A級3位風間隊のアタッカー・菊地原士郎は、いつもグチグチ言っている口の悪いひねくれ者。
しかし何だか憎めないと人気のキャラクターなんです。
その理由は、ひねくれた態度の中に温かい心が見えるから。
それでは菊地原士郎がどんな人物なのか、彼の性格や戦闘スタイル、修との関係など、その人気の理由についてご紹介していきます!
目次
【ワールドトリガー】毒舌なのにアホな子 菊地原士郎
菊地原の初登場は黒トリガー奪取戦。
ボーダー最精鋭部隊のひとりとして登場し、「風間さんたちは何をもたもたやってるんだ?」などの毒舌をもって、その場で唯一作戦への疑問を抱いていたことで注目されました。
が、菊地原は事前の訓練の様子から(大して強いとは思わなかったぞ…)と迅の実力を舐めてかかっていたところ、『風刃』を発動した迅に真っ先に首を飛ばされてしまったのです。
迅の実力を見誤った上での第1ベイルアウト民となりましたから、読者にすっかり「アホの子」というイメージが定着してしまったのでした。
作者曰く『「ぼくが最初に狙われたのは、あの中で一番手強いと迅さんが判断したから」とか本気で考えている可能性がある』とのことですからなかなか大物感がありますね。
【ワールドトリガー】菊地原のプロフィール
- 菊地原 士郎(CV.菅沼久義)
- 12月14日生まれ、16歳の高校生
- くじら座、O型
- 身長164㎝
- 風間隊のアタッカー
- 使用トリガーはスコーピオン。
下がり眉に猫目、耳を覆う長い髪が特徴です。
チームメイトの歌川と同じ進学校に通っています。
【ワールドトリガー】菊地原の性格は?
菊地原は常にブツブツと毒舌を放っているひねくれ者です。
誰に対しても憎まれ口を叩くため、同隊の歌川がフォロー役に回ることもしばしば。
相手を気遣うことはせず単刀直入に思ったことを発言するタイプで、隊長である風間に対してもその姿勢は変わりません。
ものすごく正直者だとも言えますが、しかし彼の好きなものを知ると、ひねくれ者としての本当の姿が見えてきます。
【ワールドトリガー】菊池原の嫌いなものと好きなものは?
単行本のプロフィール欄は普通キャラクターの“好きなもの”が書かれているのですが、菊地原だけは“キライなもの”が書かれていました。
そういったところからもひねくれ者ぶりが窺えますよね。
嫌いなものは「トマト・ピーマン・煮魚・牡蠣・優秀そうなやつ」。
子どもか!と言いたくなるようなラインナップです。
16歳なので実際まだ子どもですが、彼の正直な性格が表れていると言えますね。
好きなものについてはTwitterで語られることとなりましたが、意外にも「仲間と友人」とのことでした。
毒舌家なので友人は少なそうですが、作者曰く「会話したやつはだいたい友達」なのだそう。
しかし実際に彼はとても仲間想いで、エネドラに風間が侮辱された時には風間の命令を無視しようとするほど怒りを顕わにしていました。
他にも元チームメイトの宇佐美に遭遇した際わざと(?)憎まれ口を叩くなど、彼の口の悪さには仲間や友人への素直に表せない好意も隠れていたりするのです。
【ワールドトリガー】菊地原は修と仲がいい?
菊地原の友人関係で最も注目されているのが修。
風間に目をかけられている様子の修に嫉妬する様子を見せており、初めて顔を合わせて以来何かと修に絡んでは辛辣な言葉を浴びせています。
しかし菊地原が普段よっぽど他人と話し込むことがないのか、菊地原と修が2人で会話をしていた際には、その姿を見た時枝が遊真に「あの2人は仲がいいの?」と聞いたほど驚いていました。
それほど親しく見える菊地原と修はその後、スマホでメッセージをやり取りする様子も確認されています。
「会話したやつはだいたい友達」という感覚からすれば、2人はもはや親友ですよね。
菊地原の修に対する批判の中にはそれとなく助言や激励のようなニュアンスが漂っており、すっかり“彼の成長を見守っている良き先輩”となっていることが窺えます。
修も修で厳しい言葉を当たり前のように受け止めて次に活かすメンタルをしているので、2人は意外と相性が良いのかもしれません。
【ワールドトリガー】菊地原のサイドエフェクトは?
