炎を使った熱いバトルも魅力の『炎炎ノ消防隊』の世界では、能力者を「第〇世代能力者」と呼び分類しています。
そこで今回は改めて「世代」とは一体何なのかを分かりやすく解説!
第1から第4まで存在するその「世代」にはそれぞれどんな違いがあるのか、各世代の特徴と代表キャラクターをご紹介していきます。
「世代」が分かると作中のバトルが更に面白くなりますよ!
目次
【炎炎ノ消防隊】<第1世代>の特徴
第1世代とは、いわゆる「焔ビト」のこと。
人体発火現象により突如全身が炎に包まれ、周囲を焼き尽くすような怪物になってしまった元人間のことです。
「第1世代」とは言うものの、後に登場した炎に適合した人間たちを「第2世代」「第3世代」と呼ぶようになったことに対しての「第1世代」であり、能力と言えるものはありません。
炎への耐性がない「無能力者」と呼ばれる者がこの「第1世代(焔ビト)」になりやすい傾向にありそうです。
【炎炎ノ消防隊】<第2世代>の特徴
「第2世代」とは、炎を操ることのできる能力者のこと。
ただし自分で炎を発生させることはできません。
能力の使用には着火装置などの道具や武器、他人の炎などが必要。
効果範囲も人それぞれで、能力発動には各人に特定の条件があります。
よって能力を発揮できる場面が限定されがちですが、その分能力が特化していることが多く、状況次第では第三世代以上の力を発揮します。
【炎炎ノ消防隊】<第3世代>の特徴
「第3世代」とは、炎を自分で発し自在に操ることができる能力者のこと。
好きな時に能力を使えるので第2世代よりも自由が利きますが、自分で出した炎しか操ることはできません。
確認出来る限りでは、発生させた炎を体外に放出するタイプと熱エネルギーによって身体能力を強化するタイプが存在しています。
高火力で強力な能力が多いですが、使いすぎるとオーバーヒート(発火限界)を起こし“灰病”となる危険性も。
炎への耐性も高いため前衛に出ることが多いタイプです。
【炎炎ノ消防隊】<第4世代>の特徴
「第4世代」とは、アドラバーストを持つ能力者のこと。
作中では「柱」と呼ばれ、伝導者一派に集められています。
アドラバーストとは、第3世代の能力者に稀に発生する特殊な炎。
その炎を持つ「第4世代」の特徴は、加護との“アドラリンク”によって自身の能力をより高次なものとして使用できるというものです。
まさに神が手を貸しているとしか思えない人智を越えた能力ばかりです。
【炎炎ノ消防隊】<第2世代>のキャラクター
武久・火縄
銃火器の火薬爆発威力を操り、精密な弾速制御・弾道制御・跳弾制御によって弾丸の威力を自在に調整することができます。
茉希・尾瀬
超広範囲の炎を掌握し、操作することができます。
カリム・フラム
特殊な器具を通して熱音響冷却を起こし、炎を凍らせることができます。
カロン
外部から受けた運動エネルギーを熱エネルギーに変え、爆発を起こすことができます。
【炎炎ノ消防隊】<第3世代>のキャラクター
- 放出するタイプ
アーサー・ボイル
炎で超高温のプラズマ剣を作り出します。
タマキ・コタツ
炎で猫のような姿になり、素早くしなやかな動きが可能となります。
リサ・漁辺
触手状にした磁性体の炎を操ります。
グスタフ本田
頭から高火力の炎を出します。
武・能登
炎でミサイルなどの攻撃兵器を作り出します。
プリンセス火華
発生させた熱を操作し熱失神を起こすことができます。
アロー
炎で弓矢を作り出します。
ゴールド
熱エネルギーを金の籠手によって磁力に変換し、金属を操作できるようになります。
- 身体能力を強化するタイプ
レオナルド・バーンズ
体内で炎を燃やし、熱エネルギーで身体能力を爆発的に強化します。
オグン・モンゴメリ
炎の槍などを作れるほか、タトゥーで身体能力を向上させることができます。
