- フリーレンが追跡魔法を発動
- ヴァルロスが水没経路を確認
- クレマティスの軽薄な策略が露呈
影なる戦士たちによる“ゼーリエ暗殺計画”の密談が始まりました。
作戦は神父のクレマティスが作成しました。
ゼーリエにはフリーレンたち7人の護衛がつく予定です。
これを排除することが影なる戦士たちの任務となります。
司令官のレーヴェは、魔法使いを不死の化け物とは考えてはいません。
20年前に大逆の魔女ミーヌスを討ち取ったかもしれないからです。
フリーレンは露天商を装うガゼレに追跡魔法を仕込んだ銀貨を渡していました。
ガゼレが影なる戦士ならば、資金源に辿り着けると考えたからです。
ほかにも気になることがありました。
ガゼレに接触していた浮浪者のヴァルロスです。
本当の名前はラーゼンといい、かつては“北の果ての英雄”と呼ばれていました。
『葬送のフリーレン』134話のネタバレ
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) September 25, 2024
それでは『葬送のフリーレン』134話のネタバレの要点をまとめてみました。
静かに、しかしながら着実に進んでいるゼーリエ暗殺の準備。
一方、涙そうそうでヘソクリに追跡魔法を仕掛けたフリーレン。
魔導書の目利きは外しますが、この手の勘は当たります。
果たして影なる戦士たちの居場所を突き止めることが出来るでしょうか?
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
素潜り
あっ (´皿` ) さらりと悲しい情報が出た。なんてこった。⇒ ヴァルロス「フリーレンか。計画が頓挫した昔のリストで見たことがある」「指揮官が何人か失脚して、それと共に進行中の計画も虚空に消えた」(⇒ 葬送のフリーレン /週刊少年サンデー42号) pic.twitter.com/kCHx6jUYtN
— ゴーゴリ1912 (@comment_nico2) September 14, 2024
夕刻、教会の入口で施しを乞うヴァルロス。
よく見るとびしょ濡れです。
表向き暖を取るよう教会に招き入れる神父のクレマティス。
ヴァルロスは統一帝国時代の避難経路に問題ないと報告します。
クレマティスはルティーネたちから経路の中間で水没を聞いていました。
だからこそ、ヴァルロスは実際に潜り確認をしてきたのです。
方向さえ見失わなければ、20分ほどの水泳で経路を抜けることができました。
クレマティスは安心しました。
水没した経路を泳ぎ切るのは、ヴァルロスしかできないと分かったからです。
神父の奸計
作戦の詰めにかかるクレマティス。
ヴァルロスを敵の背後に配置することは、戦略上の大きな利点です。
影なる戦士の最大戦力をどう使うべきか、クレマティスは嬉しそうに考えます。
紅茶を所望するクレマティスをシカとするシスターのロレ。
そのまま式典用のワインを購入するため外出するのでした。
クレマティスにはロレに嫌われる心当たりがあり過ぎて、どれが原因か分かりません。
ヴァルロスを最大戦力と評価するのはクレマティスぐらいです。
( ´皿`) 影なる戦士たちの指揮官の名前が判明。⇒ ロルベーア領総督 レーヴェ(⇒ 葬送のフリーレン /週刊少年サンデー22・23合併号) pic.twitter.com/CMCkzBtkZc
— ゴーゴリ1912 (@comment_nico2) May 5, 2024
今ではレーヴェの方が遥かに強いと自覚しています。
時の流れは残酷です。
後10年若ければとヴァルロスは思いますが、未だに化け物級の強さです。
紅茶の在り処を知っていたヴァルロス。
どうやら時々盗みに入っていたようです。
女神様の御前での行為に対して、地獄に落ちると毒づくクレマティス。
既にヴァルロスは何人もの人を殺しています。
クレマティスにとっては承知の上でのジョークでした。
遠慮せずに笑いを勧める態度に接して、ヴァルロスはロレが嫌う理由が分かりました。
