- ティファリの準備が進行中
- ギーランが王都に迫る
- レイが突然アジトに戻る
前回、アイシェと彼女を育てた鬼との親子のような絆や、アイシェがノーマン達を親の仇と思っていることなどが明らかになった約ネバ。
ドン・ギルダもムジカ達を守りたい気持ちをアイシェに伝え、打ち解けます。
しかしそんな中、真の刺客であるハヤトやジン達は、ノーマンの命でムジカ達を殺害すべく暗躍していました!
そして今回、視点は着々とティファリの準備を進める鬼の貴族達に移り、そこには王都に迫るギーランの姿も。
一方で、“七つの壁”と思われる場所で、覚悟を決め謎の黒い穴に触れるエマとレイ。
その先の“昼と夜”には、ついに鬼の頂点「読めない文字」の姿が……!?
ということで、ティファリが近付く王都と、エマと「読めない文字」の対面に注目して、140話の内容をお届けしていきます!
目次
『約束のネバーランド』140話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』140話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ティファリの準備
鬼の貴族・バイヨンの領地では、機関車らしきものに乗り込む鬼達が。
それは当代バイヨン卿の夫人と子どもでした。
行き先を尋ねる子どもに、お父様達がいらっしゃる王都だと夫人が答えます。
「皆が集まるとても大切なお祭りがあるの」
イヴェルク、ノウム、ドッザ、プポ、その他の五摂家の領地からも、着々と鬼達が王都に向け出発しているようです。
ノウム領では魚のような乗り物、プポ領では馬車のようなものなど、それぞれ移動手段にも個性があって面白いです。
一方、11月7日、王都。
ティファリが3日後に迫り、イヴェルク公は準備についての報告を受けていました。
各地からの供物が到着し、五摂家の家族もそれぞれ領地を出発したこと。
そして、「読めない文字」の御膳も明日には届くということ。
「読めない文字」の御膳となると、エマ達フルスコアクラスなのでは、と思います。
一体誰が犠牲となってしまうのか気になるところです。
王都に迫るギーラン
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.11 貴族鬼】
鬼の女王に仕える上級貴族の鬼。「邪血」を摂取し、人間を食べずとも良い体質。農園を管理し、人肉の供給を操作することで平民鬼を支配している。貴族鬼同士の因縁をノーマンに利用され、王都での反乱によって全滅する。#約ネバ pic.twitter.com/qMHzHFAP4t— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) August 31, 2020
そしてティファリの準備に追われる五摂家の面々。
ドッザの姿を探すプポ卿を、ノウム卿が無駄だと止めます。
面倒な仕事を押しつけて遊んでいるのだと。
ドッザの横暴下卑には吐き気がする、陛下やイヴェルク公が甘いからつけ上がるのだ、と辛辣です。
その発言にあわあわする温厚な性格らしいプポ卿。
もう1人のバイヨン卿は、ティファリの間の辛抱、自分の領地に戻れば奴ともサラバですと、ノウム卿に同調します。
そして正直を申せば、と自らの本心を語り始めます!
「ギーラン様の方が私は良かった」
驚くノウム卿、プポ卿もそれは思っても口に出しては、と慌てて止めます。
それでも、幼な心に覚えていますと続けるバイヨン卿。
「あの方は美しく清廉で民のことを真に考えていた」
あれ程の知性が野良に落ちるなど、なぜあのようなことに、と納得できない気持ちを明かすバイヨン卿。
その気持ちはノウム、プポの両卿も分かるところがあるようです。
これまでギスギスした雰囲気が多かった五摂家ですが、3人が普通に会話している様子から、ギスギスの原因の大半はドッザにありそうです。
125話で明かされたギーランの失脚は、ムジカの存在が確認された時期とも重なる700年前。
バイヨンの口ぶりから、ドッザはその頃失脚したギーラン家の後釜に座る形で五摂家入りしたと分かります。
詳しい経緯は今後明らかになるんでしょうか?
そしてその噂のギーランは、嘘だらけの同盟とはいえノーマンと手を組み、勢力を引き連れ、今や王都が見える位置にまで迫ってきています……!
謎の黒い穴!
一方、時空を越えられると強く信じることで無秩序な迷路を攻略し、“七つの壁”と思われる巨大な立方体の中に辿り着いていたエマとレイ。
そこにあったのは、宙に浮かぶ四次元の立方体と、その中の360度球形の黒い穴。
「ブラックホール?極小の――あるいはワームホール…」
それを見て、とにかく必ずどこかへ繋がっているはず、とレイは思います。
しかし、なんかヤベェ気がする、とその後も思考が止まらず、内部の重力や時間の流れについてブツブツつぶやきます。
それでも、一度時空を越えたからか、やがて思い直すレイ。
「大丈夫 この先にきっと「読めない文字」がいる」
確信に満ちたエマのその言葉に、だな、と同意し、ごちゃごちゃ考えるのをやめ、信じて進むことを決意します!
