エリカが”届けたい人”とは誰なのか?
ついに向き合う覚悟を決めた凪は、エリカと一緒に1枚の写真を見ることになりました。
それは家族写真で、幼い頃のエリカと両親…そして凪がいました。
(俺はかつて天野さんと出会っていた?)
凪の頭の中には、幼い頃のやりとりが浮かんできました。
エリカは引越しが決まり、凪は寂しそうにしています。
でもエリカは「だいじょうぶ」と言いながら笑顔で言いました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
「大きくなったらまた会えるよ だって私たち”いいなずけ”だから…!」
そう…凪とエリカは運命で繋がっていたのです…。
Contents
『カッコウの許嫁』43話!のネタバレ
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
それでは『カッコウの許嫁』43話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
んなわけないw
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
「んなわけないっしょ!!」
エリカは凪の想像を一刀両断しましたw
「なぜ心が読める?!」
凪の顔はいつもの想像をしてる時の顔になっていたのでエリカには何を考えているのか大体わかったようですね。
凪の妄想もすごいですが、このままでは凪も納得できません。
天野家の家族写真に、どう見ても幼い頃の自分が写っているのです。
これはどういうことなのでしょうか?
凪には兄がいる?!
納得いかない凪に、エリカは静かに伝えました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
「だって”兄”だもん 私の…凪くんと血の繋がったね…!!」
なんとエリカには兄がいたのです。
凪とエリカは取り違え子である為、兄と血の繋がりがあるのは凪と言うことになります。
凪はその話を黙って聞いていましたが、ようやく口に出した言葉は…「だから何…?」でした。
思いの外アッサリした反応にエリカの方がびっくりしてしまいます。
むしろ自分と見間違うほどそっくりな理由がわかり、納得する凪なのでした。
「もっと驚きなさいよ!凪くんにお兄ちゃんがいたのよ?!」
エリカの意見ももっともですよねw
俺の兄妹は幸だけだ!
エリカの意見に凪は真っ向から反論してきます。
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
「今更そんなこと受け入れられるか!俺の兄妹は幸だけだ!」
兄の存在を知っても凪はブレません、受け入れませんw
エリカもその態度には驚くと言うより呆れ気味です。
エリカの目に映る凪は、取り違え子であることもあまり気にしていないように見えます。
「人の心がないのかも…」
エリカ、心の声がダダ漏れですw
エリカは最初に凪に会った時から、凪と兄の関係を知っていました。
でも凪にも関わるこのことを今まで言い出せなかったのにはある理由があったのです。
「いなかった」ことになっている?
「お兄ちゃんはいなかったことになってるから…」
“いなかった”ことにされていても、エリカが兄のことを忘れるはずがありません。
取り違え子であることが判明し、両家がホテルで会う約束の日。
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
凪にたまたま出会ったエリカは驚いていました。
「お兄ちゃんが来たのかと思った」
会いたかった兄に瓜二つの凪が目の前に現れたら驚くのも無理ありません。
でも凪は凪、兄ではありませんでした。
「そんなわけでインスタ頑張ってるのも私のこと見つけてもらうため」
「どうせ…見つかるわけないのに 私…何やってんだろうね…」
凪はエリカの届けたい人も、そのための努力も知り、握り拳を作りました。
絶対に見つけよう
「それでどうする?」
このまま今までと同じように過ごしていても何も変わらないことは明白です。
「探すんだ!!」
凪はエリカに言いました。
エリカも個人的には探してきましたし、間接的に自分を見つけてもらおうとインスタも頑張ってきました。
それでも見つからない兄…。
「どうやって?!」
エリカは凪に言い返しました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
「学年2位の頭脳を…舐めるなよ…!!」
凪はこめかみに人差し指を当て、キメ顔で言いました。
エリカはそのセリフに思わず笑ってしまいます。
ほぼ不動の1位ひろがいるために、凪は確かに学年2位なのですが、2位って…キメ顔で言うには微妙ですよねw
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
「でもありがと!凪くんなら…そう言ってくれると思ってた」
エリカはとっておきの笑顔を凪に向けました。
「絶対に見つけよ!」
こうして2人は同じ目標を共有することになりました。
モヤモヤの正体
ゆで卵を茹でながら、凪は考えていました。
(何かモヤモヤするんだよな…)
考えてみたら、エリカに対して凪は思うことがありました。
初めて会った日からエリカは凪に対しては馴れ馴れしく、上から目線で甘えてきたり怒ってきたり…。
他の人に対する態度とは明らかに違っていました。
でも凪はそれは自分が許嫁だからだと思っていました。
でもエリカの告白を聞いてからは違うことに気がついてしまいました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
(俺は兄貴の代用品だったんじゃないか…!!)
ゆで卵は茹で上がり、凪は殻を力任せに割りました。
モヤモヤの正体、それは…。
(そうか 俺は腹が立っていたんだ!!!)
まだ見ぬ兄に対して、凪はヤキモチを焼いてしまったようです。
そもそもエリカは凪に対してシスコン発言を繰り返しています。
でも実際はエリカもブラコンだったのですね…。
凪が向かった先は?
凪は顔を上げました。
その表情には決意が表れています。
(ついにこの時が来たか…!)
いつの日か向き合わなければいけない相手だとどこかではわかっていたことです。
凪が向かった先にいたのは、実の父であり、エリカの育ての親である天野家父です。
天野家父は余裕を見せ、社長室で凪を待ち受けていました。
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
「やぁ…よく来たね 私のただ1人の息子よ…!」
今まで”凪くん”と呼んでいた天野家父は、凪に対して意味深な声かけをしました。
“ただ1人”…その言葉が意味することとは?
天野家父が企んでいることとは?!
『カッコウの許嫁』ネタバレ43-44話のまとめ
エリカから聞かされたのは衝撃的な話でした。
エリカの届けたい人、その正体は兄だったのです。
凪とエリカは取り違え子なので、血の繋がりのある兄弟は凪と言うことになります。
しかし、凪は受け入れませんでした。
取り違え子として海野家で育った凪にとって、まだ見もしない兄はいないも同然で、幸だけが兄妹だと断言したのです。
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
それにしても、エリカの”いなかった”ことになっている発言の真意が気になりますね〜。
トラブルメーカーだったのでしょうか?
エリカはそんな兄に自分を見つけて欲しくてインスタを頑張ってきたのですが、今のところ効果なし。
凪はこのままでいても見つからないとわかっていました。
凪も兄探しに協力することになり、2人は絶対に見つけよう!と目標を同じにしました。
ところが…凪の中には複雑な感情が湧き出ていました。
兄に対するヤキモチです。
エリカが自分に対してだけ態度が違ったのは、許嫁だからではなく兄に似ているからだったのです。
さっきまで兄を受け入れる気ゼロだったのに、兄の存在を受け入れるの早いですよねw
ヤキモチを焼くなんて、凪も気づかないうちにエリカに惹かれているのかもしれませんね!
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吉河美希「カッコウの許嫁」43話より引用
そして、モヤモヤを解決するためにも、向き合わなければならない相手・実の父である天野家父のもとに向かった凪。
天野家父は真実を話してくれるのでしょうか?!
次週もますます目が離せません♪

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