『炎炎ノ消防隊』世界において絶大な存在感を放っているのが『久遠式火力発電・天照』。
今回は『天照』について詳しく解説していきます!
記事の内容は大きく分けて以下の3点。
1.『天照』について
久遠式火力発電『天照』についてまとめていきます。
2.聖陽教の歴史と真実について
聖陽教の「聖典」と照らし合わせながら、前回の大災害と歴史の真実をまとめていきます。
3.『天照』は物語の今後に何をもたらすのか
世界の今後についてポイントをまとめながら予想していきます。
それでは『天照』について、その正体やアニメでの取り扱いまでしっかりとご紹介していきます!
目次
【炎炎ノ消防隊】天照はただの巨大火力発電所ではない?その動力源の正体とは?
久遠式火力発電『天照』とは、大災害以降に造られた大規模火力発電所。
東京皇国中央区に存在する、皇国のシンボルとも言える建物です。
この『天照』の稼働と共に太陽暦が始まりました。
聖陽教会と灰島重工によって建設されたと伝えられていますが、実はヴァルカンの先祖が長い時間と誇りと技術を費やし造ったものでした。
久遠式火力発電「天照」の役割とは?
久遠式火力発電『天照』は、膨大なエネルギーによって東京皇国全域のエネルギーを生み出しています。
大災害により壊滅的な被害を受けましたが、『天照』の恩恵によって皇国は更なる発展を遂げました。
人々の暮らし全てを支えていると言っても過言ではなく、皇国ではテレビのニュースや街頭のスピーカーから日々『天照』の稼働状況が放送されています。
「天照」はアドラバーストを熱源とするとされているが、その正体とは?
『天照』の熱源は“アドラバースト”とされています。
しかし中華半島に調査に行った際、現地に何故か皇国の『天照』と同じ造形の建物があったことから衝撃の事実が浮かび上がってきました。
動物たちから『御神体』とされていたその建物とシンラがアドラリンクしたのです。
アドラリンクの先にいたのは黒の女。
さらに『御神体』内部の調査で8本の矢を見つけたことから、リヒトはその黒の女が“生贄”として『御神体』の動力源になっているのではないかという仮説を立てました。
そして黒の女が自ら『御神体』の中に入ったことが明らかとなり、仮説は確信に変わります。
そこから導き出されたのは、『天照』の動力源も“アドラバーストを持つ人間”ではないかということ。
シンラは、自分にリンクしてきたアイリスに似た女性がそうなのかもしれないと考えました。
【炎炎ノ消防隊】天照の歴史①250年前に大災害が起こる
聖典<序章~大災害~>
はるか昔、人類は星の怒りに触れ世界は炎に包まれた。
大災害の日である。
炎は猛々しく燃え上がり、人類の住む地、語る言葉、積み上げた文化を燃やし尽くさん勢いであった。
これが世に言われる“大災害”。
作中の時代から約250年前、突如世界が原因不明の炎に包まれ、数々の大陸が消滅しました。
そして野生動物の多くは絶滅し、生き残った僅かな人類は東京皇国などの数少ない生活可能な土地に集まって暮らすようになります。
他国の移民に配慮して苗字と名前を逆に呼ぶようになったのもこの頃から。
人体発火現象が起こるようになったのもこの大災害の後からです。
【炎炎ノ消防隊】天照の歴史②聖陽教が生まれる
聖典<一章~聖火~>
灰に覆われた世界に一人の男が現れる。
後に“ラフルス1世”と称される方である。
ラフルスは使徒を連れ、光を求めて旅立たれた。
旅の果てラフルスは“穢れなき炎”を見つけ、人類を救う光をもたらされた。
結論から言うと、大災害はやはり伝導者一派が起こしたものでした。
ところが彼らにとって250年前の大災害は失敗でした。
しかし大災害の失敗によりアドラとの繋がりが強くなったことで、伝導者一派のヨナが“蟲”と共にこちら側の世界へやって来ます。
そう、ヨナはアドラの存在だったんですね。
そしてヨナは、アドラバーストを持つ『天照』を人間に与えるため、影響力のある者=生存者のキャラバン隊のリーダーであったラフルス・スミスに成り代わります。
後に“ラフルス1世”と呼ばれる存在です。
ヨナはラフルスとして、人々の拠りどころとなる『天照』を人類に与えたのです。
そして世界復興の英雄として人々から崇められるようになったラフルスは聖陽教を興したのでした。
【炎炎ノ消防隊】天照の歴史③天照を建造する
聖典<二章~天照~>
ラフルスと使徒たちは太陽神の賜れた炎と人類の培った科学技術で『天照』をお造りになった。
『天照』の聖なる炎は人々の生命を潤し、極東の地に国家の礎を築くこととなった。
『天照』を『久遠式火力発電天照』として東京皇国が造り上げました。
『久遠式火力発電天照』は人類の復興を支える動力となり、聖陽教と共に人類最後の拠りどころとして皇国の人々の心に根付いています。
しかしラフルス1世が造ったと伝えられている聖陽教は、人間の意志を都合よく操作し“アドラ”へと導くため、伝導者の命でヨナが造り上げたもの。
まさに伝導者の意思通りに世界は導かれているということです。
【炎炎ノ消防隊】天照によって世界は破滅へ…?
