毎週SNSを騒がせている作品がチェンソーマンです。
今回はそのチェンソーマンの作者である藤本タツキ先生について調べてみました!
目次
【チェンソーマン】作者のプロフィール
藤本先生は秋田県にかほ市出身の27歳の漫画家です。
秋田県出身なせいか、チェンソーマン本編のとある印象的なシーンでは、秋田県が舞台となっていました。
美大出身で、大学卒業後に2013年にデビューしました。
【チェンソーマン】作者は幼い頃から漫画好きだった?
子供の頃は定番のドラゴンボール等は読まず、お父さんが買ってきていた週刊少年チャンピオンや月刊少年ジャンプ、ジャンプSQなどを読んでいたといいます。
よって読んでいたのも刃牙シリーズやCLAYMREだったようです。
また、中学生の頃に脳内で漫画雑誌を作って自身で7作ほど連載しているという特異なエピソードがあります。
連載作が最終回を迎えた時は思わず泣きそうになったと語っていました。
【チェンソーマン】作者が影響を受けた作品は?
編集の林士平や元アシスタントの賀来ゆうじから影響を受けて以来映画が好きで、北野武作品や、「ザ・レイド」、「チェイサー」といった作品に影響を受けたとインタビューで語っています。
それ以外にも単行本の折り返しでは「○○(映画の作品名)が好き!」と書いているほどです。
また絵柄は沙村広明の影響を受けているそうです。
【チェンソーマン】作者の掲載経歴は?
『藤本タツキ短編集 「22-26」』
11/4発売記念❗️
カウントダウン企画3⃣✨収録作品から
『予言のナユタ』
をご紹介。
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ツノを持って産まれた妹のナユタは
世界を滅ぼすと予言された。
ナユタを守ろうとするケンジは!?
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作品紹介は明日がラスト🎈 pic.twitter.com/gRXkhNKo95— チェンソーマン【公式】 (@CHAINSAWMAN_PR) November 2, 2021
幼いころに週刊ではなく月刊のほうのジャンプを読んでいたせいか、読み切りの掲載や最初の連載は月刊雑誌や電子版のジャンプ+が多いです。
「家賃や生活費を稼ぐために、バイトなどはせず読み切りを書いてその収入で賄っていた」とインタビューで語るくらい、藤本先生の発表作品は多いです。
また、連載経験も現在のチェンソーマンも合わせて2本あります。
- 「庭には二羽ニワトリがいた。」(読切)(少年ジャンプ+掲載 2017年7月17日)
- 「佐々木くんが銃弾止めた」(読切)(少年ジャンプ+掲載 2016年6月13日)
- 「恋は盲目」(読切)(ジャンプSQ.19 Vol.13 掲載)
- 「シカク」(読切)(ジャンプSQ.19 Vol.14 掲載)
- 「予言のナユタ」(読切)(ジャンプSQ 2015年8月号 掲載)
- 「ファイアパンチ」(連載)(少年ジャンプ+ 2016年4月18日 – 2018年1月1日)(全8巻)
- 「目が覚めたら女の子になっていた病」(読切)(ジャンプ+掲載 2017年4月24日)
- 「妹の姉」(読切)(ジャンプSQ 2018年6月号)(J+ 2019年5月2日再掲)
- 「チェンソーマン」(連載)(週刊少年ジャンプ2019年1号 )(J+ 2022年7月13日再掲)
以上が現在までの藤本先生の経歴です。
【チェンソーマン】「ファイアパンチ」で注目を浴びる
藤本先生の初連載作品です。
文明崩壊後の世界で、消えない炎に焼かれながら生き続ける青年・アグニを主人公としてハードなストーリーが描かれました。
ジャンプ+という比較的作品のジャンルや内容の自由度が高い媒体の中でもグロテスクな表現や読者の予想を覆す展開などで注目を集めました。
そのせいか、週刊少年ジャンプ副編集長の細野修平は、「タブーを全部入れしている」と語っています。
【チェンソーマン】2019年から少年ジャンプで連載開始
数々の読み切りやファイアパンチでの連載を経て、2019年から週刊少年ジャンプで連載を開始しました。
悪魔がはびこる世界で、主人公の貧乏な少年デンジと悪魔のポチタは、悪魔を駆除するデビルハンターをしてお金を稼ぎつつ、父親の借金返済に奔走しながら慎ましく生きていました。
しかしあるときヤクザにだまされポチタともども殺害されてしまいます。
ですが「チェンソーの悪魔」であるポチタはデンジの血を飲み復活し、デンジを生かすためにデンジの心臓となりました。
そのためデンジは「チェンソーの悪魔」へと変身する存在となり、悪魔の駆除を専門とする公安対魔特異課に引き取られ、そこで様々な悪魔と対決していきます。
元々ファイアパンチでファンを獲得していたこと、週刊少年ジャンプらしかぬハードな展開、合間に挟まれるコミカルなストーリーは大いに話題を呼びました。
また現在電子版の週刊少年ジャンプは月曜になったら更新されるため、月曜になった瞬間一斉にファンが電子版ジャンプをダウンロードし、チェンソーマンを読み、一喜一憂してその熱い感想をツイッターに投稿し盛り上がるという流れができています。
【チェンソーマン】主人公のデンジは作者に似ている?
本日は第2回チェンソーマン人気投票の発表日!
今回の発表で分かったこと
①姫野は元々アキの妹で、パワーの立ち位置になる予定だった
②藤本タツキ先生のイチオシはデンジ
③生姜焼き定食は、今企画の立役者
④第2部連載・アニメ化以外にも秘密のプロジェクトがある模様・・・#チェンソーマン pic.twitter.com/Zyo13uIMZ8
— チェンソーマン情報アカウント (@Chainsawman_inf) April 29, 2021
藤本先生はキャラクターに自己投影はしないとインタビューで語っています。
しかしチェンソーマンのデンジは作中で「俺が知り合う女がさあ!! 全員オレん事殺そうとしてんだけど!!」というセリフがあるくらい刺激的な女性との縁があります。
藤本先生は過去のインタビューで学生時代に自分の自転車が逆さまにされていて、知り合いの女性から「お前の自転車をひっくり返してやったぞハハハ!」と言われて幸せを感じたそうです。
似ているわけではありませんが、デンジの周囲にいる理不尽なまでの自由に振る舞う女性たちは藤本先生の経験が影響していると考えられます。
また元アシスタントの賀来ゆうじ先生いわく、普段の口調はほぼデンジと同じとのことでした。
【チェンソーマン】作者の作品に対するこだわりとは?
藤本先生は自分の作品を世間受けしない作品と考えています。
前述のとおり映画に影響を受けていますが、作品の作り方にもその影響があります。
藤本先生はネーム執筆前にまず脚本を起こすという、漫画家としては比較的珍しい製作スタイルをしています。
また作品毎の主人公には大抵妹キャラや妹ポジションのキャラが登場していて、何か「妹」というポジションにこだわりがあるのかと思われていましたが、「主人公が守らねばならない存在として最も簡潔に描ける存在だから」という合理的な理由でした。
まとめ
チェンソーマンも佳境を迎え、毎週毎週SNSを驚きで湧かせるのが藤本先生です。
芯の通った制作スタンスに、他の作家と一線を画す特異性などで、多数の注目を浴びています。
これからもどんどん作家として躍進していくであろう藤本先生にこれからも注目していきたいと思います。
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