大佛は死亡したのか?
結論から言うと、死亡していません。瀕死になりましたが、211話で目を覚ましています。いまは神々廻に協力して、事実上オーダーを離れました。
斬ったのは、篁の人格をコピーしたスラーです。致命傷といえる一撃でした。
ただし「死んだ」と思った読者が大勢いました。それには理由があります。
この記事でわかること
- 生きているのか、死んでいるのか
- 死亡説がどこから生まれたのか
- 211話で何が起きて生き返ったのか
- プロフィール(年齢・誕生日・身長・武器)
- 作中でどのくらい強いのか
- 神々廻との関係と、出会いの場面
- 声優と実写映画のキャスト
死亡説は、神々廻の一言から生まれました
大佛は、篁の人格をコピーしたスラーと対峙します。そこで致命傷といえる斬撃を受け、瀕死になりました。
倒れた大佛を担いで逃げようとした神々廻は、こう漏らします。
コイツ 死んでも 武器放さんのか…大したヤツ
「死んでも」です。この時点で、神々廻自身が大佛の死を覚悟していたことが分かります。
そこへ、オーダーのスナイパーである上終が助けに入ります。上終は神々廻にこう尋ねました。
大佛は 無事なんだろうな⁈
ふつうなら「大丈夫や」「息はしとる」と返す場面です。ところが神々廻の答えは、こうでした。
大佛はー…
言葉が続かなかった。読者が「もう死んでいるのでは」と受け取ったのは、この間です。
僕はこう読む
この作品は、キャラクターの生死を台詞で説明しません。「死んだ」とも「生きている」とも書かず、神々廻に言葉を詰まらせるだけで済ませています。説明された情報より、答えられなかった沈黙のほうが強く伝わる。それを分かって描いている場面だと思っています。しかも神々廻は、かつて豹の死を悔やむ平助に「あいつが弱かった、ただそれだけや」と言い放った男です。その男が言葉に詰まった。大佛が特別だということを、ここまで台詞ゼロで見せています。
211話「感電注意」で、敵の電撃に助けられます
大佛が目を覚ますきっかけは、味方の手当てではありませんでした。敵の攻撃です。
神々廻が上終を連れて逃げる先に、アルカマル出身の牛頭(ごず)が現れます。牛頭は電気を操る能力の持ち主です。
その牛頭が放った電流が、担がれていた大佛の体を貫きました。
- 敵の電撃がそのまま電気ショックになった
- 大佛が目を覚ます
- 起き上がった大佛が神々廻と上終を両腕に抱え、窓ガラスを割って脱出した
倒しに来た相手の一撃で生き返った、ということです。話数は211話「感電注意」。サブタイトルがそのまま答えになっています。
瀕死の状態から起き上がって、大人二人を抱えて窓から飛び出す。大佛が「羆(ひぐま)」と呼ばれる理由が、ここで一気に伝わります。
大佛のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 大佛(おさらぎ) |
| 所属 | 日本殺し屋連盟 直属の特務部隊ORDER。★紅一点 |
| 年齢 | 21歳 |
| 誕生日 | 4月9日 |
| 身長・体重 | 175cm・55キロ |
| 武器 | 巨大な電動丸ノコ |
| 見た目 | ベールと黒いドレス |
| 趣味 | 石蹴り、散歩 |
| 嫌いなもの | おばけ、うるさい人 |
| 出身 | 東北の農家 |
暗殺の前にかつ丼を食べたり神社に詣でたりと、ゲン担ぎをします。くじ引きは大吉が出るまで引き続ける性格です。
作中でどのくらい強いのか
公式のパラメーターでは、身体能力が篁を除いて楽・キンダカと並ぶ作中トップクラスです。
華奢な見た目とは逆に怪力で、巨大な電動丸ノコを振り回して周囲を一瞬で両断します。一方で射撃は得意ではありません。もともと殺し屋として育った人間ではないためです。
神々廻との関係
上司と部下です。ただ、それだけでは説明が付かない距離にいます。
210話「殺意と殺意」で、二人の出会いが描かれます。東北で殺し屋の失踪事件が相次いでいると聞いた神々廻が、調査に向かった先にいたのが大佛でした。
神々廻「最近、東北で殺し屋失踪事件が相次ぐいうから来てみたら…コレ、お前がやったんか?」
