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【ゴールデンカムイ】杉元と尾形は因縁の仲!?2人の対戦まとめ!

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杉元佐一と尾形百之助は因縁の間柄

金塊を巡って敵対や協力をしながら、いつしかアシリパを巡る激闘へと変化してきています。

特に樺太編が描かれるアニメ3期を楽しむには、尾形の動向が見逃せません。

そこで今回は杉元と尾形の対戦を振り返りながら、2人の関係性を探っていきましょう!

 

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【ゴールデンカムイ】鶴見中尉の部下だった尾形

2人の出会いは実は鶴見や土方や白石が登場するより早く、1巻4話でのこと。

杉元たちが小樽の町から尾行して来ていた男を捕縛し情報を収集していた時、彼を射殺したのが尾形でした

杉元はそこで初めて第七師団と接触します。

そう、最初に出会った第七師団の兵士が尾形だったんです。

杉元に金塊から手を引くよう進言した尾形に対し、「惚れた女(梅子)のためだ」と語り対峙した杉元。

白熱の戦闘は杉元が勝利し、尾形を捕えることに成功しますが、隙を見て尾形が逃亡してしまいます。

尾形は杉元の追撃により崖から転落してしまい、瀕死の状態で第七師団に保護されました。

尾形のチャームポイントである顎の縫合痕はこの時の怪我によるものです。

後の物語中に描かれますが、尾形は第七師団(鶴見の部下)として様々な任務に参加してきた重要兵士でした。

しかしこの時すでに単独行動をしており、後の谷垣との対戦を経て第七師団を離脱し、尾形の迷い猫としての物語が始まったのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元一行と同行

第七師団を裏切った尾形は、茨戸の刺青人皮を手土産に土方一派に加入

そして尾形と杉元は江渡貝邸にて再会しました。

土方・杉元両陣営が協力関係となったことで、2人は流れのまま旅を共にすることになります

互いに信用はしていないものの、チタタプしたりラッコ鍋を食べたり温泉に入ったりと、2人の関係は読者からすればわりと和やかなものでした。

そうして熊岸長庵探しや白石奪還作戦などを経ながら共に旅の目的地・のっぺら坊のいる網走監獄を目指します。

9巻から13巻まで同行していたことになりますね。

その間アシリパも一緒にいました。

 

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【ゴールデンカムイ】尾形が杉元の頭を打ち抜く

杉元と尾形の協力関係が終了したのは網走監獄でのこと。

網走では土方の策略や第七師団の介入、犬童の覚悟など様々な思惑が入り乱れ、700人の凶悪犯も交えた大乱戦に。

その中でなんと尾形がのっぺら坊と杉元を狙撃しました

のっぺら坊射殺はキロランケの指示。

しかし杉元は尾形の独断でした。

一度命を奪われかけた個人的な恨みや、アシリパに近づくために杉元が邪魔だという判断があったのかもしれません。

あるいは密かに土方に支持されていたという可能性もありますが、ともあれここで尾形と杉元の関係は一気に悪化しました。

 

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【ゴールデンカムイ】尾形がアシㇼパについた嘘とは?

アシリパに真相を隠したままキロランケ・白石と共に樺太へ渡った尾形。

アシリパが暗号を解く何かを思い出したことに気づいた尾形は、彼女を連れ出し優しく聞き出そうとしました。

自分はここまで命を張って戦った分の報酬が欲しいだけ…白石や“杉元と同じように”

お前がそんな重荷を背負うことはない、アイヌのことはキロランケたちに任せて故郷の山で自由に生きていけばいい

杉元が“報酬だけを目的としている”かのように語り、まるで杉元を投影しているかのようにアシリパを説得する尾形。

しかしアシリパが不審な目を向けてきたため、尾形はついに網走での真相を明かします

網走監獄で杉元とのっぺら坊が撃たれた時、キロランケがどこかに合図していた

そして事実を受け止められないアシリパを追撃するように、尾形の渾身の嘘が始まりました。

俺は杉元に頼まれた

撃たれた時まだ意識があったという杉元に「親友の嫁に金塊を分けてあげてくれ」と頼まれたと言うのです。

それは“惚れた女のため”だと語った杉元に対するアシリパの繊細な心をついた絶妙な嘘

そのまま尾形はアシリパの質問につつがなく答えていきます。

“相手の名前は「トメ」”

“「故郷へ帰りたい」と言っていた”

そして杉元がこう言っていたというのです。

あんこう鍋が食べたい

それは尾形の思い出の一品。

嘘には真実を混ぜると現実味が増すと言いますが、「あんこう鍋」が咄嗟に出てきたということはそれが尾形の深層に強く根付いているということ。

嘘に潜んだ尾形の闇に読者は戦慄したのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】アシリパに真実を教えた尾形の目的とは?

