アキを自分の手で殺してしまったデンジは、後悔の念に苛まれていました。
そんなデンジをマキマは家に招き入れます。
そこでデンジは「マキマさんの犬になりたい」と呟いたのです。
デンジの願いの意味は?その先に待っている衝撃の展開とは?!
Contents
『チェンソーマン』81話!のネタバレ
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
それでは『チェンソーマン』81話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
マキマさんの犬になりたい
デンジは「マキマさんの犬になりたい」と願いました。
マキマはそれはどう言う意味かデンジに尋ねます。
デンジは現実逃避したかったのです。
兄のように接してくれたアキをこの手で殺してから、デンジは今までのように暮らせなくなっていたのです。
今までは、ただ死なない為に必要なことだけを考えていればよかったはずなのに…。
もっと別の方法があったんじゃないか?
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
自分が馬鹿だからアキは死ぬしかなかったんじゃないか?
アキと仲良くならなければこんな思いをしなくて済んだんじゃないか?
朝から晩までそんなことばかりを考えてしまうデンジ。
でも頭のいいマキマの犬になれば、考える必要はありません。
マキマの言う通りにしていれば、疲れない。
デンジはそう考えてしまったのです。
命令は絶対
マキマはデンジの願いとその理由を聞いて念を押すようにデンジに聞きます。
「本気で言ってるの?」
デンジはピースサインをしました。
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
「私の犬は言うこと絶対聞かなきゃいけないよ?」
デンジは親指を立てました。
マキマの表情がこの瞬間、変わりました。
“命令は絶対”
デンジはマキマの犬になってしまったのです。
「お手」「ゴロン」
デンジはマキマの命令に素直に従いました。
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
マキマはゴロンで横になったデンジの頭を撫でます。
それは本当の犬にするように…。
チャイムが鳴る
デンジはマキマに頭を撫でられ、ホッとした表情を浮かべました。
今までアキのことばかり考えて塞いでいた気持ちが、好きな人であるマキマに触れてもらい楽になったのかもしれませんね。
(これが俺の…正解な気がする…)
デンジは目を閉じました。
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
その時、ピンポーンとチャイムが鳴る音がしました。
デンジは再び目を開けました。
「さっきパワーちゃんを家に呼んだんだ」
マキマはデンジにそう告げました。
デンジは考えます。
「なんでパワーを呼んだんですか?」
マキマはデンジに優しく言いました。
「犬は考えちゃいけませんよ?」
「わん…」
デンジは犬の如く素直に従います。
マキマの犬になりたいと言ったのは自分なのです。
…マキマはデンジにドアを開けるよう指示しました。
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
「私がパワーちゃん殺すから」
続く言葉に、反射的に「わん」と答えたあと、デンジは立ち止まりました。
「え?」
デンジは考えることをやめかけていました。
でも、マキマの一言はデンジの意識を呼び覚ますほどの破壊力がありました。
廊下を歩く
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
玄関のドアまでの廊下をマキマとデンジは無言で歩きます。
興味深いのは、廊下にかけられた大きな絵です。
悪魔のような生き物が空から降りていくような絵です。
この絵が指しているものとは何でしょう?
マキマは悪魔である可能性があります。
もしかしたらマキマ(=悪魔)降臨を描いているのかもしれませんね…。
2人は手を繋いでついに玄関までやってきました。
開けちゃダメ!
デンジは混乱していました。
もう何も考えたくない。
そう思ってマキマの犬になりたいと願ったのに、マキマが言った言葉は無視できるものではありませんでした。
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
マキマは焦るデンジに構わず「さ…デンジ君 開けて」と有無を言わさず命令します。
この時「デンジ」と呼ぶ声が交錯しました。
マキマはデンジのことを”デンジ君”と呼んでいます。
デンジの名前を呼ぶ声は「開けちゃダメだ」と言おうとしていました。
その時、デンジの頭にはポチタの開けてはいけないドアが見えています。
でもその声はマキマの「開けて」に掻き消されてしまいます…。
「何も考えなくていいんだよ 私を信じて?」
マキマはデンジの耳元でささやきました。
ドアの先に待つものは?
デンジは考えていました。
ドアを開けたら、パワーが笑ってクラッカーを鳴らしてくる。
手にはケーキを持っていて…。
そこでデンジは気づきました。
(あ…オレ明日誕生日じゃん…)
デンジはドアを開けてしまいました。
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
ドアを開けた先には、ケーキを持ったパワーが立っていました。
デンジの想像と違ったのは、パワーは笑っていないしクラッカーも鳴らしてこないこと。
どこか怯えたような顔をしたパワーがそこにはいました。
混乱が極まる?!
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
「ぱん」
マキマは手を銃のように動かしました。
次の瞬間にはパワーは胴体を破壊され壁に打ち付けられていました。
デンジの目の前で、パワーは壊されてしまったのです…。
デンジは言葉が出ませんでした。
上半身と下半身がバラバラになったパワーとマキマを交互に見つめることしかできません。
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
「また手が冷たくなっちゃったね 家に入ろうか」
デンジの手を取り、マキマは何事もなかったかのように微笑みました。
デンジは何とか言葉にしようと口を動かしていました。
デンジはマキマに何を言うのでしょうか?!
パワーはどうなってしまうのでしょうか?!
『チェンソーマン』ネタバレ81-82話のまとめ
今回は衝撃の展開が待っていました…。
マキマの狙いは何なのでしょうか?
パワーもデンジも銃の悪魔を倒すための戦力だったはずです。
パワーを殺すことに意味があるとしたら、やはりマキマは人類の敵なのでしょうか?
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
もう一つ気になるのは、デンジがデジャブを見ていることです。
ドアの先にパワーがいることまではマキマが口にしているのでわかると思いますが、ケーキを持っていることまで何でわかったのでしょうか?
どこかで見たことがある光景だったんじゃないでしょうか?
マキマは記憶を操作することができます。
もしかしたら、デンジもすでにマキマに操作されているのかもしれませんね…。
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藤本タツキ「チェンソーマン」81話より引用
開けてはいけないドアは、あのドアだったのでしょうか。
ポチタの助言は虚しく、混乱が極まっていきます。
ただパワーはまだ死んでないはずです!
未来の悪魔の予言では、アキもパワーもデンジの手で殺されるとされていました。
デンジは未来を自分の力で変えていけるのでしょうか?!
今後の展開が非常に気になります!
これからますます目が離せません♪

⇒『チェンソーマン』84話!衝撃?!チェンソーマンの正体とは・・