赤尾晶とは誰なのか
結論から言うと、赤尾リオンの姪です。気弱で優しい少女ですが、赤尾家に伝わる「殺道」を見る能力を持っています。
そして叔母の死を知って、スラーへの復讐を決めました。
この記事でわかること
- 晶の正体と、受け継いだ能力
- 叔母の赤尾リオンが殺された経緯
- リオンがいま有月の中にいる理由
- 復讐を決めたあと、どう動いたか
- 裁縫の腕と、その使いどころ
受け継いだのは「殺道」です
晶は普段、気弱で優しい少女として描かれます。家事が得意で、目立つ立場にいる人物ではありません。
ですが潜在能力は高く、赤尾家に伝わる能力を持っています。
これは叔母のリオンが持っていた力と同じものです。リオンは目が非常に良く、この殺道が見えました。武器の特性を極限まで活かすことにも長けています。
裁縫の腕が、そのまま武器になります
晶の家事の腕は、日常のためだけではありません。
即席でパラシュートを、素早く正確に縫い上げます。
殺し屋の世界で、縫う技術で仲間を助けています。戦う力ではなく、作る力で場面を動かす人物です。
僕はこう読む
この作品は「殺す技術」と「生かす技術」を、同じ手つきで描いています。アパートは人を解体して中身を並べ、鹿島は切られた腕を縫って戻し、晶はパラシュートを縫って人を落とさないようにする。全部、手先の器用さの話です。晶が縫うのは布ですが、やっていることは鹿島と変わりません。そして晶は殺道が見える。殺すルートが見える目を持ちながら、いまのところ縫うことにしか使っていない。この人物がどちらに転ぶかは、まだ決まっていないと思っています。
叔母・赤尾リオンに何があったのか
リオンは坂本太郎・南雲与市とJCCの同期です。明るく快活で、ざっくばらんな物言いをする人物でした。
晶を大切に思っており、彼女を守るためなら誰だろうと迷わず殺すと言い切っています。
そのリオンが、有月憬と出会います。
- JCCでの任務中、リオンは有月の「家族を守りたい」という思いに深く共感します
- 有月の裏切り行為を目撃すると、彼を助けてともに殺連から逃げました
- しかし麻樹の謀略により、有月の手で殺害されます
有月は、相手がリオンだと知らないまま殺しています。兄の麻樹栖が「ある腕の立つ殺し屋を殺せば、アルカマルのみんなを解放する」と持ちかけ、その相手がリオンでした。
リオンは、いま有月の中にいます
殺されたあと、リオンは有月の第二人格として生み出されました。有月を守るための人格です。
ところが、この人格は有月の目的を阻止しようとします。
ただし本物ではありません。リオン自身が晶にこう告げています。
私達は所詮、憬の記憶が作り出した人格だ
晶のことも、有月から聞かされた情報だけで再現しています。本物のリオンが晶について知っていたことは、そこには入っていません。
復讐を決めたあと、どう動いたか
晶はもともと、リオンの行方を探してJCCを受験しました。そこで坂本やシンと交流しています。
そしてリオンの死を知り、スラーへの復讐を決意します。
向かい方も、この人物らしいものでした。京に「自身を主演とすること」を条件に出し、スラーのもとへ向かっています。京は殺し屋映画の監督で、殺連とスラーの対立を撮るためにスラー一派と行動していた人物です。
戦う力で押し入るのではなく、撮られる側になることで中に入りました。
僕はこう読む
晶と有月は、同じものを抱えています。どちらも「大切な人を奪われた」と思っていて、どちらも相手を憎んでいる。ですが有月が奪った相手こそ、晶にとってのリオンです。そして有月の中には、そのリオンの人格がいる。晶が復讐を果たすということは、叔母をもう一度殺すことになりかねません。作中で晶が有月を「他責思考の加害者だ」と指摘した場面がありますが、あれは相手を責める言葉であると同時に、自分がそちら側に行かないための線引きにも見えます。
プロフィールと声優
| 項目 | 赤尾 晶 | 赤尾 リオン |
|---|---|---|
| 関係 | リオンの姪 | 晶の叔母 |
| 性格 | 気弱で優しい | 明るく快活。ざっくばらん |
| 能力 | 殺道が見える。裁縫が得意 | 殺道が見える。武器の特性を極限まで活かす |
| いま | スラーへの復讐を決意 | 有月の第二人格として存在 |
| 声優 | M・A・O | 能登麻美子 |
晶はリオンに容姿が似ています。有月にとって、それがどう見えているのかは、まだ描かれていません。
まとめ
- 赤尾晶は赤尾リオンの姪。容姿も似ています
- 赤尾家に伝わる「殺道」を見る能力を持っています
- 即席でパラシュートを縫い上げるほど裁縫が得意です
- リオンの行方を探してJCCを受験し、坂本やシンと交流しました
- リオンは麻樹の謀略により、有月の手で殺害されています
- 殺されたあと、リオンは有月の第二人格として生み出されました
- 坂本に10億円の懸賞金を掛けたのは、有月の中のリオンです
- 晶は京に自分を主演にすることを条件に、スラーのもとへ向かいました
- 声優は晶がM・A・O、リオンが能登麻美子
——あなたは、晶が自分を主演にすることを条件にスラーのもとへ向かった選択を、どう受け取りましたか。復讐のための覚悟だと思いますか、それとも利用されているだけだと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
Q. 赤尾晶とは誰ですか?
A. 赤尾リオンの姪です。気弱で優しい少女ですが、赤尾家に伝わる「殺道」を見る能力を持っています。
Q. 殺道とは何ですか?
A. ターゲットまでの「殺しのルート」が見える能力です。叔母のリオンも同じ力を持っていました。
Q. 赤尾リオンはなぜ死んだのですか?
A. 麻樹の謀略により、有月憬の手で殺されました。有月は相手がリオンだと知らないまま実行しています。
Q. リオンはいまどこにいるのですか?
A. 有月の第二人格として存在しています。ただし本物ではなく、有月の記憶が作り出した人格です。
Q. 坂本の懸賞金は誰が掛けたのですか?
A. 有月の中にいる赤尾リオンの人格です。有月の目的を阻止するために、坂本に10億円を掛けました。
Q. 声優は誰ですか?
A. 赤尾晶はM・A・Oさん、赤尾リオンは能登麻美子さんです。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、ひとつずつ考えています。作中で確認できたことと自分の読みは、分けて書くようにしています。
赤尾晶の周りには、殺しを仕事にしていない人間が何人かいます。
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