「あんこう鍋」発言により尾形の嘘はアシリパにバレてしまいます

そこで諦めた尾形は、満を持して真実を伝えました。

お前の父親を殺したのは俺だ

その目的とは、アシリパに人を殺させるため

尾形はこの金塊争奪戦において不殺を貫いているアシリパに、弟・勇作の陰を重ねていました

父が“清い(不殺)”ままでいさせようとし、本人もそれを貫いた勇作。

だからこそ尾形は勇作を否定すべく、“清い”人間などいないことを証明すべく、「自分の中に殺す道理さえあれば罪悪感なんぞに苦しまない」として、アシリパにその道理を与えようとしたのです。

尾形は勇作に対して“道理があったのだ”と正当化しようと苦しんでいる…罪悪感を抱えているように感じますよね。

ここでアシリパが弓を引けば尾形の救いとなったのでしょうが、アシリパは“不殺”の意思を貫きました

そして逆上した尾形はアシリパに銃を向けたのです。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元はなぜ尾形を助けた?

尾形がアシリパに銃を向けた時、杉元の怒声が響きました。

驚いたアシリパは構えていた毒矢を手放してしまい、その矢が尾形の右目を貫いてしまいます

尾形は、自身の望みが叶ったと言わんばかりに不気味に笑いながら倒れました。

尾形はアシリパの命を奪おうとした憎き相手…しかし杉元は思わぬ行動に出たのです。

なんと毒矢の刺さった尾形の目をくりぬき、口で毒を吸い上げ始めました。

それはアシリパを人殺しにさせないためでした。

ここで尾形が死ねばアシリパには一生この出来事がついて回ります。

アシリパを想う杉元としては、尾形が死ぬことは絶対に避けねばならなかったのです。

 

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【ゴールデンカムイ】病院で尾形が大暴れ!

その後杉元は昏倒している尾形を病院に連れていきました。

手術が行われたものの、もはや一晩もつか分からないギリギリの状態。

ここで死んでもやはりアシリパに大きな影を落とします

不安な表情を浮かべるアシリパを見た杉元は、何とか尾形を助けられないか医者に頼もうとしました。

その時…なんと手術台から尾形の姿が消えていたのです!

尾形が逃げた!!

杉元は目を輝かせ尾形の行方を追います。

当の尾形は医者に怪我を負わせた上で、看護師を人質にとり病室に潜んでいました

気づいた鯉登が応戦するも、尾形はロシア語で医者を味方につけ、鯉登に「Барчонок(バルチョーナク)(ボンボンが)」と呟き銃を向けたのでした。

ちなみにこの「ボンボンが」というロシア語は、鯉登の意識が変化するきっかけとなっています

 

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【ゴールデンカムイ】わざと逃がした杉元の理由は?

尾形は白石たちの気配を感じたため、銃を撃たずに病院から逃走します。

馬に乗り去っていく尾形に杉元が発砲しますが、弾は当たりませんでした。

元々杉元の銃の腕が悪いというのもあるでしょうが、杉元はここで尾形を仕留める訳にはいかなかったのです。

手負いの尾形を怒りのままに殺してしまえば、やはり尾形の死がアシリパの責任へと繋がってしまう可能性があるからでしょう。

元気になって戻ってこい。ぶっ殺してやるから

アシリパが付けたダメージが無くなり万全な状態になってから、“杉元個人として”相手をするつもりなのです。

しかし杉元の思いとは裏腹に、尾形との対話を経たアシリパには、杉元を守るためにいざとなれば=“道理があれば”不殺を破るという覚悟が生まれ始めていたのでした。

 

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【ゴールデンカムイ】杉元が尾形を殺す日は来る?

これ以上ない杉元の恨みを買った尾形。

次に会えばその怒りがぶつけられることは間違いありません。

しかししぶとく生き逃走した尾形は、北海道に戻り再び土方の元へと帰りました。

そして物語は杉元・土方・鶴見すべての勢力が札幌へと集結し始めています

つまり2人がいつ再会するか分からないということ。

尾形がまたアシリパの命を狙うことがあれば今度こそ杉元に殺されるでしょうが、物語序盤から続く因縁がどのように決着するのかとても気になりますね。

そして杉元だけでなく第七師団やヴァシリと敵の多い尾形が、何故これほどまでに金塊争奪戦に参加しようとするのか、彼の目的が明らかになるのかも注目です。

 

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まとめ

2人は敵対していますが、実は共通点があります。

それはアシリパに救いを求めているということ。

しかし尾形は“アシリパに人を殺させること”で自身が救われようとしています。

そして杉元は“アシリパの綺麗な部分”に自身の救いを感じています。

その違いが絶対的に相容れない理由でしょう。

無意識的にアシリパに依存しているだろう点が、2人の因縁をもはや切り離せないものにしているということですね。

このままではどちらかの命、あるいはアシリパの命が失われるまで因縁が続きそうですが、もし対戦以外に彼らがどちらも救われるとすれば、やはりアシリパの挙動なはず。

どちらも救われて欲しいと願い、今後も杉元と尾形の因縁、そしてアシリパが彼らに何をもたらすのか注目していきましょう!

 

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