶴見が家族の骨を提示
- ソフィアがゾーヤと判明した
月島たちを襲撃したソフィアが自滅により気を失い、第七師団に捕らえられてしまいます。
アシリパを守りきりソフィアも捕らえた第七師団は、安全に月寒まで戻れる状況ではないと判断し、一旦近くの教会に潜伏することにしました。
そして鯉登・月島・菊田を教会から遠ざけた鶴見。
鶴見はソフィアの持っていた写真を見て不気味に汁を流しましたが、アシリパとソフィアを確保した今一体何を語ろうとしているのでしょうか。
第265話『鍵穴』ということで、鍵穴からその様子を垣間見ることになります。
それだけでなく今回からの話はそれぞれの人物や物語の前に塞がっていた扉を開くような、まさに鍵穴に鍵が入れられるような重要な展開となりそうです!
目次
『ゴールデンカムイ』265話!のネタバレ
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それでは『ゴールデンカムイ』265話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
第七師団との戦闘は土方が勝利
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注目のカヴァーが完成しました!老いてなお戦場に生きる幕末の英雄。
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散り散りになっていた第七師団ですが、無事徒歩の4名が合流地点に到着していました。
しかし馬で分かれた3名がまだいません。
その3名とは土方と交戦した者たち。
軍配は土方に上がったようで、3人は地面に伏し(死亡した様子)、土方は有古・夏太郎と合流していました。
ただしさすが第七師団…土方も傷を負って息を荒げています。
しかし土方はアシリパを取り戻すため、有古たちと共にそのまま第七師団を探しに歩きます。
ソフィアの仲間たちもソフィアを追うため身を潜めていますね。
菊田・鯉登・月島は手分けして仲間を探すことに。
その間に3人が来るかもしれないということで、鯉登は月島の指示でその場に残されました。
鶴見への信頼を問い合う
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鯉登は先の教会での場面=鶴見が写真を見た時の反応が気にかかっていました。
(あの女と何を話すのだろう)
ということで鯉登は、月島の言葉を無視して教会に向かうことに。
鯉登は勝手口から教会に潜入しました。
するとなんとそこに月島の姿が!
月島も仲間探しを放棄して教会に様子を見に来ていたのでした。
「鶴見中尉をコソコソと嗅ぎ回る気か!?」
月島を咎める鯉登ですが、それは鯉登にも言えること。
「鯉登少尉こそ!!『鶴見中尉を信じる私を信じろ』とか言っておいて、あなたが信じていないじゃないか!!」
ヒソヒソと咎め合う2人。
月島が鯉登の発言を信じられないと言っているのは、鯉登が鶴見との会話で早口の薩摩弁にならなかったことからです。
「自分でも気づかぬうちに鶴見中尉を信頼できず、心が離れてしまっているのでは?」
厳しい顔で追及する月島の言葉に、鯉登は何も言うことができませんでした。
人払いする鶴見が怪しい
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その時、二階堂に「外で待機して教会を見張れ」と指示する鶴見の声が聞こえました。
教会の前にいるとバレバレだから離れたところにいるように。
鯉登たちが戻って来ても教会に近づけるな。
包囲されないように外で守りを固めろ。
二階堂も含め人払いしている感じがあからさまですが、だからこそ余計な疑問を持たないだろう二階堂を最後まで教会に残したのかもしれませんね。
二階堂は正面玄関から外に出ていきました。
そしてすでに自分とアシリパ・ソフィアしかいないはずとはいえ、鶴見は念入りに教会内をチェックし始めました。
鯉登と月島は机の下に隠れてやり過ごしていますが、鶴見は気づいているでしょうか。
しかし鶴見の一連の行動は明らかに不審。
(なにか部下に聞かれたくない話でもするのだろうか?)
