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【リゼロ】オマエハダレダとは何の話なのか?6章38話、予知夢と信じたスバルが突き落とされた!

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オマエハダレダとは何の話なのか

結論から言うと、記憶をなくしたスバルが、やり直しを「予知夢」だと思い込み、最後に監視塔の螺旋階段から突き落とされる話です。Web版6章38話『オマエハダレダ』の場面です。

プレアデス監視塔で、スバルはこの世界に来てからの記憶を失いました。そのスバルが、緑部屋で2度目の目覚めを迎えます。エミリアとベアトリスとの会話が、前に交わしたものとそっくりなことに気づいたスバルは、自分には予知夢の力があるのだと考えました。

この記事では、予知夢だと思い込んだ理由、仲間に打ち明けなかったこと、タイゲタの書庫で過ごした時間、立ち聞きしてしまった仲間の本音、そして螺旋階段での結末と題の意味までを、物語の順にたどります。

この記事でわかること

  • スバルが「予知夢」だと思い込んだ理由と、その正体
  • スバルが予知夢のことを仲間に話さなかったわけ
  • スバルが立ち聞きしてしまった仲間の本音
  • 螺旋階段で起きたこと
  • 題の「オマエハダレダ」の意味と、アニメの話数

6章38話の早見表

まず、6章38話の流れを表にまとめます。

項目 中身
Web版の話数 第六章38『オマエハダレダ』
アニメ 4th season第74話「オマエハダレダ」
スバルの思い込み 前の出来事は「予知夢」で、自分は未来を見られる
立ち聞きした話 エキドナが「錯乱状態にある彼を同行させるのは危険」と言う
話の終わり 螺旋階段で背中を押され、転落する
予知夢の正体 死に戻り。アニメ第75話のあらすじは「記憶喪失後、二度の『死に戻り』を経験したスバル」から始まる

僕はこう読む

読者は「予知夢」が死に戻りだと知っていて、スバルだけが知りません。
いつもは読者とスバルが同じ秘密を抱えているのに、この回は読者だけが先にいます。
主人公を、読者が一番よく知っている「他人」に変えたのが、この章のいちばんの仕掛けだと思っています。

2度目の目覚め|「予知夢」だと思い込んだ理由

緑部屋で目覚めたスバルは、なぜまたここで寝ていたのか思い出せません。近づいてきたエミリアに「エミリアちゃん、近いって!」と声を上げると、エミリアは、そんな呼び方をされると落ち着かないと戸惑います。2人は、スバルが記憶をなくしたことを知らない様子でした。

ベアトリスは、夜にまたタイゲタの書庫に入って倒れていた理由を話せと迫ります。スバルが記憶のことを口にした途端、ベアトリスは「記憶? 記憶って何のことかしら!?」と取り乱しました。そこでスバルは気づきます。目覚めた状況も、交わした会話も、記憶をなくして最初に目覚めたときとそっくりだ、と。

スバルの結論は「同じ状況を見てる。――つまり、予知夢」でした。あれは夢で、これから起きることを先に見ていたのだ。異世界に招かれた自分に与えられた特別な力かもしれない、と考えたのです。

話さなかった予知夢|「何を考えてたんだ、ナツキ・スバル」

スバルは改めて、記憶をなくしたと打ち明けます。エミリアは自分の頬を両手で叩いて気合いを入れ、ベアトリスは「スバルは本当に仕方のない契約者なのよ!」と羽ばたくように立ち直りました。2人が何を言うか、どんな顔をするかを、スバルは先に知っていました。知っているぶん、裏切っているようで、1度目より辛く感じます。

スバルは予知夢のことを話しませんでした。予知がどれだけ当たるか見極めたかったからです。そしてもう一つ、気づいたことがありました。前の周でも、誰一人として「スバルには予知夢の力がある」と説明しなかったのです。つまり、記憶をなくす前の『ナツキ・スバル』は、その力を一度も仲間に明かしていなかった、ということになります。

「……何を考えてたんだ、ナツキ・スバル」。スバルにとって『ナツキ・スバル』は、存在も知らない別人です。なぜ大事な力を隠していたのか。その不信が、少しずつ芽生えていきます。

僕はこう読む

記憶をなくしたスバルが『ナツキ・スバル』を疑う理由は、隠しごとをしていたことです。
けれど読者は、それが話したくても話せない秘密だと知っています。
一番の理解者になれるはずの「自分」が、一番の疑い手になっているところに、この章の痛さがあると読んでいます。

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予知夢どおりの一日と、タイゲタの書庫

そのあとも、ほぼ予知夢のとおりに事が運びます。ラムは悪ふざけではないかと疑い、シャウラは「何回あーしのこと忘れたら気が済むッスか?」と笑って受け入れ、メィリィは楽しげに微笑みました。水を汲くみに出た先で、ラムはスバルの胸倉をつかんで壁に押しつけ、「……お願いだから、全部、話して」と声を震わせます。

エキドナには「ずいぶんと落ち着いているんだね」と見抜かれかけます。一度見た映画を初めて見たように振る舞うことはできず、仲間の驚きに心から寄り添えなかったからです。異世界から来たという話をしても、エミリアたちは「大瀑布の彼方から来たのだろう」と受け取りました。

タイゲタの書庫での調べものに、スバルは加われません。成果が出ないことも、スバルは知っています。気遣ってくれるエミリアとベアトリスのそばにいるのが心苦しく、スバルはあえてシャウラと並んでいました。メィリィはシャウラの三つ編みを引っぱってスバルを助け、「ペトラちゃんが聞いたら泣いちゃいそうねえ」「昨日のお兄さんが迂闊って意見、わたしもそう思うわあ」と口にします。

