じわじわと大災害へのカウントダウンが進んでいる『炎炎ノ消防隊』。
この大災害を止めるには何をすれば良いのか、少年マンガらしく誰かを倒せば大団円を迎えるのでしょうか。
焔ビトを鎮魂する特殊消防隊という独自の世界観が人気の『炎炎ノ消防隊』では今、物語が進むと共に緊張が高まってきています。
そこで今回はどうなると終わりなのか、物語のラスト、エンディングを予想してみました!
伝導者一派という明確な敵と対峙しているシンラたちですが、一体誰がラスボスとなり得るのか、人気エピソードとともにご紹介していきます!
目次
【炎炎ノ消防隊】ラスボスではないけれど、消防隊員たちを裏切った悪役キャラクターたち
ラスボスではありませんが、「敵」として衝撃的に立ちはだかったのが下記2名のキャラクターでした。
衝撃の理由は“裏切り”。
この裏切りによって、人々を恐怖に包む焔ビト化の裏で“伝導者一派”なるものが動いていることが判明し、更にはシンラたち特殊消防隊の「敵」と言えるその者たちが特殊消防隊の中など身近にも潜んでいる根深く強大な組織であることを感じさせられたのでした。
烈火 星宮(レッカホシミヤ)
第1特殊消防隊の熱血中隊長として皆に慕われていましたが、実は伝導者一派だったことが発覚。
「適合者」を探すために蟲を使って人々を人為的に焔ビトにしていたのでした。
シンラに敗北した後、伝導者一派アローによって口封じのために殺害されます。
特殊消防官と伝導者、表と裏2つの顔を持っていた烈火。
鎮魂と殺害のどちらも熱く励んでいた彼は、正義のためにまっすぐ純粋な性格だったと言えますが、ただ彼の考える真の正義には伝導者があったということですね。
烈火は伝導者一派で七柱目であるシスター炭隷に育てられていたのです。
烈火の裏切りはカリムやフォイェン、タマキなど仲間たちに深い影を落とし、滅多に開かれない大隊長会議が行われるほど特殊消防隊を大きく揺らしたのでした。
リサ 漁辺(リサイサリベ)/フィーラー
ヴァルカンに拾われ共に生活していましたが、実は伝導者一派のDr.ジョヴァンニのスパイであったことが発覚。
その正体は灰焔騎士団のフィーラーで、“天照のキー”を探すためにヴァルカンの元に送り込まれていたのでした。
リサの裏切りは、壊れない家族を作ろうとしていたヴァルカンを心身ともに深く傷つけることとなりましたが、それでもヴァルカンは彼女を大事な家族として最後まで手を差し伸べたのでした。
リサはその後地下(ネザー)で再び第8の前に立ちはだかります。
Dr.ジョヴァンニの支配とヴァルカンとの絆に苦悩する中でDr.ジョヴァンニに見捨てられて傷ついてしまいますが、ヴァルカンと第8に救われ、後に第8に入隊することとなりました。
今でもDr.ジョヴァンニの支配下にはあるようなので、再度の裏切りがないことを願いたいですね。
【炎炎ノ消防隊】地下(ネザー)編をおさらい!そこで登場した敵キャラクターたち
第8特殊消防隊が禁忌の地に突入した地下(ネザー)編では、さらに多くの敵が登場しました。
第8を迎え撃ったのは伝導者一派の灰焔騎士団でした。
地下(ネザー)編での活躍とその後をご紹介していきます。
ミラージュ
陽炎を発生させ第8を分断。
その後アロー戦で疲労した火縄を狙うも、命の呼吸を見切ったアーサーの“居合いカリバー”によって撃沈しました。
ヨナ
第8の知る人物の偽物を作り出し、場を混乱させました。
聖陽教会を作った、伝導者一派の中でも重要な存在ですので今後の動向に注目です。
アサルト
元・屠り人の実力者で、大型の弾丸型をした炎でタマキを圧倒しますが、タマキのラッキースケベられに参ったところをアイリスに殴打され撃沈しました。
タマキに惚れて参っているので、今後の登場が期待されます。
フレイル
鉄球を模った炎でパワフルにマキの前に立ちはだかるも、何気ない一言がマキの逆鱗に触れ「誰がゴリラサイクロプスじゃい!!」の一撃に沈みました。
アロー
ショウの守り人で、火縄と大規模な射撃戦を繰り広げました。
現在ショウと共に伝導者一派を抜け出しているところなので、今後の動きはショウの動向によるでしょう。
Dr.ジョヴァンニ&フィーラー
桜備&ヴァルカンと対戦するも、互いに信頼し合う第8の絆に敗北。
Dr.ジョヴァンニは去り、フィーラー(リサ)は第8に保護されました。
Dr.ジョヴァンニは自らアドラの存在に近づこうとしているので、その辺の存在感が後に影響してくるかもしれません。
【炎炎ノ消防隊】ラスボスの本命ショウ登場!しかしシンラとの戦いの結末は…
灰焔騎士団を率いていたのは、シンラの弟であるショウ・クサカベでした。
火事の日から伝導者一派に育てられていたショウと、ショウを連れ戻そうとするシンラ。
互いにアドラバーストを持つ兄弟のガチ対決が繰り広げられます。
対決は時を止めるに等しいほどのチート能力を持つショウがシンラを圧倒。
しかし弟を諦めないシンラの強い想いがショウに届き、ショウはついにシンラや母と過ごした温かい日々を思い出し涙を流したのでした。
ショウの泣き顔…予想外のシーンはファンの心をワシ掴み。
「ショウくんの泣き顔くそかわいい」「ショウくん可愛すぎる」「ショウくんマジ天使」「ショウくんの泣き顔ツライ」など、年相応の表情が見えたショウに対する反応感想で溢れました。
幼きショウの涙で兄弟の関係は元通りかと思われましたが、ハウメアによって再びショウの記憶が消され、2人はまた離れ離れになってしまったのです。
特殊消防官と伝導者一派…再び敵対する関係となってしまった日下部兄弟ですが、果たしてショウはシンラにとってのラスボスとなり得るのでしょうか。
【炎炎ノ消防隊】ジョーカーはラスボスではない!?強さランキングをおさらい
「ラスボス」となる存在は圧倒的な力を持っているはず。
ということで、強大な力を持つキャラクターを見てみましょう。
つねにナンバーワンと言われているのが、新門 紅丸
作中最強と名高いのが第7特殊消防隊の大隊長・新門紅丸です。
第2世代と第3世代の能力を併せ持つ唯一の“煉合消防官”である紅丸は、すべての炎を制し“手の型”によって自在に操る、「炎の申し子」とも言われる男。
並外れた威力・規模・精度を持つ彼の能力は攻撃防御ともに群を抜いており、誰もが彼を「最強」と呼びます。
しかし彼は早いうちから第8と友好関係を築いている上に、原国主義である彼の性格からしても今さらラスボスとして立ちはだかるというのは考えられません。
ただ、もしも彼のドッペルゲンガーが現れたとすれば、それはきっと作中最大の強敵となるでしょう。
ジョーカーがラスボスになるには、新門 紅丸の強さを越えるしかない!?
