【キングダム】617話ネタバレ最新!金毛が飛信隊の河了貂を狙う!? | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】617話ネタバレ最新!金毛が飛信隊の河了貂を狙う!?

キングダム617話ネタバレ最新&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • 蒙恬が馬南慈を攻撃成功
  • 糸凌が共伯を一撃で斬る
  • 河了貂が軍師として奮闘中

王翦の危機に駆け付けた蒙恬隊。

前回は、決死の覚悟で蒙恬が馬南慈に一撃食らわせたところで終わりました。

さて、現在はどちらの総大将も挟撃されている厳しい状況。

王翦本陣は、正面は傅抵隊、横からは馬南慈軍が攻撃しています。

李牧本陣は、正面は田里弥軍・倉央軍、横からは飛信隊・亜花錦率いる亜光軍が攻めているところです。

一刻を争うなかで、蒙恬と王賁は王翦を守れるのか!?

今回は、焦り始めた李牧の様子と、飛信隊を潰すべく動き出した金毛を中心にお届けしていきます。

 

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『キングダム』617話!のネタバレ

それでは『キングダム』617話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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李牧の焦り

落馬しそうになりながらも、攻撃した蒙恬(もうてん)。

剣は馬南慈(ばなんじ)の右目に命中。

血が飛び散り、周囲の部下は焦りました。

 

しかし、これぐらいでは倒せない馬南慈。

舌打ちしたあと、すぐに蒙恬を攻撃しようと睨みつけます。

蒙恬が落馬すれば斬られてしまう態勢。

周囲は焦りますが、蒙恬は冷静でした。

手綱を引っ張って態勢を立て直し、馬南慈に斬られることなく再び馬に乗ったのです。

 

あまりにも一瞬の出来事。

蒙恬の鮮やかな攻撃は、敵だけでなく味方も驚愕!

番陽や王翦すら驚きました。

 

蒙恬はそのまま直進。

王翦に合流すると敵の方を向き、剣を構えて周囲に指示を出しました。

まずは、王翦将軍の近衛兵には馬南慈にトドメを刺すこと。

そうすれば、必然的に馬南慈軍は弱体化します。

次に、傅抵隊を抑えつつ、王翦将軍を左へ逃がすこと。

総大将の首を取られては本末転倒です。

まずは、王翦の身を護ることが先決でした。

「李牧本陣も危うい

 大将を守り切った方が勝つぞ!」

蒙恬の的確な指示。

部下も「オオ」と返事をします。

 

もう少しで王翦の首を狙えた傅抵。

目は血走り、蒙恬に対して怒鳴りました。

「だからここで王翦殺して

 俺らが勝つっつってんだよ

 女野郎ォ!」

思うように挟撃が上手く行かない趙軍。

李牧もまた、戦場を見つめながら焦っていました。

「まだ討ち取れない?

 馬鹿な・・・

 急ぎなさい、馬南慈、傅抵

 早く王翦を討たねば

 こちらももう余裕がありませんよ」

王翦が押されているように見えますが、李牧もまた時間がなかったのです。

 

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糸凌の圧倒的な強さ

李牧の前方で、激しく攻撃し合う一組。

倉央軍の糸凌(しりょう)と李牧軍の共伯(こうはく)でした。

 

倉央軍の勢いを止めるべく、前にでた共伯。

ところが、予想以上に強い糸凌。

二刀流での連続攻撃に、共伯は手が出せません。

「き、貴様・・・

 本当に女かっ」

あまりのパワーに女性かと疑ってしまうほど。

糸凌がニィと不敵に笑った、次の瞬間!

