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【リゼロ】メィリィの死者の書に何が映ったのか?6章46話、首を絞めたのは嗤う黒髪の少年だった!

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メィリィの死者の書に何が映ったのか

結論から言うと、映ったのは獣に育てられてからエルザの死までのメィリィの一生と、嗤う黒髪の少年に首を絞められる最期でした。

Web版6章46話『メィリィ・ポートルート』の場面です。プレアデス監視塔の三層『タイゲタ』の書庫には、死者の記録である『死者の書』が並んでいます。触れた人が死者の知り合いなら、その生前の記憶が頭に流れ込んでくる魔本です。記憶をなくしたスバルが見つけたのは、メィリィの名前の本でした。

なお、ここで描かれるメィリィの死亡は、スバルの死に戻りでなかったことになる周回の出来事です。本線のメィリィは死亡しておらず、アニメでも4期76話で死体が見つかったあと、79話「立ちなさい」ではスバルたちの仲間として迎え入れられています。

この記事では、本に映ったものを結果として先に表にまとめ、そこから分かるメィリィの人物像と、犯人をめぐる読みを中心に書きます。

この記事でわかること

  • メィリィの死者の書を読んだのは誰か
  • 本に映ったメィリィの生い立ちと、エルザとの日々
  • メィリィが夜の書庫でしていたこと
  • メィリィの首を絞めた少年の言葉
  • 読み終えたスバルの異変と、アニメの話数

6章46話の早見表

まず、死者の書に映ったメィリィの一生を、順番に表にまとめます。

時期 本に映ったこと
始まり 言葉も歩き方も知らず、暗い森にひとりでいた
獣の女王 角のある獣に巣へ運ばれ、やがて獣の群れを従えた
黒い少女と『母』 黒い少女に群れを滅ぼされ、連れ帰られて『母』の躾を受けた
エルザの死 黒い少女エルザが灰になって死に、メィリィは牢に入れられた
最期 朝、黒髪の少年に床へ突き飛ばされ、首を絞められた

Web版の話数は第六章46『メィリィ・ポートルート』です。アニメでは、4th season第76話「殺人は癖になる」のあらすじに、スバルがメィリィの死者の書を読み、孤独な過去と死の真相を追体験する流れが書かれています。

僕はこう読む

この話は、題がメィリィの名前なのに、ほとんどが「女」とだけ呼ばれて進みます。
名前を持たずに生きてきた時間の長さを、呼び方そのもので感じさせています。
題にだけ名前を置いたのは、死んで初めて一冊の本として名前が残った少女の話だからだと思っています。

本が見つかった場面|スバルが自分から読むと言った理由

書棚の背表紙を見て、エミリアが「――メィリィ・ポートルート」とつぶやきます。この世界の文字が読めないスバルにも、エミリアが嘘をつく理由がないことは分かりました。スバルは、メィリィを絞め殺したのは記憶をなくす前の『ナツキ・スバル』、つまり自分の両手だと思い込んでいました。

本を読まれれば、最期の場面から犯人が分かってしまいます。ベアトリスはまだ中を見ていません。そこへシャウラが来て、メィリィの死をあっけらかんと口にし、エミリアとベアトリスを怒らせます。そのうえで、前にもスバルとユリウスが死者の書を読んで何ともなかったのだから、スバルが読めばいいと勧めました。

ベアトリスは、一緒に食事までした相手の死を見ることを心配します。けれど記憶のないスバルにとって、メィリィはほんの数時間、数回の朝食をともにしただけの相手でした。スバルは自分だけが最初で最後の読み手になろうと、本を開きます。

僕はこう読む

スバルが自分から読むと言ったのは、仲間を守るためではありません。
犯人だと思い込んでいる自分の姿を、誰にも見せずに確かめたかったからです。
勇気に見える行動の中身が、隠しごとだったという書き方で、記憶のないスバルの孤立をさらに深めていると読んでいます。

本に映ったメィリィ|獣の女王から『母』の躾へ

本に映ったものを、時期ごとの結果だけで並べると次のとおりです。

時期 分かったこと
森にいたころ 獣に育てられ、獣の女王になった
『母』のもと 言葉と生き方を躾けられた
エルザとの日々 口調までエルザを真似た
エルザの死のあと 真似る相手を失い、答えを探した
最期 黒髪の少年に首を絞められた

メィリィを森から連れ出したのは、のちに相棒になるエルザでした。『母』の躾は、言葉を与える代わりに、嘆くことと抗うことを奪うものだったと描かれます。表を縦に読むと、メィリィの一生がずっと「誰かの真似」で組み立てられてきたことが分かります。獣を真似、『母』に従い、エルザを真似た。自分で選んだものが一つも無いまま、塔にたどり着いた少女だったのです。