2人の疑念は更に大きくなります。
18年ぶりの再会
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ソフィアがあの写真を手に入れたのは、銃撃戦をしたあの日。
当日長谷川はオフラーナの訪問を見越して写真などを燃やしていましたが、銃撃戦の中でソフィアが燃えかけていたその写真を見つけたのでした。
そして現在。
鶴見はソフィアが目覚めるのを静かに待っていました。
ソフィアが目が覚め、アシリパと共に拘束されているという状況を把握すると、鶴見はアシリパの猿轡にしていた鉢巻きを額に戻します。
「これでよし…鉢巻きが似合う勇ましいアイヌの愛娘だ」
この言葉にどんな感情を含んでいるのか。
鶴見は改めて「また会えて良かったアシリパ…」と再会を喜びますが、その目は厳しくアシリパを見据えています。
そしてソフィアにも再会の喜びを伝える鶴見。
彼の正体が分からず「オマエ誰だ!!」と声を荒げるソフィアに、鶴見は例の写真を掲げこう言いました。
「あれから…18年?私を思い出せるかね?ゾーヤさん」
それぞれの気づき
オリガ、フィーナ、長谷川サン pic.twitter.com/RvNsqEn1Ng
— チーニャ (@chi_nya_nya_nya) October 14, 2021
それでもまだ戸惑っている様子のソフィアに、鶴見は「私の家族のことも忘れてしまったかな?」と話を続けます。
あいにく家族の写真もあの日にすべて燃やしてしまったと言いながら、鶴見はある物を見せました。
「彼女たちが生きていた証となるものは、この指の骨だけだ」
鶴見が持っていたのは亡き家族の骨。
「娘のオリガと妻のフィーナ」
2人の名前を聞いたことで、ソフィアは彼が誰なのか気づきました。
「長谷川サン?」
鶴見は汁を流しながら満足そうに、でも悲しそう?複雑な表情で「覚えていてくれてありがとう」と返しました。
アシリパもその写真に写っているのがアチャとキロランケということに気づきます。
鍵穴から聞こえる話に納得がいかないのが月島。
こめかみに筋を立て「はぁ?」と怒りを顕わにしました。
月島はここで以前鶴見が切なく眺めていた骨が彼の家族のものだったと知りました。
これまでそれぞれの家庭を利用し部下を増やしてきた鶴見に妻子がいて、しかも自分はいご草ちゃんの髪を捨てるに至ったのに鶴見が骨を大事に持っていたこと、彼の怒りはその辺りに向けてのものでしょうかね。
話の本題は真実を教えること
「今週の月島軍曹は、燃え立つ闘志と凍てつく殺気」
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月島の怒りなど関せず、部屋では鶴見の主導で話が進んでいきます。
アシリパとソフィアを確保したことで、念入りに人払いをして鶴見がしようとしていたのは、アシリパに全てを教えてあげること。
「誰がアイヌたちを殺したのか。どうしてウイルクは殺されなければならなかったのか」
キロランケの遺品を手にし、彼がソフィアとやり取りしていた手紙の内容も把握している鶴見。
その内容と、鶴見自身が知っている情報をすり合わせてアシリパに真実を教えてあげようというのです。
「この子の『傷み』を私たちで取り除いてあげよう」
『傷み』を取り除く…この言い方は何を意味し、一体何が語られるのでしょうか。
『ゴールデンカムイ』ネタバレ265-266話のまとめ
【本日23時より放送ッ!!!!】
TVアニメ『#ゴールデンカムイ』
第四期 第6話(第四十二話)
「甘い嘘」鯉登は少年時代の誘拐事件について
月島に問いただすが…TOKYO MX 23:00〜
読売テレビ 26:32〜(17分繰り下げ)
北海道放送 25:26〜
BS11 23:00〜
Prime Video 23:00〜https://t.co/livNC0dmTC pic.twitter.com/jJ2uqqrg0o— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) November 6, 2022
鶴見の本音どころか物語の核心が知れそうな展開になってきましたね。
ウイルクが犯人とされている事件の真相を知る…物語当初からアシリパが掲げ続けていた旅の目的が、ついに明かされそうです。
何故ウイルクが殺されなければならなかったのかという謎もキロランケが亡くなったことで迷宮入りしてしまうかと思われましたが、ちゃんと描かれるようで安心しました。
問題はその内容が本人たちの意図に合っているのかということと、アシリパにとって良いものなのかということ。
鶴見の様子や、鶴見の口から聞かされるという点がちょっと怖いですが、それを聞いたアシリパがどう解釈し改めてどんな答えを出すのか注目ですね。
注目と言えばやはり月島。
話を読んでから今回の扉絵を見ると月島の気持ちになりとても複雑です。
「はぁ?」の感情は本文でも書いたような怒りなのではないかと思います。
ただし以前鶴見が骨に想いを馳せている場面を見た時のことを月島が思い出した場面(232話)では、鯉登と“鶴見の本当の目的”について話しているところでした。
今回で“鶴見の本当の目的=亡き妻子に関すること”だと結び付けられてしまった可能性もあり、それに対する失望も含まれているのかもしれません。
どちらにせよ“自分が見届けようと思っていた鶴見と違う”といったような裏切られた気分なのではないでしょうか。
月島は素の感情を出すようになった反面、危うさも出てきましたから、勢いで鶴見に反旗を翻しかねずハラハラします。
そこで期待したいのが鯉登ですよね。
気づかないうちに心が離れてしまっているのでは?と言われ言葉に詰まってしまいましたが、心が離れるのと信じないのはまた別だと思うので(むしろ今までの心が近すぎた)、また良い感じに諭してくれるのではないかと思います。
鶴見をまっすぐ見つめるようになった鯉登がいる限り、この2人は最後まで鶴見についていくような気がします…希望ですが。
ともあれまずは次回からウイルクの謎、物語の核心へと迫っていきそうですので、その中に鶴見の本当の目的も絡んでいるのかも含めながら注目していきましょう!
- 土方が第七師団を撃退する
- 鶴見が教会で不審な行動
- ソフィアと鶴見の再会の真相
- 鶴見が家族の骨を見せる
- 鶴見がアシリパに真実を語る
- 月島の怒りが物語に影響する
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