突然第8に配属された謎の多い人物、リヒト。
第8に配属していながら、闇の人物ジョーカーや大企業灰島と繋がる彼の正体を暴いていきます。
目次
【炎炎ノ消防隊】リヒトとは一体何者?
- 年齢:23歳
- 身長:約187cm
- 誕生日:3月14日
- 能力:無能力者
- 所属・役職:第8特殊消防隊の科学捜査官
火災現場では地形や炎の特徴を見極め、より効果的な消火方法を算出、指揮する役割を担っています。
【炎炎ノ消防隊】リヒトが第8特殊消防隊をスパイする理由は?
リヒトが灰島から第8に派遣された目的は、アドラバーストを持つシンラの監視でした。
皇国の生活基盤を支えている”天照”を運営しているのは灰島重工で、その燃料は実はアドラバーストを持つ能力者そのもの。
第二の燃料とするため、灰島社長はアドラバーストを持つ能力者を探していました。
灰島は元々能力開発研究所でシンラを保護していましたが、シンラを手放した後に彼がアドラバーストの持ち主であることを知り、シンラの監視のためリヒトを第8に送り込んだのです。
【炎炎ノ消防隊】リヒトが作った「中華半島のレポート」とは?
リヒトは、中華半島の調査により分かった事実や考察を含めたレポートを灰島に提出していました。
その中身というのは、
- 中華半島にある発電機の原動力がアドラバーストを持つ人間であること
- 皇国の天照も人間が原動力なのではないかという考察
- 灰島が行う慈善事業の一環である「児童の発火能力開発」に対する問題提起
といった思い切った内容のものでした。
これを読んだおなじく灰島に属する第5の火華大隊長は、リヒトの身を案じる言葉を投げかけます。
リヒトは灰島の忠実な職員だと思っていた火華は、彼に真の目的はなにか、と問うのでした。
そして、このレポートを読んだ灰島社長は彼を呼び出します。
リヒトの任務はあくまで第8のスパイであることを忠告したあと、シンラを灰島に連れてくることを命令。
リヒトが退室すると、灰島社長は彼の暗殺を部下に命じます。
度が過ぎる探求心が危険であると判断されてしまったのです。
【炎炎ノ消防隊】リヒトが味方しているのはどこの組織?つながり相対関係まとめ
正体がつかみにくい彼は一体誰の見方なのでしょうか。
それぞれのつながりを見ていきましょう。
第8特殊消防隊
リヒトは科学捜査の拡充を図る皇国の方針に便乗して科学捜査官として第8に入隊しました。
特殊消防官という肩書きを手に入れることで「現場で自由に立入調査できる」ようになり、より深い研究データをとることが目的でした。
灰島にスパイとして送り込まれたことを隠していますが、第8の面々にはある程度勘付かれており、後にスパイであることを告白した際もほとんど驚かれませんでした。
リヒトは真実に近づくためシンラを囮にして灰島に潜入捜査をすることを第8に提案します。
灰島を調査するために第8を利用しようと考えていたリヒトでしたが、シンラを始め第8メンバーの『仲間のために命を懸ける』信頼と結束力に次第に感化されていきます。
灰島重工
リヒトは大学に飛び級入学・首席卒業後、灰島重工で発火応用科学研究所の主任を務めていました。
灰島にいたのは真実を研究できるから、と話すリヒト。
灰島に忠誠を誓っているというわけではなく、灰島が自分を利用するように彼も灰島を利用しているようです。
桜備に第8と灰島どちらの味方なのかと問われた際には「どっちも」であり、真実に近づける方、だと答えていたリヒト。
リヒトの目的は『正解を知ること』であり、そのために正しい知識を得ようとしています。
そのためには第8と灰島のどちらにも味方しうるつもりでいる、と本人は話します。
しかし、桜備が白装束に捕まった際には、第8のメンバーと共に救出に行く意思を見せていました。
利用するために属した第8に特別な仲間意識が生じていることがうかがえます。
【炎炎ノ消防隊】リヒトの正体はジョーカーの仲間!?二人の関係を考察
リヒトとジョーカーは以前から接点があり、入隊後も調査現場などで会話を交わしている姿が見られます。
リヒトとジョーカーの繋がり…それはともに手を組み、第8と同じく人体発火の謎に迫っているという間柄でした。
ただし第8が表で世界と戦っているのとは逆で、彼らは裏で戦っているアウトローな存在。
リヒトは第8をヒーローとしたうえで自分たちを「ダークヒーロー」だと称します。
第7の大隊長、新門紅丸とともに聖陽教に殴り込み捜査を行ったジョーカーでしたが、決定的な真実に近づくことは出来ませんでした。
次に聖陽教と灰島のつながりを怪しんだリヒトは、わざと上層部を挑発するレポートを作成、第8とシンラの善意を利用してまでも灰島の捜査を行い真実に近づこうとしたのです。
リヒトが「ジョーカーだけに体をはらせるわけにはいかない」と考えていたことから、ジョーカーのことは第8や灰島に対するものとは全く違う結束や絆を感じていることが分かります。
【炎炎ノ消防隊】リヒトが予想する「炎の大災害」が世界にもたらした悲劇…東京もまもなく壊滅か?