僕はこう読む

メィリィの間延びした話し方は、エルザの口調を真似たものだと本の中で明かされます。
可愛げに見えていた癖が、実は失った人の形見だったわけです。
ふだんの何気ない喋り方まで、意味を塗り替えてしまうのが、この死者の書の残酷さだと読んでいます。

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エルザの死と、夜の書庫

4章でエルザが灰になって死んだあと、メィリィは捕らえられ、自分は流されて生きてきた欠陥品だと思うようになります。真似る相手を失った自分は、エルザを殺した側を憎むべきなのか、後を追うべきなのか。答えを知りたいという気持ちだけが、メィリィを生かしていました。

監視塔の夜、メィリィは誰かの死者の書を探しに、こっそり書庫に来ていました。そこで出会った黒髪の少年は、言いなりの人形のような生き方を見抜いて責め、そのうえで自分が覚えていてやると告げています。エルザの書を探していたと考えるのが自然ですが、作中では誰の書かは明かされていません。

メィリィの最期|「ナツキ・スバルの、殺人事件だ」

結果として、翌朝その言葉の真意を尋ねたメィリィは、少年に首を絞められて死にます。少年は、それを直接聞くのは決まり違反だと言い、自分のしていることを「ナツキ・スバルの、殺人事件だ」(6章46)と呼んで嗤いました。何かの遊びの駒のように殺されると分かったメィリィが最後に抱いたのは、相手への殺意でした。

本から戻ったスバルは息ができなくなり、メィリィの話し方が混ざってしまうほど深く潜っていました。エミリアが自分の騎士だと語りかけて引き戻しています。犯人と思い込んでいた自分の顔を、被害者の目で見てしまった。それがスバルにとってのこの本の重さです。

僕はこう読む

夜の少年は、言いなりで生きてきたメィリィに、自分の望みに耳を傾けろと言いました。
その言葉を真剣に受け止めて確かめに来たことを、翌朝は決まり違反と呼んで殺しています。
初めて自分の意思で動いた瞬間を罰するという残酷さが、この最期をいっそう重くしていると思っています。

まとめ|死者の書が映したメィリィの一生

メィリィの死者の書には、森でひとりだった始まりから、獣の女王、『母』の躾、エルザとの日々と死、そして夜の書庫で黒髪の少年に出会い、翌朝その少年に首を絞められる最期までが映っていました。少年は自分のしたことを殺人事件として嗤い、メィリィは殺意を抱いたまま死にます。

  • メィリィの死者の書を読んだのは、シャウラに勧められたスバル
  • メィリィは森でひとり、獣に育てられて獣の女王になった
  • 黒い少女エルザに連れ帰られ、『母』の躾を受けた
  • エルザが灰になって死に、メィリィは答えを求めて生きていた
  • 最期は、嗤う黒髪の少年に「ナツキ・スバルの、殺人事件だ」と首を絞められた
  • 読み終えたスバルは、メィリィの喋り方が混ざるほど深く潜っていた

僕はこう読む

スバルは、ほとんど知らない少女の死だから心は痛まないと思って本を開きました。
けれど戻ってきたとき、自分の一人称が分からなくなるほど、メィリィの一生を背負っています。
他人の死を他人事として読むことはできない。それを、記憶のないスバルに一番強い形で教えた本だったと思っています。

夜の書庫でメィリィに、覚えていてやると言った少年は、本当にメィリィを見ていたのでしょうか。それとも、殺す相手を選ぶために近づいただけだったのでしょうか。翌朝の決まり違反という言い分に、その答えがあるように思います。

——あなたは、6章46話で夜の書庫の少年がメィリィにかけた、覚えていてやるという言葉を、本心の言葉だと思いますか。それとも殺すための近づき方だったと思いますか。よければコメントで教えてください。

よくある質問

メィリィの死者の書が読まれる6章46話について、よく聞かれることをまとめました。

Q. メィリィの死者の書が読まれるのはWeb版の何話ですか。
A. 第六章46『メィリィ・ポートルート』です。

Q. メィリィの死者の書を読んだのは誰ですか。
A. スバルです。シャウラに勧められ、自分から読むと決めました。

Q. 死者の書とは何ですか。
A. タイゲタの書庫にある死者の記録です。触れた人がその死者の知り合いなら、生前の記憶が頭に流れ込んできます。

Q. メィリィの首を絞めた少年は何と言いましたか。
A. 真意を聞くのは決まり違反だと言い、首を絞めながら、これはナツキ・スバルの殺人事件だと嗤いました。

Q. メィリィの死者の書の場面はアニメの何話ですか。
A. 4th season第76話「殺人は癖になる」のあらすじに、スバルがメィリィの死者の書を読み、孤独な過去と死の真相を追体験する流れが書かれています。

この記事の続きに

死者の書の次は、腕に書かれた文字、消えた亡骸、メィリィ本人へ。

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日

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