ついに始まった因縁の再戦アーサーvsドラゴン。
アーサーは真エクスカリバーを抜きドラゴンは地面を巻き上げ、両者一歩も引きません。
激戦が続く、大災害を止めるための「天照」防衛線。
世界の中心「天照」は現在希望と絶望がせめぎ合っていますが、果たして制するのは消防隊か伝導者一派か。
第246話は『滅びの呪文』。
再戦の続きも気になるところですが、今回はこれまた気になっていたヴァルカンサイドからです!
しかし、やはりあの人が待ち構えていました!
目次
『炎炎ノ消防隊』246話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』246話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
目的地に辿り着く3人
激戦が続く天照防衛線。
一方、天照内部に入ったヴァルカン・リサ・ユウの3人もその激しい戦いを感じ取っていました。
だからこそこちらは急がなければなりません。
「奴らの好きにはさせねェ。キーの穴を探しに行くぞ!!」
ヴァルカンは“キー”そして“円周率”が大災害を起こすスターターと予測していますので、伝導者一派にキーが渡ってしまった今、鍵穴を死守する必要がありそうです。
天照はヴァルカンの先祖が造ったものであり、その内部はヴァルカンとユウが感心するほどの技術の塊でした。
しかしそれらは恐らく発電の補助設備。
せっかくなのでそれらの技術も見て回りたい彼らですが、今は先を急がねばなりませんので真っ直ぐキーの穴があるであろう場所を目指します。
その場所とは『天照の中央部』。
中華半島にあった天照のデータから導き出した予測です。
やはり現れたこの男!
そしてジョーカーからもらったマップにより、この天照の『中央部』に辿り着きました。
「この扉の向こう」
3人は注連縄の掛かった大きな扉の前に立ちました。
太陽が描かれたとてつもなく大きな扉。
停電となっている今開けようがないですが、ヴァルカンはぬかりなく「ウルトラ外付けバッテリー」を持ってきていました。
天照と比べれば僅かな電力ですが、この扉を人が通れるほど開けることは可能です。
そしてヴァルカンたちはついに天照中央部に潜入成功!
ところが…
「私のために開閉ご苦労」
なんと背後にDr.ジョヴァンニが!
いるとは思っていましたがいましたね。
ジョヴァンニに対してユウは
現れたDr.ジョヴァンニをリサが“漁り火”で牽制します。
仲間たちは外の防衛戦で手一杯ですから、ここはヴァルカンたちが自ら凌ぐしかありません。
リサがジョヴァンニに攻撃することもかなりの覚悟でしょうが、もうひとり=ユウもDr.ジョヴァンニに殺されかけましたよね。
トラウマとなっていないか心配でしたが、意外にもユウは信じられないほど前向きに受け止めていました。
なんとユウはあの1件で、助けてくれたヴァルカン、リサ、シンラ、アーサー、アイリス、保護した第8、治療した医者、看護師…すべての人々への感謝に至っていたのです。
「僕は皆のお陰で生きているんだって確かめられてッ!!」
そして最後に、その生死を彷徨う怪我をもたらしたDr.ジョヴァンニへ頭を下げました。
「ありがとうございます!!ジョヴァンニさん!!僕を撃ってくれてありがとうッ!!」
こんな思考ができるのは素晴らしいですが…ちょっと怖いですねこの子(笑)
円周率とは…!?
ユウの感謝に対し、ジョヴァンニも感謝で返します。
「感謝したいのはこちらの方だ。天照のキーを250年間大事に保管してくれて」。
それに「そいつは俺の先祖のキーだ!!」と反論するヴァルカンは、すでにそのキーの中身を推測していました。
「円周率だろ!!」
するとジョヴァンニは「いかにも!!」と答え、こんなことを明かしました。
『円周率は伝導者が古代に仕込んだ滅びの呪文』
そして人間はそれを唱え続けてきたのだと言います。
「そして滅びのイメージが確率した今、円周率は解き終わった」
円周率といえば無限に続くイメージですが、Dr.ジョヴァンニは「解き終わった」と言うのです。
つまり伝導者一派が言っていた“円周率解読時代”が終わったということですね。
大災害とは進化の先!?
ジョヴァンニ曰く、円周率が解けないのは「大災害が起きる以前の話」。
今は夜空に浮かぶ月や星のように、この世界の物理法則が変わってきているのです。
「前の大災害で人体発火がメジャー化したように、円周率も解けるようになったのだ」
そして円周率が解けたことで、人類は“進化の終点”にようやくたどり着こうとしているのだそうです。
『進化の終点は滅亡』。
これは学説ですが、Dr.ジョヴァンニは「正しい」と断言します。
「人類は進化の先の滅亡を目指し『死への願望』をイメージしてきた」
このイメージこそが大災害であり、ゴールなのだそうです。
太陽の真実
「ふざけるなそんなカルト!!」とヴァルカンは憤りますが、ジョヴァンニはカルトも宗教も原点は同じだと言います。
そう、それらを人類に与えたのは伝導者。
『伝導者は人類の深層心理に終末を植え付けた』
太陽崇拝を植え付け、絶滅のイメージをしやすくしていたのです。
炎に、太陽に還るため。
何故太陽なのか…それはこの地球が“2つ目”だからです。
「今空に浮かぶ太陽は、はるか昔、大災害で生まれたものだからな」
つまり太陽は元々地球のような星だった!?
一体太陽にどんな真実が隠されているというのでしょうか!?
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ246-247話のまとめ
アーサーvsドラゴンで興奮高まる中、今回は一転ヴァルカンサイドでしたね。
予想通りDr.ジョヴァンニが現れましたが、非常に重要な話が詰め込まれていました。
ジョヴァンニはいつも大事なこと教えてくれますね。
- 「天照のキー」の中身は円周率
- 円周率は伝導者が仕込んだ「滅びの呪文」
- 円周率は解読された(滅びのイメージが確立したから。世界の物理法則が変わったから)
- 円周率解読によって人類は「進化の終点」に
- 進化の終点とは「滅亡」
- そのイメージが大災害でありゴール
- 人類をそこへ導くために太陽崇拝を植え付けた
- 太陽も大災害で生まれたものだった
とにもかくにもキーを使われたら大災害が起こるってことですが、ひとまずずっとキーワードのひとつとなっていた「円周率」問題がようやくスッキリしましたね。
『滅びの呪文』でした。
一番重要なのは、太陽が地球っぽかったということでしょうか。
烈火星宮など伝導者一派が「地球を第二の太陽に」と掲げていましたが、本当にそこがゴールだったわけですね。
ただし地球を太陽のようにすることに何の目的があるのかが、いまいちよく分かりませんよね。
次回は『弐佰伍拾年の執念』ということで、その辺も含めた伝導者一派が何故地球を第二の太陽にしようとしているのかなどが明らかになるかも知れません。
いよいよ核心に迫ってきた『炎炎ノ消防隊』、次回も楽しみですね!

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