「炎の大災害」とは、約250年前に突如発生した原因不明の世界的大災害。
世界各地が炎に包まれ、それによっていくつもの大陸が消滅しました。
生き残った人類は東京皇国など、残された数少ない生活可能な土地に集まって暮らすようになったのです。
そしてこの災害を境に人体発火現象が起きるようになり、人々の生活を脅かしています。
伝道者たちはこの大災害を再び引き起こすことを企てています。
そのために“柱”と呼ばれるアドラバーストを持つ者たちが必要なのです。
手始めに伝道者が地下(ネザー)で行おうとしていたのは、地上の東京皇国を破壊するという計画でした。
地下へ伝道者の調査のために訪れていた特殊消防隊は、その燃料として利用されてしまいます。
伝道者リツの能力によって、焰ビト化した消防官を利用し東京皇国が壊滅するほどの爆発を起こすつもりだったのです。
その計画に気づいたリヒトは、マキや兄のタキギの能力を駆使して爆発を未然に防ぎ東京の安全を守ることに貢献しました。
【炎炎ノ消防隊】リヒト役は、阪口 大助さん
阪口大助さんは1990年代前半にデビュー。
デビュー当初からメインキャラクターを担当し、さまざまな代表作があります。
特に有名なものは
- 『機動戦士Vガンダム』:ウッソ・エヴィン
- 『銀魂』:志村新八
- 『あたしンち』:立花ユズヒコ
- 『血界戦線』:レオナルド・ウォッチ
などです。
【炎炎ノ消防隊】リヒトのようなキャラはかっこいい?ファンの反応は?
飄々としていてつかみどころのないリヒトは、なにを考えているのか分からないところが多いですが、一度分析を始めるとその天才的な頭脳で瞬時に正解を導き出します。
その分析力でシンラをはじめとした第8のメンバーの能力強化にも一役買っていますし、無能力者であっても第8の大事な戦闘力であることは間違いありません。
ファンの反応でも、
- みるからにマッドサイエンティスト
- リヒト、怪しすぎて逆に怪しいのホント好き
- 今まで見かけたマッドサイエンティスト系キャラの中でも、かなり若い部類に入るリヒト
など、リヒトの怪しい雰囲気や科学者っぷりにはまる人が多いようです。
あくまでリヒトの求めているのは『正解』であり、それを得られる可能性の近い方に味方する、誰の味方でも敵でもない、とリヒト本人ははっきり述べています。
ということは、正解のためなら敵である伝道者の側につく可能性も…?
そんな謎を秘めたキャラクター性が、かっこよく見えるのでしょう。
まとめ
まだまだ解明されていない謎の多い『炎炎ノ消防隊』の世界。
真実が明らかになっていく中で、ますますリヒトの活躍は多くなっていくこと間違いなしでしょう。
彼の求める正解にたどり着いたとき、どんな反応をするのか今から楽しみですね。

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