ヨナは前大災害の失敗時に、『天照』のアドラバーストで再度文明を築き、アドラを繋ぐ柱を生むのだと言っていました。
つまり『天照』はアドラバーストを持つ者=柱を生む存在であったと言うわけですね。
その影響が人体発火現象として世界に表れているのかもしれません。
そして、実際にシンラを含む「柱」が8人揃ってしまいました。
「柱」はその名の通り「アドラと現世を繋ぐ柱」となり、ついに大災害が行われると考えられます。
【炎炎ノ消防隊】シンラたちはこれから天照をどうする?天照のキーとは?展開や考察
破滅に向かう世界のこれからについて、ポイントをまとめながら予想してみましょう。
まず伝導者一派が大災害のために目指す工程は下記3つだと考えられます。
- 「聖陽教」を作り人々の思考をひとつにまとめる
- 現世とアドラと繋ぐ「柱」を8本揃える
- 人類の文明レベルを上げ「円周率」を解読する
作中では上の2つはほぼ遂行されており、残るは円周率の解読のみ。
中華半島の黒の女の話によれば、前回の大災害の失敗の要因のひとつは円周率が解読出来ていなかったことだというので、今回もこの円周率が重要なポイントとなりそうです。
そこで思い出されるのが、Dr,ジョヴァンニがヴァルカンから手に入れた「天照のキー」。
大きめのUSBメモリーのような形をしているものですが、これは“円周率を解く鍵”なのではないかと考えられています。
なので大災害の最終工程としてこの「天照のキー」が使われるでしょう。
ただし久遠式火力発電『天照』を作ったのがヴァルカンの祖先ということで、もしかしたらヴァルカンが持っていた絶滅動物たちの幻影が詰まったメカのように、密かに何か希望のようなものが入っていないかなと期待してしまいます。
そんな中でシンラたちが対処することになりそうなのが、「8柱目」かつ「1柱目のドッペルゲンガー」と示唆されているアイリス。
物語では現在「ドッペルゲンガーに干渉され同化することが人体発火現象の正体なのではないか」と推測されています。
そうなるとアイリスが『天照』と同化してしまうことが最終的な大災害の鍵となる可能性も考えられますよね。
なのでもしアイリスに何か変化が起きた時、天使な彼女の存在を強く繋ぎとめていられるかが第8に懸かっているのかもしれません。
【炎炎ノ消防隊】アニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』では天照の正体は明かされる?
大好評のアニメ『炎炎ノ消防隊』第2期では、中華半島調査編も放送されました。
そこではシンラたちが掴んだ『天照』の正体についても触れられます。
2020年7月からTBS系列や各動画配信サービスで放送・配信中なので、アニメ派の方も是非『天照』に注目です!
まとめ
以上、東京皇国を支える『天照』についてのご紹介でした。
『天照』はまるで太陽のように人々の生活を照らし支える、皇国で生きる者たちにとって無くてはならない存在。
しかし真実は伝導者の意思によって造られたものであり、世界に迫る脅威“大災害”の大元となり世界を破滅に導く存在でした。
大災害の最終段階として「天照のキー」の使用やアイリスの変化などが考えられますが、その前にシンラがもう一度『天照』として生贄になっている「一柱目」とアドラリンク出来るかも重要になってきそうですね。
久遠式火力発電としての『天照』と一柱目としての『天照』の動向に更に注目していきましょう!

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