 

水しぶきのような大量の血。

共伯は糸凌の一振りによって、胴体を斬られてしまいました。

慌てる敵。

倉央はニヤッと笑って言ったのです。

「本当に女だよ、最高の

 夜はさらに最高」

負けてしまった共伯。

このままでは倉央軍に抜かれてしまいます。

急いで雷伯(らいはく)を呼びますが、間に合いそうにありません。

ここを突破されれば李牧本陣。

焦るのも無理はありません。

 

少し離れたところで、共伯の様子を気にしていたカイネ隊。

部下がすぐに報告。

カイネは苛立ちを隠せませんでした。

「ざけるな・・・

 私が刺し違えてでも

あの大女を止める

 李牧様には

指一本触れさせるものか!」

共伯が倒されたことにより、ついに女性同士の戦いが実現。

カイネは部下を引き連れて先を急いだのです。

 

李牧にも、次々の情報が届けられていました。

正面は防壁となっていた共伯が討ち死。

急いで雷伯に対応してもらいます。

左は指揮をしている金毛が粘っていました。

ところが、飛信隊の勢いが凄まじいのでしょう。

突破されるのは時間の問題でした。

無言のまま、焦り始めた李牧。

逃げるかどうかは、金毛にかかっていたのです。

 

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飛信隊の止め方

周囲に指示を出す金毛。

「左から二隊出して

 飛信隊右歩兵の横を突け」

指示通り部下は動きます。

すると、飛信隊の河了貂がすぐさま指示して対応。

「右から二隊歩兵の脇を狙ってる

 飛麃の一隊で阻止させて」

おかげで、金毛の指示通り隊が動けません。

悔しがる金毛。

 

軍師の河了貂は自ら戦場に入って指示。

いつもより早い対応が出来ていました。

そのため、金毛が防衛戦術を出しても、ことごとく潰されていたのです。

 

金毛は頭の中で考えます。

飛信隊は一見、隊長の信が武力で引っ張っているような印象でした。

でも、実際は軍師の河了貂が飛信隊の強さを最大限引き出していたのです。

河了貂が『強さの秘密』と言ってもよいでしょう。

それも、現場にいることで余計に早い対応。

 

金毛は気付きました。

「現場に・・・」

拳を握りしめ、思い出すのは竹信(ちくしん)の言葉でした。

「趙国のためにムダ死にはするな!」

金毛は目を細め、何か覚悟を決めたようです。

すぐさま部下へ指示を出しました。

「呂森(ろしん)小隊を呼べ!

 俺が率いて出陣する

 悪いがここはお前達に任す」

飛信隊に攻められているのに、的外れな指示。

部下は慌てて金毛を止めました。

「あきらめないで下さい

 それでは竹進の犠牲がムダになりますぞ」

「金毛様はここの指揮をするために後退してきたと」

もちろん、金毛自身もムダ死するつもりなどありません。

竹信の言う通り、趙国の柱として死ぬわけにはいかなかったのです。

なら、なぜ小隊でわざわざ出陣するのでしょうか。

部下の問い掛けに、金毛は応えました。

「分かったからだ

 今さらだが、飛信隊の止め方が分かった

 俺は戦場の動きを俯瞰してとらえることができる

 俺ならば、必ずたどり着ける」

 

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狙われた軍師の河了貂

飛信隊の後方で応戦する弓矢隊。

弓矢兄弟の仁と淡も休まず矢を放っていました。

しかし、仁の手はもう限界。

擦り切れて手からは血が溢れ、腕が振るえるほどになっていました。

 

心配する淡。

「兄ちゃん、指が・・・

 それもう骨が見えてるよ」

ところが、仁は「まだ大丈夫だ」と言って手を止めません。

そこで淡が提案をしました。

「兄ちゃんはもう少し休んでて

 あとはオイラが」

頼もしい提案ですが、淡はまだ馬しか撃てません。

兄の仁が頑張るしかなかったのです。

 

息が上がっている状態の仁。

ふと顔を上げると、少し先で動く敵の小隊が目に入りました。

それも、荒れている戦場の中を上手くすり抜けています。

敵の異様な動きが気になる仁と淡。

 

そんな事とは知らない軍師の河了貂。

仲間と共に戦場を見極め、的確に指示を出しています。

ところが!

仲間の頭を貫く一本の矢。

河了貂の目の前で、仲間が一人討たれました。

突然の出来事に状況が掴めません。

河了貂は矢が飛んできた方向を見ると、小隊がこちらに向かってくるではありませんか。

この小隊こそが金毛隊でした。

「チッ、邪魔が・・・」

矢が当たらず悔しそうな部下。

でも、構わず討ち続けるように金毛は指示します。

 

対して、河了貂の周りは突然の敵襲に大慌て!