パート・コ・パーン
笛を通して他者に熱エネルギーを与え、バフやデバフなど身体能力強化を付与することができます。
火代子 黄
“アスクレピオスの杖”という炎の蛇を操り人体の治癒力を増幅させ、ケガや病気など様々な症状を治療することができます。
- 灰病発症者
相模屋 紺炉
超高火力の炎を扱いますが、鬼の焔ビトとの戦闘で灰病に。
優一郎 黒野
重度の灰病で右手が黒く変色しているにも関わらず、吹き出す高温の黒煙を武器にして戦いを楽しみ続けています。
【炎炎ノ消防隊】<第4世代>のキャラクター
森羅 日下部
足から炎を出す第3能力者で、アドラリンク時には光速を越えるほどの速さで動けるようになります。
象 日下部
アドラリンクによって宇宙の膨張熱に干渉することで時を操ることができ、自分以外の時間を止めたような状態を作り出すことができます。
ハウメア
熱エネルギーを電撃に変換する第3世代能力者で、アドラリンク時には電気信号で他者を操ることができます。
シスター炭隷
“シバリング”の熱を増幅し運動エネルギーに変えて超振動を起こす第3能力者で、アドラリンク時には大地そのものすら揺らすことができます。
【炎炎ノ消防隊】能力チート級!?第2世代と第3世代どちらも持っている煉合能力者とは?
どの世代にも分類されない特殊なキャラクターも存在します。
それが第7特殊消防隊大隊長の新門紅丸。
新門紅丸は、第2世代と第3世代の能力を併せ持つ「煉合能力者」なのです。
つまり自ら発する炎も他者が発する炎もすべて自在に操ることができるということ。
好きな時に多才な攻撃が繰り出せる上に、自分の周りの熱を支配できるので相手の攻撃も無効化することができ、その能力は完全にチート級。
すべての炎を支配し操る姿はまさに炎の申し子であり、世代という括りに捉われないこの新門紅丸が炎に包まれた世界で圧倒的な力を誇っています。
【炎炎ノ消防隊】新門 紅丸だけじゃない!ほかのキャラクターの強さランキングは!?
作中最強と言われているのは「世代」を超越した煉合能力者・新門紅丸。
しかしどの世代もそれぞれに強者ばかりです。
特に強さランキングの上位常連となっているのが、シンラ、ショウ、レオナルド・バーンズ、アーサー。
やはり強さという点で言えば第3世代が有利でしょうか。
シンラとショウは第4世代としての異次元の能力も併せ持つので当然とも言えますが、レオナルド・バーンズの“身体を炎のように熱く燃やし身体能力を高める”というシンプルな能力でトップクラスの強さというのが凄くかっこいいですよね。
そしてアーサーはプラズマというより高温で特殊な炎な上に、本人の気分やコンディション次第で力に開きが出てしまうという点で、今後の強さランキングに波乱を起こし得る存在。
また、未だに世代が不明なジョーカーもよく強者に挙げられます。
アドラリンク無しでもショウの能力に対応できる彼が何世代かによって、「世代」に関する見解がまた変わるかもしれませんね。
まとめ
各世代の違いは理解いただけたでしょうか。
最後に簡単にまとめておきます。
第1世代=焔ビト
第2世代=炎を操れるが自分で炎を出すことはできない
第3世代=自分で炎を出せるが、自分で出した炎しか操れない
第4世代=アドラバーストを持ち、アドラリンクによってより高次な能力を使える
新門紅丸=第2と第3を併せ持った煉合能力者
これを押さえておけば、各キャラクターの強みや能力の使いどころ、バトルの相性など、『炎炎ノ消防隊』で描かれる炎についてより理解を深めることができます。
物語を一層楽しむために、各キャラクターの「世代」に注目してみましょう!

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