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セラフィムとは何なのか
結論から言うと、セラフィムは七武海に代わる戦力として海軍が作った新型のパシフィスタです。中身は七武海の幼い姿のクローンに、ルナーリア族の血を混ぜたものです。
初めて姿を見せたのは1059話、女ヶ島アマゾン・リリーでした。ボア・ハンコックとジュラキュール・ミホークを幼くしたような2体が、海軍とともにハンコックを捕らえに来ます。
ただの機械ではありません。クローンなので、元になった人物の戦い方や体質を受け継ぎます。ハンコック型のS・スネークは、ハンコックがルフィに向ける恋心まで受け継いでいました。この記事では、セラフィムの仕組みと機体の一覧を並べ、エッグヘッドでS・スネークがルフィを助けた場面まで見ていきます。
この記事でわかること
- セラフィムの正体と、どうやって造られたのか
- セラフィムの一覧と、使える能力
- 命令できる人の順位と、威権チップ
- S・スネークはルフィを助けたのか
セラフィムの正体|七武海のクローンにルナーリア族の血
セラフィムは、世界政府が七武海の制度をやめたあと、その穴を埋めるために用意された兵器です。海軍大将の藤虎も、七武海の代わりが務まると見ていました。造られたのはエッグヘッドの研究所で、生みの親はベガパンクです。
造り方は3つの組み合わせです。
| 材料 | 中身 |
|---|---|
| 七武海の血統因子 | くまが入ったころの七武海の顔ぶれを、幼い姿のクローンとして造る |
| ルナーリア族の血 | 百獣海賊団のキング(本名アルベル)のもの。1077話でシャカが明かした。褐色の肌、白い髪、黒い翼、背中の炎はこの血のしるし |
| 緑の血 | 悪魔の実の能力をまねるための血。七武海本人の実と同じでなく、別の人物の能力を入れた機体もある |
ルナーリア族は、熱にも寒さにも強く、体が非常に頑丈な一族です。女ヶ島で戦ったゴルゴン三姉妹は、セラフィムが傷一つ負わずに島を去ったと話しています。ベガパンクは、セラフィムを「最強の人類」と呼びました。
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七武海の代わりに、七武海の子ども時代を並べる。
この発想そのものが、世界政府らしいと思っています。
七武海は海賊なので、命令を聞かないことがありました。
だから同じ強さを、命令を聞く子どもの形で作り直した。
セラフィムは強さの話であると同時に、政府が七武海の何を嫌っていたかを見せる存在なのだと読みました。
セラフィムの一覧と使える能力
作中で戦う姿まで描かれたのは4体です。ほかに、クロコダイル、ドフラミンゴ、ゲッコー・モリアを元にした機体も描かれています。
| 名前 | 元になった七武海 | 使える能力 | 初登場 |
|---|---|---|---|
| S・スネーク | ボア・ハンコック | メロメロの実。相手を石に変える | 1059話 |
| S・ホーク | ジュラキュール・ミホーク | スパスパの実(Mr.1の能力)と、ミホーク譲りの剣 | 1059話 |
| S・ベア | バーソロミュー・くま | ニキュニキュの実 | 1062話 |
| S・シャーク | ジンベエ | スイスイの実と、ジンベエ譲りの魚人空手 | 1065話 |
S・ホークとS・シャークのように、元の人物と違う実の能力を持つ機体もあります。そのかわり、剣の腕や魚人空手のような体で覚えた技は、血統因子を通して元の人物から受け継いでいると考えられています。山を割るほどのS・ホークの剣は、その分かりやすい例です。
命令できる人の順位と威権チップ
セラフィムは、決められた人の命令しか聞きません。順位は次のとおりです。
- 五老星
- ベガパンク(本体のステラと6人の分身)
- 戦桃丸
- 威権チップを持つ者(CP0のカク・ステューシー、大将の黄猿など)
下の順位の命令は、上の順位の人がその場で上書きできます。電伝虫越しの命令では上書きできず、本人がその場にいる必要があります。エッグヘッドでは、この順位をめぐってCP0と戦桃丸、ベガパンクの分身たちがセラフィムを奪い合いました。
S・スネークはルフィを助けたのか
「S・スネークはルフィを助けるのか」という問いには、もう答えが出ています。助けました。命令に無い行動を、ルフィの頼みだけで取っています。
エッグヘッドでは、ベガパンクの分身ヨークが裏切り、セラフィムたちに研究所の中の者を消すよう命じました。S・スネークはその命令どおりに動き、フランキーやウソップたちを石に変えて攻撃します。けれどセラフィムたちは、リリスの海楼石と同じ性質を持つ泡に閉じ込められ、動きを止められました。
そこでルフィが頼むと、S・スネークは石化を解きます。1090話では、元に戻ったフランキーがS・スネークに礼を言い、ベガパンクは命令に無いこの行動を不思議がりました。ベガパンクは、ハンコックの血統因子がルフィへの思いまで運んだのだろうと見ています。
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命令しか聞かない兵器を、恋心が動かした。
ここがセラフィムでいちばん大事な場面だと思っています。
政府は七武海の強さだけを写し取ったつもりでした。
ところが血は、強さと一緒に、その人が誰を好きかまで運んでしまった。
心を消したはずの兵器に心が残っていたことが、セラフィムという仕組みのほころびなのだと読みました。
その後、エッグヘッドの研究所が切り裂かれて泡から出たセラフィムたちは、気を失ったまま海軍の船に引き取られました。事件の終わりには、充電を受けたうえで島から運び出されています。
まとめ
セラフィムは、七武海の代わりとして造られた、七武海の幼い姿のクローンです。
- 海軍の科学班SSGがエッグヘッドで造った新型パシフィスタ
- 七武海の血統因子、キングのルナーリア族の血、悪魔の実をまねる緑の血でできている
- 戦う姿まで描かれたのはS・スネーク、S・ホーク、S・ベア、S・シャークの4体
- 命令の順位は五老星、ベガパンク、戦桃丸、威権チップを持つ者
- S・スネークはルフィの頼みで石化を解き、1090話でその行動が明かされた
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S・スネークの一件で、セラフィムは「命令を聞く兵器」とは言い切れなくなりました。
元の人物の思いが残るなら、S・ホークにはミホークの、S・シャークにはジンベエの何かが残っているはずです。
次にセラフィムが出てくるとき、誰の心が命令を越えるのか。
そこにこの兵器の本当の怖さと面白さがあると思っています。
セラフィムを政府の完成した兵器と見るか、心が残ってしまった失敗作と見るかで、今後の戦いの見え方は変わってきます。
——あなたは、セラフィムを政府の完成した兵器だと思いますか。それとも、心が残ってしまった失敗作だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
セラフィムについて、よく聞かれることに答えます。
Q. セラフィムを作ったのは誰ですか。
A. 海軍の科学班SSGで、生みの親はベガパンクです。造られたのはエッグヘッドの研究所です。
Q. セラフィムが初めて出てきたのは何話ですか。
A. 1059話です。女ヶ島で、S・スネークとS・ホークがハンコックを捕らえに来ました。
Q. セラフィムの見た目がルナーリア族に似ているのはなぜですか。
A. 百獣海賊団のキング(アルベル)のルナーリア族の血が混ぜられているからです。1077話で明かされました。
Q. S・スネークはルフィを助けましたか。
A. 助けました。ルフィの頼みで、石に変えた仲間たちを元に戻しています。命令に無い行動で、1090話でフランキーが礼を言っています。
Q. セラフィムに命令できるのは誰ですか。
A. 上から順に、五老星、ベガパンク、戦桃丸、威権チップを持つ者です。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月16日


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