そしてエマとレイは手を繋ぎ、もう一方の手でそっと黒い穴に手を伸ばしました!
「待っててノーマンみんな 今――」
アジトに戻るレイ
直後、ドサッっという音と共に、どこかに投げ出されてしまったレイ。
咄嗟に起き上がり、エマを探すものの、耳に入ったのは電気をつける音と、よく知った別の声でした。
そこにいたのはアンナ、トーマ、ラニオン。
気づけばレイはアジトに戻ってしまっていました!
これまで散々時空を無視した迷路で悩まされてきたレイは、突然再会した家族に、本物!!?
とパニック。
今は何年何月何日だ、と叫びながら、エマを探して走り始めます!
まさかのレイだけ先に戻ってきてしまう展開でした。
迷路でおじいちゃんになるほど苦しんだにも関わらず目的地に辿り着けないという、レイにとっては酷な結果に。
実際レイが戻ったのがいつなのか、時空を超越した世界と現実は時間の流れが同じなのかも気になるところです。
エマと「読めない文字」の対面!!
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.13 鬼の頂点】
「七つの壁」を超えた先に存在し、女王よりもさらに上位の立場として鬼達から神聖視されている。「約束」を結ぶことと引き換えに、その人物にとって一番大切なものを「ごほうび」として要求する。#約ネバ #約ネバ展 pic.twitter.com/tSZ339SkPU— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) September 18, 2020
一方、その頃エマは、クヴィティダラの遺跡で見たあの場所、“昼と夜”に辿り着いていました。
水面のような夜の世界と、太陽が輝く昼の世界が交わったような不思議な空間。
そしてどこからともなく竜が現れ、水面を歩くかのように1人の鬼もエマに近付いてきます!
近付くごとに若返り、ついには子どもの姿となった鬼。
「やっとあえたね エマ」
「ちゃんと入口から来たよ」
エマはついに「読めない文字」との対面を果たしました!
「なにもないけどなんでもある」この場所に、エマなら来れると思っていたという「読めない文字」。
レイのことを問うエマに、家族のところに帰ったから大丈夫だと言います。
レイはまだ自分の中の壁に囚われていて、頭では分かっていたけれどその先には行けなかった、だからあと少しでここに来ることができなかった。
「読めない文字」は、彼が世界で世界が彼、この世界に壁なんてどこにもないのに、と続けます。
「つまりはきみがおもっているよりむずかしいんだよ じぶんをせかいをときはなつのは」
「イイ脳だね 君はとても美味しそう」
「読めない文字」が突然見せた食欲に一瞬怯えるエマ。
それでも、何をしに来たのかという「読めない文字」の問いに、すぐに気を取り直します!
思い出されるのは、ムジカやミネルヴァの導きの言葉、グレイス=フィールドで待つフィル達、レイ、送り出してくれた家族、ノーマン……。
みんなを思い、エマは改めて自分が望む未来を強く思い描きます!
全食用児を解放し、鬼絶滅を回避し、ノーマンに1人で全ての責任を背負わせないために。
「私は…“約束”を結び直しに来たの」
ついに約束の結び直しという核心に迫るところで、140話の内容はここまでとなりました!
『約束のネバーランド』ネタバレ140-141話のまとめ
着々と進むティファリの準備、王都に迫るギーラン、謎の黒い穴の先を目指すも戻されてしまったレイ、そして“昼と夜”に辿り着いたエマ。
何といっても、物語の核心に迫るエマと「読めない文字」との対面が印象的でした!
それまであどけなかった口調が一変し、食欲を見せたシーンでは、子ども姿とはいえ「読めない文字」の迫力を感じました。
約束を結び直したい意思を伝えたエマですが、いくらなんでもこのまますんなりと望みを聞き入れてもらえるということはないと思います。
何か代償はあるのか、あるとしたらどんな物事なのか?
この後エマと「読めない文字」との間でどんな会話が交わされるのか、注目です。
一方で、進軍するノーマンの動向や、ドン達のムジカ捜索の行方も気になるところ。
次回どの視点の続きが描かれるのか、楽しみに待ちたいです。
- ティファリの準備が進行中
- エマが「読めない文字」と対面
- ギーランが王都に迫る
- レイがアジトに戻る展開
- エマの未来への強い思い
- 約束の結び直しに挑むエマ
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