- ノーマンが城下に毒を撒く理由は混乱を招くためである
- ザジが女王の急所を斬り、ついに女王を倒した
- 女王はノーマンを食べたかったが逆に絶命した
前回、王城内・儀式の場で、ついに女王とラムダが戦闘に突入。
ラムダは補給なしの連戦が困難だという鬼の弱点を狙い、攻守を分けた連携でとにかく攻め続けます!
善戦するも、一瞬の間にバーバラが女王の爪に貫かれ重傷。
しかしその危機に、ノーマンが作らせた鬼を強制的に退化させる毒が効果を発揮し、女王達を苦しめます!
そして今回、城下は毒で混乱に陥り、ザジと女王の戦いは最終局面を迎えます!
死闘の末、ついに女王の頭部を斬ることに成功するザジ。
ノーマンが絶命間近の女王の前に姿を現し、引導を渡します!
王・貴族の殲滅まで、残るはイヴェルクと侍女達のみ。
エマのことが頭に浮かぶ中、果たしてノーマンが下す決断とは……!?
ということで、女王VSラムダの戦いの結末に注目して、152話の内容をお届けしていきます!
目次
『約束のネバーランド』152話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』152話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
城下の混乱
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冒頭、場面は城下のドンやムジカ達に移ります。
ノーマンが作らせた、鬼に強制的に退化を促す毒。
レイによれば、ラニ達が探った限りアジトにこの毒を大量生産できる設備はなく、おそらく大量生産はできていないとのこと。
だとしたら、ノーマンが城下に毒を撒く目的は“混乱”のはず、とギルダ。
この城下で、少量の毒で最大の“混乱”を起こせる場所はどこだ?
というドンに、簡単だ、と答えるソンジュ。
「そいつは恐らく――中央広場だ」
そして予想通り中央広場で始まった、退化した鬼達による混乱。
高い位置から様子を見たアイシェが、今の所中央広場以外では混乱はないことを報告します。
アイシェが普通に喋っていることにええええ??
と白目で驚くハヤト。
派手な驚きっぷりが面白いですが、むしろ王都までの道のりで気付かなかったのか、って感じですね。
そして、退化してる奴はどんどん増えてる、時間が経つほどどうにもできなくなるぞ、と続けるアイシェ。
表情を曇らせるドンとギルダですが、急ぎましょうというムジカの言葉で気を引き締めます。
ドン達城下組は、被害をくい止めるべく動き出します!
女王VSザジ最後の死闘!!
一方、王城・儀式の場での女王とラムダの戦いは最終局面へ!
「くたばれ化物!!」
ギーラン戦からの消耗と毒で女王が弱体化した隙を狙い、全身で斬りかかろうとするザジ。
女王も応戦しますが、不完全な爪で切れたのはザジの覆面だけでした。
咄嗟に身をかがめ避けたザジを、逆の手でさらに仕留めようとする女王。
その手をシスロが鎖で拘束します!
「行け!!ザジ――!!」
シスロの協力を得て、素顔となったザジは雄叫びをあげ、再び女王に斬りかかります!
そして次の瞬間、ザジの刀が女王の急所を捉えました!
頭部を斬られた女王はついに倒れます!!
ここまでのシーンで明らかになったザジの素顔。
鋭い歯や、黒く見える白目部分が印象的でした。
ザジが顔を隠していたのは、その常人とは異なる目のためなのでしょうか?
それは分かりませんが、ついに女王を倒すという状況も相まって、このシーンのザジはかなりかっこよかったです!
親殺しの女王
死を目前に、女王レグラヴァリマは回想します。
一番でいたい、と。
誰よりも強く、美しく、高みに君臨する、我は王の子だと。
当然、人肉も誰より美味いものが食べたい、それが彼女の望みでした。
そして父である王が、「読めない文字」と約束を結び、代償としてその年一番の人肉を差し出すことになった後。
レグラヴァリマは父を殺して食らい、王座を奪いました。
その場にはイヴェルクの姿も。
今より妾が王である、と五摂家達に宣言するレグラヴァリマ。
他の貴族達は知らないのかもしれませんが、少なくともイヴェルクはレグラヴァリマの親殺しを承知の上で、代替わりを異議もなくすんなり受け入れたようです。
やはり鬼社会では強さが全て、ということなんでしょうか。
女王に引導を渡すノーマン
親すら糧にして王となったレグラヴァリマ。
しかし全てを手にしてもなお、唯一意のままにならなかったものがありました。
それこそ、農園設立以来の天才、ノーマンでした!
