暴力の魔人は公安対魔特異4課に所属するメンバーの1人です。
常に仮面をつけて行動しており、普段は素顔を見ることはできません。
コベニのバディとして共に行動することが多い暴力の魔人。
名前とは真逆?!仲間思いで優しいと評判の暴力の魔人についてまとめてみました。
目次
【チェンソーマン】コベニとバディを組む暴力の魔人
暴力の魔人は登場以来コベニとバディを組んでいます。
流暢に喋ることができ、気配りやチームプレーも可能な人間らしさが残る魔人です。
そんな暴力の魔人はいつの間にかコベニを守る保護者のような存在に収まっていました。
2人はバディではありますが、コベニが戦う必要がないようにとデビルハンターの仕事はほぼ、暴力の魔人がこなしていたようです。
(コベニ…給料泥棒w)
【チェンソーマン】暴力の魔人はコベニに優しい?
暴力の魔人はコベニのことをコベニちゃんと呼び、とても紳士に接しています。
悪魔の始末も、もちろん暴力の魔人(コベニは影に隠れているだけ)です。
仕事の後はコベニにソフトクリームを奢っているシーンもあります。
暴力の魔人は仮面をつけているので食べられません。
その代わりに「食べてる幸せそうなコベニちゃん見てたいの」ととてもキュンとするセリフまで言っています。
単にバディだからなのか、それ以上の気持ちがあるのか…作中で触れることはありませんでしたが、暴力の魔人が特にコベニに優しいのは間違いありませんね!
【チェンソーマン】暴力の魔人が仮面をしている理由は?
通常、魔人は悪魔の時より弱くなるものですが暴力の魔人は特例です。
魔人としても強すぎるため、その力を抑えるために常に上半分はガスマスク、下半分はペストマスクのような仮面をつけています。
その仮面からは常に毒が出てきており、その力を抑える役目を持っているのです。
「何があってもこいつの仮面はとるな」と岸辺に言わしめた暴力の魔人…その秘められた本当の力を見てみたくなりますね!
【チェンソーマン】暴力の魔人の戦闘スタイルは?
名前に暴力がついているように、戦闘スタイルは肉弾戦が中心です。
蹴りの瞬間に脚を肥大化させることがあり、身体強化系の能力を有している可能性があります。
主に蹴りによる攻撃を得意としているようです。
暴力の魔人本人も、脚を肥大化させての踵落としを何度か使用しており「俺のマジ蹴り」と、得意技であることを認めています。
作中では最後まで特殊な能力を使うことはありませんでした。
魔人や悪魔は名前が大切で、その名前に因んだ能力を持ちます。
血の魔人であるパワーは血を自在に操り、サメの魔人であるビームは水の中を移動できたり、体を鮫に変えたりできます。
この法則に従うと、暴力の魔人の能力は”暴力”となり、純粋な暴力に優れた魔人であることがわかります。
【チェンソーマン】魔人なのに人間らしいところがある?
暴力の魔人曰く、魔人には珍しく人間の脳みそが残っているのだそうです。
そのことが影響しているのか、暴力の魔人は人だった頃に通ってた学校や好きな定食屋などを覚えているようです。
例えばパワーは人間の頃の記憶を一切なくしているように見えます。
そう考えるととても興味深い存在ですよね!
また、魔人は自分中心すぎるキャラが大半ですが、暴力の魔人は融和を大切にしている節があります。
レゼ戦でアキがピンチに陥ったときは助けに入り”チームのメンバーは助けるもの”という人間らしい感覚もきちんと持っているようです。
コベニにも「ラブ&ピースだよな!」と声をかけるなど人間らしい考え方をする珍しい魔人と言えるでしょう。
【チェンソーマン】マキマに助けられた記憶までしかない?
暴力の魔人は人間の脳みそが残っているため、人だった頃の記憶が残る珍しい魔人と言えます。
ただ「どうして死んだかは覚えていない」と語っています。
自分の死について覚えているのは「マキマさんに助けられた事だけ」のようです。
このセリフ、アキも言っていましたね。
マキマは記憶を操作することができることが判明しています。
“マキマに助けられた”
だからマキマの言うことを聞く。
だからマキマのことを好きになる。
2人とも、マキマの操り人形にされるべく、もしかしたら記憶を操作されていたのかもしれません。
【チェンソーマン】闇の魔人と戦った結末は?
デンジやコベニ達と共に地獄に送られた暴力の魔人は、コベニを守るためについに仮面を外しました。
仮面を外すと、力が解放され筋肉が巨大化、暴力の暴走が起きました。
しかし、闇の悪魔には敵わず体を穴だらけにされてしまいます。
それでも暴力の魔人は止まらず、闇の悪魔目掛けて攻撃を続けました。
口からないはずの腕を吐き出し、最後の最後まで攻撃を繰り出しましたが、闇の悪魔が鳴らす鈴の音と反応するように体を剣で貫かれ敗北しました。
【チェンソーマン】暴力の魔人は荒井という噂がある?
荒井はデンジと同じ対魔特異課に所属していたデビルハンターです。
しかし、沢渡らの対魔特異課襲撃の際にコベニをかばう形で銃弾を額に食らって死亡してしまいました。
その後に現れたのが暴力の魔人だったのです。
闇の悪魔との対決時に暴力の魔人が仮面を外しましたが、その時の顔が荒井に酷似していると読者の間で話題になりました。
(マキマは仲間の死体はなるべく回収して、と発言していますし、意図的に作られた可能性もあり?)
コベニは闇の悪魔との対決後に公安を退職していますが、暴力の魔人の素顔を見たからでは?という噂もあります。
暴力の魔人=荒井という可能性を知ってしまったからかもしれません。
作中にも作者からも明確な言及はなく、噂でしか有りませんが、確かに似ている2人…。
コベニにとっても辛い別れになってしまいました。
まとめ
暴力の魔人は、他の魔人と違い人間の脳みそが残っていることがわかりました。
だからなのか、人間の頃の記憶も部分的に残っています。
ただし自分の死に関する記憶はなく、マキマに助けられた記憶のみが残るという不可解な事実がそこにはあります。
暴力の魔人が荒井なのでは?という噂はこう言った不可解な点からも信憑性を感じるようになるのではないでしょうか?
何にしても、優しく仲間思いで戦闘能力にも優れた暴力の魔人が退場したのは対魔特異課としては痛手となりました。
最後までコベニを守り抜いた暴力の魔人が安らかに休めることを祈るばかりですね!

⇒悪魔・魔人まとめ!最強は支配の悪魔だった!?物語に欠かせな・・