伝導者一派に大災害のスイッチを押させないための「天照」防衛戦。
カロンと対峙したオグンが、前災害時に移民たちを東京に連れてきた船長“ラフルス1世の命の恩人”“移民たちの英雄”の子孫だと発覚します。
「俺には最後まで民を守る義務がある!!」
血筋が背負う責務を力に変え戦うオグン。
“FLAMY INK”で圧倒…するかと思われた時、なんとカロンが先手を取りオグンを瞬殺したのでした。
扉絵のカロンはソーナンスでしょうか、可愛いですね。
果たしてこの反撃モンスターカロンをどうやって攻略すれば良いのでしょうか!?
戦いの続きとなる第243話は『あのころ俺たちは』ということで、オグン・アーサー・シンラの訓練校時代の姿が描かれます!
目次
『炎炎ノ消防隊』243話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』243話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
立ち上がるオグン
“FLAMY INK”を発動したオグンを沈めたカロンの圧倒的力。
カロンは爆炎の前に堂々と立ち、第8に向けて「誰でもいいぞ。かかって来い」と言いました。
一体誰がこの男を倒せるというのか…。
仲間だったアロー曰く、“正面からまともにやり合える奴なんていない”とのこと!
「あいつへの一番の対策は、相手にしないことだ!!」
相手にしてはいけない男カロンは、「次はお前か」とアーサーを指名しました。
それを受けアーサーはエクスカリバーを構えようとします。
が、オグンが立ち上がりました!
「アーサー。お前はドラゴンに備えておけ!!俺はまだやれる!!」
あの強力な一撃を受けても再び立ち上がったオグン。
さすが首席、やはりこの男も強いですね。
カロンが強すぎる
とはいえこのカロンをどう攻略すれば良いのか。
カロンは外部から受けた運動エネルギーを熱エネルギーに変えてしまうので、いくら強いオグンのパンチでも、その衝撃はカロンには全部エネルギーとして吸収されてしまいダメージを与えることが出来ません。
そこでオグンは、蓄えられたエネルギーの放出と吸収は同時にできないと考え、カロンがカウンターを発動しようとする際に攻撃を合わせることにしました。
再び“FLAMY INK”状態で渾身の一撃を叩き込むオグン。
手応えあり!
しかし予想外にも反撃されてしまったのでした。
「ただの打撃なら吸収状態を保ちながら攻撃もできるぞ」
なんとスキのないカロン…。
オグンに強烈なパンチを加えたカロンはそのまま強力な爆発も喰らわせました。
腹パン+爆発を喰らってしまったオグンは今度こそダウン。
(強すぎる…こんな怪物どうやって止める)
そんなオグンに、訓練校時代の記憶が過りました。
3人の出会い
入学時から「消防官になってヒーローになりたい」と言っていたシンラ。
オグンはそんなシンラに好意を抱いた様子。
描写はないですが、もちろんアーサーも「騎士」と自己紹介したようです。
最初の接触はアーサーからシンラに声をかけたこと。
アーサーはすでに「かわいい」「飼ってみたい」と女子たちから人気になっていました。
以前シンラが「なんかモテるんだよな…」と嫉妬していましたが、こんな感じだったようですね。
「もう女子に人気なんだな」と羨むシンラに、「ふッ騎士だからな」とアーサー。
そんな2人に声を掛けたのがオグンでした。
オグンは“筆記・実技ともに首席”として2人にも名が知られていました。
しかしそんな名誉にもオグンは「テストはな」と謙虚な姿勢。
「個人の成績は関係ない!消防官はチームだからな」
こういうところが首席なんです!
(消防官の鑑!!)と感心する2人にオグンはさらに続けました。
「そのチームにはお前たちのようなヒーロー志向も必要だ」
シンラは“俺たちみたいな奴ら”へのフォローも忘れない完璧なオグンを「さてはお前いい奴だな」と判断。
「まァ悪人ではないから仲良くしようぜ」とオグンがまとめ、3人は友達になりました。
悪意が混じっていた!
“実技試験最速のシンラ”
“最高火力のアーサー”
“首席のオグン”
この3人が一緒にいる様子を他の訓練生たちは「結局カーストトップ同士でつるむんだよなァ」と羨望の眼差しで見ていました。
しかし火鱗は妬みを抱いたようで舌打ちをしています。
するとそんな火鱗に「ねェ知ってるゥ?このウ・ワ・サ」と話しかけてきた少年がいました。
彼の話す噂とは、シンラが「親と弟を殺した悪魔」であるということ。
「オグンとか良い奴そうだし騙されなきゃいいケド…心配だわ」
そう呟く彼の目、これはヨナですね!
というか口調がヨナです。
なんとヨナが潜り込んでいました。
ヨナの言葉は火鱗の心の隙間に入り込んだようです。
因縁の始まり
噂は瞬く間に広がっていきました。
これで「親殺しの悪魔」として不気味な笑顔を浮かべるシンラが出来上がります。
それでもオグンは「気にすんなよ」と相変わらず声を掛けてくれたのでした。
「よくわかんねェ噂で仲間を疑いはしねェよ」
本当にオグン良い奴です!
オグンの存在はシンラの心を救ったことでしょう…が、やはりシンラはいつものぎこちない笑顔しか返せないのでした。
場面は変わり、バスケの時間。
オグンが入ったチームが勝つに決まってるとやる気を失う仲間たちに「一人で無理なら二人で止めればいいだろ!だからチームスポーツは楽しいんだ」と、やはりオグンが個ではなくチームを大事にしている様子が窺えます。
するとそこに罵声が響きました。
「ふざけんなヒーローだ!!」
「笑わせる!!騎士に決まってる!!」
いつもの2人ですね。
シンラとアーサーの喧嘩はこれが最初だったようです。
唐突に始まった騎士とヒーローの喧嘩。
因縁の始まり、その原因とは一体何だったのでしょうか!?
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ243-244話のまとめ
カロンがやっぱり強いー!!
攻防に隙がないのでどう戦っていけば良いのでしょうか。
やはりオグンが個ではなくチームを重要視する姿が描かれていますから、誰かと共闘するのが一番現実的ですかね。
とは言えオグンの拳ラッシュでも殆どを吸収してしまったカロンに増員が通用するか疑問ですから、ただ叩き込むだけではない戦法が必要になりそうです。
それともこの回想でオグンが何か閃くのでしょうか。
ともあれ、この回想編が何かのヒントになりそうですが、なんと訓練校にヨナが潜入していたことが発覚しました!
シンラのイメージを「親殺しの悪魔」に導いたのは伝導者一派の目論見ではありましたが、こうしてヨナが噂を振りまいていたのですね。
やはり人間の心や習性を巧みに操作しますね。
シンラとアーサーの喧嘩はいつもの「ヒーロー」か「騎士」かの譲れない志なのでしょうが、ぶつかり始めたのがもしこの噂が原因なのであれば、心眼を持つアーサーですから、シンラの中に何かを見始めたのかもしれません。
そして火鱗が何故いつもシンラに対して攻撃的な態度をとっているのかもここが始まりのようですが、どうもオグンと仲良くなりたいという気持ちからくるシンラへの嫉妬があったようです。
今やすっかりオグンの隣をゲットした火鱗ですが、また活躍を見られるでしょうか。
次回は引き続き訓練校時代が描かれそうですが、『絆を繋げ』とのことでどんな内容かまた楽しみですね!

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