物語序盤からシンラに接触してきたミステリアスな男ジョーカー。
彼もまた高い戦闘能力を持つ強キャラです。
シンラを試すような怪しすぎる言動に、登場当初から「黒幕では」と囁かれていました。
しかしその正体は元・聖陽教会暗部の「52」であり、人体発火現象の謎や聖陽教会の闇、伝導者一派についてなど、世界の真実を探るために暗躍していたことが発覚。
活動方法が違うだけで、第8と同じように世界と戦うヒーローだったのです。
よってジョーカーがラスボスという説は否定されたわけですが、そもそも作中最強の男と呼ばれている新門紅丸が特殊消防官つまり味方である限り、ジョーカーがラスボスになるというのは無理がありそうですね。
ただし元々聖陽教会暗部として育てられていたことやアドラに触れた過去があることなどから、今後何かしらのきっかけで覚醒し強敵として立ちはだかる可能性も無くはないのかもしれません。
【炎炎ノ消防隊】ラスボスとしてシンラたちを待ち構えているのは、天照やドッペルゲンガーの謎
物語の「ラスボス」とも言えるのはやはり“伝導者”でしょう。
伝導者一派は伝導者の意思に従い大災害を起こそうとしていますからね。
しかし未だ伝導者が何者なのかが明かされておらず、それ以前にたくさんの謎が世界の真実を覆っています。
ここではラスボスに繋がる伏線とも言える謎を考えていきましょう。
まず皇国を支える『久遠式火力発電天照』。
これは前回の大災害時にヨナが『アドラバーストを持つ天照』を人類に与えるために作ったものと判明しましたが、それではこの『天照』である彼女は一体何者なのか。
そして『天照』のドッペルゲンガーとされているアイリスが何故“柱”のひとりとなっているのか。
ドッペルゲンガー自体も未だ謎が多いですよね。
ドッペルゲンガーはアドラにいるもう一人の自分ではないかと作中で考察されていますが、ではアイリスは何故『天照』と同時に存在し、しかも焔ビトではないのか。
第3世代として目覚めたアイリスの能力とは何なのか。
さらに、伝導者一派が度々口にしている“円周率の解読”とは一体何のことで、解読する意味とは一体何なのかも未だ謎です。
次々に真実が明かされているようで謎が増える一方ですね。
これらの謎が解けた時どんな事態が待っているのか、そしてその先にどんなラスボスがいるのか楽しみですね。
【炎炎ノ消防隊】エンディングを予想!ハッピーエンドorバッドエンド?
物語は今伝導者一派によって、世界が炎に包まれるほどの大災害が起こされようとしています。
このままではバッドエンド…?
ハッピーエンドを迎えるポイントは、人々の心なのではないかと考えています。
ドッペルゲンガーや大災害、つまりアドラの力は人々の“イメージ”が大きく影響しているとされていますので、人々の心がそのままエンディングに関わってくるのではないでしょうか。
だからこそ逆に、218話で描かれたような“悪魔のイメージ”のシンラがラスボスにもなりかねません。
そうならないためにも、ポジティブ妄想癖のアーサーのように、何事にも屈せず前向きに意志を貫く桜備のように、自分たちの信じたもののみを信じる浅草の人たちのように、絶望に屈せず如何に希望を抱くかが重要なのかなと思います。
鍵となるのは“天使”と言われているショウや、太陽に向かって咲く向日葵のような皆を導く『天照』のようなイメージを持つアイリスを始め、伝導者一派に立ち向かっている特殊消防官たち。
ともあれシンラが救世主となるか悪魔となるかが重要なはずです。
何にせよやはり結末はハッピーな方が良いですが、その先には在り方が変わった世界…つまり炎の無くなった世界があるのかもしれませんね。
まとめ
伝導者は神とも言われる存在。
アドラは地獄とも言われている場所。
シンラたちは世界という存在そのものを相手にしているのかもしれない…そう考えざるを得ないほど物語の設定が深い分、ラストの展開も次元を超越するレベルかもしれませんよね。
果たして本当の敵とは何なのか、真実に近づく『炎炎ノ消防隊』をラストまで全力で楽しんでいきましょう!

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