大佛「……お兄さん神様? 私を殺しに来たの?」
神々廻「残念。俺も悪いやつや」
大佛「そう…ほんとに残念」
神々廻「お前、死にたいんか」
大佛「ううん…けどここにはいちゃいけない気がするの」
神々廻「ほなくるか? 俺らみたいなんがおるとこ」
大佛は少女時代から、自分に差し向けられた殺し屋を返り討ちにし続けていました。強いのに、居場所がなかった。そこへ神々廻が来て、行き先を示したわけです。
大佛が「神々廻さんが◯◯って言ってた」と何かにつけて彼を引き合いに出すのも、仲間の死は悼まないのに神々廻が窮地に陥ると目の色を変えるのも、ここに理由があります。
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大佛が持っている「普通の人には幸せに生きてく権利がある」という考えは、彼女自身が普通に生きられなかったから出てきた言葉だと思っています。少女のころから殺し屋に狙われ続け、返り討ちにするしかなかった。その暮らしを普通だと思っていた人間が、あとから「あれは普通ではなかった」と気づく。だから民間人を巻き込むことに、あれほど厳しい。神々廻の教えだと本人は言いますが、教わって身につく類の考えではありません。もともと持っていたものに、神々廻が言葉を与えただけだと読んでいます。
声優と実写映画のキャスト
| 媒体 | 演じている人 |
|---|---|
| テレビアニメ版 | 早見沙織 |
| ボイスコミック(6巻発売記念) | 古賀葵 |
| 実写映画 | 生見愛瑠(2002年3月6日生まれ・愛知県出身) |
「大佛の声」で探している人は、早見沙織さんです。ボイスコミック版だけを載せている記事があるので、混同しないでください。
まとめ
- 大佛は死亡していません。ただし、いまは事実上の除隊です
- 篁の人格をコピーしたスラーに斬られて瀕死になりました
- 死亡説の出どころは、上終に安否を聞かれた神々廻が「大佛はー…」と言葉を詰まらせた場面
- 211話「感電注意」で、アルカマル出身の牛頭の電流を浴びて目を覚ましました
- 復活した大佛は神々廻と上終を抱えて窓ガラスを割り、脱出しています
- 武器は巨大な電動丸ノコ。身体能力は篁を除き楽・キンダカと並ぶ作中トップクラス
- 神々廻とは上司と部下。出会いは210話「殺意と殺意」の東北の回想
- 声優は早見沙織(テレビアニメ)。実写映画は生見愛瑠
——あなたは、大佛が神々廻に協力してオーダーを離れたことを、正しい選択だと思いますか。それとも組織に戻るべきだと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
Q. 大佛は死亡しましたか?
A. していません。瀕死にはなりましたが、211話で目を覚ましてORDERに残っています。
Q. なぜ死んだと思われたのですか?
A. 上終に「大佛は無事なんだろうな」と聞かれた神々廻が、「大佛はー…」と言葉を詰まらせたためです。その前にも神々廻は「死んでも武器放さんのか」と漏らしていました。
Q. どうやって生き返ったのですか?
A. アルカマル出身の牛頭が放った電流が体を貫き、それが電気ショックになって目を覚ましました。敵の攻撃で助かった形です。
Q. 何話ですか?
A. 211話「感電注意」です。その前の210話「殺意と殺意」で、神々廻との出会いが描かれています。
Q. 武器は何ですか?
A. 巨大な電動丸ノコです。華奢な見た目とは逆に怪力で、周囲を一瞬で両断します。
Q. 声優は誰ですか?
A. TVアニメ版は早見沙織さんです。6巻発売記念のボイスコミック版は古賀葵さん、実写映画は生見愛瑠さんが演じています。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、ひとつずつ考えています。作中で確認できたことと自分の読みは、分けて書くようにしています。
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