僕はこう読む

メィリィの「昨日のお兄さんが迂闊」という一言は、スバルには何気ない軽口に聞こえています。
けれど、なぜ昨日のスバルを迂闊だと言い切れるのかは、この時点では説明されません。
記憶のないスバルには拾えない引っかかりを、読者にだけ渡している一文だと読んでいます。

立ち聞きした本音と、螺旋階段

予知夢のことを話そうと決めて大部屋へ向かったスバルは、中から聞こえた声に足を止めます。エキドナの「――ナツキくんのことだが、錯乱状態にある彼を同行させるのは危険じゃないかい?」でした。異世界から来たという説明こそが、正気を失っている証拠だというのです。

ラムも、大瀑布の向こうなど信じられないと言い、「もう、今のバルスの言葉を、信じる根拠なんて、ない」と続けます。エミリアは「私は、スバルを信じる」と言い、ベアトリスも同じでした。最後にメィリィが笑います。「お兄さんにでも直接聞いてみたらあ? お兄さん、頭がおかしくなってるのおって?」。

スバルは足音を殺して離れ、やがて走り出しました。予知夢の話をしても、信じてもらえるはずがない。たどり着いたのは、塔の真ん中を貫く巨大な螺旋階段です。背筋が逆立ち、歯の根が合わなくなったそのとき、とん、と軽い衝撃がありました。足が宙を掻きます。落ちながらスバルは理解しかけます。自分は突き落とされたのだ、と。

落下の中で、スバルは思い出します。予知夢の終わりにも、同じ目に遭っていたことを。けれど、今度は夢から覚めません。段差に打ちつけられながら、スバルは誰かの言葉を聞きます。「――記憶が人を形作るんだよ」。そして暗くなる世界に響いたのが、「――オマエハ、ダレダ」でした。

僕はこう読む

立ち聞きした会話の中で、仲間は誰も嘘をついていません。
エキドナもラムも、記憶をなくしたスバルを心配しているからこそ、冷静に疑っています。
善意の人ほどスバルを信じられない、という形で孤立を描いたことが、この章を苦しくしていると思っています。

題の「オマエハダレダ」の意味

題の言葉は、死の直前、スバルの頭に響いた問いです。直前にスバルは「記憶がその人を形作る」という言葉を思い出し、それなら記憶を失った自分は、どこの誰で、何者なのかと考えていました。記憶をなくしたスバルは、『ナツキ・スバル』を名乗りながら、その中身を何一つ持っていません。

仲間たちが求めているのは、1年をともに過ごした『ナツキ・スバル』です。その人を知らない自分が、その人の代わりに立っている。「オマエハダレダ」は、塔の誰かがスバルに向けた問いでもあり、スバル自身が自分に向けた問いとしても読めます。

まとめ|予知夢と信じたスバルの転落

6章38話『オマエハダレダ』は、記憶をなくしたスバルが、やり直しを予知夢だと思い込んだまま一日を過ごし、仲間の本音を立ち聞きした末に、螺旋階段で突き落とされる話です。予知夢の正体は死に戻りで、アニメでは4th season第74話が同じ題になっています。

  • スバルは2度目の目覚めで、前の出来事を「予知夢」だと思い込んだ
  • 予知夢の正体は死に戻り。アニメ第75話のあらすじでも二度の死に戻りとされる
  • スバルは予知夢を仲間に話さず、『ナツキ・スバル』への不信を募らせた
  • ラムは「お願いだから、全部、話して」と胸倉をつかんだ
  • エキドナたちの本音を立ち聞きし、スバルは孤立を感じた
  • 螺旋階段で背中を押され、転落の中で「オマエハ、ダレダ」と聞いた

僕はこう読む

スバルは「予知夢」を武器にしようと前向きになった直後に、すべてを失っています。
力の正体を知らないまま使おうとしたことが、ここでは裏目に出ています。
死に戻りは、知らずに頼れば頼るほど人を追い詰める力だということを、記憶のないスバルで描き直した回だと思っています。

「オマエハダレダ」は、スバルを突き落とした誰かの問いだったのでしょうか。それとも、記憶をなくしたスバルが自分自身に向けた問いだったのでしょうか。直前の「記憶が人を形作る」という言葉に、その答えがあるように思います。

——あなたは、6章38話の最後に響いた「オマエハダレダ」を、スバルを突き落とした誰かの問いだと思いますか。それともスバルが自分に向けた問いだと思いますか。よければコメントで教えてください。

よくある質問

スバルが予知夢と信じて螺旋階段から突き落とされる6章38話について、よく聞かれることをまとめました。

Q. オマエハダレダはWeb版の何話ですか。
A. 第六章38『オマエハダレダ』です。

Q. オマエハダレダはアニメの何話ですか。
A. 4th seasonの第74話が、同じ「オマエハダレダ」という題です。

Q. 記憶をなくしたスバルが見た「予知夢」の正体は何ですか。
A. 死に戻りです。スバル本人は予知夢だと思い込んでいます。アニメ第75話のあらすじも「記憶喪失後、二度の『死に戻り』を経験したスバル」と書いています。

Q. スバルはなぜ予知夢のことを仲間に話さなかったのですか。
A. 予知がどれだけ当たるか見極めたかったからです。話そうと決めた直後に、エキドナたちが自分を錯乱していると話すのを聞き、打ち明けても無駄だと考えました。

Q. 6章38話でスバルはどうなりましたか。
A. 監視塔の螺旋階段で背中を押されて転落し、段差に何度も打ちつけられて死にました。

この記事の続きに

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日

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