河了貂を守るべく、自ら前に出て矢の的となったのです。

「とにかく河了貂は逃げろ!」

ここはもうダメだと思ったのでしょう。

河了貂に逃げるように促します。

最初は反対したものの、容赦なく近づく金毛隊。

河了貂は後ろを振り返りながらも、後方へ逃げました。

 

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容赦がない金毛

金毛は、軍師の河了貂を見るのは初めて。

顔を見るなり、今までの憎しみが込み上げてきたのです。

「河了貂、貴様が・・・

 貴様が慶舎様と岳嬰を殺した

 飛信隊の軍師!貴様が・・・

 貴様のような小娘がっ・・・」

狙いは、あくまで河了貂。

金毛が気付いた飛信隊の止め方とは、頭脳である軍師を討つことでした。

 

河了貂は仲間から離れて、ひとり馬を急いで走らせます。

しかし、金毛は容赦しませんでした。

「逃がすか!

 出たぞ、外すなっ

 撃ち殺せェ!!」

仲間の壁をすり抜けた一本の矢。

無情にも河了貂の左肩を貫きます。

そのままバランスを崩し、河了貂は落馬して地面に倒れました。

まだ死んでいないと気付いた金毛。

さらなる攻撃を指示します。

「まだだ

 頭を撃ち抜け!」

河了貂はすぐに起き上がり、顔を守ろうと右手を広げました。

敵が放った矢は、今度は右手を貫通。

あまりの痛さに歯を食いしばる河了貂。

仲間も焦りますが、少人数では敵の攻撃を防ぎようがありません。

 

左肩と右手が撃たれて動けず、地面に横たわる河了貂。

そこへ、金毛の指示で敵が近づきます!

河了貂に向けられた槍。

助けてくれる仲間もいません。

そして!

無残にも血が飛び散ったのです。

 

金毛は慶舎の副官でしたので、元々能力が高い男です。

自分であれば、小隊で戦場を自由に動き河了貂までたどり着けると思ったのでしょう。

いつもなら、河了貂は戦場の後方で指示を出します。

しかし、今回は挟撃という形でしたので、自ら戦場に入り指示。

おかげで、敵の攻撃に早く対応することが出来ましたが、今回はそれが仇となってしまったようです。

正直、河了貂にはまだ死んでほしくありません。

信が総大将という夢を叶えた時にも、河了貂には隣で優秀な軍師として笑っていて欲しいと思っています。

作中では、河了貂が攻撃された瞬間は描かれていません。

最後に飛び散った血は河了貂のものなのか?

それとも敵のものでしょうか?

河了貂の安否が気になります。

 

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『キングダム』ネタバレ617-618話のまとめ

今回は、焦り始めた李牧と、勝利への執念が凄まじい金毛が印象的な回でした。

王翦が挟撃された時はどうなるかと思いましたが、やはり李牧も厳しい状況なのは変わらなかったようです。

蒙恬の言う通り、今回の戦いは「大将を守り切った方が勝ち」となります。

王翦本陣は、蒙恬が駆け付けてくれたおかげで、どうにか王翦を守れそうですね。

小隊で飛び込んだ王賁も、少しは報われたのではないでしょうか。

ただ、李牧本陣は違ったようです。

ついに、最後の防壁が抜かれそうな状況。

追い詰められた金毛は、河了貂を狙うという暴挙にでました。

唯一、金毛の動きに気付いたのは弓矢兄弟だけ。

仁と淡であれば、河了貂を助けることができるかもしれません。

しかし、仁はもう限界です。

頼りにできるのは、人が未だに撃てない弟の淡だけ。

はたして、河了貂の運命は!?

次回が待ちきれません!

この記事のまとめ
  • 河了貂の戦場での指示が光る
  • 金毛が河了貂を狙う理由
  • 蒙恬の冷静な指揮が勝利の鍵
  • 糸凌の圧倒的な強さを示す
  • 李牧と金毛の焦りが交錯する
  • 河了貂の危機的状況が進行中
あいり
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