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歌姫リリアナとの出会い
結論から言うと、スバルが歌姫リリアナに出会ったのは、船酔いで一行から遅れて迷い込んだプリステラの公園でした。聴衆20人以上を黙らせる歌を、スバルはうっかり止めてしまいます。
Web版5章8話『船酔いの道連れ』は、水門都市プリステラに着いたばかりの、にぎやかな回です。この記事では、スバルが遅れた理由、リリアナの歌の力、歌姫とは思えない素顔、そしてベアトリスとの掛け合いを、物語の順にたどります。
この記事でわかること
- スバルとベアトリスが一行から遅れた理由
- リリアナの歌が持つ、聞く人を呑み込む力
- スバルが歌を止めてしまったあとの騒ぎ
- 歌姫とは思えないリリアナの素顔
8話までの流れ|船酔いで一行から遅れる
アナスタシアに招かれてプリステラを訪れたエミリア陣営は、ミューズ商会のキリタカと交渉するため、渡し船で水路を進んでいました。ところがスバルが早々に船酔いでダウンし、ベアトリスと一緒に船を降ろされます。エミリア、オットー、ガーフィールは先に商会へ向かいました。Web版では第五章8『船酔いの道連れ』にあたる回です。
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回復したスバルは、ベアトリスの案内で歩き出します。けれど入り組んだ水路の街で、ベアトリスが本で読んだ迷路の解き方を試したせいで、2人は噴水のある公園に迷い込んでしまいました。スバルも自分流の解き方を持ち出して言い合いになり、最後は素直に人に道を聞こうと決めます。
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本の知識で道を探す400歳の精霊と、ゲームの知識で道を探す異世界の少年。
どちらも頭でっかちで、結局いちばん普通のやり方に落ち着きます。
5章の序盤は、この2人が1年でどれだけ気安い相棒になったかを見せる時間だと思っています。
人を呑み込むリリアナの歌
人を探して耳を澄ませたスバルに、どこからか歌声が届きます。公園の奥では、褐色の肌の小柄な少女が、小さな弦楽器を奏でながら歌っていました。
その歌には、そこにないはずの風や揺れを感じさせるほどの力がありました。20人を超える聴衆が一言も発さずに聞き入り、近づくまで少女が一人で歌っているとしか思えないほど、その場が歌に支配されていたのです。スバルも息をするのを忘れるほど圧倒されました。
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歌を止めてしまったスバル
ところが、よく聞くと歌詞は、お金も未来も夢もないという身もふたもない内容でした。我に返ったスバルが思わず突っ込みを入れた瞬間、歌は止まり、その場を包んでいた不思議な感覚も消えてしまいます。
陶酔から覚めた聴衆は、そろってスバルをにらみつけました。ベアトリスまで怒ってスバルの足を踏み、聴衆の半分ほども帰りぎわに足を踏んでいきます。一方の少女は、スバルとベアトリスのやり取りから即興で新しい歌を思いつき、スバルもそれに合わせてしまうのでした。
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聞く人を丸ごと呑み込む歌が、笑える場面として紹介されています。
けれど、人の心をまとめて動かす力は、この5章でもっと恐ろしい形でも現れます。
リリアナの歌は、ここでは冗談として置かれ、あとで大きな意味を持つ伏線だと読んでいます。
歌姫とは思えない素顔
ついに堪忍袋の緒が切れたベアトリスは、魔法でスバルを吹き飛ばし、少女に商会まで案内するよう迫ります。スバルは、少女が自分をリリアナと名乗っていたことから、巷で有名な歌姫だと気づいていました。
ところが、案内を命じられたリリアナは、命だけはお助けをとその場にひれ伏します。あれほどの歌を歌った少女とは思えない卑屈さに、スバルは歌姫という呼び名との落差にあきれるしかありませんでした。
8話のあと|9話で商会への案内
次の5章9話『歌姫の価値』で、リリアナは吟遊詩人として正式に名乗り、スバルたちをミューズ商会へ案内します。そしてスバルの名前を知ったとたん、態度ががらりと変わることになります。
まとめ|船酔いが、歌姫との出会いを連れてきた
5章8話で、船酔いで一行から遅れたスバルとベアトリスは、迷い込んだ公園で歌姫リリアナの歌に出会いました。聴衆を丸ごと呑み込む歌をスバルが止めてしまい、聴衆に足を踏まれる騒ぎになります。歌の力とは裏腹に、リリアナは卑屈で調子のいい素顔を見せました。
- スバルは船酔いで船を降り、ベアトリスと歩くことになった
- 迷い込んだ公園で、リリアナが20人以上の前で歌っていた
- 歌には聞く人を丸ごと呑み込む力があった
- スバルが突っ込んで歌を止め、聴衆に足を踏まれた
- 歌姫リリアナは、案内を命じられて卑屈にひれ伏した
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船酔いという情けない理由がなければ、スバルはリリアナに出会っていませんでした。
大きな出来事の入口が、いつも格好悪い偶然から開くのが、スバルの物語らしさです。
この回は、のちにプリステラを救う歌との出会いを、いちばん締まらない形で描いていると思っています。
リリアナの歌がこの5章でどんな役割を果たすのかは、魔女教の襲撃のなかで明らかになっていきます。
——あなたは、リリアナの歌を止めてしまったスバルに、同情しますか。それとも、足を踏まれて当然だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
歌姫リリアナとの出会いと、5章8話のスバルとベアトリスについて、よく聞かれることをまとめました。
Q. スバルはどこでリリアナに出会いましたか。
A. プリステラの公園です。船酔いで一行から遅れ、道に迷って迷い込んだ先でした。
Q. リリアナの歌にはどんな力がありますか。
A. 聞く人をその場ごと呑み込むほどの力です。20人以上の聴衆が声も出さずに聞き入っていました。
Q. スバルはなぜ足を踏まれたのですか。
A. 歌詞に思わず突っ込んで、歌を止めてしまったからです。
Q. スバルがリリアナの歌に出会うのは何話ですか。
A. Web版5章8話『船酔いの道連れ』です。リリアナが吟遊詩人として名乗るのは、次の5章9話です。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日


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