菊地原は数少ないサイドエフェクトの持ち主です。
その能力は『強化聴覚』。
ボーダー内でランクCに分類されている「強化五感」の一種です。
常人の約6倍の聴覚を持っていることが特徴で、戦闘中の相手の攻撃を音から予測することが可能。
目に頼らず認識範囲も広いため、死角からの攻撃であっても菊地原には通用しません。
そして彼の真価は、精度の高い「聞き分け」ができるところにあります。
ただ“耳が良い”に収まらず、音によって材質・重量・状態が把握できるのが菊地原の真骨頂。
アフトクラトル戦ではトリオン兵の装甲の厚みを判別したりエネドラの攻撃を見分けたりしており、ガロプラ戦ではウェン・ソーの分身を看破し那須隊を援護しました。
そうして視覚だけでは測りきれない様々な情報を音で得ることで敵を分析し、味方の攻撃や回避を助けられるのが菊地原の凄さなのです。
菊地原がアホの子と呼ばれるようになった黒トリガー奪取戦でも、迅がこのサイドエフェクトを警戒して最初に落とした可能性も実は無くもないということですね。
また、話している者の心音で会話内容の真偽を判断するなど情報収集の面でも非常に有効。
一見地味に思える強化聴覚ですが、目に見えない情報を得られるというのは多様な場面でとても優位性を持つのです。
しかしやはり耳が良いというのは苦労も多いのか、“いらない音を拾わずに済むような気がする”という思い込みで髪を伸ばしています。
【ワールドトリガー】菊地原の戦闘スタイルは?
菊地原の使用トリガーは、同隊の風間・歌川と同じくスコーピオンの二刀流。
アタッカーをやっている理由には、相手にある程度距離が近い方が強化聴覚のサイドエフェクトが活きるというのもあるようです。
戦闘では主に囮や分析役。
スコーピオンを活かしたスピード特化の攻撃で相手を揺さぶりながら囮として敵を引きつけたり、サイドエフェクトによって仲間の攻撃や回避を援護します。
もちろんA級3位を支えているだけあって剣技も優秀。
今のところ個人の戦闘描写はあまりありませんが、入隊時の初期ポイントが3000ポイント近かったこともあり基本的な戦闘力は高そうです。
【ワールドトリガー】風間隊には菊池原は欠かせない存在?
菊地原のサイドエフェクトの有用性を見出したのは風間で、菊地原がまだC級隊員だった頃にスカウトに来ました。
菊地原のサイドエフェクトは周囲の者からしても菊地原本人からしても“地味でショボい”という印象で「役に立たない」と考えていましたが、風間が「それは俺が決めることだ」と一蹴。
宇佐美と協力し菊地原の聴覚情報を隊で共有することで、視覚に頼る他の部隊より有利を得られるのだと説きました。
「おまえの力が必要だ」
その言葉の通り、隊員全員が菊地原のサイドエフェクトの恩恵を得られるようになった風間隊は、当時開発された隠密トリガー「カメレオン」との相乗効果により、他の隊には決して模倣できない独自の戦闘スタイルであっという間にA級へと上り詰めたのでした。
風間隊の優れたステルス戦闘には、菊地原の存在が欠かせないのです。
まとめ
いつもブツブツ言っていて陰気な奴かと思いきや、知れば知るほどその態度が可愛く見えてくるのが菊地原の魅力。
多少自信家な面もありますが、戦闘能力・サイドエフェクトともにそれだけの能力を持っているのです。
アホの子だと言われてしまうほどまだ甘い面があるところも応援し甲斐がありますよね。
A級上位の人気部隊なのでまだまだ活躍があるでしょうから、これからも菊地原の活躍と毒舌に期待しましょう!
進展していく修との関係にも注目です!

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