追跡魔法
次号から休載ってことは、フリーレン129話に登場した新キャラたちの活躍が見られるのはどのくらい先になるんだろうか…
特にシュリットとイーリスが気になってるんだが#フリーレン pic.twitter.com/jeG4l3d56q— Joe ogi (@k1rurlanvshari) May 8, 2024
ヴォルフのお店の前では、傭兵のシュリットがお酒の瓶を抱えたまま座っています。
あきらかに飲み過ぎです。
ロレはヴォルフから式典用のワインを買いに訪れていました。
クレマティスの考えでは、信仰心があれば物質的な高い安いは関係ないそうです。
とはいえ、あからさまな安物にはロレは異議を唱えます。
何といっても建国祭の式典に使うからです
そのやり取りを見ながら、イカレていると口を挟むのはガゼレです。
二日後には死ぬかもしれません。
やはりこちらも酔っています。
人生の大半である日々の生活をちゃんと過ごす大事さをヴォルフはガゼレに諭します。
死なずに済んだ時に困るからです。
少なくともヴォルフは何度も経験していました。
それゆえ、ツケを支払った銀貨は受け取れないとガゼレに返そうとします。
ロレはその銀貨に違和感を覚えました。
シュトラール銀貨は銀の含有率が最も高い中央諸国の貨幣です。
手にしたロレは魔力を感じました。
銀を触媒にして上手く魔力を隠蔽した追跡魔法です。
相手は相当の手練れだと直感するロレ。
ヴォルフとガゼレに今すぐ戦闘配置を命じます。
フリーレンもロレからの逆探知を察するのでした。
『葬送のフリーレン』134話の考察まとめ
うわあ ( ´皿`) アイゼンと同じタイプだ。⇒「毒は気合いで何とかなる (ヴァルロス)」(⇒ 葬送のフリーレン /週刊少年サンデー42号)もしかしたら彼もドワーフかな? そう思って見てみると、なんとなくドワーフっぽくも見える。 pic.twitter.com/1vIvMsYA3e
— ゴーゴリ1912 (@comment_nico2) September 14, 2024
影なる戦士たちのさらなる掘り下げと戦闘直前の様子が描かれました。
その上で、何となく影なる戦士たちのヒエラルキー的なものも垣間見えました。
影なる戦士たちで最強キャラはヴァルロス。
20分素潜りが可能な戦士ですが、そこには気合い要素もあったりします。
さすが元英雄。
それだけに暗殺集団に闇落ちした経緯に興味が湧いてきます。
クレマティスは口達者な参謀タイプですね。
一応ヴァルロスに敬意を払ってはいますが、どうも言葉が軽いというのでしょうか。
むしろ手駒としか見ていない気もします。
信仰心もロレよりはなさそうです。
そのロレは目を開いたシーンがありませんでした。
盲目なのか魔力を溜め込むなどの理由があるのか、現時点では不明です。
フリーレンの追跡魔法を看破するなど、こちらも相当の実力者でしょう。
ヴォルフとガゼレに命令を出すあたり、ランク的には二人よりも上かもしれません。
ガゼレはツケを払って死亡フラグかと思いましたが、ヴォルフが銀貨の受け取りを拒否したことで、まさかのフラグ回避の可能性も出てきました。
ヴォルフはガゼレの面倒を見る役回りになりそうな気がします。
自称「あっし」のシュリットは、自由気ままなポジションということで。
フリーレンの巧妙な罠もあり、影なる戦士たちの溜まり場が判明しました。
これは大陸魔法協会側にとっては大きなメリットですね。
ガゼレは二日後に起きる人生の行く末を嘆いていましたが、それどころではありません。
影なる戦士たちは身バレした以上、フリーレンたちを放置してはおかないでしょう。
派手な市街戦が展開されるかもしれません。
- フリーレンの追跡魔法が発動
- ヴァルロスの素潜り能力が光る
- クレマティスの策略が明らかに
- 影なる戦士のヒエラルキーが浮上
- ガゼレの死亡フラグ回避の可能性
- 派手な市街戦の予兆がある
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