その日、藤原千花は『鬼滅の刃』ブームに乗っかって集英社のある神保町を訪れていました。
お腹が空いたためになんの前振りもなく、自然とラーメン屋に向かった藤原。
店の名前は”ラーメン五郎”。
お腹がペコペコだった藤原は、迷いもなく”とんこつ大盛り”を選択しました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
ところが…出てきたのは想像を遥かに超えるものでした。
藤原は甘く見ていたのです。
J系インスパイアの大盛りインフレ具合を…!
Contents
かぐや様は告らせたい』200話!のネタバレ
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
それでは『かぐや様は告らせたい』200話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
マシマシママ
想像を超えたとんこつ大盛りにひるんだ藤原…。
そこに表れたのは”神保町のマシマシママ”です。
マシマシママはラーメン四天王の1人で、細身の体からは想像もつかない程の量のラーメンを胃にぶち込むことができるラーメンファイターです。
そんなマシマシママが、店主のやり方に物申します。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
「よくないよ 店主さん せめて最初にうちの大盛りはこれ位だと注意するのがマナーじゃないか?」
しかし、ラーメン五郎の店主も黙っていません。
「いかに四天王といえど店の方針に口を出すのは如何かな?」
ラーメン五郎のモットー
ラーメン五郎の店主は太った女が好みだと言いました。
「ダイエットだのなんだのってホザく若い女を俺のラーメンでデブらせる」
そのために日々、ラーメンを作っているのでした。
マシマシママはそのモットーを聞いて「歪んだラーメン観だ」と切り捨てます。
ラーメン五郎の店主にも言い分があります。
「J系は男の世界 そこに女が足を踏み入れた以上 文句は言わせねぇ」
歪んだラーメン観、差別的な発言、全てが気に入らないマシマシママは椅子に座りオーダーしました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
マシマシママが選んだのは”マシマシチョモランマ”。
制限時間内に食べ切れたら無料になるメニューです。
「アンタの思想(ラーメン) 私が飲み干し(ひてい)てやる」
フードファイト!
ここに、ラーメン五郎とマシマシママのフードファイトが開幕しました。
フードファイトは、店主と喰う側のプライドをかけた魂の決闘です。
どちらが上か『わからせる』
その為だけにフードファイトは行われているのです。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
ちなみに、マシマシチョモランマは総量5キロ!
通常のチャレンジラーメンは3キロ前後であることを考えるとその圧倒的重量がわかります。
これまで100人切りしてきた最強ラーメンなのです。
マシマシチョモランマは当然、普通の女性が完食できるものではありません。
しかし、マシマシママはラーメン四天王。
通常の人間の体とは違います。
しかしラーメン五郎の店主にも作戦がありました。
大量のもやしの下にキャベツやほうれん草を仕込んでいるのです。
これにより、一気に重みが増しました。
マシマシママの過去
苦戦する様子のマシマシママにラーメン五郎の店主は話しかけます。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
「インスタ見たぜ」
インスタによればマシマシママには最近孫が生まれていました。
年をとったマシマシママに、トドメの一撃を放ちます。
「お孫さんと一緒に美味しくカップヌードルでも食べてることだな」
しかし思惑は外れその一言で、マシマシママは息を吹き返すのです。
「美味しく食べる?笑わせる」
マシマシママは過去にサブちゃんという男性との別れを経験していました。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
別れた理由は”ラーメンスタイル”の違い。
対極にある、とサブちゃんは言っていました。
マシマシママは質より量のスタイル。
つまり、美味しく食べるなど二の次なのです。
マシマシママは勢い付き、ついにマシマシチョモランマの麺層に到達しました。
ラーメン五郎の過去
マシマシママはここであることに気がつきました。
出汁の取り方、特徴的なちぢれ麺…。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
「アンタもしかして高円寺にあった蓬莱軒の店主か?」
あの頃の店主は痩せており、今の体型とは違っていたため、最初は気づかなかったのです。
蓬莱軒のラーメンの味は女にも子供にも優しい味でした。
「それが今 どうしてこんな憎しみに満ちたラーメンを作っている…?」
ラーメン五郎の店主は重い口を開きました。
蓬莱軒時代、妹のミチコが彼氏の好みに合わせるためにダイエットをしていました。
食べたいのを我慢して我慢して…その結果、ミチコは倒れることになりました。
その時、ラーメン五郎の店主は深く後悔したのです。
もっと旨いラーメンを作っていれば…無理にでも胃にぶち込んでいれば…。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
(俺はもうミチコのような犠牲者をださねぇ)
それがラーメン観の歪みにつながっていたのです。
フードファイトの結末
マシマシママはラーメンを通して、ラーメン五郎の店主の強い信念を感じていました。
(…ならその想いごと私が飲み干す!)
残り時間は3分18秒!
店主と喰う側のプライドをかけた戦いは佳境を迎えていました。
結果は、マシマシママの完食!
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
「どうしてそこまで大食いを続ける?辛いだけじゃないのか?」
ラーメン五郎の店主は空っぽになった器を前にして尋ねました。
「理由なんて忘れたよ」
ポツリとマシマシママが答えた時…。
食べることの幸せに気づいた2人
「ぷはぁ!ごちそうさま!」
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
「お腹いっぱい!おいしかったぁ❤︎」
藤原がタイミングよく(?)完食しました。
その幸せそうな表情を見たマシマシママは、大食いを始めた理由を思い出しました。
「旨ぇもんを腹一杯になるまで喰う そんな幸せは他にはない そう思ったから…私は…」
「俺たちは大事なことを忘れてたのかもな」
いがみ合っていた2人は”食べること”への原点を思い出しました。
藤原の食べっぷりは2人を和解させたわけですね!
マシマシママはマシマシチョモランマを完食したので、恒例の記念撮影が控えていました。
満腹になった藤原がトイレに向かおうとしていると、なぜか藤原も一緒に写ることに…。
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
笑顔のマシマシママとまん丸の顔で、トイレを我慢する藤原の顔が一緒に写されましたw
のちにラーメン五郎は圧倒的栄養価とその中毒的な味で多くの女性を健康的にデブらせた伝説の店としてラーメン史にその名を刻むことになります。
そのきっかけには1人の大食いと1人の少女の存在があったとラーメン歴史家は語ります。
藤原はマシマシママとラーメン五郎の和解どころではなく、ラーメンの歴史すら変えてしまったようですw
さらに、無理して食べたこともあり、あの後にはコンビニのトイレでめちゃくちゃ吐いた藤原なのでした。
『かぐや様は告らせたい』ネタバレ200-201話のまとめ
今回は、藤原とラーメン四天王のお話でした。
藤原がふらっと立ち寄ったラーメン五郎で繰り広げられる人間ドラマが熱いですね!
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赤坂アカ「かぐや様は告らせたい」200話より引用
ただ、たまたまその日行っただけの藤原がラーメン五郎の未来を大きく変えました。
藤原には何かパワーがありますよねw
意図せず、何かを引き起こす天性のようなものを感じますw
マシマシママにもラーメン五郎の店主にも過去があり、今があることがわかりましたね。
次のラーメン四天王は誰が登場するのでしょうか?!
また、前回までの続きも非常に気になります!
御行とかぐやの恋は?アメリカ留学は?
どうなっていくのでしょうか?!
次週もますます目が離せません♪

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