- 第七師団が消防隊に変装した
- 杉元が房太郎に銃を向けた
- 房太郎が意外にも提案した
房太郎に溺死させられそうになっていた鯉登は月島によって救助されます。
そのせいでアシリパが逃走しますが、その先で二階堂がアシリパを捕まえました。
アシリパを確保した第七師団は工場からの撤収へ。
一方泳いで逃げ延びた房太郎は、今度は杉元とエンカウント!
アシリパを失い鬼となった杉元を相手に、房太郎は生き延びることはできるでしょうか!?
ちなみに凶運の男・門倉利運は奇跡のカドクラ・スイッチで無事でしたとさ。
第261話は『消防組』。
消防組がサッポロビール工場の消火にあたる中で、物語は新展開へと進んでいきます!
目次
『ゴールデンカムイ』261話!のネタバレ
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それでは『ゴールデンカムイ』261話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
第七師団撤収体勢
「今週の菊田特務曹長は、夜を行くダンディ」
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サッポロビール工場は消防隊によって消火活動が進められていきます。
薄野地区からも2台の蒸気ポンプが到着しました。
一方未だにアシリパを探して歩き回っていた菊田。
角で何者かに銃を向けられますが、しかしその銃は「失礼致しました」とすぐに引かれました。
その相手は第七師団兵。
そこには鶴見をはじめとする第七師団の面々がいました。
菊田はようやく鶴見と合流し、アシリパの確保を知ります。
鶴見は菊田に、アシリパの護送を最優先させ、土方や杉元たちとの戦闘を避けて撤収する旨を伝えました。
「宇佐美上等兵を倒した狙撃者には最も警戒すべし」
そこには遺体として布にくるまれた宇佐美の姿が…。
菊田は「…宇佐美が?」と戸惑います。
菊田は宇佐美狙撃後の尾形とすれ違っていますが、この状況をどう見ているのでしょうか。
そして心なしか変な空気が流れている気もしますが、やはり師団としても菊田を警戒し始めているのでしょうか。
狙撃手たちはフンフン
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鶴見が最も警戒すべきとして示した“狙撃者”。
それはヴァシリや尾形を想定しているのでしょうが、その頃尾形は、自身の脅威となるヴァシリの行動を予測していました。
「俺があのロシア兵なら…煙の少ない工場の風上へ位置を取るかな」
一方でヴァシリも「私がオガタなら…」と彼の考えを予測しフンフンしていました。
尾形ならヴァシリが風上に位置取るだろうと考えた上で、敵の側面に回り込むために風下から煙に紛れてでてくるはずだと考えています。
「フンフン。オガタフンフン」
ヴァシリ生き生きしてます。
杉元vs房太郎一瞬の攻防
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こちらは再び対峙した杉元と房太郎。
「アシリパさんをどこにやった!!」と殺気立つ杉元に、まずは房太郎が例の髪の毛による目潰しで先制。
本当に房太郎を見ていると髪を伸ばしたくなってきますね。
そしてそのまま杉元の銃を掴み、大きな足で顔面を蹴り飛ばします。
が、すぐに杉元の拳が返ってきました。
これは本当に凄い絵です…杉元の怒りとパンチの重みがありのままに伝わってきます。
杉元は「俺は不死身だ!!」と言いながら更に銃で房太郎の顔を殴りつけました。
そしてそのまま、倒れた房太郎に銃を撃つ構えを見せます。
やはりアシリパ関連の杉元の戦闘は恐ろしい。
すると…「降参!!」
なんと房太郎が降参の宣言をしました。
杉元は一瞬固まるも、容赦なく発砲。
しかしそこで白石が駆けつけ銃を掴んだことで、弾は房太郎に当たらずに済みました。
「落ち着け杉元!!殺しちまったらアシリパちゃんがどこか分かんねえだろうが!!」
アシリパのこともありますし、房太郎が更なる金塊の情報を握っていることを察してというのもあるでしょう。
そして単に杉元に房太郎を殺して欲しくないという気持ちもあるのかもしれませんが、とにかく最近の白石の有能ぶりが止まりませんね。
しかし白石が現れなければ房太郎を射殺していたという杉元が怖い。
房太郎の提案
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房太郎はアシリパが第七師団に奪われたことを伝えた上でこう提案しました。
「やっぱもう一回手を組んで取り戻そうぜ」
ここでこれを言えるのが房太郎のコミュ力ですよね。
