2014年~2016年に放送され大好評だったアニメ『ワールドトリガー』。
語るのに欠かせないのが作品を彩った主題歌です。
どれも作品の世界観にマッチしていて自然と耳に入ってくるのですが、実はすべて書き下された楽曲なのでした。
そこで今回はアニメ『ワールドトリガー』の主題歌、担当したアーティストについてご紹介していきます!
目次
【ワールドトリガー】大好評だったアニメ版
2013年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された『ワールドトリガー』は、SFファンタジーでありながら極めて現実世界に近い世界観、作り込まれた設定と緻密な集団戦、多彩なキャラクターと彼ら一人一人の背景や個性など、挙げればキリがないたくさんの魅力と多くのファンを持つ大人気作品。
連載翌年の2014年にはさっそくアニメ化され、ファンは歓喜しました。
また『ワールドトリガー』はあまり派手ではない絵柄もあって初めのうちはその魅力に気づきづらく、しかし物語が進むほど気づけばハマっているという人も多いため「遅効性SF」とも言われています。
このアニメ化は、ハマる前に読むのをやめてしまった人や『ワールドトリガー』自体を知らなかった人など、それまでのファンだけでなく多くの視聴者がジワジワとその独自の世界観に引きずり込まれていくきっかけにもなったのでした。
放送は2014年10月5日~2016年4月3日まで約1年半。
地上波での放送時間が日曜の朝で多くの人の目に留まったことや、次回予告前のミニコーナー「ワールドトリガーを100倍楽しむ講座」で作品の世界観や設定が毎回分かりやすく説明されたことで、親しみやすく長く愛されるアニメとなりました。
【ワールドトリガー】珍しくエンディングがない?
今回主題歌についてのご紹介なわけですが、なんと『ワールドトリガー』のアニメにはエンディングがありませんでした。
“エンディングがないアニメ”というと思いつくのが『聖闘士星矢Ω』や近年の『ワンピース』くらい(実際もっとあるかとは思いますが)…つまりそれほど珍しい構成なのです。
クレジットがすべてOPにまとめられているため、キャストを含めたすべての情報が一気に見られることが特徴ですね。
EDがないということもあって、『ワールドトリガー』では1年半という長きに渡り全73話放送された中で、合計3曲しか主題歌はありません。
3曲とも曲自体が素晴らしいのですが、どれも『ワールドトリガー』の世界観に合った名曲ですので是非OPアニメーションと合わせて聴いて欲しいところ。
それでは3曲順番にご紹介していきます!
【ワールドトリガー】主題歌①「GIRIGIRI」ソナーポケット
一曲目はソナーポケット「GIRIGIRI」。
物語開始~23話までの主題歌です。
「ワールドトリガーといえば」とこの曲!というくらい最も印象強い曲ではないでしょうか。
ソナーポケット(Sonar Pocket)は日本の音楽グループ。
Ko-dai(Vo)、eyeron(Vo)、matty(DJ)という独特な編成の3人組です。
ドラマや映画、CMなどたくさんタイアップしてきた人気グループですので、普段アニメを観ない方も一度は彼らの音楽を耳にしたことがあるはず。
アニメでは『ワールドトリガー』の他にも、『デジモンクロスウォーズ』『少年アシベGO!GO!ゴマちゃん』の主題歌を担当してきました。
ソナーポケットはメンバー3人とも『週刊少年ジャンプ』および『ワールドトリガー』の大ファンだそうで、主題歌のオファーを受け改めて原作を読み直した上で、作品の世界観に浸れるようなサウンドに仕上げていったとのこと。
歌詞はもちろん、彼らの音楽性が『ワールドトリガー』独自のSF観と絶妙にマッチしていますよね。
「CHANGE THE NEW WORLD」というフレーズが印象的です。
【ワールドトリガー】主題歌②「アシタノヒカリ」AAA
2曲目はAAA「アシタノヒカリ」。
24話~47話までの主題歌です。
AAA(トリプルエー)は、日本の男女混合パフォーマンスグループ。
リリース時のメンバーは西島隆弘、宇野実彩子、日高光啓、與真司郎、末吉秀太、伊藤千晃(2017年脱退)、浦田直也(2019年脱退)の7人。
AAAも多くのドラマや映画、CMでタイアップしていますので、一度は必ず耳にしたことがあると思います。
アニメで言えば2014年に担当した『ワンピース』主題歌が有名でしょう。
「アシタノヒカリ」がリリースされた2015年はAAAのデビュー10周年であり、この曲は7ヵ月連続シングルリリース企画の第5弾でした。
ミディアムチューンに乗った前向きな歌詞にも注目ですが、アニメでは修たち主人公4人がこの曲を口ずさむところから始まり話題となりました。
【ワールドトリガー】主題歌③「ドリームトリガー」Pile
3曲目はPile「ドリームトリガー」。
48話~最終話までの主題歌です。
歌っているのは日本の女性歌手Pileさん。
声優としても活躍中で、特に『ラブライブ』μ’sのマキちゃんが有名ですね。
アニソン歌手としては『境界のRINNE』や『王様ゲーム』で主題歌を担当しました。
タイトルに“トリガー”と付いている通り、こちらも『ワールドトリガー』の世界観に合わせて書き下ろしされたもの。
「ベイルアウト」「A級」など『ワールドトリガー』を彷彿とさせる歌詞が散りばめられているので注目です。
【ワールドトリガー】新シリーズ放送決定でファン歓喜!
2016年のアニメ1期終了から約3年、ついにファン待望の知らせが届きました。
それが“新シリーズの放送決定”!!
突然の朗報にTwitterなど至る所でワートリファンが歓喜に湧きました。
先駆けて公開されたティザービジュアルでは修を中心に、1期に登場しなかった弓場拓磨、生駒達人、香取葉子、王子一彰という4人の隊長たちが描かれており、新シーズンへの期待感が高められています。
豪華だと話題の声優陣ももちろん続行。
また、1期では日曜の朝だった放送時間が2期では深夜帯になるということで、1期よりもさらに深い演出が期待されています。
新シリーズの主題歌を担当するアーティストはまだ発表されていませんが、1期同様『ワールドトリガー』の世界観を鮮やかに映し出してくれるはずですので、どんなアーティストがどのように歌い上げてくれるのか楽しみに待ちましょう!
まとめ
本当に全ての主題歌が『ワールドトリガー』に合っていることがお分かりいただけたでしょうか。
それだけでこのアニメに対しての力の入れられ具合を感じますよね。
新シーズンにも期待が高まる一方です!
余談ですが、『BLEACH』や『呪術廻戦』などキャラクターのイメージソングを設定している作家さんがいますが、『ワールドトリガー』の葦原先生も遊真だけですが曲のイメージがついているとTwitterで発表し話題となりました。
それがスピッツの「夜を駆ける」。
あくまでイメージなので無理に結びつける必要はありませんが、一度でも聴いてみるとさらに理解が深まるかもしれません。
とにかく音楽というものは作品のイメージと直感的に繋がるもの。
この機会にアニメ『ワールドトリガー』を見直し、音楽と共に気分を高めながら来たる新シーズンの放送を待ちましょう!

⇒二期製作決定!放送予定日はいつ!?無料で視聴するならオススメ・・
⇒第2回人気投票結果発表!修が強すぎる!?気になる順位とは?・・
⇒作者の葦原大介先生は命がけで描いている!?スクエアに移籍した・・