レグラヴァリマはその存在をイヴェルクからの報告で耳にし、思わず席を立ちます。
そこで回想が終わり、場面は再び現在へ。
床に倒れ、目玉が飛び出し、絶命寸前の女王の前に、近付く足音。
次の瞬間、姿を現したノーマンが女王を静かに見下ろします!
穏やかに笑みさえ浮かべ、ノーマンが言います。
「初めまして 女王陛下」
応じる女王。
「そうか…お前が黒幕か……22194」
ああなんて美味そうだ、と女王は思います。
「読めない文字」に差し出すのが嫌で私がお前をラムダに送った、と明かす女王。
生きて目の前にいるノーマンを見て、女王はただひたすらに食いたい、と思いをつのらせます。
ついにはずっとお前を食いたかった、ラムダが盗難され燃え落ちたと聞いた時は怒りで我を忘れたと、鬼語で叫ぶ女王。
「誰にも渡さぬ!!お前は私の人肉なのだ!!」
その叫びにノーマンは一転、顔を歪め、鬼語で告げます!
「我ら誰一人もはやおまえたちの食料ではない」
ザジにやれ、と指示するノーマン。
続く鬼語の女王の言葉は、ブチィッという音と共に途切れます。
ザジの刀に目を潰され、ついに女王は絶命しました……!!
もしノーマンをラムダに送らず「読めない文字」に献上していれば、鬼絶滅計画が動き出すことはおそらくなかったわけで、女王にとってはかなり皮肉な最期となりました。
また、ノーマンが農園の歴史上でも随一の頭脳の持ち主だということも明らかに。
それだけに、そんな気はしていましたがノーマン、やはり鬼語も完璧に理解しているようです。
アイシェが自分達を憎んでいることも知っていたということですね。
王・貴族全滅!?
🎉㊗️本日3月21日はノーマンのバースデー!🎉
お誕生日おめでとう!🎂優れた頭脳で皆をまとめるノーマンの名場面を
振り返りつつ誕生日を一緒にお祝いしましょう‼️🦉#HAPPYBIRTHDAYノーマン #約ネバ #22194ノーマン誕生日おめでとう pic.twitter.com/qUC1dSMewL— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) March 21, 2023
女王亡き今、残るはイヴェルクと侍女達のみ。
イヴェルクを殺せば全て終わる。
貴族を全滅させ、政治を壊滅させ、残る庶民は絶滅させる。
これで全てが終わる、と、ラムダの仲間達はこれまでの苦痛の日々を思いながら、イヴェルク達の前に勢揃いします。
その時ノーマンは、自分の服を引っ張り、悲しげな目で見上げてくる小さなころのエマの姿を見ます。
さらにはやはり悲しげな、小さなころの自分の姿も。
ノーマンの迷いが見せた幻なのか。
それを見て困惑するノーマン。
果たしてノーマンの決断は?
一方、通気口のような場所を蹴破り、兵の屍が転がる廊下に降りるエマとレイ。
ノーマンに今行く、“約束”も結べたと、心中で語りかけながら先を急ぎます!
そして、もう戦わなくていいんだよ、そう思いながら開いた儀式の場の扉。
笑顔でノーマンを呼ぶエマ。
しかし次の瞬間その目に飛び込んできたのは、鬼達の屍の中に佇むノーマンの姿でした……!
女王、侍女達、イヴェルク……全員が絶命しているように見えます。
「残念 間に合わなかったね エマ」
絶句するエマ達へのノーマンの言葉で、152話の内容はここまでとなりました!
レイは後から追いつくのではと思っていたので、すでに合流していたのが意外でした。
あの高所の入口から入れたんでしょうか。
また、迷いがあった様子のノーマンですが、それを振り切って、本当に鬼殲滅を決断してしまったんでしょうか。
『約束のネバーランド』ネタバレ152-153話のまとめ
毒による城下の混乱、ザジVS女王の死闘、女王の死と引導を渡すノーマン、エマ達の到着。
ついに女王を仕留めたザジの気迫や、女王が見せたノーマンへの執着、ノーマンの静かな怒りに満ちた鬼語での切返しなど、見どころが多い152話でした!
王・五摂家は本当に完全に壊滅してしまったのか?
到着したエマ達はどう動くのか?
全く先が読めません。
激闘がひとまず一段落したところで、次回どんな展開となるのか注目です!
- ノーマンが城下に毒を撒く理由
- ザジが女王を斬り倒す瞬間
- 女王の親殺しの過去が明らかに
- ノーマンが女王に引導を渡す
- エマとレイがノーマンに遭遇
- 王と貴族は完全に壊滅したのか
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鬼の言葉をノーマンが理解してるってことは
アイシェの言葉も理解してたわけか