現在房太郎と杉元らを合わせたアイテムは、門倉から奪った3枚分と、房太郎・白石・平太師匠の3枚、そして房太郎がアイヌから仕入れた情報です。
「それらで解けるか試してみようぜ」と持ち掛ける房太郎。
しかし杉元は今しがたスコップで殴られたばかりなので「土方の方がマシだ!!」と受け付けません。
「アシリパさんを勝手に連れ去ろうとすれば頭巾ちゃんがほっとかない。第七師団は工場から逃げられねぇ」
杉元はアシリパに対するヴァシリの行動に信頼を置いているのです。
しかし当のヴァシリはすっかり尾形との対決に夢中。
ヴァシリはどこかの屋上で尾形をフンフン待ちわびていました。
尾形はどこかの屋内(ヴァシリより高所)で外の様子を覗いていますね。
元々尾形を探すためにアシリパを守ってきたヴァシリですから、尾形が見つかった今アシリパなど眼中にないのでしょう。
しかし杉元はヴァシリと尾形が再会したことを知らないのです。
第七師団の撤収方法
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杉元が房太郎の提案を無視して歩いていると、拘束された男性を発見しました。
しかも彼だけでなく同様の姿の男性が10人もいます。
聞くと彼らは薄野地区の消防組。
防火帽と蒸気ポンプの乗った馬車を奪われたのだそうです。
一体誰が奪ったのか…。
その頃、第七師団が消防組の格好で疾走していました。
なんと第七師団は余計な戦闘を避けるため、消防組の装備を奪い変装をしてサッポロビール工場を出ようとしていたのです。
消防の者が言うには、彼らは「北の方から出て行った」とのこと。
さすがに走って追いつけそうにないので、杉元は馬を探します。
すると「さっき中で良いもの見つけた」と房太郎。
“良いもの”とはなんとサッポロビールの宣伝販売カー!
サッポロビール瓶型の、ロケットのようなフォルムで可愛い車です。
運転手は房太郎。
房太郎はかのエディー・ダンとも面識があったため車の運転もできるそうなのです。
3人はアシリパ奪還に向けて出発しました。
「いっけぇ~!!アシリパさんを取り戻す!!」
かたや蒸気ポンプ馬車、かたや宣伝車で札幌を疾走開始!
アシリパ争奪戦が始まります!
『ゴールデンカムイ』ネタバレ261-262話のまとめ
「今週のヴァシリは、フンフン」
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サッポロビール工場戦はアシリパ争奪戦へ!
まずはアシリパを確保した第七師団が消防組に変装して工場からの撤収を開始しました。
注目は薄野から来た蒸気ポンプが2台ということ。
恐らくアシリパを運んでいるものと宇佐美を積んでいるものと2台に分け、別々に工場を立ち去っているのではないでしょうか。
となると北に向かっているとされているのは囮のようなもので、もしかしたらこちらに鯉登や月島を配置し、本体と言える鶴見とアシリパのポンプ車は別の方向から脱出を図っているのかもしれません。
そしてどちらかの姿を尾形が捉えている予感。
例えば鶴見が菊田あるいは鯉登を囮の御者として、何者かの狙撃や襲撃によって間接的に処分しようと考えていてもおかしくないのかなとも…考えすぎですかね。
でも発砲すればヴァシリに位置がバレてしまうので尾形はアクション起こさないかなあ。
決着がついて欲しくないので、尾形vsヴァシリにはまだ別展開があることを願ってしまいます。
そして房太郎がタフですね!
杉元に肩を刺され耳を斬られ、月島に手を撃たれ、鯉登の斬撃を受け、怒りの杉元の殴打を2発…何度も死亡を想像しましたが、悉くフラグをへし折りまだアシリパ奪還に向けて動いています。
この強さと処世術がかっこいいですし、やはり房太郎にはこのまま最後まで生きていて欲しいですよね。
しかし今回、房太郎がエディー・ダンと知り合いだったという1コマの回想シーンに全てを持っていかれてしまいました。
車に乗って肩を組む房太郎とエディーと若山の親分…何故か皆ほぼ裸で、親分に至っては首輪までつけています。
深くは触れませんが、房太郎のコミュ力の高さと顔の広さを改めて感じる1シーンでした。
さて殺し合いをしながらも手を組むところがゴールデンカムイの面白さではありますが、この3人組を乗せた宣伝カーは第七師団に追いつきアシリパを奪還できるでしょうか。
狙撃手たちの動きや土方一派がこの状況に気づいているのかも気になりますが、ついにサッポロビール工場を離れた新たな展開が始まりそうです!
- 第七師団が消防組に変装した
- アシリパの護送が最優先
- 尾形とヴァシリの対決が迫る
- 房太郎が提案した手を組む案
- 杉元の怒りと房太郎の降参
- 宣伝カーでアシリパ奪還を目指す
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