- 王都でティファリが開幕した
- ノーマンの計画が成功する
- ギーランが意外な復讐を果たす
前回、ノーマンが王と貴族を殺し尽すまで、というデッドラインが近付く中、エマとレイは乗馬を習得していたオリバー達の協力で、馬で王都へ出発。
一方ノーマンは、発作のリスクを抱えながらも順調に進軍するラムダの仲間達を鼓舞し、士気を高めます。
しかし実はノーマン自身にも、発作のような症状で命の危機が迫っていました!
そして今回、ティファリ当日、爆破によってついに決戦の火蓋が切られます!
ギーラン家はノーマン達の手引きにより王城内へ侵入。
局面はギーラン家VS王・五摂家、ノーマンの計画通り、鬼同士の戦いに突入していきます!
ということで、いよいよ始まった決戦とギーラン家の復讐の行方に注目して、祝・3周年突破の巻頭カラー、146話の内容をお届けしていきます!
目次
『約束のネバーランド』146話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』146話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ティファリ開幕
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.12 レグラヴァリマ】
鬼の世界を統べる女王。高い戦闘力を持ち、欲深く傲慢で、富や地位、美食など全てのものを手に入れるために手段を選ばない。農園設立以来の最上物であるノーマンを自分のものにするために試験農園に送った。#約ネバ pic.twitter.com/8lXRphXGbK— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) September 7, 2020
2047年11月10日、王都の城では王・貴族が一堂に会し、ティファリが開幕。
血のような液体と吸血植物のヴィダを持つ女王レグラヴァリマ。
3人の食用児が捧げられた祭壇の前に立ち、「読めない文字」に呼びかけます。
「最上の実り今贈る受け取り給え」
やはり何か液体を持つ五摂家とその家族が並ぶ中、女王が水に血のような液体を混ぜ、それをヴィダに吸わせていきます。
「読めない文字」と自分達の永久の繁栄を祝う女王。
水を吸ったヴィダの色が変わっていきます。
エマ達が“七つの壁”に行った時と同じような手順の儀式ですね。
使用された水は多分“金の水”なんじゃないでしょうか。
この後「読めない文字」がどうやって供物を受け取るのかも気になるところですが、その前にノーマン達によって事態は急転します!
王都外橋・城下爆破!
女王の祝いの言葉の直後、激しい爆発音が響き渡ります!
ついに火蓋が切られた王都での決戦。
最初の爆発を皮切りに、次々と王都の周囲の外橋が爆破されていきます!
攻められにくい地形を選んだのか、周囲が崖となっている鬼の王都は、いくつもある橋でのみ外部と通じています。
今回の外橋爆破で、ノーマン達にとっては計画通り、鬼達にとっては地形が裏目に出て、王都は外部と断絶してしまいました。
エマとレイやムジカ達が既に王都に入っていればいいですが、間に合っていなかった場合どうするのか心配になってきます。
そして、突然の連続した爆発に、それまで賑やかに祭りを祝っていた王都の鬼達はパニック。
それに追い打ちをかけるように城下でも爆発が起き、悲鳴があがります。
黒煙が立ち上る城下を見下ろし、何が起きた!?
と混乱を隠せない王城の見張りの鬼。
しかし状況を理解する前に、見張りは突如目の前に現れたバーバラの一撃で倒されます!
場内西側の見張りはシスロが、東側はバーバラがそれぞれ先頭に立って制圧し、耳に付けた通信機でドーゾ、と仲間に状況を報告します。
ノーマン達の手引き
シスロとバーバラの見張り制圧の報告に続き、ヴィンセントもラムダの兵達と共に王城のセキュリティラインを制圧。
門を開き、ギーラン家一行を城内に誘導します!
そして直後に全門を閉門。
移動しつつ、ノーマンの作戦について改めて考えるヴィンセント。
- 推定5000の王都の兵を、事前に誘導して出兵させ1000まで減らす
- 外橋と城下を爆破、民衆を混乱させ、城下の700の兵をその対処で手一杯にさせる
- 城門を全て閉ざし城下と城内を断絶、外橋も全て落とし外部からも王都を孤立無援にする
- 城内に残る兵300に対し、ギーラン家約50がうまく立ち回れるよう手引きする
王城への侵入を果たしたギーランもまた、ノーマンの作戦について考えていました。
「これなら動ける」
ここに至るまでの“ミネルヴァ”の策と情報は勿論、小回りが効く人間だからこそ内側から我らを手引きできる、と。
制圧したのかモニター室のような場所から、シスロとバーバラにそろそろ退いてギーラン達に任せるよう指示を出すヴィンセント。
そして城内で再会するノーマンとギーラン。
「見事な手際だ“W・ミネルヴァ”」
ギーランの賛辞に、ノーマンは笑みを浮かべ応じます。
「さあ存分に復讐を」
ノーマンの作戦、今のところギーランも手放しで褒めるほど鮮やかな手際で進んでますね。
前回アジトに残ったみんなが話していたように、抜かりない時ほど危ないというか、順調すぎて逆に怖い気もします。
この後の展開はギーランと王達との戦いの行方に左右されると思いますが、果たして……!?
ギーラン家VS王・五摂家!!
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.11 貴族鬼】
鬼の女王に仕える上級貴族の鬼。「邪血」を摂取し、人間を食べずとも良い体質。農園を管理し、人肉の供給を操作することで平民鬼を支配している。貴族鬼同士の因縁をノーマンに利用され、王都での反乱によって全滅する。#約ネバ pic.twitter.com/qMHzHFAP4t— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) August 31, 2020
儀式の最中に響いた爆発音に対し、報告はまだか、とドッザ卿。
ノウム卿の見て参れという指示を受け、1人の鬼が扉に向かいます。
しかしわずかに扉を開けた瞬間、その鬼はギーラン配下の鬼の手にかかり殺されてしまいます!
悲鳴をあげる五摂家の家族達。
農園潰しの賊徒か、と色めき立つ五摂家の面々。
覆面に手をかけたギーランはそこで、久しいのぅと呼びかけます。
その声でいち早く正体に気づいたイヴェルク公。
「いや貴様…ギーラン…!!」
覆面を外したその姿に、女王以下全員が釘付けになります。
中でもかつてギーランを尊敬していたバイヨン卿は、昔との変貌ぶりに困惑します。
背後の両親を振り返り、危ないから下がるよう促すプポ卿、しかし次の瞬間、その目は母親と思っていた鬼が持つナイフで貫かれていました!
急所をやられ、なぜ、と訳も分からないまま絶命するプポ卿。
おのれ何奴、とノウム卿が飛びかかろうとしますが、ギーランの淡々とした声が追い打ちをかけます。
家族と思っただろうと。
その言葉にハッとするノウム卿とバイヨン卿。
ギーランは声を荒げることなく、五摂家の家族を殺して食らい、その姿や声、匂いや“面”を奪ったことを告げていきます。
皆上手く化けた、プポの親だけではない、と続けるギーラン。
五摂家の家族と思われた周囲の鬼達が、その言葉に呼応するかのように面を外していきます。
「そこにいる全て我が手の者じゃ」
衝撃を受け言葉を失う五摂家、対するギーランは、絶命したプポの頭を取り上げて狂ったように笑い、その脳を食らい始めます!
ボコボコッと急速に姿を変貌させながら、野良に落とされてから700年の一門の恨みを語るギーラン。
「忘れたことなどない 受けた仕打ち…屈辱 苦しみ悲しみ憎しみ」
対するイヴェルク公は女王を守るように立ち、バイヨン卿は捨てられた家族の面を拾って震え、ノウム卿は激昂します。
やがて変貌を終え、より人に近い姿となったギーランは恨みを込め一同に告げます!
「次はぬしらじゃ 我らが怒り存分に味わわせてやる」
そして、その言葉に顔色を変えることなく応じる女王レグラヴァリマ。
「笑止」
ギーラン家と王・五摂家の本格的な激突直前、一触即発の場面で、146話の内容はここまでとなりました!
王都への移動中を狙い襲撃したのか、ギーラン家が五摂家の家族を食らってなりすましていたのは驚きでした。
悲鳴をあげたりしていたのも全て演技だったことになりますね。
また、その場で死んだプポ卿を食らってのギーランの変貌も衝撃的でした。
プポ1人の脳だけで、一気にかつての姿に近いと思われる細身になっていました。
やはり邪血を食らっている五摂家の脳は別格なのかもしれません。
『約束のネバーランド』ネタバレ146-147話のまとめ
ティファリの開幕、ノーマン達による外橋・城下の爆破とギーラン家への手引き、そして儀式の場に侵入を果たしたギーランと相対する王・五摂家。
五摂家の家族を食らってなりすますという容赦ない手段と、プポを食らいながらギーランが告げた言葉から、ギーラン家の王・五摂家に対する積年の恨みが伝わってきました!
ノーマンの計画はこれ以上なく順調に進み、王達は状況的にかなり追いつめられているのではと思いますが、勝算があるのか、女王レグラヴァリマが一切動じていないのが不気味です。
王と五摂家もこのまま大人しくやられることはなさそうです。
さらにはエマとレイやムジカ達は無事王都に入れているのか、戦いに決着がつくまでに間に合うのかも気になるところ。
ますます最終章が盛り上がりを見せる中で、次回が待ち遠しいです!
- ノーマンの計画が順調に進行中
- 王都での爆破攻撃が成功
- ギーラン家が五摂家を襲撃
- ギーランの復讐劇が展開中
- 王女レグラヴァリマの反応が不気味
- エマたちの行動が気になる状況
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